映画感想を中心とした管理人の戯言です。
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【18-099】あの頃、君を追いかけた(ネタバレあり) ★★★★☆
category: 2018年の映画レビュー | author: moeru-movie
乃木坂の飛鳥ちゃんが主演と言う事もあり、あの頃、君を追いかけたを鑑賞。

地方都市の高校生・水島浩介(山田)は、仲間たちと馬鹿騒ぎを繰り返す気ままな生活を送っていた。
ある日、彼の悪ふざけで授業がストップしてしまう。激昂した先生は、浩介の監視役にクラスで一番の優等生である早瀬真愛(齋藤飛鳥)を任命。
真面目を絵に描いたような真愛の言動をうっとうしく思う一方、中学から憧れの存在でもあった彼女に心が揺れ動く浩介。教科書を忘れた真愛を浩介が助けたことから……。


オリジナルは2011年の台湾映画(日本公開は2013年)ですが、当然と言っては変ですが、そのオリジナルは観ておりません。
まあ、オリジナルを知らないなら知らないなりに、比較することなくこの映画単独で評価すればいい事です。

予告にもあるが、映画の冒頭は、どうやらこれから結婚式に向かおうとする主人公男子。
「急げよ、花嫁が待ってるぞ」と声をかける友人。そして純白のドレスに身を包む飛鳥ちゃん。目からは涙がこぼれる・・・。
もうね、高校時代の色々を経て大人になって結ばれる話だと誰もが思うでしょ。自分もそうだと思って観てましたよ・・・。

シチュエーション自体は良くある構図だと思うのです。
ヤンチャで馬鹿ばっかりやってて、でもちょっと格好良くてちょっと優しい。そんな男の子に好意を持つクソ真面目な、でもカワイい女の子。
正反対のような2人が時間をかけて心を許し合って、そして・・・・って思ってましたよ。

実際、この2人はお互いの事が好きなんですよ。
でも言い出せない男子と、言ってくれるのを待ってるけど自分からは言えない真面目女子。
そして受験・卒業・進学により離れ離れに・・・と言っても、好きあっていれば大丈夫と思ってましたよ。

そして冒頭の結婚式シーン。
新婦の飛鳥ちゃんは遂に結婚しますが、隣に居るのはあの彼ではありませんでした。
どうして?あれだけ好きだったのに・・。
どうして?坊主にした彼の願いだったポニーテールでずっと通してあげたのに・・・。
どうして?一緒に台湾旅行行ったのに・・・。
どうして?彼からもらった「YOU ARE THE APPLE OF MY EYE」のリンゴイラストTシャツ気に入って何度も着てたのに・・。
どうして?地震が来たら、何年も会って無いのに真っ先に電話で無事を確認し合う仲なのに・・・。
結局、終わってみれば、結婚どころかきちんと「付き合う」という関係にすらなっていなかったって・・。

劇中、飛鳥ちゃんの行動で2つ秘密にされていた事がありました。
彼について聞かれた飛鳥ちゃんが詩子の耳元で囁いた言葉と、台湾デートで彼と一緒に上げた天燈(ランタン・気球みたいなやつ)に書いた内容です。
これは最後の最後で明かされますが(さすがにそれはネタバレせずに伏せておきます)、もう切なくて切なくて・・・。
いや〜、男女の仲って、つくづくタイミングってのもあるんだね。ある意味残酷ですよ。
でも、それも現実的とも言え、違和感はありませんでした。

そして注目の齋藤飛鳥ですよ。
乃木坂とか齋藤飛鳥本人をほとんど知らない人にはどう映ったんでしょうか?
こっちは推し変したとは言え、乃木ヲタの血がまだ残っている身なので、やっぱりどこからどうみても早瀬真愛じゃなく齋藤飛鳥にしか見えないんです。
だからこのレビューでも「飛鳥ちゃん」と書かずにはいられない。
でも、イメージには合ってたんじゃないかな。山田クンとも良いコンビでした。

一方で、ちょいちょい残念に感じた所も見受けられました。
・主役2人以外の友人たちが、キャラが立っているはずなのに存在感が薄い
 特に松本穂香扮する詩子は、もうちょっと深みを持たせられなかったものかと残念です。猫と戯れる画は良かったけどね。
・その友人たちの「その後」がどいつもこいつも立派過ぎて草。
・卒業の後に海ではしゃぐとか、季節感はどうなってるんだ?と戸惑う場面あり。
・これでもオリジナルよりもだいぶ下ネタは抑え気味らしいが、主人公の裸族設定とか、すぐに勃起しちゃうヤツとか、チンチンネタが頭にちらついて話が入ってこなくなる。
 (オリジナル通りなので止む無しだが・・。「勃起」ってあだ名設定じゃなかっただけマシかも)

