映画感想を中心とした管理人の戯言です。
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【19-023】七つの会議 ★★★★★
category: 2019年の映画レビュー | author: moeru-movie
観ようか迷ってたけど、時間があったので七つの会議を観てみた。

都内の中堅メーカー、東京建電の営業一課で係長を務めている八角民夫(野村)。
最低限のノルマしかこなさず、会議も出席するだけという姿勢をトップセールスマンの課長・坂戸宣彦(片岡)から責められるが、意に介することなく気ままに過ごしていた。
営業部長・北川誠(香川)による厳格な結果主義のもとで部員たちが疲弊する中、突如として八角がパワハラで坂戸を訴え、彼に異動処分が下される。
そして常に2番手だった原島万二(及川)が新課長に着任する。


「池井戸潤原作」と言うと、世間的には「半沢直樹」とか「下町ロケット」とか「ルーズヴェルト・ゲーム」とかが思い浮かぶのかもしれないけど、自分はこれらのドラマは一切見ておらず(そもそもTVドラマはほぼ観てないのよ)、昨年観た映画「空飛ぶタイヤ」が初めてだったのです。
そしてその「空飛ぶタイヤ」がかなり面白く(星5つでした)、今回も期待十分でした。

話は「空飛ぶタイヤ」同様に、企業の不正が絡んだ社会派ドラマと言えますが、いやいや、今回もとても面白かったです。
一言で言えば「リコール隠し」がテーマであり、そういう意味では「空飛ぶタイヤ」と同路線なんだけど、今回は同じ企業内における「隠す側VS暴く側」という構図が面白いです。
「っつっても、結局香川照之が悪いキャラだよね」と思うんだけど、実際のお話はそれを踏み台にして更に斜め上を行ってしまいます。

まあ、リアルな事を考えると、もし今回のような「ネジ1つ」の不良があった場合、本当にリコールを宣言して、飛行機や電車を使用停止にして時間をかけて取り換えるのが最善なのかと言われると疑問に思う所もあるんですよ。
そこまでしたら、日本の経済やら流通やらが止まってしまう。
とは言え、放っておいたらいつ大事故になるかもしれない。
でも、それが今日明日すぐに起こるとも言い切れない。
そういう状況なら、あえて公表して混乱させるよりも、秘密裏に直すというのはまだ納得できちゃう部分もあるんですよ。
もちろん「隠して知らん顔して全く直さない」は良くない。
でも、この映画は闇改修みたいにしようとしてたんでしょ?それならまだ救いはあります。

というような自分の考えがそもそも「リコール隠し」を行うダメ人間の心理とも言えるとは思いますが、果たしてこの映画のような結末を迎えた日本は、あの後どうなっていたかも気になります。

今回の映画では、やはり独特なキャラを持った役者の芝居でも楽しめます。
やっぱり前述の香川照之は、現在では考えられないようなパワハラ(まあ会社全体がハラスメントの塊のような泥沼だけどね)と、もはや「顔芸」としか思えない表情の芝居は笑ってしまうほどです。
野村萬斎も、いかにもダメ&グータラ社員に見えても、どこか腹黒い所がよく表現されていました。
そしてこの映画を先導するようなポジションなのが及川光博&朝倉あきです。
まあ正直言って一介の社員があそこまで順調に事件の裏に迫れるのも出来過ぎなんですが、まあそこはフィクションのドラマと言う事で寛大に観ましたよ。
その他も適材適所で豪華な役者さん総出演でしたが、最後の最後にあの大物男優登場とはビックリです(事前知識なく知らなかったのです)

という事で、「分かりやすい話がテンポよく進み、スッキリ終わる」という所が気持ち良かった事もあり、「空飛ぶタイヤ」に続いて池井戸作品星5つです。
また池井戸原作が映画化されたらぜひ観に行きたいと思います。

◆パンフレット:720円

七つの会議

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【19-022】十二人の死にたい子どもたち ★★☆☆☆
category: 2019年の映画レビュー | author: moeru-movie
今回はフラっと十二人の死にたい子どもたちを観てみた。

それぞれの理由で安楽死を望み、廃病院の密室に集まった12人の少年少女は、そこで死体を見つける。
死体が何者で自殺なのか他殺なのか、集まった12人の中に殺人犯がいるのか。やがて、12人の死にたい理由が明らかになっていく。


