映画感想を中心とした管理人の戯言です。
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【19-080】ターミネーター:ニュー・フェイト ★★★★☆
category: 2019年の映画レビュー | author: moeru-movie
楽しみにしていたターミネーター:ニュー・フェイトを鑑賞。

ある日、未来から来たターミネーター“REV-9”(ガブリエル・ルナ)が、メキシコシティの自動車工場で働いている21歳の女性ダニー(ナタリア・レイエス)と弟のミゲルに襲い掛かる。
ダニーとミゲルは強化型兵士のグレース(マッケンジー・デイヴィス)に救われ、 何とか工場から脱出した。
そして彼らをしつこく追跡するREV-9の前に、サラ・コナー(リンダ・ハミルトン)が現れる。


「正当なT2の続編」という触れ込みだが、実際に観て思ったのは「むしろT2のリブートだろ」という事。
T2でのT-1000がREV-9になり、シュワがグレースになり、そこにサラとシュワが絡むと言う流れで、話としてはひたすらREV-9との鬼ごっこが続く感じで、正直言って一本調子とも感じました。

冒頭、いきなりT2の頃のサラとジョンが登場し、T2の頃のシュワにジョンが射殺されるという衝撃シーンが出てくるが、CGであんなシーンが出来るんなら、今後生の俳優の出演は必要ねーじゃん!と思わされるけど、そこからはちゃんと生身の俳優が演じております。
(と言っても、マシーン設定の人たちは半分CGみたいなもんだが)
そこからは鬼ごっこの過程でひたすら色んなものをぶっ壊し、色んな人が死にますが、REV-9は基本的に不死身なので(それはT2のT-1000もそうだった)、危機を脱しても、結局はまた次のシーンで新たな追跡が始まると言う事の繰り返し。
それでも、新たな「人間側に付く正義の味方」と言えるグレースは、女とは思えないイケメンと女とは思えない体(貧乳なのもいいね)でインパクトは十分。
強いて言えば、ダニーの方に今いち感情移入し辛いと言うか、あんまり魅力を感じないキャラでした。

そんなわけで、この映画単発としては「派手なザ・ハリウッドアクション!」でまずまずなんだけど、本当にターミネーターシリーズのT2続編として観ちゃうと、思った程高揚感も無く、むしろ雑で単調な所にガッカリする所もあります。
まあ、今回はそれなりに楽しんだ点を考慮して4点付けてますが、T2に思い入れがあればあるほどこの映画の評価は下がる気がします・・・。

でも、このパターンでいつまで続ける気なのかしら?
既にスカイネットも無いのに続けちゃってるし、キリが無いような・・・。

◆パンフレット:820円

ターミネーター:ニュー・フェイト

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【19-079】ブラック校則 ★★★☆☆
category: 2019年の映画レビュー | author: moeru-movie
当初は観るつもりが無かったブラック校則を鑑賞。

光津高校では、髪型、制服、行動に至るまで厳しい規則“ブラック校則”が定められている。
目立たない存在の小野田創楽(佐藤)と正反対に騒々しい月岡中弥(高橋)は仲が良く、二人には気になる女子がいた。
彼女は生まれつき栗色の髪を黒く染めることを嫌がっていた。創楽と中弥は、彼女のためにブラック校則を潰そうと立ち上がる。


まあ、何で観る予定も無かったこの映画を観ようかと思ったのかと言うと、主にジャニヲタのレビューとして「ジャニーズ抜きにしても面白い」「毛嫌いしないで観て欲しい」というコメントが目立ったためだ。
別に自分はジャニーズ系にアレルギーは持ってないけど、そこまで言うのなら・・・という事で観てみたわけです。

結果・・・・・「普通」でした。
ジャニーズどうこうは関係なく、ストーリーがどうにもこうにも薄いと感じてしまったのが要因です。
タイトルにもなっている「ブラック校則」が、劇中ではさほどピックアップされておらず、もっぱら町田さんの髪色問題だけがテーマになっている印象だが、「髪染め禁止」「地毛なら地毛と証明するものを提出」ってのは、言う程ブラックじゃないでしょ?とも思えます。
で、「地毛と証明するための"幼少期の写真"が無い」という所から話は「写真探し」へと移ってしまい、校則自体の意義が放置されてしまったように感じます。
他にも火事(放火?)による外人問題とか、校則外の話が多かったよね・・・。