そんな減点要素はあったけど、最後にハッキリと言わせてもらおう。

飛鳥ちゃん!よくぞちゃんとキスシーンやりきった!!
あそこでいわゆる「アイドルのキスシーン」(顔は重ねるけど唇は映さない的な)をされたら白ける所だった。
その直前のウエディングドレスでの涙シーンとのコンボはホントに良いシーンだったよ!

結局最後は乃木ヲタ的な感想でしめくくる事になってしまったが、「女優・齋藤飛鳥」は一見の価値がありました。
少なくとも乃木ヲタは必見ですぞ!

◆パンフレット:720円

あの頃、君を追いかけた

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【18-098】音量を上げろタコ!なに歌ってんのか全然わかんねぇんだよ!! ★☆☆☆☆
category: 2018年の映画レビュー | author: moeru-movie
舞台挨拶が当たったので音量を上げろタコ!なに歌ってんのか全然わかんねぇんだよ!!を鑑賞。

絶大な人気を誇るロックスターのシン(阿部)は、誰にも言えない秘密を抱えていた。それは、彼の歌声が“声帯ドーピング”という方法で作られているということ。
しかし彼の喉は副作用で限界の一歩手前まできており、声が出なくなる恐怖におののいていた。
ある日シンは、声が小さいストリートミュージシャンのふうか(吉岡)と出会い……。


この映画は三木聡監督脚本です。
三木作品は今まで「亀は意外と速く泳ぐ」(採点活動前)、「インスタント沼」(★★★★☆)、「俺俺」(★★☆☆☆)という所は観ているが、ハッキリ言ってこの人独特のナンセンスコメディというかシュールな笑いは掴みどころが無くて何だか良く分かっておりません。

そしてこの作品。
まあ監督がやりたいようにやってるとは思います。
しかし、確実に言える事は「一般ウケはしない」という事でしょう。
話自体もどうって事無い上に、意味不明は描写を繋げて「これ笑う所なの?」という良く分からないシーンがちょいちょい入り、素直には楽しめないでしょう。
自分は笑いとか筋云々よりも、序盤から必要以上に乱発される「手ブレが激しいハンディカメラ映像」に集中力が早々に切れてしまい、もはや30分以降くらいから惰性モードに入ってしまいました。。。

まあ、自分は吉岡里穂目当てで観たのですが、その点ではまあまあ(決してベタ褒めまでは行かん)だったんですが、ふせえり/松尾スズキ/麻生久美子といった三木組の面々のコメディにはついていけませんでした。
もうね、コレはしょうがないんじゃないかな?監督だって決して一般ウケするとは思ってないでしょ。

ただ、HYDE作曲「人類滅亡の歓び」、あいみょん作「体の芯からまだ燃えているんだ」、劇中のふうかの曲は元チャットモンチーの橋本絵莉子作・・と、劇中の曲は色々と良かった所はプラスです。
というか、「吉岡里穂はカワイイ」と「楽曲はけっこう気に入った」という所しか褒める要素がありませんよ・・。

と言う事で、三木聡ワールドに理解のある人、出演者ファンの人以外にはオススメしません。
鑑賞は自己責任でどうぞ。

◆パンフレット:720円

音量を上げろタコ

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【18-097】クワイエット・プレイス ★★★☆☆
category: 2018年の映画レビュー | author: moeru-movie
これまで嫌と言うほど予告編を観てきたクワイエット・プレイスを鑑賞。

音に反応して襲撃してくる何かによって、人類は滅亡の危機にさらされていた。
リー(ジョン・クラシンスキー)とエヴリン(エミリー・ブラント)の夫婦は、聴覚障害の娘ら3人の子供と決して音を立てないというルールを固く守ることで生き延びていた。
手話を用い、裸足で歩くなどして、静寂を保ちながら暮らしていたが、エヴリンの胎内には新しい命が宿っていた。


「音を立てられない」という題材は既に2016年の「ドント・ブリーズ」でもお馴染みです。
「ドント・ブリーズ」の評判・興収が成功の部類だったからという事も有ってか無くてか、この映画も音を立てられないホラーです。
が、終わってみれば、「ホラー」というよりも「SFサバイバル」系の話でした。