ん〜、結論から言うと、予想に反して楽しめませんでした。というか眠いったらありゃしない・・・。
もともとこういう密室劇は好きなんですよ。このタイトルの元になった「十二人の怒れる男」も好きだしね。
でも、何が楽しめなかったかって、登場人物の子たちが何考えてるのか、どの方向に進もうとしているのかが掴みづらくて集中できなかったのですよ。
そもそもこの子たちは本当に「死にたい」と思ってねーだろと最初に感じてしまった時点で色々と懐疑的になった事も一因です。

役者たちはそれなりにキャラも立ってるし熱演もしている。
だけど、芝居は完全に舞台劇調なので何かと台詞説明が多いし、かと言って「人狼ゲーム」的な心理ゲームとまでは行って無い。
「あー、こいつら全員死なねーな」とは早々に思ったけど、この映画はそこに向けての伏線遊びみたいな所が注目ポイントなのかしら?
でも、結局「死にたい」という動機で集まったはずなのに、その「死にたい」原因は何も解決しないまま終わっちゃうのは、それまでの展開が急に茶番に見えてしまい白けました。
エンドロールの謎解きもちょっと流れるの早すぎ(自分の頭の回転が悪いだけかも)

そんなわけで、この映画のレビューを見ると「真剣佑がコナンじゃん」というのが散見される。
確かに!と感心するが、それなら最初からコナン君と思って観れば面白くなったかも。。などとどうでも良いことを考えてしまう始末です。

内容はそこまでとして、前述の通りキャストは個性的で見所はあります。
すっかり良い女優さんになった杉咲花ちゃんや真剣佑くん、高杉くん、北村くんは安定感ある。
逆に橋本環奈や黒島結菜は、ちょっと生かし切れていないというか「あれ?こんなもんなの?」と拍子抜けしてしまいます。
そんな中、自分が感慨深く見て楽しんだのが金髪ギャルの吉川愛です。
いや、自分の中では「吉田里琴」という旧芸名の方が印象が強いんですが、子役の頃からその演技力には定評があった里琴ちゃんが金髪のギャルに・・・ってだけでインパクト十分。
もうこの「11番のマイちゃん」だけでスピンオフ作って欲しいくらいですよ。(橋本環奈スピンオフもいいな)

脱線しましたが、ちょっと評価が分かれるんじゃないかと思うこの作品。
ぜひコナンくんを見るつもりで自分の目で評価してみてください。

◆パンフレット:720円

十二人の死にたい子どもたち

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【19-021】マスカレード・ホテル ★★★★☆
category: 2019年の映画レビュー | author: moeru-movie
楽しみにしていたマスカレード・ホテルを鑑賞。

現場に不可解な数字の羅列が残される殺人事件が3件発生する。
警視庁捜査一課の刑事・新田浩介(木村)は、数字が次の犯行場所を予告していることを突き止め、ホテル・コルテシア東京で4件目の殺人が起きると断定する。
だが、犯人の手掛かりが一向につかめないことから、新田が同ホテルの従業員を装って潜入捜査を行う。
優秀なフロントクラークの山岸尚美(長澤)の指導を受けながら、宿泊客の素性を暴こうとする新田。
利用客の安全を第一に考える山岸は、新田に不満を募らせ……。


連続殺人を題材としたお話という事で、自分はこの映画をミステリー/サスペンス系と思って楽しみにしておりました。
各殺人事件の間にはある法則があり、その法則によって導かれた「次の殺人事件現場」がホテルという設定もとても面白いです。
そこから先ですが、結論から言うと、思った程のサスペンス感は無かったなぁという印象です。
少しずつ事件の謎は解けていくし、色々と新しい事が起こって事件の行方自体が読みづらい所はサスペンス感があったけど、終わってみればその連続殺人も謎解きも「エピソードの1つ」でしかなかったなと思いました。
それが悪いと言っているのではありません。この映画の本質は、少し変則的だけど「バディ・ムービー」そのものでした。
「ホテルマンと刑事」というまるで共通性の無い職業の2人がぶつかり合いながらもお互いを認め、そして偶然も重なって事件を解決するパターンですね。
まあ、現実的に考えると、一介の刑事が急に一流ホテルのフロントとして客の前に立つなんて有り得ませんよ。
でもそこはフィクションの娯楽映画(小説)。その設定を楽しまないとね・・という事で、早々にサスペンスはあきらめて、どこかちぐはぐだけど面白い2人のやりとりを楽しみました。

