映画感想を中心とした管理人の戯言です。
Sun Mon Tue Wed Thu Fri Sat
  12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
27282930   
<< September 2020 >>




RECOMMEND
【20-046】ブルース・リー/死亡遊戯(ブルース・リー 4Kリマスター復活祭2020)★★☆☆☆
category: 2020年の映画レビュー | author: moeru-movie
先日の「ドラゴン怒りの鉄拳」に続いて、今度はブルース・リー/死亡遊戯を鑑賞。

ビリー(ブルース・リー)は人気のスターだが、人気スターを食い物にしようとしている国際犯罪シンジケートから狙われていた。
執拗な誘いを断るビリーに苛立つ組織のボスのランドは怒り、自身の右腕であるスタンナーにビリーを襲わせる。
その後も次々に刺客がビリーを襲い、ついには撮影中に空発のはずの銃で撃たれてしまう。
何とか一命をとりとめたビリーは表向きは死んだことにして組織への復讐を誓うが、そんなある時、恋人のアンがさらわれ…。


ほとんどの方が既に知っている事だとは思いますが、この映画は、クライマックスシーンのみ撮影後に中断(「燃えよドラゴン」の撮影を先に進めたため)したが、そこでリーが急逝してしまったので未完成となった「死亡遊戯」を、主役不在のまま無理矢理完成させたという苦しい1本です。
この「死亡遊戯」の撮影済みフィルムから本編に使われたのは僅か12分。あとは大半を「そっくりさん」が演じたり、一部はリーの過去出演作のフィルムから、何となく繋がりが良さそうな場面を切り取って繋いだりしています。

このそっくりさん。そっくりさんと言いつつ、それほど似ている訳では無いので、多くのシーンではサングラス着用です。
他にも、後ろや横向きにして顔がなるべく見えなくしたり、顔の部分を薄暗くしたりと不自然なシーンが連発されますが、極めつけは「鏡に映る顔がハメ込み合成(写真を重ねてる)」という語り草のシーンでしょう。

リーハメ込み合成

今ならCGを使ってもっと自然に、何なら本人と寸分違わないくらいの合成技術もある(スマホで手軽に顔交換できちゃう時代ですからね)んですが、この映画の製作当時は当然アナログ一辺倒。CGなんかありません。もうしょうがないです。

その後も、映画スター役のビリー・ローが映画撮影中の事故(と見せかけた策略)で顔面に被弾した事をきっかけに、「いったん死んだ事にする」という苦しい筋書き。
ちなみに、このビリー・ローの葬儀シーンでは、ブルース・リーが亡くなった時のニュース映像が使われてたりします。
この「顔面に被弾」も、そっくりさんの顔面を露出させない為のエピソードでしか無く、クライマックスのリー本人の格闘シーンでは、当然顔に傷痕なんてありません。

そして最後の最後で、ようやく敵の刺客が待つ塔に上っていく(しかし、その塔は、街中にあるレストランの上階というのも何だかヘン)訳ですが、ここから先がリー本人の場面になります。
ハッキリ言って、ここから先の15〜20分くらいが本編で、それまでの茶番はどうでもいいんです。
ここから3人の敵と相対していく訳なんですが、まあ何というか・・・あんまり強くない相手なので、思ったほど盛り上がって無い印象です。
そして大ボスのカリーム・アブドゥル=ジャバーとの戦いですが、こちらも思ったほど盛り上がって無いような・・・
これは、実際に撮影されたフィルムをかなり切り刻んで使ってる事も原因でしょうけど、少なくとも「ドラゴンへの道」のチャック・ノリスとの激闘に比べると興奮度は下がります。

そのジャバーを倒してから、最後の最後に一番の大ボスの爺さんを成敗するんですが、ここまで来るともはや蛇足のシーンなので、非常に雑です。
エンドロールでは、リーの過去作の名場面を繋げて見せており、それはそれで良いのですが、爽快感は今一つです。

そんなわけで、やっぱり1本の映画として観ると、あまりにも無理があり過ぎてどうしようもない出来と言わざるを得ません。
しかし、そもそも主役が映ってるフィルムが極めて少ないにも関わらず、それで映画を完成させようと言う無茶振り以外の何物でも無いプロジェクトを何年もかけて「酷いながらも形にした」スタッフを責める事はできません。
多くのお客さんはラストの数十分だけで満足するしか無いとは思いますが、そっくりさん含めて、無謀な企画から逃げ出さずに完遂した事には拍手を送ります。
(と言いつつ、やはり採点はシビアに行って、平均以下です)

ここまで来たら「BRUCE LEE in G.O.D. 死亡的遊戯」も観てみたい(決して普通の映画としては期待せずに、ネタとして観たいだけ)ものです。
※でも、DVD購入するほどの価値はあまり見出せないけどね・・・。

◆パンフレット:1000円(復活祭上映作4本まとめてのパンフ)

死亡遊戯
死亡遊戯
死亡遊戯

よろしければポチっと投票お願いします。⇒
comments(0) | - |PAGE TOP↑ -
【20-045】コンフィデンスマンJP プリンセス編 ★★★★☆
category: 2020年の映画レビュー | author: moeru-movie
公開延期もあり、ホントに待ち遠しかったコンフィデンスマンJP プリンセス編を初日から鑑賞。