そしてもう1つ、終わってみれば「ツッコミどころは満載」という所も目立ちます。
そのツッコミどころの東西横綱は
・音がヤバいと言いつつ、自然の音は完全スルー。轟音の滝のそばにはエイリアン1匹も居ないぞ。
・こんな状況で子供作るか!?絶対やっちゃダメな事だろwww
となりますが、自分はむしろ早い段階でツッコミどころを楽しもうと切り替えていたので、むしろ面白かったです。

と、ツッコミどころはいったん置いておいて本編に戻りますが、話は至ってシンプルですよ。
「音に反応(目は見えない)する凶暴なエイリアンVS普通の家族」という構図。
家族の一番下の男の子はうっかり音の出るオモチャを鳴らしてしまったおかげで序盤で瞬殺(予告編にもあります)からの新たな子供が産まれるまで・・という中で、再三音を出しちゃってそのたびにエイリアンやってくる→隠れたりして何とかやり過ごす。。の繰り返し。
もはや人類はこの家族だけ?という勢いで描写されていますが、途中、森の中でオッサンに遭遇(相方は惨殺されてる)するも、何故かこのオッサンが絶叫し始めたため、大して登場人物に変化は出ませんでした。

この家族の長女が聴覚障がい者という事で自家製の補聴器をつけている(娘は付けるのを嫌がっているが父ちゃんがつけさせている)が、これがエイリアンへの対抗というキーアイテムになってくる。
ラストはどうなるか・・・ぼーっと観てると「どういう事?」と思いそうだが、自分は「これからクリーチャー退治に燃えていく」というポジティブな見方と「でも、そのクリーチャーはうじゃうじゃと居るんだからやっぱり無理だよね」というネガティブな見方が半々で割れています。
だってあれで反撃出来たら軍隊すら壊滅しちゃってるという設定と辻褄が合わないからね。

そんなサバイバル感が強いSFホラーだけど、正視に絶えない「痛ぁぁぁぁいシーン」があります。
キーアイテムは「釘」です。
「何でそんな出方してんだよ!」「また刺さるから早く抜いておけよ!」「もうあの階段が映し出されるたびにハラハラするわ!」「あの釘をクリーチャーが踏んじゃって悶絶すると思ったら違うんかい!」と、この釘だけで幾つも突っ込めて幾つも楽しめます。

いちおうホラー映画と言う触れ込みながらもホラー要素よりもツッコミ映画として楽しめてしまったので、差し引きで平均点としておきました。
父と娘の間のドラマはちょっと感動する所もあるので、「ホラー無理!」と拒否反応を起こさず勇気を持って観てみよう!

◆パンフレット:720円

クワイエット・プレイス

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【18-096】コーヒーが冷めないうちに ★★★★☆
category: 2018年の映画レビュー | author: moeru-movie
有村主演と言う事もあり、コーヒーが冷めないうちにを鑑賞。

時田数(有村)が働く喫茶店「フニクリフニクラ」には、ある席に座ると自分が望む時間に戻れるという伝説があった。
「過去に戻れるのはコーヒーをカップに注いでから、そのコーヒーが冷めてしまう間だけ」といったいくつかのルールがあるが、過去を訪れたい人たちが次々と来店する。


この映画に限らず、「もう1度あの人に会いたい」という願いをかなえる映画は何本もありました。
その為に、ある時は生き返ったり、ある時は別人に成り代わったり。
でも、一番オーソドックスなのはタイムスリップでしょう。
この映画も大枠ではタイムスリップという事になりますが、色々と細かい条件が付き、且つ「過去で何をしても現在は変わらない」という所が個性的です。
普通は過去を変えれば何らかの変化が現代に及ぶのは必然ですし、そこを放置する事でタイムパラドックス的な矛盾が生じてしまうのがタイムスリップ物の宿命ですが、「過去で何しても現在は変わらないよ」というルールを敷くことで、普通なら「それは辻褄が・・」ってなる所も「現在は変わらないという仕様だからいいんです」と落とす事ができるのはメリットでしょう。

この映画では、最初に波瑠&林、次いで松重&薬師丸、更に吉田羊、最後に主人公の有村&石田の各エピソードがオムニバスというほど分離していないものの、順番に描かれる形となっております。
正直、最初の波瑠のエピソードがどうでも良すぎて、この先思いやられるわ・・・と不安が高まりましたが、松重エピで一気に黒字転換し、吉田羊エピソードで黒字維持。そして有村エピソードでもリードを保ったままゴール・・と終わってみれば満足できました。