で、終盤は、やっと見つかった町田さんの写真(が入ったメモリ)を60分(だっけ?忘れちゃった・・)以内にもらって届ける・・ってくだりがあるんだけど、そのタイムリミットが何の期限なのか今イチ分からず、学校に持ち帰った後にパソコン室でモタモタしちゃって、結局期限過ぎてんじゃねーか!?と思わせてしまう所がグダグダに感じてしまう始末です。
それと同時に校庭では大ラップ大会的な騒ぎになっちゃって、もはやカオス極まりなくなってしまい、何かしっくり来ませんでした。
結局、町田さんの髪色問題が解決したのは納得なんだけど、何故か校則そのものが緩和されたような流れなのも描写不足だと思うんだよね・・・・。
って事で、悪くは無かったけど、やっぱりジャニのファンのレビューは贔屓目入り過ぎだなというのが自分の見解です。

そのジャニの主役たち。
まあまあ芝居は違和感無かったですよ。特に高橋くんのお調子者っぽいキャラは見てて楽しかったです。
それよりも自分の中で物議を醸しだすのはモトーラ世理奈でしょう。
割とマイナー映画中心に出演作は続いているようだけど、良く言えば「個性的」ではあるものの、万人が認める「可愛い子」という容姿とは言い難いと思うんだよね・・・。
そんな子に一目ぼれ設定って所が何か今一つしっくり来なかったのも事実なんです。
言ってみればモトーラ世理奈って「江口のりこ」タイプだよね?
芝居もさほど上手いとも思えないんだけど、この町田さんを別の子が演じたら、全く違った印象になるような気がします。

最後に、この映画のもっともけしからん事。それは・・・・・「成海璃子のおっぱい」です。
何か、胸が目立つ服着させて小走りにさせる(って事でユサユサ感大アピールww)のは一つの伝統芸能なんでしょうか?
ってか、成海璃子はいつからあんな巨乳化になったんだ??

すんません。ゲスなネタのままさようなら。

◆パンフレット:800円

ブラック校則

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【19-078】閉鎖病棟ーそれぞれの朝ー ★★★★☆
category: 2019年の映画レビュー | author: moeru-movie
観ようかどうしようか迷ってた閉鎖病棟ーそれぞれの朝ーを結局鑑賞。

長野県の小諸にある精神科病院には、さまざまな過去を持つ患者たちが入院していた。
死刑囚だった梶木秀丸(鶴瓶)、幻聴が原因で暴れるようになり周囲から煙たがられている元サラリーマンのチュウさん(綾野)、不登校のため通院する高校生の由紀(小松)ら患者たちは、明るく生きていこうとしていた。
ある日、秀丸が院内で人を殺してしまう。


これは評価が難しい1本でした・・・。

まず、多くの方が抱いているであろう「病院内の各種描写のテキトーさ」について、自分もそれはあちらこちらで感じていた1人です。
冒頭の歯磨きシーン(2つくらいしか無い洗面台に院内の患者全員が長蛇の列を作って自分の番を待つ)からして何だかヘンなシーンだなと思ったのをはじめ、そもそも院内はほぼフリーで職員たちも女性が多く、一般病院と何ら変わりない。
ここは「精神病院」なんだよね?ならば院内でもある程度の行動が制限されるものと思っていたが、特にそういう事は無かったのも不思議です。
と思えば、渋川清彦扮する重宗(後の事件の主要人物)は、精神病と言うよりもただただ野蛮なだけの暴力人間。
あいつはいったい何で「病院」に居るのか?見るからに危険人物なのになぜ野放しなのか?と思っていたら案の定である。
(あんな危険人物が居るのに、金属バットとか普通に転がっている場所に普通に居るのがそもそもおかしいよね)

更に!

この病院とやらは患者が外出したり居なくなっても、基本的には「放置」というのがおかしすぎる。
木野花扮するサナエさんは外出したまま孤独死(死後3日経って発見)というのは、まあ捜索願くらいは出してたのかな?と思っていたが、急に居なくなった由紀ちゃんに至っては何年後かに裁判所で再会して「由紀ちゃん!?」なんて言っちゃって、「おいおい、放置だったのかよ」と唖然としました。
あ、もう1つ。けっこう簡単に屋上に上がれて、塀も無く簡単に飛び降りる事ができちゃう精神病院っていうのもおかしすぎるよね・・。

と文句を言ってる割には4つ星なのが我ながらおかしな所ですが、こうれはもう小松菜奈の由紀ちゃんの好演に尽きるのですよ。
全体的に役者さんは好演揃いなんですが(前述の渋川さんのヒールっぷりも天晴れです)、「小松菜奈はすっかり女優さんになってるな〜」と感心しました。
役柄上、序盤から化粧っ気も無く、安い服で外見は全くイケてないんですが、だからこそ芝居力を見せるしか無い訳で、十分にその価値はあったと思います。
件の裁判所のシーンでは、涙が出そうになるほど感動しました。

