映画感想を中心とした管理人の戯言です。
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【18-060】いぬやしき ★★★★★
category: 2018年の映画レビュー | author: moeru-movie
楽しみにしていたいぬやしきを鑑賞。

定年を控えるうだつが上がらない会社員・犬屋敷壱郎(木梨)は謎の事故に巻き込まれ、目が覚めると見た目は変わらず、体の中はサイボーグになっていた。
超人的な能力を手にしたことを自覚した彼は、その力を人のために使うことで存在意義を見いだすようになる。
一方、犬屋敷と同様の事故で同じ能力を備えた高校生・獅子神皓(佐藤)は、敵対する人間を全て消し去りたいと考え……。


素直に面白かった!頭の中を空っぽにして、難しい事を考えずに目に見えるものを楽しめば吉!って感じの映画じゃないでしょうか。
(原作漫画はまったく知りません。映画単体としての感想です)

謎の出来事でロボット(サイボーグ)化してしまったオッサンと高校生。
ここで「あの光は何?目的な何?どうして機械になったの?」なんて事を気にしちゃいけない。
「ゾンビは何で死んでるのに蘇るのか?」と同じくらいナンセンスですよ。
「何だか分かんないけど、目が覚めたら体が機械になってた」でいいじゃん。話はそこからですよ。

そこから先は、どこかアメコミの『〇〇マン』みたいな所もあるけど、善悪ハッキリしてるし、それなりに東京中を震撼させる展開にはなっており、シンプルに先を楽しみに見続けられます。
獅子神くんがあそこまで凶悪な無差別殺人者になる動機がちょっと弱い気がするけど、そこは「ぶっ壊れてきた」と解釈しました。

一方の犬屋敷さん。タイトルからしてこっちの方が主役のはずなんですが、存在感的には完全に獅子神くんに食われてる感じです。
まあ、家でも会社でもダメっぷりが極端すぎる気はするし、更に末期ガン設定はあまりにも酷だけど、そんなうだつの上がらなさ加減が後半のヒーロー描写に生きてくるって所でしょうか。

さて、細かな描写で言うと、1つ残念だったのが「弱点は塩分」に関して。
機械になった体が塩を受け付けないという事は理に適っているとは思うんだけど、犬屋敷がそれに気付くのも、味噌汁やスポーツドリンクを飲んだ後、それを逆噴射(要するに吐き出す)するって描写のみ。
この吐き出した後に、一定時間でも体が動かなくなるとか、特殊能力が効かなくなるという事でもあれば「弱点」と言えるんだけど、吐き出すだけでけっこうケロっとしてる。
そうなると、終盤で見事に獅子神にスポーツドリンクを水と騙して飲ませる事に成功しても、それが形勢逆転の要因とするには弱いと思っちゃう。
原作がどうだか知りませんが、もう少し「塩分耐性」に関する描写はしっかりと整合性を取って欲しかったところです。

そしてラスト。
細かくは書きませんが、あれは現実だったのか幻なのか。
現実だとすると、あまりにも「それまでのバトルは何だったの?」って事になっちゃうので、自分は幻だったと解釈していますが、どうでしょうね。

そしてそして最後に1つ。
映画の世界でインターネットの匿名掲示板への書き込みに関する描写はこの映画に限らずたびたびありますが、まあ決まりも決まって必ず「メガネかけたデブが部屋に引きこもってPCに向かってイキがっている」なんですよね。
この映画でも見事な「ニートデブ」っぷりなのが「またかよ」感半分、「デブ殺されてざまあみろ。気持ちいい」感が半分。
世の中にはデブじゃないニートな粘着ちゃんねらーは山ほどいるんですけどね・・・。

キャストですが、佐藤健くんは十分に高校生でもイケてました。
ただ、旦那が他に女作って逃げられた設定のお母ちゃんが斉藤由貴ってのがやっぱりイメージ上しっくり来ない・・??
そして良くも悪くも「二階堂ふみらしさ」が完全に消えていた二階堂ふみ。ああいう変装(?)で出てくるなら二階堂ふみを起用する必然性はあまり感じられませんでした。
そして三吉彩花。
一言「クラスメートと並ぶと背のデカさが目立ち過ぎ!(褒め言葉)」って事。170cmオーバーだからね。土生ちゃん並みだよ。