それぞれのエピソードの詳細はネタバレになるので書けませんが、レビューを見ると松重&薬師丸エピソードが一番の涙腺崩壊力のようですね。
確かにこのエピソードは自分のような中年以上の年齢層には特に響くものがあります。
一方、最後の有村&石田エピソードは多少のネガティブなコメントもあるようですが、自分は割と気に入ってます。
石田ゆり子の正体については、序盤から薄々感じてはいましたが、まあ予想通りのベタ展開。
でも、ベタ上等じゃないですか。
「過去に戻る」という要素をひっくり返して、文字通り未来を使って思い出に決着を付けたストーリーは自分は素直に良かったと思っております。
ちなみに、このエピソードのキーパーソンになった未来と書いてミキちゃんと読む娘は、「映画ビリギャル」で有村演じる工藤さやかの幼少期を演じていた山田望叶ちゃんなのも奇遇ですね。

しかし、1点だけ本編とは関係ない部分ですが「4回泣けます」ってコピーは良くないと感じました。
4回と言う事は、各エピソード全てで泣かせるという事を示唆しているんだろうけど、そんな事は大きなお世話です。
案の定、「4回は泣けない」という意見が出ちゃってるのもこのコピーから導出されたものだと感じます。
感動って、他の人に意見されるものじゃないからね。回数とかどうでもいいんですよ。

最後に・・・「有村架純の顔の形は年々・・(以下略)」と思ってしまうのは自分だけでしょうか・・・

◆パンフレット:720円

コーヒーが冷めないうちに

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【18-095】死霊館のシスター ★★★☆☆
category: 2018年の映画レビュー | author: moeru-movie
大好きな死霊館シリーズ最新作の死霊館のシスターをわくわくしながら鑑賞。

1952年、ルーマニアの修道院で一人のシスターが不審な死を遂げる。教会は、この事件の調査のためにバーク神父(デミアン・ビチル)と見習いシスターのアイリーン(タイッサ・ファーミガ)を修道院に派遣する。
二人は調査を進めていくうちに、修道院の恐るべき秘密にたどり着く。


おなじみジェームス・ワン製作で、監督は2016年の未体験ゾーン映画の中で予期せぬ「大当たり」だった「ザ・ハロウ 侵蝕」のコリン・ハーディという事で非常に楽しみにしておりました。

話の方は、自分も2016年に劇場鑑賞した「死霊館 エンフィールド事件」の前日譚とも言えるものです。
もっと言うと、「エンフィールド」での裏主役であった悪魔の「ヴァラク」の誕生秘話的な作りになっております。
同じ「ヴァラク」の話と言うだけあって、全体的にはオーソドックスな「エクソシストもの」の流れですが、良くも悪くも「ヴァラク」が特徴的です。

「良くも」の方は、なかなか恐怖度も高く、かなりの無敵っぷりゆえに、観てるのが辛くなるくらい絶望感に打ちひしがれます。
しかし、あまりにも凶暴すぎて、もはや「悪魔」というよりも「モンスター」になっちゃってるせいで、エクソシストものというよりも見方によっては怪獣映画に近い感覚すら漂ってきます。

で、肝心の恐怖度も、敵がモンスター化している事もあってか、心理的にジワジワと来る(本家「死霊館」はそのジワジワゾクゾク感が良かった)というよりも、音でビックリとさせ、「急に現れる」みたいにやっぱり驚かせる系の演出が目立ちます。
なので、一見怖いと感じそうなものの、実の所は「怖い」というよりも「ビックリする」というお化け屋敷感覚に近い恐怖度となっております。
個人的にはねぇ・・・音や画で「ビックリさせる」という事に頼るのはホラー映画としては「逃げ」だと思うので、せっかくゴシックホラー色が良く出ていると思っていたのにちょっと残念でした。

と言う事で、死霊館のゴシックホラー的な雰囲気に誘われて観てみたら、現代的なアトラクションホラーでした・・って所でしょうか。
決して「ホラーとして全然ダメ」とは言いませんが、「何かちょっと違う」という事もあり平均点にしました。
できれば「エンフィールド事件」を観ていた方がイイですが、まあ観ていなくても単体で何となく分かるので、アトラクションホラーを体験したい方はぜひどうぞ。