世界屈指の大富豪として知られるレイモンド・フウ(北大路)が逝去し、彼の子供たちのブリジット(ビビアン・スー)、クリストファー(古川)、アンドリュー(白濱)が遺産をめぐってにらみ合うが、相続人として発表されたのは所在のわからない隠し子のミシェル・フウだった。
すると、10兆円とされるばく大な遺産を狙うため、世界各国から詐欺師たちが集まりミシェルを装う事態になり、信用詐欺師のダー子(長澤)、ボクちゃん(東出)、リチャード(小日向)もフウ家に潜り込む。


昨年の劇場映画第1作は、拙ブログでの2019年度邦画BESTに輝きました。
ドラマの方はまともに観てなかったんですが、この公開に合わせて再放送され始めてるので、そちらもチェックしているほどお気に入りのこのシリーズ。
今回もどれだけ「騙し・騙され、どれだけの仕込みがあり、どこからお見通しで、どれが仕組まれた事なのか?」という展開を楽しみにしていました。
が、結果から言うと、いわゆる「コン・ゲーム」的な要素は、このプリンセス編ではかなり控えめ。
むしろ映画の柱は「人間ドラマ」だったんじゃないかとも思えるのがこの映画でした。

今回、自分は前作の影響を受け過ぎてたので、最後の最後まで「いやいや、そう思わせておいて、この後全部ひっくり返るんだろ」「実は柴田恭平が全部持っていくんじゃないのかい?」「いや、広末にもう一ヤマあるんじゃないか?」と全てを疑っていましたが、意外や意外、そのまま映画が終わってしまいました。
まあ、これはこれで面白かったのも事実ですが、コン・ゲーム目当てだった自分には消化不良とも言える内容でした。
ま、「ルパン三世」で言う所の「カリオストロの城」的な位置付けと思えば、それもアリなんですけどね。

そしてこの件に触れずにはいられないであろう三浦春馬です。
ジェシーとしてキャラが立ってただけに、急逝は本当に残念ですし、パンフに書かれた「もし次回があれば、また参加できればいいなと思います」というコメントが空しいです。
エンドロールにも写真が出てくるんだけど、重ね重ね「残念」としか言えません。

最後に、この映画で「コックリ」を演じた関水渚。
自分はデビュー作「町田くんの世界」から知っていますが、一般的にはまだ無名な存在と言う事もあり、演じているのは「広瀬すず」と間違えている人がけっこう多いのに驚かされます。
(レビュー見ても、思いっきり「すずちゃん」とか書いちゃってるのもあるし)
自分から言わせれば「胸厚なところは似てるけど、顔はだいぶ違うと思うのだが・・」って感じなんですけどね。

映画製作もコロナ禍で大変だとは思いますが、映画でもテレビのSPでもいいので、このコンフィデンスマンJPは続いて欲しいものです。

#プライベートは人騒がせでも、東出はコンフィデンスマンJPには必要
#織田梨沙の出番が少ないのが残念
#長澤まさみのドラゴン桜ネタわろた
#桑田とMATTもわろた
#デヴィ夫人の演技力もわろた
#GACKT様の豪華な使い方!
#前田敦子の大阪おばちゃんっぷりが似合って無い
#ナイフ使いの子猫2人は「Iris Woo」と「甲斐まりか」

◆パンフレット:820円

コンフィデンスマンJP プリンセス編

よろしければポチっと投票お願いします。⇒
comments(0) | - |PAGE TOP↑ -
【20-044】透明人間 ★★★☆☆
category: 2020年の映画レビュー | author: moeru-movie
予告編を観て気になってた透明人間を鑑賞。

天才科学者で富豪のエイドリアン(オリヴァー・ジャクソン=コーエン)の恋人セシリア(エリザベス・モス)は、彼に支配される毎日を送っていた。
ある日、一緒に暮らす豪邸から逃げ出し、幼なじみのジェームズ(オルディス・ホッジ)の家に身を隠す。
やがてエイドリアンの兄で財産を管理するトム(マイケル・ドーマン)から、彼がセシリアの逃亡にショックを受けて自殺したと告げられるが、彼女はそれを信じられなかった。


「サイコパスな一面を持つDV男が偽装自殺までして女に粘着するお話」くらいの事前知識で臨みました。
オリジナルの「透明人間」や「インブジブルマン」は観た事が無く、純粋に「サイコホラー」として観ましたよ。
死んだと思わせておいてーの、実は透明人間になってまで執拗に女を追い詰める様はまさにサイコパス。
いったいこのまま行ってどこに着地するのかと思ってましたが、終盤は思いもよらずの意外な種明かし等もあって物語自体は飽きさせずに最後まで引っ張っていると思います。

だけど、この映画は冒頭からいきなり男から逃げ出す女のシーンから始まります。
この2人がどこまでの関係で、どういう不遇な状況に置かれてたのか、男の方もどれだけの異常っぷりなのか(又は一見イイ男風だけどその裏にある異常性を示す2面性とか)が深掘りされていないので、今イチ感情移入し難いし、大オチに至っては(書けませんが)女の方の性格ってのも結構重要な所もある印象なんですが、そこが見えないのは残念でした。
結果、話としては面白いのに、どこか冷めた感じで観てしまって、意外と内心はハラハラする事もなく冷静に観てしまいました。