その裁判所のシーンで、鶴瓶にもらった青いシュシュをしていたのを最初は「これは感慨深い」と思っていたが、よくよく考えるとこれもおかしいよね。
由紀ちゃんが暴行されてから、どうも画面からは「そのまま取るものも取りあえず病院から失踪した」というように解釈できたのだが、それなら何故シュシュを持っていたのか?と思っちゃう。
それ以前に、由紀ちゃんは病院を抜け出しても、行く所も無ければもちろんお金も無い。どうにもならないはずなんですが、裁判所での描写から「看護士見習いをしている」とか言って、それなりに普通の暮らしをしている風に見える。
これもどういう事なのかが全く納得がいきません。
この映画のテーマには「再生」というものもあるはずなんです。(だからこそのラストの鶴瓶の行動なんでしょ?)
なのに唐突な由紀ちゃんの姿には説得力が無いのが残念でした。

と言う事で、「細かな描写=×」「お話全般=〇」「役者の芝居=◎」「小松菜奈=◎◎◎」という事で4点です。
事実上、小松菜奈1人のための4点ですね・・・。
これからの女優業も楽しみにしております。

◆パンフレット:850円

閉鎖病棟ーそれぞれの朝ー

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【19-20】どすこい!すけひら 【上映後】舞台挨拶
category: 2019年の舞台挨拶 | author: moeru-movie
マスコミも入るシネ・リーブル池袋を第1希望にしたらまさかの落選。特に意識せず第2希望にしておいた港北NTに引っ掛かったので急遽センター北まで(と言ってもバイクで40分強かな)行ってきましたよ。

■会場:イオンシネマ港北ニュータウン
■座席:G列(A列未開放)
■MC:???(いちおう名乗ってたのを聞いたけど、ググってもHITしないので掲載自粛)
■登壇者:知英、草川拓弥(超特急)、りゅうちぇる、宮脇亮監督

今回はもちろんノーマスコミという事なので、超ダイジェストではありますが、久々にレポ書きます。

(ご挨拶)
知英「こんなに大きなスクリーンですけひらを観るとどんな感じなんだろう・・?」
草川「たくさんの方に来て頂いて嬉しい。素敵な作品に携わる事が出来て光栄」
りゅうちぇる「メリークリスマス!今日は皆さんとお喋り・・ウフフ♪・・試写会で会えて良かったです」(このコメントに関して管理人後述あり)
監督「連休の方も多いと思うが、その初日にありがとうございます」

(いよいよ公開です)
知英「太った綾音は、誰だろう?と自分じゃない感じがした。映画館でしか観れない綾音を観て頂けて嬉しいです」
(タクミ役について)
草川「スーパーアイドルとしての振る舞いに気を付けました。短い期間だけど楽しめました」
(映画初出演?)
りゅうちぇる「お芝居じゃなく、りゅうちぇるそのままだった。今までりゅうちぇる役はあるけど、今回が初めての役名。自分と似てたので楽しかった」

(印象に残るシーンは?)
監督「やっぱり大仏シーン。準備が大変でした」
知英「あれはCGじゃなく実写なんです。普通に大きい。手が届かないくらい大きい」
草川「??本当なの??ww」
知英「見てるじゃないですかっ!」
草川「はい。大きかったです・・・」
(山奥での撮影だったそうですね)
草川「監督の足が虫刺されで腫れてました」
監督「ブヨが酷くて・・」
知英「歩けなかったですよね?」
監督「綾音の足みたいになってた」
りゅうちぇる「蚊と何が違うの??」
草川「腫れが違う」←おい(笑)
りゅうちぇる「へーー(棒)。僕は噛まれなかった。すごく暑かったけど汗水を額に出せないので、フンッ!ってやったら(注:顔面に力を入れるみたいな感じ)出なくなりました」

ここでティーチインになります。
Q:「ファットスーツで大変だったこと」
知英「3時間かけて特殊メイクした。監督のイメージでは100Kgくらいで、いくつか比べて一番デカいのを選んだ。スーツ着たら歩き方も変わったけど、転んでも痛くなかったです」

Q:りゅうちぇるさんの劇中メイクは自分でやったの?
りゅうちぇる「メイクさんです」(以上!ww)「仕事の時はカメラ映えメイクしてもらいました」

Q:LINEぽこぽこというのは本当にあるんですか?
草川「前からやってます。劇中でやるので、やっておこうと思って・・。」
知英「撮影中もやってる時間が長かったですよ」