それでも中盤過ぎまではほぼ「ホテルを訪れるおかしな・愉快な・怪しい・ヤバい面々」の描写がリフレインされるばかりで少々ダレそうになりましたが、後から考えるとそれらのお客さんや出来事が連続殺人犯に迫る伏線になってたりして、それぞれ意味があったのねと気付かされます。

で、いよいよ終盤で真犯人登場・・・となりますが、その動機がまあ正当っちゃ正当だけど、あそこまで手の込んだ仕掛けをして・・っていうのが「そこまでするのか?」とちょっとだけ引いてしまった所もあり、個人的にはそこが減点要素でした。
あんな事でいちいち逆恨みされて命狙われたらホテルマンやってられないよね・・・。

でも、長澤&木村のコンビはなかなかハマっていて面白かったし、その他豪華な脇役も含めて、文字通りのグランドホテル形式で、どのエピソードもそれなりに楽しめます。
「木村&松+小日向×鈴木雅之監督」と言えば「HERO」だし、前田敦子にストーキングする男は後にリアル夫婦になる勝地だし・・・と、話題の「明石家さんま」なんですが、出ている事は知ってたのに映画が始まって30分以上そのことを忘れてしまってた為に画面に出てくる姿を確認できず・・・。
開始30分以内だった?うーん、悔しいです。。。

東野圭吾の小説はけっこう好きなんですが(やっぱり「白夜行」→「幻夜」の流れが最高)、こと映画になるとけっこう当たり外れがあるようにも思えています。
この作品はまずまず「当たり」の方と言えるので良かったですわ。
※ハズレの代表格は「ラプラスの魔女」か?

で、続編のうわさもあるけど・・・安易に「長澤&木村の恋の行方は?」みたいな甘っちょろい作品にはしないで欲しいものです。

◆パンフレット:720円

マスカレードホテル

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【19-020】サスペリア(2019) ★★☆☆☆
category: 2019年の映画レビュー | author: moeru-movie
満を持して・・と言ってるうちにTOHOシネマズでの上映が終わりそうだったので慌ててサスペリアを鑑賞。

1977年、アメリカからベルリンの世界的舞踊団への入団を目指すスージー・バニヨン(ダコタ・ジョンソン)は、オーディションでカリスマ振付師マダム・ブラン(ティルダ・スウィントン)の目に留まり、次回公演の大役に抜てきされるが、スージーの周囲では、ダンサーたちが次々と行方知れずになる。
患者であるダンサーたちを捜す心理療法士のクレンペラー博士(ルッツ・エバースドルフ)は、舞踊団の暗部に迫っていく。


え〜、わたくしはオリジナルの「サスペリア」が大のお気に入りで、DVDを持っているにも関わらず2014年のキネカ大森でのリバイバル上映も観に行ってるし、2016年に川崎で行われたゴブリンの生演奏付きのイベント上映も観ています。
そんな映画がリメイクされると言われても、もうオリジナルと比較する意味すら全く感じないので、自分はこの映画を「サスペリア」と言う名の全く違う映画だと思って観ました。

で、感想を述べる前に・・・・とにかく長い!2時間30分オーバーですよ!
特に舞踊シーンがトータルするとかなり長く、けっこうな修行状態でした。
「舞踊」と書きましたが、オリジナルはバレエなんだけど、こっちは一見バレエと思わせつつ、何だか最終的には山海塾的な踊り(それでも一応バレエらしいんだけど)を大勢で踊り狂うというある意味それもホラーか!?と思わせる踊りです。