そんなわけで、自分の会社が西新宿の高層ビル(けっこう目立つビルなんだけど)なので、どこかに見切れてるか?というのも楽しみにして観ましたが(まったく映ってなかったか、空中戦が早すぎて追いきれなかった)、GWに頭を使わずにシンプルに楽しくて満足できました。
もしかしたら続編できそうなのか??(謎)

◆パンフレット:720円

いぬやしき

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【18-059】ほんとにあった!呪いのビデオBEST10 ★☆☆☆☆
category: 2018年の映画レビュー | author: moeru-movie
病み上がりでかったるいので、混雑していそうな映画は避けて、いかにも物好きしか集まらなそうな映画と言う事でほんとにあった!呪いのビデオBEST10を鑑賞。

1999年の第1作発売以降、ビデオ/DVDレンタル市場で根強い人気を誇り、ホラー部門のレンタルランキングでは長らく首位を独走している心霊ホラードキュメンタリー「ほんとにあった!呪いのビデオ」シリーズの傑作選。
18年間に発表された作品の中から、製作委員会スタッフが選んだベスト10をまとめた。


1999年が第1作という事もあり、大多数が「ビデオの画面サイズ」で且つ「画質は良くない」ってのを映画館のスクリーンで上映という事で、クオリティは二の次です。
昔はこの手のビデオものってテレビでもちょいちょいやってたと思うが(今でもやってるのかな?)、今改めて見ると、もう笑っちゃうくらいのファイク感満載の内容。
そこを分かった上で一応驚いてみちゃうという「プロレス脳」が必要とは思うんだけど、さすがに同じようなパターンを10本見せられて「BEST10です」なんて掲げられると、見てるこちらは辟易してきます。

まあ、早い話が「ビデオの片隅に人がチラっと映ってる」パターンなんですが、「急に向こうから何だかわからない人間がこっちに向かって走ってくる」なんてのはもはや恐怖映像では無く爆笑映像に見えて仕方ない。
そんな所を突っ込みながら観るのも楽しみ方の1つとは分かっていても、やっぱりそれも最初の2〜3エピソードまで。あとは「まだやってるよ・・・」と飽き飽きしてくる始末です。
まあ、そういう厄介な客よりも、もっと純粋に「何あれ!?怖っ!!」って目に見えたものを怖がる人向きのシリーズでしょうね。

こんな映画ですが、何故か入場時にはオリジナル・トートバッグが特典として入場者にプレゼントされました。
う〜ん、コレをどこで使えばいいのだろうか・・・(; ̄Д ̄)

◆パンフレット:販売無し

ほんとにあった!呪いのビデオBEST10

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【18-058】それ〜それがやって来たら… ★☆☆☆☆
category: 2018年の映画レビュー | author: moeru-movie
地雷と分かっていながらもそれ〜それがやって来たら…を鑑賞してしまいました。

小林絢香(平松)と親友のすみれ(椎名)は、ボランティアで小学生の男女6名を引率し、山奥のキャンプ場に来る。
絢香は、5年生の上杉響が一人だけみんなの輪に入らずに何かを気にしている様子を見て、おかしいと感じていた。
すると、どこからか口笛が聞こえてきて……。


この「それ」というタイトルを見た10000人の人全員が思うのは『「あれ」の超絶パクリだろwww』って事。
子役+ピエロ+ホラーと言えば、間違う人も居ないくらい、答えは『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』ですよね。
まさか「IT」をそのまま「それ」っていう日本語に直訳してタイトルにしちゃうなんて、ある意味大胆不敵で感心しますよ。
でも、このタイトルで間違いなく損しているのも事実。
ただでさえギャラの安い「知名度の低いアイドル系」「子役」「名の知れぬ舞台俳優」といったキャストを揃えて、「ボランティアの2人の若い女の子に連れられて3泊のキャンプ旅行(当然保護者の同伴無し)に来た小学生男女」っていう有り得ないシチュエーションで始まった時点でもう「何じゃこりゃ」モードに入っちゃいます。