もっとも、結果的には中心人物たちのキャラとか日常がどうだったかと言うのは、終わってみればどうでも良かったのかもしれません。
観ようによっては、そこを深掘りし過ぎちゃうと、映画を観る上でのミスリードになっちゃう。
この映画の本質は「結局、一番のサイコパス(又はソシオパス)だったのは誰なのか?」という所があると思うのです。
「実はアイツはxxだったんじゃないか」「犯人と思われてたあいつは実は違う」「本当はあの人が全部仕組んでたのでは?」と色んな見方もできるので、結末を観た上で本編を再見すると、いろいろなものが見えてくるかもしれません。
そこまで映画に入り込めれば点数も上がったんでしょうけど、自分は早々に心が冷めてしまって、今イチ入り込めなかった(これは自分のせい)のでこの採点です。
何か悔しいので、WOWOWか何かでオンエアされたら、今度は真剣に観たいと思います。

◆パンフレット:820円

透明人間

よろしければポチっと投票お願いします。⇒
comments(0) | - |PAGE TOP↑ -
【20-043】ロード・インフェルノ ★★★★☆
category: 2020年の映画レビュー | author: moeru-movie
特典チラシがもらえる訳でも無いのに、本能が未体験ゾーンに吸い寄せられる・・・って事で、上映延長されたロード・インフェルノを鑑賞です。

妻のディアナと2人の娘を連れて、自動車で実家へと向かうハンス。用意に時間がかかり出発が遅くなったことにイラつく彼は、少しでも早く実家に到着しようと制限速度100キロの道を140キロ以上のスピードで飛ばしていた。
そんな中、前方を走る白いバンがゆったりと走るのに腹を立てた彼は、クラクションを鳴らし車間距離を詰めてあおった果てに追い抜く。
その際に運転する老人に向けて挑発的なポーズも取って意気揚々となる彼だったが、その白いバンはどこまでも追いかけてくる。


「煽り運転」をきっかけにしたサスペンス的な映画と言うのは今の日本ではタイムリーな内容だと思います。
もっとも、「理不尽な煽りを受ける善良な市民」みたいな話かと言うとそうでもありません。

高速道路を制限速度ぴったりで走る1台の車。
その車に迫るのが夫婦と幼い娘2人を乗せた車。この一家は急いでいるにも関わらず、制限速度ぴったりで前を走られたもんだからクラクションやパッシングを浴びせ、追い抜きざまに開いてドライバーに挑発的な態度を取ってしまう。
そう、煽ったのは「善良な市民」の方なんです。
この一家の親父ですが、とにかく余裕が無くて終始イライラしてる上に、自分も悪い所があるのに謝ろうともしない。

一方の煽られた側のドライバー。
良識人みたいな所もあるけど、とにかく粘着質です。
あの「激突!」と同じように、相手の車を執拗に追尾します。
もちろん追いかけるだけでなく、相手の車を捕えると、除草作業?害虫駆除?の業者なのか、防護服+エプロンみたいな服をまとって薬品のタンクを背負って(このタンクに薬品を詰めるシュコシュコという音がポイント)それを噴霧するサイコパスな所もあります。

物語はひたすらこの2台の追いかけっこなんですが、ダンナは前述の通りイライラばっかりな上に嫁の方もパニクって住宅街を大爆走する始末。
娘2人は怖くて泣き叫ぶばかりだし、普通ならこの一家の方に感情移入して、サイコパス男が完全ヒール(悪役)になりそうな所、むしろ一家の方の因果応報っぷりが気持ちよくなる時すらあります。

そしてスマホを奪われたのをきっかけに、一家が向かう予定だったダンナ実家に舞台が移ります。
一家4人と実家の老夫婦VSサイコパス男という戦いがクライマックスです。
その結果は・・・まあそこは観てのお楽しみと言う事にしておきましょう。
1つだけ言っちゃうと、ラストのラストは音のみで前述の「シュコシュコ」音で終わるのがなかなか不気味で良いです。

おっと、冒頭は別のチャリンカー相手にサイコパス男が車で体当たり食らわせて追い詰めた挙句にシュコシュコ薬物噴霧というシーンから始まりますが、そうなるとむしろワザと煽られるような運転をして獲物を捕らえて、その獲物がすんなりと謝らないと見ると執拗に追いかけて噴霧刑に処するというやっぱりのサイコパスだと言う事が分かります。

正直、それほど期待値を上げずに観たのですが、シンプルな筋書きなのに割とストーリーには飽きはなく、でも特に誰かに感情移入する事も無く、高みの見物みたいなフラットな目線で90分弱のお話を楽しむ事ができます。
まさに未体験ゾーン的な1本ですが、現実でこういう事が起こらないとも限りません。
車は心に余裕を持って運転しましょうね。

◆パンフレット:販売無し

ロード・インフェルノ
※残念ながらチラシは出ていません。

よろしければポチっと投票お願いします。⇒
comments(0) | - |PAGE TOP↑ -
【20-042】ドラゴン怒りの鉄拳(ブルース・リー 4Kリマスター復活祭2020)★★★☆☆
category: 2020年の映画レビュー | author: moeru-movie
ブルース・リー 4Kリマスター復活祭2020よりドラゴン怒りの鉄拳を鑑賞。

恩師の訃報を聞き、急きょ帰省した愛弟子のチェンは、その死因を探るうちに、日本道場側が仕組んだ毒殺の証拠をつかむと、師の仇を討つべく単身敵の道場に乗り込んでいく。

2017年にイベント上映にて劇場でドラゴンへの道を観ました。
そして今回は4Kリマスターでの特集と言う事で、怒りの鉄拳となったわけですが、こちらもマイク・レメディオスの主題歌入りの日本公開版となっております。(台詞は英語版です)