その踊りと「魔女」がポイントになっているし、舞踊団の子が次々と失踪するのもオリジナルと同じだし、ゴブリンとは全く違えども印象的な音楽も効果的だとは思うけど、まあこれが「ホラー」なのか?と言われると首を捻ってしまう。
最大のショッキングシーンとして体中の骨がバッキバキになっても僅かに息がある(そんなアホなww)場面は痛々しいけど、血や内臓は出ません。
ホラー好きな自分は血や内臓は全然大丈夫(少なくとも「映画」という設定でね)なんですけど、唯一大の苦手なのは「骨折・脱臼シーン」なんです。
関節が外れたり、普通は折れ曲がらない部分がポッキリ行っちゃうとか、曲がるはずのない方向に折れ曲がるってのが見てられないんですよ。
極めつけは、終盤のサラの骨折シーンですよ。もう折れた骨が皮膚を突き破って出てきちゃって・・・ぎゃぁぁぁぁぁ!!・・・って内心絶叫ですよ。
そういう意味ではこの映画は自分的には「ホラー」というより「最も痛い映画」という印象が強くなってしまいます。

そんな感じで場面としてインパクトのあるシーンはあったものの、背景となるドイツの情勢についての知識も無く、どこか芸術性に傾倒しているようにも見える作風は、「単純に怖いホラー」を欲する自分のニーズには合いませんでした。
オリジナルのジェシカ・ハーパーが出てくるのはご愛嬌で良いし、全然知らなかったんだけどクロエ・グレース・モレッツも出てきたのはビックリでした。

この映画、きっともっと掘り下げると色々と見所がありそうなんだけど、2時間半じゃあもう1回観る気もしません。
ドイツの情勢も勉強しないといけなさそうだし、ちょっと小難し過ぎてギブアップです。
(そんな理由で星2つでごめんね)

と言う事で、お口直しにオリジナルのサスペリアDVDをバックで流しながらこの記事を書いているのでした。
やっぱりアルジェント版は最高だわ。

◆パンフレット:880円

サスペリア(2019)

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【19-019】コントロール 洗脳殺人 ★★☆☆☆
category: 2019年の映画レビュー | author: moeru-movie
また未体験ゾーンです。って事でコントロール 洗脳殺人です。

息子を亡くした悲しみから抜けられないローレン(クリスティナ・リッチ)とラッセル(ブレンダン・フレッチャー)は、都会から離れて静かに暮らすことにする。
万全なセキュリティーシステムが敷かれた高級マンションを不動産会社から紹介された二人はすぐに気に入り、入居を決める。
ところがローレンは、異様な幻覚や不可解な現象に見舞われ、周囲に相談するが誰も取り合ってくれなかった。


この映画のように、「端から見ると、"コイツ頭おかしくなっちゃったんじゃねーか?"と思わせる設定」というものは何本かありました。
やれ子供が居なくなったとか、確かに存在する人を訪ねても「そんな人は居ない」って言われるとか。
そういうのは大体その頭がおかしい疑惑の当人の方が実は正常で、周りが大仕掛けで嘘の事実で塗り固めている(それは何か大きな不手際を隠すためとか国家的な事情とか、かなり壮大な理由がある)ってのがテンプレートです。
従ってこの作品も、「あ、実際はクリスティナ・リッチの方が正常なんだろうな」と思って観ようとしましたが、そんな事を思う前にサブタイトルでネタバレしてんじゃねーか!?という事で何か拍子抜けします。

で、肝心の内容の方も、前半から中盤過ぎまでひたすら「何か変な事が起きてる!」って事が繰り返されるだけで今イチ乗り切れません。
もうキャスティングだけで怪しさ満開のジョン・キューザックが出てくるとようやく話が回り始めますが、あまり大した意外性も無く、概ね想定の範囲内で終わった感じかな。

それにしても、あんな豪邸に賃貸なんでしょ?月幾らなのよ??旦那は何をやってる人なの?秒速で億稼ぐ人なの?と、どうでもいい事が気になったりしました。
そしてクリスティナ・リッチ。何か自分が知ってたクリスティナ・リッチと別人みたいなんですけど・・。あ、もう30代後半なのか?じゃあしょうがないか・・・。(オチ無し失礼!)