尺が60分強しかないんだから、サクサク進めりゃいいんだけど、ピエロが出てくるまでが勿体ぶってるし、出てきてからの展開も当然説明不足で殺人動機も良く分かりません。
何かねぇ・・・中途半端に「虐めが原因で死に追いやった」とか「DV」とか、可哀想な子供の事件を挟んだりして、それとピエロをリンクさせてるんだけど、変にパクリ元をなぞってみようとするから分かりにくくなるんだよなぁ。

っていうか、「殺人鬼」って言われているあのピエロ、あれって怖いと思う人居るのかね?
道化恐怖症の人は別にして、自分にはただの「変な人」としか思えず、恐怖感はほぼゼロでした。ホラー映画のキャラクターが恐怖感を与えられないんじゃあ話になりません。
まあ、こうなる事は観る前から予想もしてましたが、やっぱりこの手の「怖くないホラー映画」が定期的に作られて何故か劇場公開されてしまい、半ばスカと言う事が分かっていながら舞台挨拶目当てで「何とかホイホイ」の如くお金を払ってしまう落とし穴への落ち癖が直らないのは完全に自己責任でしょう。
(「デス・フォレスト」シリーズで散々懲りてるはずなのに・・)

でも、出演者(子役)の親族ファンなら絶対に観るべき作品です。
出演者が少ないので、割と映ってる時間は長めです。
ファンの方のみ、ぜひどうぞ。

◆パンフレット:販売無し

それ〜それがやって来たら…

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【18-057】放課後戦記 ☆☆☆☆☆
category: 2018年の映画レビュー | author: moeru-movie
ホラーかと思って放課後戦記を初日から鑑賞。

門脇瀬名(市川)は、憑対弓立(りりか)に借りていたハンカチを返そうと校舎の屋上に向かう。
待っている間に居眠りしてしまった彼女が目を覚ますと、学校内は暗くなっていて外部から完全に遮断された状態になっていた。
電話も通じないことに混乱する中、瀬名は何者かに手を切り落とされてもがき苦しむ生徒たちの姿を目にする。やがて周囲が赤く染まり始め、巨大な光が現れるなど不可解な現象が続発し……。


これは舞台がオリジナルなんですかね?
まあ、何でもいいんだけど、ハッキリ言って・・・・1ミリも面白くありませんでした・・・(; ̄Д ̄)

辛辣ですみません。

でも、もう冒頭から「良く分からない話」「拙い芝居」「出来の悪い学生映画以下の血糊等の造形」「全体的に暗い」「同じようなシーンの繰り返し」・・という感じで、開始15分くらいで早くも観るのが苦痛に感じてしまう始末です。
(不幸な事に、この手の映画の割にはほぼ2時間の長尺)

最初は「何だこれは?パラレルワールド的なSFチックな話?」と思ってたけど、そのからくりが分かる前に興味を失ってしまいました。
後で調べると、あれは主人公の脳内の空想(の中で多重人格になっている?)なのか?と、他の記事を観てもさっぱり分からないのは難解なのか、単に自分がバカなだけかのか、いずれにしても分かりにくいです。
更に、けっこうな数の女の子が出てきますが、今いちキャラが立ってないので、ごく一部を除いて名前と顔がさっぱり一致しません。

はい。ロクな感想しか出てこなくてすみません。
自分には全く合いませんでした。
これは出演者のファン向けの映画だと思います。
オフィシャルサポーターと言う名のクラウドファンディング参加(少額出資者とも言えばいいのでしょうか)のファンはエンドロールに自分の名前も出て満足でしょう。
そうでない人は・・・・まあそこから先は言いますまい。
最近無かったけど、久々の星ゼロです。ある意味伝説になりました。こういう事もあるさ・・・

◆パンフレット:1000円

放課後戦記

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【18-056】ベルリン・シンドローム ★★☆☆☆
category: 2018年の映画レビュー | author: moeru-movie
何となくと言ったくらいのノリでベルリン・シンドロームを鑑賞。

ベルリンを旅行中のオーストラリア人カメラマン、クレア(テリーサ・パーマー)は、アンディと名乗る男(マックス・リーメルト)と出会い、彼の部屋で一晩を過ごすが、気が付くと閉じ込められていた。
部屋から出られず、叫び声をあげても誰にも届かない。クレアは彼の目的や素性もわからないまま、脱出する方法を探るが……。


まず最初に、この映画の惹句にモノ申す!