この作品は、恐らくTV放映で1回観たっきりで、今となっては内容がほとんど記憶にありません。
なので、かなり新鮮な気持ちで再見したわけですが、まあ言うまでも無くリーのアクションは最高に格好いいです。
ヌンチャク初使用とか、唯一のキスシーン(お相手は当然ノラ・ミャオさんです)とか、場面的には特筆すべき所もまあまああります。
まさに「アクション・スターのブルース・リー」を楽しむなら、一定以上の満足感は得られます。体は鍛えてるし、動きにキレもある。素晴らしいです。

しかし問題はお話の方です。
既に多くの方が感じられているようですが、まあ脚本は酷いです。雑だし何の捻りも無いし、意味不明な所をはじめとしたツッコミ所も満載過ぎます。
今回は視点を変えて、ツッコミながらレビューしてみようかと思います。(リー兄さんゴメンよ)

・冒頭、恩師がまさに埋葬されようかと言う所に帰って来たリー兄さん。土砂降りの雨の中、師匠の棺を開けようと取り乱すが、何故かその土は土埃が舞うほどカッサカサ。棺の所だけ晴れてたのか?

・そんな取り乱し状態のリー兄さんだが、見かねた師範にスコップの柄で頭を一撃されるとアッサリと失神。
 あれ?そんな打たれ弱い所を見せて大丈夫なんか?

・恩師急逝に飯も喉を通らないリー兄さんに食事を持ってくるカワイイ女子。それがノラ・ミャオ。今の杉咲花っぽいね。

・そんな中、日本人武術(柔道?)一団と通訳が乗り込んでくるが、日本人は日本語を喋っていないのに何で通訳が必要なのか良く分からない。(もっとも、全編通じて英語吹き替えなので、もはやどうでもいいのか?)

・その一団の挑発に耐えに耐えたリー兄さんたちだが、せっかく耐えたのに、すぐさま1人で道場破り。
 前後逆の袴を穿いた手下は弱いし、大量の雑魚どもは足をヌンチャクで打たれただけで戦闘不能にww
 そして最後に登場する道場主らしきヨシダなる眼鏡親父も激弱。一発も攻撃を当てられずに敗退www
 帰り際に道場生の名札みたいなのを殴打するリー兄さんだが、なぜかその名札の中には「室田日出男」の文字も・・。
ドラゴン怒りの鉄拳


・これをきっかけに血で血を洗う全面抗争に発展するが、敵はなんで恩師を殺したのか?道場が欲しかった?動機の描写が一切ないので意味が分からない。(恐らく理由はどうでもいい。中国人VS極悪日本人の構図が欲しかっただけ)

・道場破りの帰り道、「犬と中国人は立ち入り禁止」の所でひと悶着起こすリー兄さん。あそこは何なんだ?公園?

・そんなひと悶着中に、自分たちの道場「精武館」には、先ほどやられたお礼参りとばかりに敵道場一味が報復の襲撃。
 リー兄さんを渡さなければ道場を閉鎖させると息巻く敵だが、いったい何の権限があって閉鎖できるのか意味不明。
 そかしそれを聞いた精武館の師範らはリーを逃がす事を決意。

・翌日には逃げようかと言うリー兄さんだが、偶然精武館の料理人たち2人が恩師を毒殺したという話を聞いてしまう。
 当然それを許すはずも無く、2人を撲殺するとその死体を電柱の頂上から吊るすと言うシリアルキラー並みのクレイジーさを発揮してしまうリー兄さん。。。
 そもそも2人を電柱の上まで担ぎ上げて吊るすなんてしてたら目撃されまくるのでは・・・??

・結局、リー兄さんは恩師の墓のそばに潜伏。何だか分からない小動物(犬説が有力)の丸焼きを頬張って反撃の機会をうかがっています。
ドラゴン怒りの鉄拳


・一方の敵一味は、警察をも使ってリーの引き渡しを要求。更にロシアからマフィアみたいな用心棒を雇って用意万端。

・そのロシア武闘家を招いてお座敷で豪遊。このシーンでは、日本初公開時にはカットされていた「芸者ストリッパー」の描写も登場。
 芸者のカツラにビキニ。そして「ソーラン節」をBGMにクネクネ踊りながら服を脱いでいく芸者。
 その体は見事なまでに贅肉だらけの弛んだ体だが、当然この時代なのでビキニは脱いでもビーチクにはシールみたいなのを貼って見せないし、パンツを脱いでも股間は手で押さえて見せませんwww。

・そんな芸者遊びから一足先に抜け出そうと人力車を拾うが、その人力車は変装したリー兄さんが引いています。
 結局、人力車ごと持ち上げて振り回したりして(怪力すぎるww)この通訳も殺し、またしても電柱に吊るすリー兄さんwwもはやサイコパスの域に達しそうです。
ドラゴン怒りの鉄拳