Q:草川さんに。劇中のアイドルと超特急のアーティストとの違いは?
草川「草川とタクミは違う。周りから見ると似てるかもしれないけど、普段からアイドルを意識していないので、立ち振る舞いが大変でした」

(では最後にメッセージを)
知英「今日の舞台挨拶もこれで最後です。観に来て頂きありがとう。コメディとして観てたら色んな事を感じさせる映画になってます。自分にも向き合えると思うので、また観に来てください」

と言う事で、最後は出演者たちが客席をバックにスマホで記念撮影(お客さんは撮影不可)して終了です。

さて、舞台挨拶中、りゅうちぇるがこの舞台挨拶の事を「試写会」と発言していました。
わたし、もう何年も前から感じているんですが、「舞台挨拶」と「試写会」とを混同(というか、舞台挨拶=試写会と思ってる)人があまりにも多い事にビックリします。
今回のように、当の出演者自身が舞台挨拶の事を「試写会」という場面も何度も観ましたし、私の知り合いも舞台挨拶の事を「試写会」と言う人がとても多いです。
これは、芸能ニュースなどで「完成披露試写会で出演者が登壇」みたいな映像が良く流れるんですが、それを観て「芸能人が出てくるイベントが試写会って言うんだ」と勘違いしている人が多いんじゃないかなと思っています。
知ってる人は分かりますが、試写会は一般上映前に宣伝目的で「映画を上映する」事を指し、出演者が登壇するかどうかは関係ありません。
出演者が登壇するイベントの事を「舞台挨拶」と呼ぶので、完成披露試写会等は「舞台挨拶付き試写会」なんですが、そういう細かい事は考えずにインスピレーションで「試写会」って言葉でインプットしちゃうんでしょうね。

はい。話が逸れてしまいましたが、この日の場内は草川君ファンの女子が圧倒的に多い感じでした。
池袋の方が抽選落ちした所を見ると、そこそこ人気がある感じなんですかね・・(あいにく男のアイドルは全く疎いので分かりません)
知英ちゃんは見るたびに日本語が日本人以上に上手くなっていく印象でしたが、「レオン」の頃には日本人とほぼ同じレベルまで達していたので、もはや上手いとか言う言葉は不似合いな感じでした。

まあ、日本では嫌韓の空気も濃くなっている印象で、自分も韓国のお国柄というか政府首脳レベルの奴らは大嫌いですが、知英ちゃんのように日本を好きでいてくれて日本で頑張っている人は応援します。
また別の映画の舞台挨拶も楽しみにしています!

◆映画ナタリー:知英が超特急リョウガ&ユーキ登場に感激、草川拓弥がサプライズ仕掛ける
◆音楽ナタリー:“主題歌の夢”叶えた超特急タクヤ、映画挨拶にリョウガ&ユーキ呼び込みサプライズ演出
◆モデルプレス:超特急リョウガ&ユーキ、サプライズ登場 主演・知英も「びっくり!」
◆ザテレビジョン:知英や草川拓弥の舞台あいさつに超特急のリョウガとユーキがサプライズ登場
◆Astage:金子大地、知英の美しさに「ビックリしました」草川拓弥はリョウガ、ユーキと共に超特急の主題歌器用に感謝!
◆MusicVoice:「どすこい!すけひら」公開記念、超特急のリョウガとユーキが祝福に
◆シネマトゥデイ:金子大地、ファットスーツを脱いだ知英の美しさに驚愕
◆映画.com:知英「超特急」のサプライズ登場に感激! りゅうちぇるは対抗心むき出し
◆作品の公式ツイッター:会場での記念撮影のツイート ※本人しか分かりませんが、自分がめっちゃ写ってるww

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【19-077】 どすこい!すけひら ★★☆☆☆
category: 2019年の映画レビュー | author: moeru-movie
舞台挨拶が当たったというだけでどすこい!すけひらを鑑賞。

ぽっちゃり体型の綾音(知英)は、チョコレート好きが高じてイタリアに移住した後に事故に遭い、昏睡状態から目覚めるとモデルのようなスタイルになっていた。
帰国してエステティシャンとして働き始めた彼女は、恋愛には無関心でチョコレートとゲームに夢中だった。
ある日、エステサロンの客で人気アイドルの湊拓巳から食事に誘われる。


元々は超デブだった女子が激ヤセして・・・という話で真っ先に思い浮かべるのが「カンナさん大成功です!」です。
原作は日本のコミックという点も同じですが、先に映画化された韓国版の方が「デブでブスな自分」と「痩せて綺麗になった自分」との対比と、外見は変わっても内面は変わらない事による葛藤が上手く描かれており、とても面白かった記憶があります。
一方、遅れて映画化された日本版では、どちらかというとコメディ路線に走った形だったおかげで、さほど心には残らなかった1本でした。