◆パンフレット:販売無し

コントロール 洗脳殺人

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【19-018】21世紀の女の子 ★☆☆☆☆
category: 2019年の映画レビュー | author: moeru-movie
舞台挨拶見たさに21世紀の女の子を鑑賞。

1本8分未満が14本+エンドロールアニメも入れて15本と言うオムニバスです。
まあ8分じゃあ普通の映画みたいに起承転結にして・・というのはまずムリでしょう。
なので、言い方は悪いが「まともな映画じゃないんだろうな」とは思ってました。

結果・・・・・自分が最も苦手(もっとハッキリ言っちゃうと大嫌い)なタイプの映画でした。

過去にも何度も書いているが、自分は基本的にシンプルで分かり易くて「面白い」「怖い」「泣ける」というベタな展開が好きなのです。
一方で、映像やらカメラワークやらに拘り、「どう?オシャレでしょ?」「スタイリッシュどや!」「時代の先を行っちゃってるよね」と言わんばかり(というのは自分の妄想でしかないが)の「映像作家」が作る「画だけは綺麗・おしゃれ」だけど「内容は何が言いたいのか分からない」「まんまイメージビデオ」な「動く写真集」とも言える「映画みたいなもの」が大嫌いなのです。

更にこの映画は「自分自身のセクシャリティーあるいはジェンダーが揺らいだ瞬間が映っていること」をテーマに全員が女性監督と言う実験的な企画との事。
確かにLGBTだったり、「ジェンダー」がテーマと言うのも分かるんだけど、いかんせん8分だと、やっぱり「イメージビデオ」に見えちゃう。

極めつけはオムニバスのラストを飾る山戸結希監督(企画・プロデュースもこの女子です)の「離ればなれの花々へ」だ。
色々レビューを観ると、このオムニバスの中でも「圧巻」「別格」「泣いた」とかべた褒めの感想が目立つ。
しかし、あくまでも自分の好みで言ってしまうと、この作品こそ自分が最も嫌悪する作品なんだよなぁ。
花を背景に、綺麗な服を着た女の子がひたすら文学的な台詞を舞台劇での台詞回し的な言い方で発し続ける。それを撮るカメラは切り替えも多く、自分から見たら落ち着きの無いトリッキーな撮り方に終始している。
うん。見た目は綺麗ですよ。でも、ハッキリ言って何言ってるのか、自分の頭の中には全く入って来なくて、やっぱり「動く写真集」を見ているだけで終わった印象しか残らないのです。

この山戸結希監督と言えば、自分がやっぱり星1つしかつかなかった「溺れるナイフ」の監督なんだよなぁ。
でも、MVも良く手掛けていて、何と乃木坂46の「ハルジオンが咲く頃」や西野七瀬の「ごめんね ずっと…」も山戸監督の作品だとか。
いやいや、乃木坂の2本のMVは、自分は好きな部類なので、全く自分に合わないって訳じゃあ無いんだろうけど、やっぱり「劇映画」(もしくは「娯楽映画」)として観ると「全然面白くない」ってなっちゃうのかも。

そんなわけですが、全体的に画はオシャレなのも多いし、それぞれの短編に出てくる女の子はみんなカワイイです。
やっぱり山田杏奈はカワイイし、是枝監督の「誰も知らない」で小学生の長女だった北浦愛もすっかりお姉さんだし、伊藤沙莉もやっぱりいいなぁ・・と思うし、黒川芽以もそういうアダルトな立ち位置なのか・・・と感慨深いし・・って、何か気が付くと子役出身の女子にばかり目が行ってるぞ。
要するに、出演者はさすがに「動く写真集」に出てるだけあって、皆さんいい感じに映ってます。
だけど、それだけなんだよな・・・・

はい。全くの「映画に関する個人的な嗜好」と全くマッチしなかったという事でこんな点になってしまいました。
これが20分×6本とかだったらまた全然違った印象になるかもしれないけどね・・・。

◆パンフレット:1400円(高!)

21世紀の女の子
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【19-017】ザ・スリープ・カース ★★★☆☆
category: 2019年の映画レビュー | author: moeru-movie
これは未体験じゃなく『八仙飯店之人肉饅頭』で体験したアレなのか?という期待を胸にザ・スリープ・カースですよ。

睡眠を専門に研究している医学部教授のDr.ラム(アンソニー・ウォン)のもとに、元婚約者のモニークが相談にやってくる。
彼女の家族が不眠症で、性格が凶暴化し人の肉を食べたくなるという。その謎を探るため実験を始めたラムは、その過程で45年前の父親の過去にさかのぼる。