◆パンフレット:720円

死霊館のシスター

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【18-094】食べる女 ★★☆☆☆
category: 2018年の映画レビュー | author: moeru-movie
舞台挨拶に当たったので食べる女を初日から鑑賞。

敦子(小泉)は、古書店を経営しながら雑文筆家としても活動していた。古びた日本家屋の一軒家で暮らす彼女は、女性たちを招いておいしいものを好きなだけ食べる宴を開く。
風采の上がらない中年男性との関係に戸惑う圭子(沢尻)、何かが足りない恋人に求婚されたことを悩む多実子(前田)、恋愛で失敗ばかりしているあかり(広瀬)らが集まり、敦子が振る舞う料理に舌鼓を打っていた。


事前にざっと内容を予習した限りは「あぁ、これは女性向けだな。おっさんには合わんだろ・・」と思っていました。
でも、「食」を絡めた話として面白かった「深夜食堂」みたいな人間ドラマなら充分楽しめると期待開いたんですが、結果的にはやっぱり全く合いませんでした。

何が合わない(っていうか、ハッキリ言ってつまらなかった)って、まず話に起承転結が無い。
食欲と性欲と言う人間の本能に従って生きる女は結構だが、ちょっと美味いものを食べながら男やSEXの話をしているだけで、これといった大事件が起こる訳でもなく、何人かの女性の話が描かれる群像劇と言ってもいい作りながらも、あまりそれらが融合することなく並列に描かれているだけである。

そして、例えばシャーロットの旦那が急に「俺は浮気をしている」「結婚する時は料理しなくていいと言ったが、毎日冷凍食品ばかりでうんざりだ!」と序盤にいきなりブチ切れて出て行ったと思えば、終盤にはちゃっかり「戻ってきてくれ」的な女々しい事を言ってる。
この間には何の描写も無く、強いて言えばシャーロットが鈴木京香の元で料理が少しできるようになったというだけである。
別にシャーロットの料理が2人のヨリを戻したわけでも無いので、観てるこちらは「?」なのです。
そんな感じで、他のエピソードも全体的に薄っぺらく見えちゃったんだよね。
沢尻とユースケの絡みだって出会いと言い再会といい不自然なほど唐突でしょ?

そしてラストには、それまでの話とは何の脈略も無く、皆が卵かけご飯を食べるシーンで終わるって何なの?
そりゃあ「卵かけご飯超美味そう!」とは思うけど、それって映画の話としては完全に蛇足なわけです。
で、結局は「手羽先美味そう」とか、料理の印象は強く残っても、映画のお話としては全然頭には残らなかったという事でこの採点です。
やっぱりターゲットはアラサー以上の女性なんでしょうね。おっさんが観ても難しいってか?

そんな映画でも、いつもの癖でちょっと気になる脇役チェックの方は1点収穫が!
それは壇蜜さんの娘役ミドリの鈴木優菜ちゃんです。
まだ小学生なのかな? 
でも、さすが東宝シンデレラのファイナリストだけあって、小学生にしては大人びた美人顔が印象に残ります。
高校生になる頃には大化けしているのでは?と予言しますが、果たしてどうなるでしょうか?
って、小学生をチェックしている時点で気持ち悪いと言う苦情は受け付けません・・(; ̄Д ̄)

◆パンフレット:720円

食べる女

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【18-093】3D彼女 リアルガール ★★★☆☆
category: 2018年の映画レビュー | author: moeru-movie
舞台挨拶目当てで3D彼女 リアルガールを鑑賞。

アニメやゲームが大好きな高校生の筒井光(佐野)は、バーチャルな世界に満足し、オタク仲間の伊東とアニメのヒロイン魔法少女えぞみち(声:神田沙也加)だけを心のよりどころにしていた。
ある日、彼は派手で無愛想な美少女・五十嵐色葉(中条)とプール掃除をすることになり、彼女はなぜかいきなり光に告白する。


アニヲタなのに美人の彼女が!?というコミック原作の映画です。
ハッキリ言って、現実的には有り得ない事です。(決めつける)
でも、1万組に1組くらい居るかも?という妄想が頭をよぎる気持ちもあります。

って事で、前半はひたすらアニヲタ&美女の不釣合いなカップル中心に、友達とかライバルとか、キャラの立った面々を巻き込んでコメディ仕立てで進んでいきます。
ここは直球な展開とは言え、飽きずに楽しめます。
特に、同じアニヲタの血が流れる綾戸さん(上白石萌歌)の登場により、むしろ中条あやみよりも上白石萌歌の方がめっちゃお似合いという気持ちにもなってしまい、果たしてこの恋の行方は!?とドキドキもします。