そしてこの映画。結論から言うと、薄っぺらい話で全然面白くありませんでした。
外国で昏睡状態に陥り、気付いたら激痩せという強引な流れには目を瞑るとしても、元々デブだった自分をそれほど卑下しておらず、男の子にフラれたといっても、そんな事は太って無くても良くある話なので、そもそも「太ってた時代」自体がベース話として弱過ぎる所からしてつまらない要因です。

そして痩せた後も、もともと「F4」(FAT_4。デブ4人組)と呼ばれる友達とも変わらず仲もいいし、エステ店にもすんなり勤める事ができて、全く「太ってた時代との対比」要素が出て来ません。
そこからアイドルの拓巳が客として現れ・・・という話に至っては、もはや普通の安い恋愛ものと言ってもいい流れです。
まあ、途中から拓巳の彼女に「高校時代はデブだった」事がばらされますが、だからといってそれほど大きくストーリーも膨らまず、全くの中途半端な展開です。
その後、高校時代に自分をフッた男が拓巳と同じ事務所で・・という強引な設定に乗って新たなエピソードが展開すると思いきや、こちらもさほど膨らんでいきません。
セオリーから言えば、痩せた自分に対する態度を見て、「人を外見でしか判断しないクソ野郎」という事が分かって・・・っていう流れなんだけど、そういうヒール的な性格を持つでも無い男じゃあ存在意義がありません。
かと言って、コメディとして観て面白かったかと言うと、りゅうちぇるとの絡みで少し面白い所があった以外は場内でも笑いが起きる所も無く、静まり返っている始末です。

前述の通り、この映画は原作がコミックと言う事ではありますが、映画としてあまりにも起伏の無い話で内容が薄い上に、特に若い男優陣の下手な芝居や、何故か知英主演映画だと出てくる竹中直人のワンパターン芝居もテンションが下がります。
まあ、映画自体が面白ければ、そういった事も気にならないんでしょうが、何か色々とあらさがしみたいな感じになっちゃったのが不本意です。。。

最後に、この映画ではデブの頃も痩せてからも「キットカットを食べる」シーンが目立ちます。
一歩間違うと「キットカット食うと太る」というネガティブなイメージがつきそうですが、まあ劇中の綾音ちゃんは毎度毎度とても美味しそうに食べてたので、それはそれで良かったのかな・・・

◆パンフレット:1000円(頁の半分がコミックスの1巻試し読みで、コスパが極めて悪い)


どすこい!すけひら

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【19-076】楽園 ★★★☆☆
category: 2019年の映画レビュー | author: moeru-movie
『悪人』『怒り』の原作者・吉田修一氏の原作で瀬々監督と言う時点で重苦しい確定と思ってた楽園を鑑賞。

12年前、青田に囲まれたY字路で幼女の誘拐事件が発生した。事件が起こる直前までその幼女といたことで心に傷を負った紡(杉咲)は、祭りの準備中に孤独な豪士(綾野)と出会う。
そして祭りの日、あのY字路で再び少女が行方不明になり、豪士は犯人として疑われる。
1年後、Y字路へ続く集落で暮らす養蜂家の善次郎(佐藤)は、ある出来事をきっかけに、村八分にされてしまう。


やっぱり。そうだよな。重苦しいですよ。ハッキリ言って救いようが無いお話。
「綾野剛パート」と「佐藤浩市パート」はもともとは別の話だったのを1本の映画にまとめた形なので、どこかまとまりに欠ける印象もあるけど、まずは綾野剛パート。

「消息不明の女の子はどこに?」「犯罪に巻き込まれた?だとしたら犯人は?」というミステリー仕立ての触れ込みだったけど、犯人捜しで進んで行く話でもありませんでした。
むしろ、失踪直前まで一緒に居た紡ちゃん(杉咲)が何年経っても「自分のせいだ」という心の傷を抱えたまま大人になる過程に重きを置かれている印象です。
とは言え、ハッキリとした説明は無いながらも一応は「犯人」と思われる男が炙りだされ、挙句の果てに灯油をかぶって焼身自殺。
結局何も分からないまま(本当に自殺した男が犯人と言えるのかの根拠も薄いまま)終止符を打たれた形で後味が悪いし、その「犯人かもしれなかった男」と交流があった紡ちゃんのその後も気になります。