もうアンソニー・ウォンって言うだけでアレを期待してしまいます。
細かい辻褄とかどうでもいい。「うげぇぇぇぇぇ」っていう不快感を見せて欲しいとすら思っていました。

「眠れない」という症状に悩まされる人を辿って過去と現在の2つの時代を交互に見せて(2つの時代共に主人公はアンソニー・ウォンです)、半分以上は「何故眠れなくなったのか?」の謎を探るような展開になっています。
昔の日本軍がなかなかのワルに描かれているのはいいとして、期待する「アレ」はなかなか出てきません。
そうこうしているうちに「過去編」で登場する姉妹がキーパーソンという事が分かり、要するに「呪い」が根源と言う事も分かってくる。
そして中盤あたりからちょいちょいグロ系シーンが出てくるようになるので、ようやくアドレナリンが出てきます。

これねぇ、予告編でも僅かずつグロシーン出しちゃってるんだよね。
顔面の皮を・・・とか頭蓋骨パカッとか。
でも、自分は予告編を観ていなかったので、徐々にエスカレートするグロは楽しめました。

しかし!

この映画を観た人の80%が不満に思ってる(管理人の脳内計測値)であろう「ボカシ」で台無しです。
何がボカシかって、ハッキリ書いちゃいましょう。
過去編で、ついにイっちゃったアンソニー・ウォンが、極悪日本兵の男を縛ってズボン脱がせてチンコを切断するシーンが・・・・ボカシなんです!(; ̄Д ̄)
うん。日本じゃあチンコはもろ出し出来ないか・・・残念だが100歩譲ってそれは許容しよう。
でも、その切断されたチンコを口に突っ込む場面でも相変わらずチンコにボカシって何やねん。
もはやそれはチンコじゃなく肉塊でしかないんだぞ!何でボカす必要あるんじゃぁぁぁぁぁ!!

おかげで、ラストの美味しそうなシーンを観ても、何か大事なものを見損ねたガッカリ感が残ってしまいました。
アレをボカし無しで見せたら4点にはなったのに・・・・

そういう事で、どうやらDVDはボカシが無いという情報もあるので、ぜひ観たいんですけど、これは買うしかないって事か?
(TVではボカシ以前に作品自体が放送NGな気がするので)

しかしアンソニー・ウォンは老けたなぁ・・・・

◆パンフレット:販売無し

ザ・スリープ・カース
※残念ながらチラシは出てません。

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【19-016】スネーク・アウタ・コンプトン ★★☆☆☆
category: 2019年の映画レビュー | author: moeru-movie
この時期はやっぱり未体験ゾーン率が高いと言う事でスネーク・アウタ・コンプトンですよ。

犯罪がはびこる危険な街コンプトン。ラップで成功することを夢見るキャムたちに、大手レコード会社のオーディションを受けるチャンスが舞い込む。
しかしキャムが悪徳警官に捕まり、街にはラップが大好きな巨大スネークが出現。キャムたちは、ラップで戦いを挑もうとする。


「蛇VSラッパー集団」っていうシチュエーションだけで「おバカ映画」と言う事が確定している作品です。
私は良く知りませんが、「ストレイト・アウタ・コンプトン」という映画のパロディなんですかね?元ネタは全然分かりません。
もちろん「巨大蛇」は登場しますが、もちろん造形はチープ(でも、そんなに悪くも無い)です。
で、もちろん話の内容は支離滅裂です。

やっぱりこの映画、その元ネタ映画を知らないと面白さは伝わらないんですかね? 自分には思ったほど響かず、言うほど笑えませんでした。
やっぱりこの手の動物パニックバカ映画と言うと「メガシャーク」とか「シャークトパス」のシリーズなんかが未体験ゾーン的にも定番なんだけど、そこまでは達していない感じです。
バカ度は高いとは思うんだけど・・・好みの問題かなぁ?自分には刺さらなかったよ・・・。

すみません。とにかく全編バカなので、あまり語る所はありません。
「何だこりゃ」な変なコメディタッチの蛇パニックが好きな方(そんな人居るんか?)だけどうぞ。
(マトモなレビューになってねーな。スマン・・)

◆パンフレット:販売無し

スネーク・アウタ・コンプトン

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【19-015】劇場版『リケ恋〜理系が恋に落ちたので証明してみた。〜』 ★★☆☆☆
category: 2019年の映画レビュー | author: moeru-movie
舞台挨拶目当てで劇場版『リケ恋〜理系が恋に落ちたので証明してみた。〜』を観てみた。