しかし、後半は一転してシリアスな展開。
アニヲタ君も、前半の「こりゃまたアニヲタをディスってるな」と思わせる極端な変人っぷりが無くなり、ただの好青年に。
そして何故か挟み込まれるハロウィンパーティでのミュージカル風の演出に至っては、自分の興味も完全にしぼんでしまいました。
何か、邦画の「手軽に泣かせられます」パーツである「病気」「記憶喪失」を本当に手軽に使っちゃってるせいで、「卒業」ばりのシーンも感動要素はほぼゼロであると自分は評価しております。
(原作がそうなんだから仕方ないと言われればそうなんでしょうけど・・・)
しかも、何か終盤なかなか着地しないで引っ張り過ぎに思えたのは自分だけだろうか・・??

結局、前半は気に入ったものの後半は・・・となり、その前半も言ってみれば「電車男」的な話ゆえに新鮮さは今イチという事もあり、平均点に落ち着いてしまいました。
こういうラブコメ(コミック原作)ものって、1年に何本かは刺さるんだけど、他はことごとく芯を外すのは、そもそも自分がこの手の映画のターゲットから大きく外れているおっさんだからなのでしょうか。。。

しかし、演者はみんな頑張っていますし、それぞれ個性があって楽しめます。
自分は中条あやみよりも「恒松祐里」「上白石萌歌」の方に興味が寄ってたんですが、それぞれ満足できました。
それに加え、アニメキャラの声で出演の神田沙也加の声優スキルが高い事にも驚かせられます。
なので、この映画の出演者ファンには勧められます。
そうでない方は、自己責任でどうぞ・・・。

◆パンフレット:720円

3D彼女 リアルガール

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【18-092】響 -HIBIKI-(ネタバレあり) ★★★★☆
category: 2018年の映画レビュー | author: moeru-movie
激推しの欅坂46平手主演の響 -HIBIKI-を初日から鑑賞。

突如として文学界に現れた、鮎喰響(平手)という15歳の少女。彼女から作品を送られた出版社の文芸編集部の編集者・花井ふみ(北川)は、彼女の名を知らしめようと奔走する。
やがて響の作品や言動が、有名作家を父に持ち自身も小説家を目指す高校生の祖父江凛夏(アヤカ・ウィルソン)、栄光にすがる作家、スクープ獲得に固執する記者に、自身を見つめ直すきっかけを与えていくようになる。


繰り返しになるが、自分は欅ヲタである。しかし平手に関しては何の感情も無い。
なので、この映画に関しては、「欅坂46の平手だから」という要素は何ら評価の足し引きには関係しない。
そして自分は原作も読んでいません。
なので、あくまでも映画単体の評価となります。

まあ、全体的に言うと面白かったですよ。尺がちょうど良い事もあって退屈せずに観られました。
この映画(話)は、良くも悪くも「響」という子の個性で8割が成り立っている感じで、その個性の受け止め方が評価になると思っています。
本来であれば、彼女と関わった文学界の面々(映画で言えば小栗とか柳楽とか北村とか)の内面とかも非常に興味深い所ではあるんだけど、そのへんを描く尺は短く、やや消化不良とも言えます。

で、その肝心の「響」ですが、正直言って自分は引き気味でした。お世辞にも「共感する」とは言えませんでした。
そりゃあ言う事の筋は通ってるよ。特に大人側がクソなのも明らかだわ。
しかし、何かと言うと暴力に訴えるとか物に当たるとか(本棚倒すとかね)っていうのは頂けない。
あそこまで行くと、いくら正論であっても、精神に何らかの障害があるとすら思えてしまう。
「猟奇的な彼女」じゃないけど、それがキャラクター設定だからと言われればそれまでだが、いくら才能があってもチンピラ厨なんじゃね・・・。

そしてラストのエピソードも謎ですよ。
ダメと注意されたそばから速攻で暴力沙汰を起こした後だというのに、何故か1人で人気のない道の踏切を歩く響と出会う小栗旬。
ここでの響の行動も全く理解できません。
何なんだ?響は死にたいのか?通りすがりの自称小説家のためにあんな事する意味は何なんだ?
挙句の果てに警察に連行されて終わりって・・・・。
このラストで「響ってのは単なるトラブルメーカーのDQN」って思えちゃうのが残念でした。
(もっとも、この辺は原作通りのようなので、映画の責任では無いのかな・・・)