一方の佐藤浩市パート。
こちらは田舎の部落における閉鎖的な意識ゆえの「村八分」という事象を経ての最悪の結末に至るまでのお話なんですが、今イチ村八分に至るプロセスが分からず(養蜂での村おこし計画のこじれという事は分かるのだが・・・)、恐らく劇中の善次郎同様に何だか良く分からないうちに爪弾きにされるのが怖いと言えば怖い。
そりゃあ少し「奇行」みたいな所もあったけど、ちょっとしたことがきっかけで1人の男が追い詰められていく様は端から見てると不思議な光景です。
この善次郎に対する未亡人の久子さん(片岡)の行動もちょっと掴み所が無い。
90年代に出演の珍作「北京原人 Who are you?」以来、20年ぶりくらいにこの人の裸を見る羽目になったが、さすがに時代の流れを感じさせる・・・って事は置いておいたとしても、いきなり温泉に誘い、ガチ裸で混浴しながら迫られると引いちゃうってのは20そこそこの小娘じゃああるまいし、どういうこっちゃ?とスッキリしません。
(結ばれてもいいけど、村八分に遭ってる善次郎という事がどこか引っかかり、どこか拒絶感が出ちゃう微妙な心理であるものと理解しましたが)
こちらのパートも、直接的な描写は無いものの「八つ墓村」「丑三つの村」的な最悪な結末を迎えるのは心が痛みます。

さて、注目の女優陣ですが、杉咲花が抜群にイイですね。
『湯を沸かすほどの熱い愛』での熱演は自分も大絶賛だったけど、この子は今時の子の青春映画とかよりも、どちらかと言うと「陰」を演じている方が上手さが引き立つような気がします。
『十二人の死にたい子どもたち』もそうだし、本作のようなまさに「薄幸」みたいな役柄がハマっています。
自分はいまだに杉咲花というと「レベッカのシャケ(木暮武彦)の娘」と思っちゃうけど、そんな事は関係なくこれからも大きくなっていくと思います。
あとは相変わらず黒沢あすかならではの存在感は強烈に印象に残ります。

「楽園」というタイトルは真逆の悲劇と閉塞感、破滅への道がモヤっと描かれている事から万人受けはしないだろうし、実際に自分もモヤモヤしただけに高得点を挙げる映画にはなりにくいですが、そういう重めのドラマも観てみたい方はぜひどうぞ。

◆パンフレット:880円

楽園

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【19-075】クロール −凶暴領域− ★★★★☆
category: 2019年の映画レビュー | author: moeru-movie
サム・ライミ製作でアレクサンドル・アジャ監督となると絶対に観ないといけないクロール −凶暴領域−を観てみた。

競泳選手の大学生ヘイリー(カヤ・スコデラーリオ)は、巨大ハリケーンの後、父(バリー・ペッパー)と連絡が取れないと聞いてフロリダの実家に戻る。
地下で大けがを負い気絶していた父を発見した彼女は、突如何者かによって地下室の奥に引きずり込まれ、右足を負傷してしまう。家の中はどう猛なワニたちに支配されていた。


日本にも立て続けに台風が上陸して被害が出ている中ではありますが、ハリケーンによる強風&洪水で地下に閉じ込められた親子にワニが襲い掛かるという荒唐無稽なお話です。
ライミ&アジャと言っても、しょせんはワニワニパニックです。ここはツッコミを入れながらでも楽しむのが吉でしょう。

繰り返しなんですが、洪水で地下室が浸水し始めて来る上に、何故かワニが何匹も入り込んでくると言う設定自体が面白いです。
どうやら近隣にワニ園みたいのがあって、そこから増水によって逃げ出したワニが地下のダクトを通じて主人公の地下室に入ったようですが、この際どこからどう入って来たかはどうでもいいです。
主人公の父ちゃんも、主人公自身も激しくワニに噛まれている(主人公に至っては足とか手とか複数回噛まれてる)にも関わらず死なないどころか、映画終盤には何事も無かったかのように泳ぎまくっていますww。
そんな不死身娘と知ってか知らずか、父ちゃんは何箇所も噛まれているはずの娘に対して「泳げ!おまえはアイツら(ワニさんたちね)より速い!!!」とか言ってワニがうようよしている外の道を泳ぎに出す始末です。
個人的には、噛まれているのももちろん痛々しいんだけど、そんな傷があるのに、ネズミやらの糞泥まみれの汚水の中を潜って目開けて泳いで・・・っていうのが末恐ろしいです。
あれは絶対に何かに感染しているに違いない!(そこを掘り下げるともはや違う映画になるが)とガクブルでした。

で、話の柱は、「だんだんと水没していく地下室からワニを避けて逃げ出せるか?」というシンプルなものなので、工夫が無いと一本調子で退屈になりそうですが、ボートで逃げられた!と思ったら、ダム決壊による濁流で一瞬にして「ふりだしに戻る」になったりして、適度に笑えるので、意外と退屈しません。
途中、ワニの卵の数々を見つけたはいいですが、今イチそれは膨らまなかったのは残念です。