・そんな中、今度は電話修理工に変装して敵道場に潜入。敵の内情を探ろうとするリー兄さん。
 あらかじめ電話線を切断して電話を不通にさせ、すんなりと潜入には成功したが、肝心の電話修理は、人が見ている中、ただ電話の裏の蓋を開けて、何をするでもなくまた閉めるだけww。
 そしてもう1台の電話は、道場主のスズキの部屋にあります。
 ここの電話も「蓋を開けて閉じるだけ」で何故か修理完了。(そもそも断線させてるんだから電話本体をどうしても繋がるはずが無いと思うのだが・・)
 そんな電話修理工(リー兄さん)がすぐ脇に居るのに「チェン(リー兄さんね)を見つけたらなぶり殺しにする」なんて物騒な話をしちゃうスズキ。
 更に精武館一味に対しても「皆殺しにすればバレない」という意味不明の根拠により、その晩に襲撃を決意。

・その晩、1人で相手の道場に乗り込むリー兄さん。
 日本刀を持ち出したヨシダと再戦するも、やっぱり弱いヨシダ。
 挙句の果ては、自分が放り投げた日本刀が背中にぶっすり刺さって昇天ww

・次いでロシア武闘家と対決。用心棒はサスペンダーに蝶ネクタイのまま戦うが、ノドへのチョップ一発で絶命。
 あれで死ぬなら天龍源一郎の喉への逆水平チョップはもっとヤバいです。

・最後はスズキと対決。
 やはり日本刀を持ち出すスズキに対して最後、突如腰から出てくるヌンチャク。
 それまでのロシア武闘家とかの戦いでは何も腰に無かったのに、どっから出てきたんだ?
 ちなみに、とどめの一撃を食らって吹っ飛ぶスズキのスタントはジャッキー・チェンだそうです。

・一方の精武館の方も、敵の襲撃を受けて壊滅状態です。
 そこへ帰ってくるリー兄さん。道場を守る為に自首を決意します。

・かの有名なラスト。
 外に連行されるリー兄さんを待ち構えるのは銃を構えた多数の刑事。
 雄叫びを上げて跳び蹴りポーズをキメるリー兄さんに一斉射撃の音が・・・・
 って、あそこでリー兄さんに一斉射撃したら、リー兄さんの後ろに居る刑事や日本領事館の人とかも蜂の巣だろww


こんな話をめちゃくちゃ大雑把にまとめると・・・

・殺した人を繰り返し電柱に吊るすという行為からして、かなりのキチガイシリアルキラー(連続殺人犯)っぷりで、射殺も当然とも思えてしまう。
・精武館を守るために敵をやっつけるリー兄さんだが、当の精武館はリー兄さんが不在中にいつも襲撃され、かえって事態が悪化している。
 結局、リー兄さんが動けば動くほど敵も味方もみんな死んでいってます。

と言う事になり、リー兄さんがかなりの厄介者だとも見えてしまうのはどうなんでしょうか・・・

しかし、冒頭でも書いた通り、どんなへっぽこな話でも、こと格闘シーンになればリー兄さんの格好良さは突っ込みようがありません。
お客さんもそれを目当てに劇場に来ている訳で、もはや話は二の次でもいいくらいです。
自分も久々にこの映画を再見して、新たな発見やら現代でも色褪せないアクションを楽しめたのは事実ですからね。

さてと、ここまで来たら、もう「死亡遊戯」も観るしか無いね。
(ちなみに「危機一髪」には思い入れがほぼ無いのでパス。「ドラゴンへの道」は2017年イベントで観ているのでパスです)

◆パンフレット:1000円(復活祭上映作4本まとめてのパンフ)

ドラゴン怒りの鉄拳

よろしければポチっと投票お願いします。⇒
comments(0) | - |PAGE TOP↑ -
【20-041】アングスト/不安 ★★☆☆☆
category: 2020年の映画レビュー | author: moeru-movie
連日満席が続いているアングスト/不安を観てみた。

少年時代から数々の暴力事件を起こし、老女を拳銃で撃ち殺して刑務所に収容されていた異常者・K。
釈放された彼はたまたま屋敷にいた一家をターゲットに、新たな殺戮を開始する。


宣伝の煽りが凄いしポスタービジュアルも強烈。話は「異常な殺人鬼」でR15+であれば、かなりのキチガイ度の映画だと胸躍らせる人も多いかと思います。
実際、自分もその1人だったわけで、数多くのシリアルキラーやサイコパス野郎を観てきた者としては、その記憶の上を行く事をも期待しておりました。
が、ハッキリ言いましょう。映画的には期待外れで退屈な場面も多いです。
言うほどグロい場面もありません。(個人的にはこれでR15+は厳し過ぎ)

映画の大半は、とある一軒家に押し入った「K」と、その家に帰宅した母娘+車椅子でアレな息子の3人を殺害するシーンになっております。
出所してすぐに強盗殺人するってのは確かに異常だけど、殺害シーンに関しては、婆さん=絞殺、車椅子息子=風呂場で溺れさせる、娘=刺殺という形で、言う程の「異常」感は無いわけです。
で、この「K」ってやつも、冷酷無情な殺人鬼化と思いきや、押し入ってもウロウロして何したいんだか分からないし、殺した後も右往左往するだけのシーンも多く、かなりポンコツ臭が漂うキャラ。
車で逃げるのかと思ったら裏手に付けるだけとか、その車の出入り口の扉を閉めたかと思ったら結局その扉をブチ破って出るとか、行き当たりばったりの行動も多い。
ある意味、それはリアルなのかもしれないけど、映画としてそれを見せられると、正直キツい。
そこに映画的な演出とか編集はほとんど無く、長回しも含めて、良く言えば淡々とリアルに、悪く言えばダラダラと見せ場も無く進んで行きます。
劇中の台詞もほとんど無く、ほぼ全編に渡って「K」のモノローグで進む所も退屈感を増加させる要因になってると思います。