「脱出不可能な絶望の部屋」→確かに脱出は困難だが、そこまで絶望的な状況でも無い。
「監禁映画史上最も危険な<極限>ハードコア・サスペンス・スリラー」→盛り過ぎにも程がある。JAROに訴えたいレベル。
「凶悪なストーカーか?」→まあクエスチョンマーク付きだからセーフかもしれんが、全然ストーカーではありません。
「異常者の恐怖!」→確かにちょっと異常かもしれないけど、よく見るとそんなに恐怖ってわけじゃない。
「狂気のシリアルキラーか?」→これもクエスチョンマークで逃げてるなぁ。シリアルキラーかもしれんが、殺人鬼ってほどじゃなさげです。

今年の未体験ゾーンでも「アニマルズ 愛のケダモノ」という実話ベースの監禁モノがあったが、今回もいわゆる監禁モノ。
そこに持ってきて上記の惹句の数々となれば、さぞかしサイコパスのキチガイ男がえげつない事をする蹂躙ホラーと思うじゃないですか。
確かに「監禁する」という行為がある以上、それは「変態」「異常者」と分類されても仕方ないとは思うけど、最初は「ただ部屋から出られなくするため」なんですよ。
要するに、暴行レイプ目的じゃなく、単に気に入った子を自分だけの所有物にしたいというのが目的なわけです。

それでも、何の関係も無い子がいきなり拉致監禁されたらさぞかし怖いだろうと思うんだけど、この映画では女の方も第一印象が良さげというだけで(まあ外見もまずまずイケメンっぽかった事もあると思うが)ふらふらとついていって部屋まで上がって合意の上のSEXまでしちゃってる。
旅先ゆえの大胆な行動と言えるけど、見ず知らずの土地でやるにしちゃあ軽率で、乱暴に言っちゃうと自業自得なわけです。

ここからはだいたい「逃げるための色々な試行錯誤」か、「犯人男との心理戦」(ストックホルム症候群的な心理状態になるっていうのもアリ)という方向に進むと思いきや、割と中盤はダレる感じで、尺以上に長く感じてしまいます。
そしてラストは・・・ここでは書きませんが、特に爽快感や解放感は感じられず、「あ、やっと終わった」くらいにしか思わなかったのは、やっぱり全体通して平坦なお話だったからと感じております。

何か、監禁モノもかなり出尽くした感があり、新作ではオリジナリティを出すのは難しくなってるのかな・・。
(と言っても、基本的にS派の自分は観たいんだけどな)

◆パンフレット:600円

ベルリン・シンドローム

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【18-055】モーターラッド ★★☆☆☆
category: 2018年の映画レビュー | author: moeru-movie
未体験ゾーンも終了間近という事で、最後(29本目)にモーターラッドを鑑賞。(30作品鑑賞でもらえるチラシセットは実はとっくにGET済み)

バイカーのヒューゴは、盗みを働こうとして見つかったところを、美しいパウラに助けられる。
ヒューゴは兄や仲間たちとのツーリングにパウラを誘い、楽しい時間を過ごす。
しかし、はぐれた仲間が謎のバイカー軍団に殺されかけているところを目撃して逃げるが、バイカー軍団は彼らを執拗に追い……。


「激突!」風な不条理なホラーサスペンスである事を期待していましたが、結論から言うと今イチでした。
何だろう?適度にグロいし、謎の黒ずくめバイカーはまあまあ格好いいんだけど、思ったほどハラハラしません。
こういうのって、ターゲットになる方は、割と善良な人って言うのが定番(そんな人畜無害な普通の人が何故か危険な目に遭うのが不条理ってもんです)なんですが、のっけから不法侵入・窃盗しちゃってるし、バリケード(というか石で造った壁)を壊して勝手に変な所に入っちゃったおかげで殺人バイカー軍団に襲われちゃあ、ある意味「ざまあみろ」な展開なわけです。