クライマックスは親子よりも飼い犬が大丈夫なのか、それだけが心配になりますが、こと映画に於いては動物を酷い目に遭わせると、それが実際には危害を加えていなくても苦情が来そうという事もあり、内心安心して観ていられました。
それにしても、あの台風(強風)の中、ヘリが上手すぎるぞwwww

と言う事で、尺も短くてサクっと楽しめます。
くれぐも「こんな事有り得ねぇぇ!」なんてクソ真面目に怒ってはいけません。
これはアトラクションなんです。そこを楽しみましょう!
自分にはこのくらいの脱力感もあるB級パニックムービーが合ってるなと感じさせられた1本でした・・・。

◆パンフレット:820円

クロール −凶暴領域−

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【19-074】アド・アストラ ★★★★☆
category: 2019年の映画レビュー | author: moeru-movie
上映回数が少なくなってきたので、慌ててアド・アストラを鑑賞。

地球外知的生命体探求に尽力した父(トミー・リー・ジョーンズ)の背中を見て育ったロイ・マクブライド(ブラッド・ピット)は、父と同じ宇宙飛行士の道に進むが、尊敬する父は地球外生命体の探索船に乗り込んだ16年後に消息を絶つ。
あるとき、父は生きていると告げられ、父が太陽系を滅亡させる力がある実験“リマ計画”に関係していたことも知る。


予告編は何回も観てたけど、それ以外の予備知識はほとんど入れず観たこの映画。
もう中盤前から思ってたのは「これって『地獄の黙示録』じゃん」と言う事。
先日観た「銀河鉄道999」も地獄の黙示録っぽい所があると書きましたが、このアド・アストラはベトナム戦争が宇宙になっただけで、他は激似と思えました。
それもそのはず。地獄の黙示録の元ネタになっているジョセフ・コンラッドの『闇の奥』がこのアド・アストラのベースになっているとか。
そうなると、純粋にSFを楽しみたいとか父子の愛情とかを期待すると肩透かしを食らう事は容易に想像できます。
でもですね、自分は何故か地獄の黙示録が好きなんですよ。意味なんか分からないけど好きなんです。
なので、このアド・アストラも思った程悪く無いと感じてしまいました。

とは言え、仮にもSF映画なんだからSF描写はしっかりとしてて欲しいけど、この映画はかなり無茶苦茶な所が目立ち、それが酷評の要因になっているのも頷けます。
あの「実験猿」やら「鉄板片手に隕石降り注ぐ宇宙空間を突っ込んでいく」とかはまさに噴飯モノなんですが、未体験ゾーンの映画だと思って観れば楽しいものです(無理矢理な納得の仕方ww)

「地獄の黙示録」だけじゃなく「2001年宇宙の旅」「インターステラー」「ゼロ・グラビティ」的な要素も見え隠れする映画ですが、この映画はSF映画として楽しむよりも、コミュ障でファザコンだけどイケメンな男による「父を捜して43億キロ」というロードムービーとして観るのが吉でしょう。
※でも、巷の評判は「つまらない」「退屈」「寝た」というものが多いようなので覚悟してください。

◆パンフレット:815円

アド・アストラ

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【19-073】東京ワイン会ピープル ★★☆☆☆
category: 2019年の映画レビュー | author: moeru-movie
乃木坂松村が出てるというだけで東京ワイン会ピープルを鑑賞。

会社員の桜木紫野(松村)は上司に連れられてワイン会に出席するが、場になじめずにいた。
だが出席者の織田一志(小野塚)とは気が合い、ワインの知識が豊富で成功者にありがちな嫌味のない彼を好きになる。
その数日後、織田は粉飾決算で逮捕されるが、紫野は織田の振る舞いや彼にすすめられたワインにうそはないと判断し、引き続きワイン会に参加する。


観終わってしまえば「ワインの薀蓄を聞かせられる映画」の印象が強く、そのワイン会を通じて出会う人々のストーリーは薄いの薄くないのって・・・・。

そのワイン会の中心は織田と紫野という男女。
これがまた恥ずかしいくらい健全で「ワイン第一。キスもしなけりゃSEXもしない」というカップルです。
もっとも、織田の方はまだ映画も中盤と言うのに粉飾決算の容疑で逮捕され、以降はブタ箱に入りっぱなしという「何じゃそりゃ」な展開。
イケメンの実業家な割にはブタ箱では孤独で、紫野との「文通」(笑)だけが励みと言う有様です。
ちなみに、終盤で釈放されますが、特に粉飾決算の事は膨らまず、いったい何のための設定なのか謎過ぎます。