さて、芝居の方ですが、まずは平手。
キャラ的に感情の起伏が無く、終始冷淡な喋りが多いゆえに、棒芝居が芝居じゃなくキャラクターに溶け込んでいます。
ハッキリ言ってイメージは非常に響と重なる部分は多いけど、芝居は特段上手いとは思いませんでした。
まさに「平手のイメージ=響のキャラ」に助けられたと言っていいでしょう。
むしろ『パコと魔法の絵本』以来、10年ぶりくらいに見たアヤカ・ウィルソンのハーフ美少女っぷり&色々と裏表あるキャラの方が目を惹きました。
なお、序盤で「あれ?この人ってもしや・・?」と1シーンだけ気になった人が黒川芽以だったという事にエンドロールで気づかされますが、たった1シーンのために黒川芽以をキャスティングするなんて・・・。

そしてそして欅ヲタとしてはエンドロールに流れる曲にも大注目だったと思います。
試写でも曲については伏せられ、聞くところによると、劇場によってはパンフも初回上映終了まで販売されなかった(エンドロールのクレジットが掲載されているので)という『角を曲がる』というタイトルの曲。
ナスカ作曲らしく時間当たりの歌詞密度が高いものですが、曲風としては、けやき坂46の「それでも歩いてる」に近い感じです。
もともと欅の曲の中でナスカ楽曲はお気に入りな事もあり、個人的にはとても良かったです。
他にも、既にファンの間では知られているかと思いますが、響の自宅の部屋にはカワウソのぬいぐるみがあったり(平手はカワウソに似ていると評判)、砂浜で埋められている時に砂山から出ている足の先がこちょこちょ動いているのは芝居じゃなく平手の癖だとか、そういった本編の話とは関係ない小ネタにも欅ヲタは注目です。

原作のコミック第6巻までが映画の話になっており、まだまだ続きはあるようですが、果たして続編は作られるのか?
作られるとして、また平手がやるのかが気になりますな。。

◆パンフレット:720円

響 -HIBIKI-

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【18-091】累 −かさね− ★★★★☆
category: 2018年の映画レビュー | author: moeru-movie
一見すると、口裂け女のホラーと思えてしまう累 −かさね−を鑑賞。

伝説の女優の娘・淵累(芳根)は卓越した演技力を持ちながら、自分の醜い外見にコンプレックスを抱いて生きてきた。
彼女の母親は、キスした相手と顔を取り替えることが可能な謎めいた口紅を娘にのこす。
一方、舞台女優の丹沢ニナ(土屋)は、容姿に恵まれながら芽が出ずにいた。
やがて二人は出会い反発し合いながらも、互いの短所を補うために口紅の力を使うことにする。


ズバリ、変則的な「1人2役」+「2人1役」ですよ。
天性の天才的な演技力を持つものの、顔に醜い傷を持つ女と、美貌を持ちながら演技力は大根と言う女が「効き目12時間」で顔を入れ替えられる口紅を使って「美人+演技力抜群」の女として上りつめていく話です。
まあ、巷では「本来、醜女であるはずの芳根京子が可愛すぎる」という指摘もあるようだけど、まあそこはね・・・本当のブスじゃあ色々と集客上の大人の事情とかあるからね。
「顔の傷」+「何か根暗な性格」+「当然異性との付き合いも無い処女」という設定という事で十分受け入れられました。

で、やっぱり見所は「1人2役」「2人1役」ですよ。
顔が入れ替わるって事は、要するに「転校生」的な「体が入れ替わる」というフィクション設定と同じですが、それによって「根暗な累」と「美人だけど社交的なニナ」を都度演じ分けないといけないといけません。
これが想像以上に違和感が無く、2人とも見事に演じ分けられていたと評価します。

その後も、結局は「人の顔を借りて名声を得ても、それはやっぱり自分じゃない」という所が悲劇な累と、「自分が有名になっていく。でも本当の自分はここにいる」という所が焦りにつながるニナの感情が高まっていき、最後は・・・って事で、自分が思い描いていた筋書き通りに話が進んでいきます。
「やっぱりそういうオチ」(ズバリ言っちゃうと、大勢の観客の前で口紅による顔交換の効果が時間切れで無くなってしまい、舞台上のニナの顔が累の醜い顔に変わってしまう)と思っていましたが、実際は更にそこから1段2段と乗せてきました。
これはこれで面白かったですよ。