そんなバイカー軍団との鬼ごっこが途中続くのもだんだん退屈になってきて、オチは全滅or逆襲のいずれかなんでしょうけど、結局色々な伏線(盗みに入られたのに、逆に部品を進呈しちゃったのは何故?とか、あの火傷の後は結局何?とか)もスッキリ回収されないまま終わっちゃった感じで、悪い意味で後味が悪いです。

全体的に台詞も少ないし、バイクで走ってるシーンが多くて単調な事もあり、途中で集中力が切れてしまったのも敗因かもしれませんが、もうちょっと「殺るか殺られるか」的な緊張感と、気持ち悪いくらいの執念深さとか、捉えられたら何されるか分からない恐怖感みたいなものを感じさせる敵の迫力とかが欲しかったところです。
ま、それが薄いからこそ未体験ゾーン映画なんでしょうけどね・・・(それを言っちゃあおしまい)

◆パンフレット:販売無し

モーターラッド
※左はチラシではありません。右は30作品鑑賞でもらえるチラシセットの図柄です。

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【18-054】トレイン・ミッション ★★★☆☆
category: 2018年の映画レビュー | author: moeru-movie
だいぶ更新間隔が空いてしまったが、映画はしっかりとトレイン・ミッションを鑑賞。

保険会社に勤めて10年がたつ60歳のマイケル(リーアム・ニーソン)は突然解雇され、今後のローン返済や息子の学費のことが頭をよぎる。
いつもの電車で帰宅途中の彼の前に面識のない女性が座り、三つのヒントを頼りに乗客の中から大切な荷物を持った人物を捜し出せば、10万ドルを支払うと持ち掛けてくる。


リーアム・ニーソン主演でこの手の話(家族の安全を守るために何だか分からない敵の要求を受けつつ反撃して最後はハッピーエンド。いわゆる「巻き込まれ型」の映画)も食傷気味な気はするが、まあ寅さんだと思って観てみました。
結果、今回は「可もなく不可も無く」程度のあまり印象に残らない平凡な作品と言う評価に落ち着きました。

まず、もうリーアム・ニーソンを「何だか分からないけど面倒な事に巻き込む」事を前提として作られているので、「敵」が何でそんなに面倒くさい回りくどいやり方をするのかとか、「黒幕」が誰かがだいたい想像付いちゃったり(と言いつつ、自分の中の本命はサム・ニール黒幕説だったので壮大に外してますが・・)、色々と説得力の無いシーンが重なる事にちょっと白けます。

そして序盤から「一見してバリバリ働いてる風に見えるのに、いきなりクビで明日から来なくていいってか?どういう雇用形態なんだ?まあ60歳で勤続10年って事は契約社員的な感じか?」と、どうでもいい事が気になったまま「これが通勤電車なの?何か普通に旅行に行く時の特急列車みたいなんですけど」とか「通勤電車の割には何で最終的にあんなにガラガラなの?」とか、極めつけは「毎日決まった通勤電車とは言え、あんなに顔なじみばっかりっておかしいやろ!」とか、ことごとくどうでもいい事に突っ込んでしまい集中できません。

それでも、いざ格闘になると60の初老とは思えないほどの格闘強さ・打たれ強さ。これもこの手の映画では不可欠な要素です。(弱い主役なんて見たくない)
そしてそして、クライマックスは調子に乗って「電車の大パニック・大クラッシュシーン」の大サービスです。
もうね、ここまで来ると現実感なんてクソ食らえです。派手こそ娯楽。豪快こそエンタテインメント。

う〜ん、どこかで見たような展開丸出しで、観終わって大して記憶に残らないんですが、同監督の「フライト・ゲーム」に続いて、とりあえず勢いで見せられた感じです。
飛行機→電車と来たので、次は船か?バスか?大穴でスペースシャトルとか?と、どんな乗り物で巻き込まれるのかを楽しみにしておきます。
(但し、観に行くかどうかは気分次第)

◆パンフレット:720円

トレイン・ミッション

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【18-053】三十路女はロマンチックな夢を見るか? ★☆☆☆☆
category: 2018年の映画レビュー | author: moeru-movie
久しぶりの武田梨奈主演を観たくなって三十路女はロマンチックな夢を見るか?を初日から鑑賞。