もう1つ、この映画の特徴としてカメラワークが挙げられます。
自撮り的な構図(GoProを腰に付けて撮ってるような感じ)が多いため、酔いそうな場面もあるし、そうかと思えば今で言う所のドローン撮影みたいな撮り方(この映画の製作当時はもちろんドローンなんてありません)もある。
それはそれで、製作当時としては斬新と言えるかもしれませんが、果たして採点結果を大幅に持ち上げる要素とまでは言えません。

「オーストリア1週間で上映打ち切り」=つまらなくて客が入らないので打ち切り
「ヨーロッパ全土で上映禁止」=公開しても客が入らなそうなのでオクラ入り(又は障がい者を殺すシーンがヤバくて公開できない)
「イギリス・ドイツでビデオも発売禁止」=発売しても売れないと思われたから未発売

というのが宣伝文句の真実なんじゃねーか?と自分は思うほど「過度な期待は禁物」な作品です。
自分には全くハマらなかったこの映画。果たして「刺さった」人はどれくらい居るんでしょうかね・・・。

#婆さんの化粧が濃すぎる
#犬はかわいい
#Kに懐いたおかげで無事な犬
#フランクフルトに添えられたカラシが多過ぎ
#Kは誰の服に着替えたのか

◆パンフレット:700円

アングスト/不安

よろしければポチっと投票お願いします。⇒
comments(0) | - |PAGE TOP↑ -
【20-040】ランボー ラスト・ブラッド(ネタバレあり) ★★★★☆
category: 2020年の映画レビュー | author: moeru-movie
前作も「最後」と言っておきながら、またしても作られたランボー ラスト・ブラッドを鑑賞。

数々の戦いを終えて故郷のアリゾナに戻ったジョン・ランボー(スタローン)は、家族のような絆で結ばれた古い友人のマリアとその孫娘ガブリエラと共に牧場で平穏な毎日を過ごしていた。
ある日、メキシコに居る事が分かった実父に会いにガブリエラが単身メキシコに向かうが、人身売買カルテルに拉致されてしまう。
娘同然の彼女を救うため、ランボーはグリーンベレーの隊員として培ってきた超人的な戦闘技術を総動員して戦いに備える。


前作『ランボー 最後の戦場』のレビュー(今から12年前か!)にも書いた通り、自分は『ランボー』シリーズは好きで、特に第1作は人生で5本の指に入るくらいの面白さを鑑賞当時感じ、それは今も変わらない。
「First Blood」という原題の第1作へのアンサームービーという事で「Last Blood」となるこの作品。
もうスタローンも70を超えた爺さんなはずなんだけど、少なくとも70過ぎには見えないそのガタイ。そしてしわは多くなったけど、まだ「ロッキー」「ランボー」の全盛期の雰囲気は残している顔面。
そんなスタローンが挑む舞台は「戦場」ではありません。
家族同然のまだ若い娘っ子がさらわれ、その子を奪回するために奮闘するというリーアム・ニーソンさながらのスーパーお父さん的な役回りです。

その相手はメキシコの人身売買組織。何かメキシコって怖い国だなぁと思わずにはいられない治安の悪さなんですが、比較的アッサリと敵のアジトに潜入するも数が多すぎる敵にボッコボコにされて緒戦は退散。
その組織を取材する女ジャーナリストに救助されて再び娘を取り返しに向かうスタ。
ここでも意外とアッサリと娘が監禁されている所をつきとめると、これまた意外とアッサリと救出。
一方、娘は取り返され、更に極悪組織の片棒の兄弟をも惨殺されたボスは手下を大挙引き連れてスタの家に向かう。

まあ、ハッキリ言って、娘の拉致監禁や救出劇はこの映画にとっては壮大な前フリでしかありません。
普通なら助かるはずの娘ですが、監禁中に大量のヤクをぶち込まれたおかげでわが家へ帰る前に車の中で息絶えてしまいます。
「えっ!?ガブリエラちゃん、ホントに死んじゃったの??」と半信半疑になりますが、しっかり死んでいます。
かくして「大切な者を殺された」者同士の復讐の戦いの火ぶたが落とされます。(もはやここからが本編)

このスタの家は、広大な土地に立っており、戦場でのスキルもあるスタによって掘られた地下壕みたいなところが対決の舞台となります。
そう、「ホーム・アローン」もランボーの手にかかると、それは惨殺のステージになってしまいます。
1作目の「ランボー」の映画では、故意殺人は一切犯していなかったランボーですが、この映画では原作「1人だけの軍隊」に寄せてなのか分かりませんが、もはや残忍非道な復讐鬼と化して敵をとにかく惨殺しまくります。
地下壕に至る所に仕掛けられた罠と、罠にかかって(第1作目でもあったようなトゲトゲしたトラップとか)即死に近い形で絶命している相手にもショットガン発射して頭部木端微塵にしたりします。
前作もかなりグロかった記憶はあるけど、今作もかなりえげつない描写の連続。そして最後は敵ボスとタイマンになりますが、これまたなかなかのグロ結末。
いや〜、何かランボーのキャラ変も凄いっすね。

