2018.11.05 Monday/00:50 |
【18-104】スマホを落としただけなのに ★★★☆☆ |
category: 2018年の映画レビュー | author: moeru-movie |
公開早々のスマホを落としただけなのにを鑑賞。
派遣社員・稲葉麻美(北川)の恋人が、スマートフォンを落としてしまう。そのことを知らずに恋人に電話をかけた彼女は、「あなたが稲葉麻美さんだってことは、分かりますよ」と見知らぬ男から電話越しに言われ、絶句する。
拾い主の男から恋人のスマホを受け取りホッとする麻美だったが、その日から彼女の周囲で不穏な出来事が起こり始める。同じころ、山中で身元不明の女性の遺体が次々と発見され……。
スマホを落とすって事は大して珍しい事では無いとは思いますが、それを拾った男がサイコパスな連続殺人鬼だったとなるとそうそう無い事とは思います。
ただ、今時のスマホなら個人情報はもちろん各種SNSに加え、クレジットカードやらネットバンクやらといった金融関係の情報まで入ってる。
これを落としたら「スマホを落とした"だけ"」とは言えないでしょ。
この映画を観て、特に主人公カップルに対して「ITリテラシー低すぎ!」って突っ込める人はまず安心でしょう。
パスワードに誕生日とか車のナンバーとか安易すぎるよね。
※ちなみに、私は認証は指紋認証だし、普段から必ずネックストラップ付けてるので、落とす事はありません。
と、そんなITリテラシーが低い人たちが酷い目に遭う話です。
全体通して悪くは無いんですが、ちょいちょい「何じゃそりゃ」と突っ込んでしまう場面もあり、手放しでは褒められません。
スマホを悪用される側の対応が遅れるばかりに傷が深くなっていくのは大目に見るにしても、頂けないのは警察側です。
ハッキリ言って、連続猟奇殺人に対して「警察の威信に賭けて」みたいな事を言ってるけど、やってる事はヘッポコばっかりです。
アルピー酒井を捕まえに行くのも少人数な上に逃げられて、結局新人クン(千葉クンね)が捕まえるし、最後に犯人の車を追うのにも、Nシステムを頼りにというのは分かるけど、それも高速降りた先は分からないだろうことは最初から予想できるにも関わらず、高速降りて「どっちだ!?右か?左か?」なんて新人くんに聞いちゃう(そして新人くんが勘半分で"右"と言ったのが当たると言う・・ww)ところも脱力しまくりです。
こういうのはさ、「羊たちの沈黙」もそうだけど、犯人側が凶行に及ぼうかというスリルと、それに迫る警察の捜査の手が分刻みで進んでいくからスリルがあるのに、犯人に迫っているのは素人の富田くん(彼氏)という有様。
(それにしても、何で富田くんは警察を呼ばないんだ!?という疑問も・・)
で、話戻って低ITリテラシーカップルですが、まあいいですよ。安易なパスワードとか変な写真をネットに保管しちゃってるってのは。実際居るでしょ、そういう人は。
でも、やっぱり北川景子の「あの設定」は極端すぎて受け入れ難いです。
それこそ「スマホを落としただけじゃないやんけ!」と大騒ぎですよ。
ってか、あんなに簡単に他人に成り変われるのか?あんなに借金地獄(原作では借金じゃなくAV出演関係の話らしい)なのに、整形する金はどこから出たんだ!?とか、ツッコミどころ満載なんですけど、スマホを無くした話とは直接関係無い事もあって、何かしっくり行かない設定でした。
そんなわけで、犯人の描写は「サイコ」、被害者は「リング」(白い服着た髪の長い女)など、有名ホラーのオマージュを含みつつ、内容はツッコミ半分で観てしまうという落差のぶん、採点は減点でした。
犯人役のあの人の「怪演」は見ものですが、あっちもこっちもマザコンのサイコパス(予備軍含む)ばっかりなのがある意味恐怖感満載でした。
最後に・・・・
「プラネタリウムでペチャクチャ喋るんじゃねーよ、バカップル!」
やっぱり突っ込んでしまった・・・。
(ちなみに、ラストのラストでスマホを落とす高校生は北村匠海くんです)
◆パンフレット:720円(ネタバレだらけ注意!)