30歳を目前にして恋人もなく仕事をこなすだけの那奈(武田)は、親友が寿退社することを知りショックを受ける。その夜那奈の部屋に、銀行強盗の逃走犯たちが押し入る。
犯行を自らビデオカメラで撮影する男(久保田)、その恋人(佐生)と元彼女(酒井)から成る奇妙な強盗団と那奈は、なぜか逃避行をするはめになり……。


ズバリ辛辣ですが、忖度せずに思った事を書くと・・・・ビックリするほどつまらなかったたです・・・。
30前の女(独り暮らし)の部屋に突然3人組(銀行強盗に成功して大金を持ってるが逃げている途中)が押し入るというシチュエーションが既にトンデモ設定な上に、隣家のお節介ババアが訪ねて来るや「何も言うなよ」とか言って玄関口に一人で向かわせるアホ犯人もトンデモだし(ぶっちゃけ、そこですぐ外に逃げちゃえばジ・エンドなんです)、結局犯人一味はスパゲティミートソース作って食べて風呂入って寝て出ていくという行動もトンデモ。でも、そんな犯人に何故かついていく30前女もトンデモ・・・と何から何までが「何じゃそりゃ」な内容なわけです。

これを正当化するには「まあコメディなんだし。リアリティなんて糞食らえでしょ」と納得するしかない。
でも、コメディと思おうとしても、これが絶望的につまらないのです。コメディとは思えないのです。
何故かって、中途半端にタイトルにもなっている「夢とは何か?」的な哲学をちょいちょいぶっこんできちゃう。
何が言いたいんだ?どこに着地させたいんだ??と30分も経過しないうちにイライラしてきます。

その後もグダグダした「逃避行と言う名の呑気なドライブ」が続きますが、もう完全に集中力も切れた後に、惹句にもなっている「どんでん返し」が訪れます。
おいらはてっきり「これ、全部夢オチじゃねーのか?」か、又は「シベ超みたいに『カーット!』とか声がかかって『良かったよ〜』なんて満足げな映画好きの犯人男が出てくる?」って底抜け脱線オチかと思ってましたよ。
実際はそんな馬鹿オチではなく、割とまともなオチでしたが、まあ「ドンデン返し」ってほどの意外性は無く、「はぁ・・・そういう事なのね」と反応に困るオチでした。

あ、ちなみにポスタービジュアルではライフル担ぐ梨奈嬢が映っていますが、実際はそんなシチュエーションはありません。
ましてや彼女の役柄は「公務員」ですから・・・(これがどんでん返しのヒントです)

それにしても、3/31公開の映画なのに4/2を終了してもFilmarksにレビューが1つも無いってのは珍しいよ。
好評だろうが酷評だろうが、映画って観られて評価されてナンボですからね・・。それすら無いのは悲しい事ですよ(; ̄Д ̄)

◆パンフレット:800円

三十路女はロマンチックな夢を見るか?

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【18-052】人狼ゲーム インフェルノ(ネタバレあり) ★★☆☆☆
category: 2018年の映画レビュー | author: moeru-movie
劇場公開に先駆けて人狼ゲーム インフェルノを試写で鑑賞。

野々山紘美(武田)は、クラスメート10人が殺し合う「人狼ゲーム」に無理やり参加させられてしまう。さらに紘美が引いた役職は、友達を殺さなければならない“人狼”だった。
一方、刑事たちはゲームを支配する謎の男(水野)の存在にたどり着く。紘美は、覚悟を決めてゲームを開始するが……。


過去のこの人狼ゲームシリーズは概ね高得点が多く、割とお気に入りのシリーズになっています。
「人狼ゲーム」という定まったゲームをテーマにして毎度毎度同じ事をやってたんじゃあ高得点は続きません。何か少しでも工夫が見られるから面白いんです。

そして今回。結論から言うと、初めての平均点割れ。つまり、どっちかというと「つまらない」に分類される結果となってしまいました。
その大きな原因は、今回の人狼は、まずテレビドラマの「人狼ゲーム ロストエデン」があり、その続きが映画の「インフェルノ」なのです。
そのロストエデンを自分は観ておりません。tvkで放送されてたけど、さすがにtvkまで気が回らずに完全に見逃してしまいました。