ラストのラスト。
あの後ランボーはどうなってしまうのでしょうか。
自分としては、あのまま静かに絶命⇒シリーズ完結でいいとも思っていますが(さすがにまた何年後かにクソジジイのスタが出てくるのもおかしいしね)、ハッキリとはさせていないだけに、観る人の想像に任されているのでしょう。

そしてエンドロール。
まさに総決算という形で今までのシリーズのハイライトシーンが次々と流れて行きます。
全作観ている自分には感慨深いものがある素晴らしいエンドロールでした。ぜひお見逃しなく。

最後にスタローンさん、この記事を書いてる7月6日、74歳の誕生日おめでとうございます。
ジジイになったなりのシブい芝居でもう何年かスクリーンの中で頑張ってください。。。

◆パンフレット:820円

ランボー ラストブラッド

よろしければポチっと投票お願いします。⇒
comments(0) | - |PAGE TOP↑ -
【20-039】悪の偶像 ★★★☆☆
category: 2020年の映画レビュー | author: moeru-movie
入場特典チラシ欲しさにチケットを買い、そのまま帰ろうか迷った悪の偶像を結局鑑賞。

市議会議員のク・ミョンフェ(ハン・ソッキュ)は、息子のヨハンが飲酒運転で人をひき殺したことを知る。
自身の政治生命が危ういと考えた彼はもみ消そうとするが、事故現場に居合わせた被害者の新妻リョナの行方がつかめなかった。
口封じをするためにミョンフェがリョナを捜す中、被害者の父ジュンシク(ソル・ギョング)も彼女が妊娠中だったことを知り後を追う。


轢き逃げを題材とした映画というくらいの事前知識しか無く、てっきり支持率の高い議員の息子が轢き逃げし、それをもみ消す(そしてもみ消される被害者家族は更に不幸に)って話かと思ったらだいぶ違いました。
冒頭のナレーションからして「いきなり何なんだ!?」と狼狽する事確実な下ネタから始まるのもぶっ飛んでますが、轢き逃げ自体はいったん「轢き逃げ」という形になるものの、完全に隠ぺいしようと言う事はなく、数日後には息子を自首させ、自らも責任を取る姿勢は見せる議員さん。
でも、その轢き逃げ現場から消えた「被害者の新妻」なる女性の存在を巡る一連の流れがこの映画の柱となっています。

もう轢き逃げの「加害者対被害者」「隠ぺいする側と何もできない被害者」という構図じゃない所に話の中心が向かう時点でだいぶ話が複雑化しているのですが、正直言って意味の分からない所が多すぎると感じたのは自分の頭が悪いだけなのでしょうか・・・??

・議員さんは腹黒っぽい所もありつつも、極悪人って訳は無いと思っていたが、急に探偵みたいな人を車でひき殺しちゃうのは何のスイッチが入ったんだ?
・せっかく拉致した女が逃げちゃうのをみすみす見逃す議員の意図も良く分からん。
・首チョンパ死体の養鶏場の男性は何でわざわざ首チョンパされたの?
・その頭をエロマッサージ店に持ってきた男って誰なの??
・あの新妻は、結局誰の子を身籠っているのか?なぜ産もうと決心してるのか?
・あんな臨月近くになってるのにエロマッサージ店に戻る女の意図は何なんだ?
・被害者父が、義娘(無くなった息子の新妻)が送還されないように結婚していたが、奥さんが居たはずでしょうに、どうしちゃったの?
・「李舜臣像の首を爆破」もやはり日本人にはピンと来ない。それを爆破する意味も動機も良く分からない。

うーむ、とにかく1回観ただけでは良く分かりません。
恐らく、映画として描かれていない(ネタだけ出しておいて回収しない、あるいは背景が全く説明されていない)部分も複数あり、何度観ても良く分からない(そこは観る人が自分で補完するしかない?)ような気もします。
他のネタバレ詳細解説の記事なりブログなりを観てから再見するのが良いのかな・・・??

◆パンフレット:720円

悪の偶像

よろしければポチっと投票お願いします。⇒


comments(0) | - |PAGE TOP↑ -
【20-038】水曜日が消えた ★★★☆☆
category: 2020年の映画レビュー | author: moeru-movie
いかんいかん。遅延遅延・・・と言う事で2週前には観ていた水曜日が消えたのレビューです。

幼少期の交通事故が原因で、曜日ごとに7人の人格が入れ替わる青年は、思考や性格はバラバラだが、各曜日の名前で呼び合いながら平穏な毎日を過ごしていた。
その中でも地味な火曜日(中村)は、ほかの曜日から家の掃除、荷物の受け取り、通院といった面倒な用事を押し付けられていた。
ある日の朝、目を覚ました火曜日が水曜日がいなくなっていることに気づく。火曜日は、見慣れないテレビ番組などに戸惑いながらも水曜日を満喫する。


曜日ごとに人格が違う人の話って事で、少なからずサイコパス的なサスペンスモードの話だと勝手に思って観たのですが(事前の予備知識は予告編以上のものは一切無し)、実際は全然ちゃいました。
また、話の中心は「火曜日」であり、他には某曜日のキャラが少々出てくるものの、その他の曜日のキャラはほとんど登場せず、実質「二重人格」くらいの話にも見えちゃう点ではちょっと残念です。