そのクライマックスは、舞台「サロメ」のシーン。
この「サロメ」自体は、映画本編の内容とリンクする所もあって興味深い上に、土屋太鳳のダンスが圧巻ではあったのだが、その太鳳ダンスが必要以上に尺を取っているようで、ちょっとしつこかったかな。
劇中劇は良かっただけにちょっと残念です。
そういった「ちょっと残念」は他にもあって・・・
・途中から急に出てこなくなる横山裕の存在意義が無さすぎる
・そもそも累の母があの口紅を持ってる理由など、一切不明すぎて謎
・2転3転のクライマックスは、面白くはあったけど、色々と回りくどい
・あんな高所から落ちても大した怪我無く芝居を続けた累(顔はニナ)が不死身すぎる

と言った感じで、1つ1つは本当に僅かな違和感でしかないんだけど、積み重なるとちょっと拭いきれなくなるという事で採点も減点となってしまいました。
Aimerの主題歌が本編イメージにも合ってて記憶に残る所とか、プラス要素もあったんですけどね。

はい。色々と小さな不満は書きましたが、土屋太鳳と芳根京子の演技合戦は見応えがあります。
個人的には、この2人の壮絶な芝居だけで入場料分はペイできたと考えていますので、興味があったらぜひどうぞ。

◆パンフレット:720円

累

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【18-090】オーシャンズ8 ★★★☆☆
category: 2018年の映画レビュー | author: moeru-movie
予告編を観て面白そうだったオーシャンズ8を鑑賞。

仮出所したデビー・オーシャン(サンドラ・ブロック)は、服役中に考えていた犯罪計画を実行しようとする。
それは、ニューヨークで開催される世界最大規模のファッションの祭典メットガラに出席する女優ダフネ・クルーガー(アン・ハサウェイ)が身に着ける1億5,000万ドルの宝石を盗み出すというものだった。
デビーは旧知の仲のルー・ミラー(ケイト・ブランシェット)を相棒に、ハッカー、スリ、盗品ディーラーらを集めてチームを結成する。


まず最初に、わたくしはこのオーシャンズシリーズは一切観ておりません。
この映画単独で、「何か面白そうなドロボーものかな?」と思って観ただけの一見さんです。
なので、過去のオーシャンズシリーズを観ていないと分からない部分は全く分かっておりません。

で、単なる「ドロボー映画」と観た感想なんですが、そりゃあ共演している女優陣は豪華ですよ。華がありますよ。個性もあります。
その個性的な面々が次々登場する序盤からワクワク・・・・しなかったんだな。
出演者は華麗だし、華はあるんだけど、肝心のストーリーの方は粛々と進む感じで高揚感はあまりありません。

で、「綿密な計画のもと、強奪不可能な宝石を奪う」って話なんだけど、よく考えるとお世辞にも緻密とは言えない計画に唖然とします。
トイレ前のちょっとした死角を使うのはまだしも、宝石を身にまとっている女に腹下しの薬を混ぜ込んで、その女がトイレで逆流している最中に介抱するふりして宝石盗むって・・・・色々と無理がありすぎでは?
他にも、ハッカーは様々なセキュリティも簡単に突破するし、色々と都合の良すぎる(運に左右される)展開が目に余ります。
その後のシーンも、いちいちスタイリッシュだったり、しまいにはファッションショーだろ!というシーンは色々と盛り込まれており、一見華々しくて楽しそうなんだけど、自分はいったい何の映画を観てるんだろうと見失いそうになりました。

結局、この映画は「面白いドロボー映画」というよりも「ドロボー映画に出ている多数の美女(特に熟女)を楽しむプロモーションビデオ」だったんだなというのが率直な感想です。
そう考えると、ストーリーは二の次でもいいし、画的には華々しくて飽きさせないし、全編通してオシャレです。ブランドものとか宝石とか、一般人には見る事も触れる事も無い高価なものも堪能できます。

そんなわけで、「ストーリー第一・女優陣の豪華共演の楽しみは第二」と思ってた自分には消化不良な映画でした。
まあオールスターキャストの映画って、往々にしてこんな感じ(ストーリー自体は意外と杜撰)でしょう。
いったい女優陣のギャラだけで総額幾らになる事やら・・・

◆パンフレット:720円

オーシャンズ8

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