従来だと、人狼ゲームに集められるのは赤の他人だったわけですが、今回はクラスメート一団と言う構成です。
ロストエデンで最初のゲームが行われ、そこで生き残った者が2回戦(映画版)に進み、今度は異なるクラスメートが入ってきます。
このクラスの内情というのが映画ではほとんど描かれておりません。もうドラマを観ている前提になっており、一見さんには辛い展開です。
ハッキリ言って、映画から観る人にとっては大きなビハインドなので、これが完全にマイナスポイントになります。

次にゲーム内容ですが、今回は人狼2名は早々に明かされます。(良くあるパターン通り、主役の武田&小倉が人狼)
そして役職は「用心棒」「霊媒師」「予言者」「狂人」で、これは特に目新しくありません。
このうち「霊媒師」「予言者」は複数人が「自分が霊媒師(預言者)」と名乗り出てきますが、良く考えればどっちが本物か、何となく分かりそうです。

で、序盤は小倉優香が冷酷無比な感じで躊躇なく殺していき、武田玲奈はむしろオドオドしています。
そして、映画から観ている人には全く分からないんですが、この小倉優香が、同じ人狼に参加している水谷君と言う男の子にぞっこんという背景があるのです。
その水谷君がクラスで虐められてたので、その雪辱を晴らすべく虐め側の生徒を人狼ゲームに引っ張り出したのはいいけど、当の愛する水谷君まで何故かゲームに参加してきちゃった。
そんな因縁がある中、最後に「人狼があと1人村人を殺せば勝ち」というシチュエーションになり、用心棒がほぼ確定の水谷君がターゲットに選ばれる。
「嫌だ〜!出来ない!」と、あれだけ冷血な殺しを行っていた小倉ちゃんは泣き崩れますが、そもそもゲーム開始時に、同じ人狼になっていない時点でこうなる事は分かっていたはずです。
水谷君が狂人なら、最後に人狼と勝利を得る事も可能ですが、これも途中で狂人がほぼ割れてしまい、水谷君はやっぱり用心棒なんですよ。
そうやって既に分かっているのに、いざ最後の選択の場になって嫌だとか言っちゃう姿に自分は引いてしまいました・・・。

あと、人物背景的な事を言うと、上野優花と武田玲奈も親友みたいな位置付けだったみたいですね。
そこが分かっていると、最後に「人狼と村人の数が同じになったので村人の首が締り始める」という場面で、首が締まって死ぬ寸前に上野優花が見た光景が「信じてたはずの武田玲奈が包丁持って水谷君を殺して仁王立ちしている姿」という悲しさが伝わると思うんですが、やはりその背景が分からないと伝わらないんですよね・・・。

と、色々と残念な所が散見されるんですが、人狼ゲームとしては恒例の殺人場面に見所があればまだ盛り返せます。
でも、こちらも結論から言うと全然面白くありませんでした。
何よりも、方法が「包丁(ナイフ)で刺す」一辺倒で、全く面白くありません。
何もやみくもにグロくしろとは思いませんが、あまりものワンパターンぶりに萎えました。
まあ、前半は小倉優香が殺し担当で、後半になると急にキャラ変して武田玲奈が刺殺しまくるという展開はまあまあ良かったんですけどね。手段に工夫が無いのは残念です。

更に、これは前作くらいから特に顕著になってきているんですが、いざ投票の場面になると、必ず声を荒げたり、暴れて暴力振るおうとしたり・・という馬鹿が多すぎて白けるんですよ。
映画的に、そうやって感情が現れるという描写が入るのも頷けるんですが、毎度毎度毒づいて暴れて・・の挙句に皆に指差されて処刑されるというパターンを見せられると、「本当にこいつら馬鹿だな」としか思えなくなってしまいます。

そしてそして、今回は今までにはありませんでしたが「刑事が現場に踏み込んでくる」というのがクライマックスになっております。
それが何か変わったオチを生む事を期待してたんですが、結局何のために登場したのか分からないまま終わるというへっぽこぶりにやはり白けてしまいました。
自分としては、例えば武田玲奈が射殺されるとか、ついに黒幕が確保されるとか、そういうものも想像してたんですけどねぇ・・・。

そんなわけで、特に「テレビドラマを観ていない」という条件ではありますが、得点は低くなってしまいました。
さすがに7作目ともなると、もう新しい要素を期待するのも難しくなってくるのかなぁ・・・。