彩玉大学の理系美女・氷室菖蒲(浅川)と同じ研究室の雪村心夜(西銘)は、恋を理論的に定義するため、好きの構成要素の解明やムード値の計測などの実験を重ねていた。
さらに理論的に最高値のキスを目指すが失敗し限界を感じた雪村は、大学のセミナーハウスで合宿をする。
そこには哲学専攻の神凪悠(桜田)らが、同じく恋の定義についての実験のために3か月以上も滞在していた。


コミック原作なのか・・・当然見てない!
ドラマが先に放映されてたのか・・・見てねーよ!
浅川ら出演者のファンなら楽しめるって?・・・別にファンじゃないんですけど・・(; ̄Д ̄)

って事で、自分のように大した動機も無い人が観ると、「何じゃこりゃ」な状態になる率高めです。
こういう映画は「真面目に馬鹿な事をする」のが面白いと思うんですよ。
実際、恋愛とかも数式で定義しようとしたり、ちょいちょい「真面目バカ」っぷりを見せつけるんですが、自分にとってはほぼハマらず、何となく惰性で観てるんだけど、案の定頭に入って来なくて、そうこう言ってるうちに終わっちゃったと言う「スカスカ」な映画になってしまいました。

まあしょうがない。
原作にも出演者にも特別の興味も無い人が冷やかしで観に行くとこうなるって事です。
そんな事書いてるこの記事が更にスカスカなのは、それだけ自分にとって見所が無かったと思ってください。
あ、でも芝居の質は抜きにすれば、浅川梨奈は良かったですよ。オッパイは封印だったのが残念ですが・・・・

◆パンフレット:販売無し

劇場版 リケ恋

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【19-014】シャッター 写ると最期 ★★★★☆
category: 2019年の映画レビュー | author: moeru-movie
今日も未体験ゾーン! 今回はシャッター 写ると最期です。

イリャやアリョーナら7人の若者たちは車で合コンへ向かう途中、大きなシカに衝突してしまう。
携帯電話も通じない森をさまよっていると、不気味な山小屋にたどり着く。
彼らはそこでアンティークのポラロイドカメラを発見する。それはレンズを向けられた人物の最期の姿を写すというカメラだった。


まず最初に言っておきます。2019年未体験ゾーン初の平均点以上です。(今までどれだけ低レベルなのww)
「あるカメラで撮られると死ぬ」という超シンプルな話なのがいいです。
「そのビデオを観たら7日後に死ぬ」と一緒ですよ。シンプル一番。
一応は「何故撮られると死ぬのか?」みたいな説明はあるんですが、正直言って全く頭に入ってきません。
でもいいんです。どうせ科学的には有り得ない話なので、もう呪いでも何でもいいです。「設定」なんですから。

でも、「撮らなきゃ(撮られなきゃ)いいだけじゃん」で終わっちゃいそうなのが危ない所です。映画が盛り上がらない危険性があります。
そこは「最初は何だか分からず撮っちゃう」「おかしいと思いながら、うっかり撮っちゃう(笑)」そしてそのカメラの力が分かってからは「武器として使う」という事で、何だかんだと劇中で続々と撮られる哀れな奴ら(笑)。
とにかく「お前らバカだろwwwもう少し理性を持てよwwwだから自滅するんだよww」という変なストレスが出るのもこの映画の隠し味です。

しかも、この映画の犠牲者は、普通に「撮られると死ぬ」だけじゃなく、何故か必要以上に悲惨な死に方をするのもB級ホラーとしてはプラスですよ。
うっかりでも何でも、一たび撮られると、もうその「惨殺」から逃げられない様は、どことなく「ファイナル・デスティネーション」を思わせます。

そんな感じで、シンプルでチープな話と、イライラするし下手くそ芝居のキャストが組み合わさって、典型的な「ツッコミ&イライラ」要素が評価を落としそうな1本ですが、自分は何故かこの低クオリティ〜がツボってしまいました。
まあ、この映画を平均点以上としてしまう自分が平均点以下の映画脳なのかもしれません。

でもなぁ、劇場はまだしも、レンタルでもして自宅で「何だこりゃ」と思いながらゆるゆるな感じで観れば、そこそこ楽しめると思う・・・かな?

◆パンフレット:販売無し

シャッター 写ると最期

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