その紫野ちゃん。
ワイン好きにありがちな何だか良く分からない比喩表現でワインを語る事で男ウケもいい感じです。
ところが、それを松村が演じてると言う・・・(; ̄Д ̄)
まあ、バラエティ等での松村のイメージから言うと、ワイン片手にオシャレなおつまみを食するなんてのは全く筋違いで、唐揚げ喰いながら(からあげ姉妹だけに)「ハイボール飲んでウィー!」なのが本性だろうと思うのは自分だけでしょうか。
そんなギャップはまだしも、演技力はやはりバラエティの妄想企画並のトホホなレベルなのは仕方ない所か。

他にも、大野いと演じる「実は顔面あちこちイジってます」な女と「フェイク」なワインの話を絡めた顔面VSワインの「人工モノ対比描写」だったり、ワイン会ピープルの女の1人が突如HIVキャリアだとカミングアウトしたり(でも全然その話は膨らまず、全く蛇足なエピソードに成り下がっている)、何だか群像劇と言うにはあまりにも薄っぺらい話ばかりで辟易します。
そんな話なので、オチも特に落ちておらず、全く印象に残りません。
むしろ、エンドロール後にたっぷりと時間を取って無音の中で映し出される「田崎真也氏による"ワイン開栓〜グラスに注いで飲む"までの所作」シーンの方が印象に残ります。
いや待てよ!?個人的に一番印象に残ったのは「Mattの顔面」かな。「これぞ人工!!」ってか(笑)

ちなみに、この映画は大型台風により多くの映画館が休館になってからの明けの日曜。
夕方からOPENしたイオンシネマ港北NTで観たんですが、絶対観客は自分だけだろうとワクワクして行きましたが、何と自分含めて5人も居ました!!
貸し切り状態にならずに残念・・・・

◆パンフレット:900円

東京ワイン会ピープル

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【19-19】生理ちゃん 【上映後】舞台挨拶
category: 2019年の舞台挨拶 | author: moeru-movie
「生理ちゃん」の完成披露試写は舞台挨拶付きだったので、伊藤沙莉目当てで行ってきましたよ。

■会場:ヒューマントラストシネマ渋谷
■座席:F列(最前列B列マスコミ)
■MC:伊藤さとり
■登壇者:二階堂ふみ、伊藤沙莉、松風理咲、品田俊介監督

今回もメモは取ってましたが、動画が3社から配信されており、記事も多数あってほぼ網羅されてるのでレポは割愛します。
お目当ての伊藤沙莉は変わらずカワイイです。あの顔であの声。ギャップが堪りません。
ドラマに映画にと出演作は何気にかなり多いので、また近いうちに舞台挨拶で見たいです。
松風理咲ちゃんも、今はまだ無名でも、これからの子なのでまた会う時にはBIGになっていてください。

では、手抜き記事でごめんよ。

◆MAiDiGiTV提供の舞台挨拶動画





◆ORICON提供の舞台挨拶動画


◆MOVIE Collection [ムビコレ]提供の舞台挨拶動画



◆映画ナタリー:二階堂ふみ、伊藤沙莉のハスキーな「生理ちゃん!」を称賛「さすが沙莉さん」
◆コミックナタリー:舞台挨拶に「生理ちゃん」登場、伊藤沙莉「いつも見守ってくれて支えでした」
◆モデルプレス:二階堂ふみ、共演者から絶賛される
◆ORICON NEWS:二階堂ふみ、“生理ちゃん”との再会に喜び「久しぶりに会えてうれしい」
◆MOVIE Collection [ムビコレ]:二階堂ふみ、共演した“生理ちゃん”と再会!「久しぶりに会えて嬉しい」
◆ザテレビジョン:二階堂ふみ、伊藤沙莉の“絶叫”に驚嘆「さすがだなって思いました(笑)」
◆クランクイン!!:二階堂ふみ、“生理ちゃん”が実在するなら? 「『頑張れ』って言って」
◆シネマクエスト:二階堂ふみ&伊藤沙莉&松風理咲&品田俊介監督完成披露上映会に集結!生理ちゃんと一緒に「老若男女に向けての映画です!」
◆映画ランド:二階堂ふみ&伊藤沙莉、“生理ちゃん”との再会に喜び「いつも見守られて心の支えでした」
◆映画.com:二階堂ふみ、共演した「生理ちゃん」との再会喜ぶも「暑い日は近くにいるとイヤかも」

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JUGEMテーマ:出演者舞台挨拶

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