<ネタバレ役職>
・人狼:武田玲奈/小倉優香
・用心棒:松本享恭
・霊媒師:時人
・予言者:都丸紗也華
・狂人:貴志晃平
・村人:上記以外

◆パンフレット:620円

人狼ゲーム インフェルノ

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【18-051】ちはやふる -結び-(ネタバレあり) ★★★★★
category: 2018年の映画レビュー | author: moeru-movie
当然のように初日舞台挨拶は外れてしまったので、普通にちはやふる -結び-を鑑賞。

瑞沢高校競技かるた部員の綾瀬千早(広瀬)と若宮詩暢(松岡)が、全国大会で激闘を繰り広げてから2年。真島太一(野村)、綿谷新(新田)らと共に名人・クイーン戦に挑む千早だったが、詩暢と戦えない自分の実力不足を痛感する。
そんな中、千早たちの師匠・原田秀雄(國村)が史上最強の名人とされる周防久志(賀来)に敗れてしまい、新が彼に挑戦状をたたきつける。
その後3年生になった千早は、高校最後の全国大会に向けて動くが……。


今まで「上の句」「下の句」共に4点と、まずまず「面白い」と満足できた安定のシリーズ。
面白かったけど、何か引っかかる所があって満点に届きませんでしたが、今回はサービス込みで満点にしました。

まず全体構成ですが、ベタなスポ根もののテンプレートに乗った、良く言えば安定の面白さ、悪く言えばまた同じという流れです。
まあ決勝で新率いるチームと当たるんだろうなという事は予想できるし、その大一番を前に太一が離脱というのも定石通り。
もちろん太一は最後の大一番には戻ってくるわけですが、これもテンプレ通りで、分かっているけど安心はできます。
どうやらこの筋書きは原作とは異なるようですが、この際原作がどうとかは度外視でいいでしょう。
と、ここまでベタ展開が続けばオチがどうなるかも見えたものです。(後述)

ここでストーリーはいったん置いておいて、キャストですが、主要なキャストが全員据え置きっていうのはいいね。
広瀬すずは、この千早役は当たり役だと思うし、他のキャストも完全に役に馴染んでいます。
そして今回は新キャストを加えて変化を持たせており、その変化自体は自分としては評価したいところです。

しかし!

主要な追加キャストは「佐野勇斗」「優希美青」「清原果耶」だけど、例えば佐野は最初は尖がってたのに、何かいつのまにか普通に馴染んでたり、優希に関しては、太一目当てと言う不純な動機で入部したにも関わらず太一が離脱しても部に居続け、最後には試合にまで出ちゃってるという心情が深掘りされてないので、いまいち心に響きません。
新メンバーを入れた分、従来メンバーの見せ場が減ったにも関わらず、その新メンバーのキャラも中途半端に終わったのは残念な事です。
まあ、中途半端といいながら優希美青の少しコメディ要素も入った芝居や、清原果耶の相変わらずの目力(めぢから)には満足しているので、プラマイゼロくらいですけどね。

そしてストーリーに戻りますが、これは予てから思っていましたが、競技かるたのルールをちゃんと理解できていないって事がけっこうなマイナス要素になるような気がします。
そう言いながら、藤岡東高校との決勝のクライマックスは、ルールが良く分からない自分が見ても、圧倒的に藤岡東有利という事は分かる訳です。
仮にも全国大会の決勝に勝ち上がってくるチームが絶対有利で勝利間近になりながら、ウルトラミラクルで瑞沢が勝ってしまうのは、「それもベタドラマ」なのか「やりすぎ」なのか、自分の中でももやっとする所です。

と、不満点も無かったわけではないのですが、全体的には飽きずにしっかり楽しめた(且つ、大きく引っかかる減点ポイントは無かった)という事で満点です。
最後の最後の広瀬すずが高校教師(って事でいいんだよね?)に見えないのはご愛嬌という事にしておきます。
このシリーズがここで本当に「結び」になってしまうのは残念ですが、可能なら各部員のスピンオフ短編でも作られて欲しいものです。

◆パンフレット:720円

ちはやふる -結び-

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