で、要するにその複数の人格が徐々に1本化されていく過程で「本当の自分はどれなんだ?」と葛藤したり、消えて行く曜日の人格を無き者にしたままで良いのか?と悩んだり、そういう葛藤の中で「自分」というものをどのように確定させていったかと言う切ない話になっております。
まあ、それはそれで十分の面白い観点の話ではあるけど、この映画に関しては、むしろ「中村倫也ファン向け」という色がかなり濃くなっているようにも感じます。

実際、中村倫也ファンは大満足出来るであろう内容ですし、「深川麻衣の芝居はどうなん?」という事を確認したい乃木ヲタ(元乃木ヲタの自分のような男も同じく)を含めて「図書館の子、カワイイやん」とこちらも好印象。
そういった出演者目当てでの鑑賞だったり、サスペンス?と思って観てたりした人は(自分もそうです)、劇中に散りばめられた幾つかの伏線の意味に気付いていない所も多いと思うので、内容気に入れば、それを分かった上で、更にパンフにも少し出ている伏線解説も理解した上で再見するとまた違った面白さを感じられるかも。
(ネタバレ回避のレビューにつき、踏み込んだ事を書けないのは勘弁を)

最後に、この映画はエンドロールの背景もなかなか好評です。
うん。確かにちょっとほっこりする感じもありの心地よいエンドロールでしたので、そこも見逃さず(間違っても早々に退室しちゃダメ)にどうぞ。

◆パンフレット:820円

水曜日が消えた

よろしければポチっと投票お願いします。⇒
comments(0) | - |PAGE TOP↑ -
【20-037】三大怪獣グルメ ★★☆☆☆
category: 2020年の映画レビュー | author: moeru-movie
出ました河崎作品!の三大怪獣グルメを観てみた。

巨大なイカとタコが、突然東京に出現する。イカラ、タッコラと命名された怪獣たちにカニのカニーラが加わり、東京は大混乱に陥る。
そんな中、生物を巨大化する劇薬の開発中に超理化学研究所をクビになった田沼雄太(植田)に、一連の騒動の疑惑の目が向けられる。
そこでシーフード怪獣攻撃部隊SMATの響は、雄太をSMATに呼んで動向を探ろうとする。


河崎監督の怪獣(珍獣?)モノです。
まあ、この作品を観る方の多くは、河崎作品が何たるかを理解した上で観ていると思うのですが、中にはそういう事を知らずに、普通のSFと思って観た吉田綾乃クリスティー(以下、YAC)や他の出演者のファンがいたかもしれません。
そういう方々はビックリ(唖然と)したんじゃないかな。
「下らない話」「チープ過ぎる特撮」「棒演技の応酬」・・という、一見したら酷評としか言えない言葉も、この映画にとってはむしろ褒め言葉になってしまうのが河崎ワールドですよ。

今回は、出てくる怪獣が「イカ」「タコ」「カニ」といった美味しいシーフードである事から、爆大海鮮丼にしてしまおうというお話ですよ。
東京の中心をイカだタコだカニが襲い、更に●●ロボまで出現するほどなのに、当然の如く登場人物や迎え撃つ部隊は極めて小規模。
でも、総理や官房長官(もちろん河崎作品ではお馴染みのそっくりさん)は出てくるというアンバランスさ。
まあ、とにかく話に関しては「バカを楽しめるか?」という事なので、真面目なツッコミはナンセンスです。
個人的には、生物巨大化の発明やら、その発明を奪ったり、カワイい女の子を巡ってのほのかな恋バナなんていう「まともなエピソード」を入れた事をむしろ減点ポイントと捉えました。
個人的には、バカ映画なら「有り得ない事をクソ真面目にやる」所が面白く感じるところなのでね。なまじ普通の話を入れられると、かえって退屈です。

で、今回の個人的鑑賞動機は、YACが出ている事でした。
例え河崎監督のバカ映画であっても、公開規模が少ない映画であっても、何か爪痕を残して欲しいと思っていました。
正直、YACは乃木坂4期の中でも一番影が薄いし、乃木中とかで取り上げられた事も話題になった事も殆ど無いほどキャラも個性も無く、それでいて年齢は食ってる。
一般人よりは遥かに乃木坂に詳しい自分が、舞台『ナナマル サンバツ THE QUIZ STAGE ROUND2』を観ても、YACが出てた事に最後まで気付かなかったくらい影も薄いんですよ。
だから「何か1つでもネタとしてバズれるエピソードを残してくれれば」と思っていましたが、結果として「ちょっとカワイイ女の子」でしかなく、非常に残念な結果でした。
これは役柄の「星山奈々」自体のキャラが弱いのも大きな要因とも思うので、そこはアンラッキーだったかな。
他の出演者ですが、ユーチューバー役で「コレコレが出てるやん!」というのがツボでした。(チャンネル登録してますよww)

今年、既に「ロバマン」で河崎作品を観ているけど、さすがに河崎作品を半年以内に2本ってのはキツいな(笑)。
(あくまでも息抜きという位置付けとして自分は観ているので・・・)
と言う事で、「河崎作品を観て脱力したい」「内容はどうであれ、出演者ファンなので観たい」という方向けです。
くれぐれも「まともなSF怪獣映画」と思って観ない事が大事です・・・。

◆パンフレット:1000円(高っ!)

三大怪獣グルメ

よろしければポチっと投票お願いします。⇒
comments(0) | - |PAGE TOP↑ -
new old
SELECTED ENTRIES
CATEGORIES
ARCHIVES
RECENT COMMENTS
RECENT TRACKBACK
LINKS
PROFILE
OTHERS
SEARCH