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派遣社員・稲葉麻美(北川)の恋人が、スマートフォンを落としてしまう。そのことを知らずに恋人に電話をかけた彼女は、「あなたが稲葉麻美さんだってことは、分かりますよ」と見知らぬ男から電話越しに言われ、絶句する。
拾い主の男から恋人のスマホを受け取りホッとする麻美だったが、その日から彼女の周囲で不穏な出来事が起こり始める。同じころ、山中で身元不明の女性の遺体が次々と発見され……。
スマホを落とすって事は大して珍しい事では無いとは思いますが、それを拾った男がサイコパスな連続殺人鬼だったとなるとそうそう無い事とは思います。
ただ、今時のスマホなら個人情報はもちろん各種SNSに加え、クレジットカードやらネットバンクやらといった金融関係の情報まで入ってる。
これを落としたら「スマホを落とした"だけ"」とは言えないでしょ。
この映画を観て、特に主人公カップルに対して「ITリテラシー低すぎ!」って突っ込める人はまず安心でしょう。
パスワードに誕生日とか車のナンバーとか安易すぎるよね。
※ちなみに、私は認証は指紋認証だし、普段から必ずネックストラップ付けてるので、落とす事はありません。
と、そんなITリテラシーが低い人たちが酷い目に遭う話です。
全体通して悪くは無いんですが、ちょいちょい「何じゃそりゃ」と突っ込んでしまう場面もあり、手放しでは褒められません。
スマホを悪用される側の対応が遅れるばかりに傷が深くなっていくのは大目に見るにしても、頂けないのは警察側です。
ハッキリ言って、連続猟奇殺人に対して「警察の威信に賭けて」みたいな事を言ってるけど、やってる事はヘッポコばっかりです。
アルピー酒井を捕まえに行くのも少人数な上に逃げられて、結局新人クン(千葉クンね)が捕まえるし、最後に犯人の車を追うのにも、Nシステムを頼りにというのは分かるけど、それも高速降りた先は分からないだろうことは最初から予想できるにも関わらず、高速降りて「どっちだ!?右か?左か?」なんて新人くんに聞いちゃう(そして新人くんが勘半分で"右"と言ったのが当たると言う・・ww)ところも脱力しまくりです。
こういうのはさ、「羊たちの沈黙」もそうだけど、犯人側が凶行に及ぼうかというスリルと、それに迫る警察の捜査の手が分刻みで進んでいくからスリルがあるのに、犯人に迫っているのは素人の富田くん(彼氏)という有様。
(それにしても、何で富田くんは警察を呼ばないんだ!?という疑問も・・)
で、話戻って低ITリテラシーカップルですが、まあいいですよ。安易なパスワードとか変な写真をネットに保管しちゃってるってのは。実際居るでしょ、そういう人は。
でも、やっぱり北川景子の「あの設定」は極端すぎて受け入れ難いです。
それこそ「スマホを落としただけじゃないやんけ!」と大騒ぎですよ。
ってか、あんなに簡単に他人に成り変われるのか?あんなに借金地獄(原作では借金じゃなくAV出演関係の話らしい)なのに、整形する金はどこから出たんだ!?とか、ツッコミどころ満載なんですけど、スマホを無くした話とは直接関係無い事もあって、何かしっくり行かない設定でした。
そんなわけで、犯人の描写は「サイコ」、被害者は「リング」(白い服着た髪の長い女)など、有名ホラーのオマージュを含みつつ、内容はツッコミ半分で観てしまうという落差のぶん、採点は減点でした。
犯人役のあの人の「怪演」は見ものですが、あっちもこっちもマザコンのサイコパス(予備軍含む)ばっかりなのがある意味恐怖感満載でした。
最後に・・・・
「プラネタリウムでペチャクチャ喋るんじゃねーよ、バカップル!」
やっぱり突っ込んでしまった・・・。
(ちなみに、ラストのラストでスマホを落とす高校生は北村匠海くんです)
◆パンフレット:720円(ネタバレだらけ注意!)
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