映画感想を中心とした管理人の戯言です。
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シネセゾン渋谷 座席表
category: 映画一般 | author: moeru-movie
次週の舞台挨拶は「天国はまだ遠く」をシネセゾン渋谷で見ます。

と、いつものように座席表がネットに無いので、自作座席表を載せておきます。

シネセゾン渋谷

シネセゾン渋谷
※11/8:現地で座席表を撮りましたので、合わせて貼っておきます。
 (相変わらず映りが悪くてスマソ)

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【118】ブタがいた教室(ネタバレあり) ★★★★☆
category: 2008年映画レビュー | author: moeru-movie
ブタがいた教室
「妻夫木聡×26人の子供たち」とサブタイトルが付いているが、原案は「豚のPちゃんと32人の小学生」で、実際に1990年〜92年にかけて大阪の小学校で実際にあった事だ。
その模様がテレビでドキュメンタリーとして放送され、大変な波紋を呼んだものだ。

新任教師の星(妻夫木)は受け持ったクラスの子たちの前に子ブタを抱いて現われ、「このブタを育てて最後に食べよう」と言う。とりあえず学校で飼う事にしたが、「Pちゃん」と名づけられながら大きくなっていくブタ。そして卒業間近になり、ブタをどうするかが話し合われる。「下級生に引き継ぐ」「食肉センターに持っていく」と真っ二つに割れる意見。子供たちと星先生が出した結論は!?

こういう映画は、「コドモのコドモ」と同じく、映画の出来云々のレビュー以前に、テーマの是非によるレビューにすり替わってしまう傾向がある。
「コドモ」は小学生の出産と言う非常識なテーマ(また、それをファンタジーと呼んでしまった事)が非難の的となり、この作品は子供に対する教育としてふさわしかったのか否かが映画の点数に直結している感じだ。
まあテーマに共感できるかどうかは映画の点数に大きく関わるのは避けられない事なんだろうねぇ。

自分としては、テーマはさておき、この映画は非常に「ずるい」と感じましたよ。
演じる子供向けの台本は、台詞部分は空白で、結末も明かされなかったそうな。
そうなると、子供たちのディベードのシーンはほぼ全て子供たちのアドリブ(というか素の議論)となり、本物では無いまでも、現実に体験した小学生とほぼ同じシチュエーションを体験させてそれを撮ったセミドキュメンタリーと呼べる内容になってしまっている。
それを見て芝居だ何だと点数を付けるのは非常に難しいよね。

冒頭にも書いたが、この現実の出来事はドキュメンタリーとして放送され、自分も映画を見た後に見てみた。
当然だが、映画と現実とはほぼ同じ展開であった。
2年以上に渡ってPちゃんを飼育した子供たち。最初は「下級生に引き継ぐ」が圧倒的だった意見も、最終的には16対16で「引き継ぐ」「食肉センター送り」の真っ二つに割れた事(映画では26人なので13対13だった)、最終的に先生の1票で決定する事、その最後の決断をPちゃんの前で発表する事、その先生の決断が「食肉センター送り」である事、最後に搬送されるPちゃんを生徒たちは泣きながら追いかける事。。。。
映画としては非常に興味深く、生徒たちの素の芝居とも言えない芝居にも涙が出たし満足しましたよ。
だが、自分としては、このPちゃん飼育の件を通じて何が子供たちに残ったのか、何が変わったのかという事を明確に示して欲しかったんだなぁ。

つまり、元々はブタを飼うというのは「手段」であって、そこには別の「目的」があったはずなのだ。
それは「食の大切さを学ぶ」「人間は他の命を食する事で生きながらえる」といったいわゆる「食育」であり、また子供たち同士で思っている事を討論する事により集団生活を学ぶ事だったりするはずだ。
が、映画は最終的に「Pちゃんとの別れ」で終わってしまっているのだ。
例えば、食卓に上がる肉料理に「いただきます」と手を合わせるシーンを1つ入れるだけでもいいし、食べ物を残さずに大事にする描写でもいい。
何かそういうメッセージを露骨にならない程度に挟んでほしかったかな。
(それじゃあ教育映画になっちゃうかな。。。。)

ちなみに、現実の授業については、自分は否定派である。
食育はいいが、豚はいかん。
家畜がペット化され、情が移る事は目に見えているし、それを食べる云々というのは小学生にはハードルが高い。
せめてニワトリくらいにするべきというのが自分の考え。
そして、自分で議題を提起しておきながら子供たちに下駄を預けてしまう先生の立ち位置も少々納得がいかない(というか、もっと一緒に責任を持とうよ!)

映画のほうに話を戻そう。
先述の通り、見所は子供たちのディベードシーンだが、素の子供と言ってもそこは子役とは言え少々役者魂が出ているため、かなり大人びた意見も飛び交っている。
「下級生に引き継ぐのは責任を先送りにしているだけ」「もし下級生がPちゃんを殺したら、彼らを恨む事になる」といった頷ける意見も多く、本当にこうやって自分の意見をしっかりと述べる事ができる子たちなら日本の未来も明るいよね。
(但し、今この授業をやったらモンスター・ペアレントが黙っちゃいないか!?)

子供たちは本当に良く演じてたけど、泣きながら討論する子供たちを前に涙を流さずに見守っていた妻夫木クンも印象的でした。
(さすがにPちゃんの前での決断シーンでは妻夫木くんも素で涙声になってたが)

場内は小学生くらいの子供を連れたお父さんやお母さんも多数いました。
親子揃って涙を流している所もたくさんありました。
内容の是非を含めて、親子で「食」について考えるきっかけになる1本かなと思いましたよ。

最後に、あの「コドモのコドモ」で小学生母になった甘利はるなチャンがこの映画にも出てましたね。
子供ながら問題作に縁がありますね。
そしてビックリしたのが田畑智子。アナタがまるでPちゃんのように・・・バッドショックびっくり豚・・・いかんいかん。それは禁句か。。。

ブタがいた教室

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ハンサム☆スーツ 舞台挨拶レポ
category: 2008年の舞台挨拶 | author: moeru-movie
遅くなりましたが、ハンサム☆スーツは舞台挨拶付きを見ました。

場所は有楽町のシネカノン1丁目。
プレリザーブで当たった席はまたしても後方寄り。とほほ。。。。

MCはアスミック・エース宣伝の高橋さん。
登壇者は、北川景子、佐田真由美、大島美幸(森三中)、山本裕典、佐々木希、脚本の鈴木おさむ、英勉監督。
谷原章介は「王様のブランチ」出演のため登壇せず(この後の渋谷シネクイントには登壇)、ドランク塚地はTV番組収録のため、やはり登壇せず。

一通り挨拶と、この映画での初体験などについて聞いていきます。
まずは監督から。
「こんなに天気が良くてどこか行きたくなる中、見に来て頂きどうもありがとうございます。映画を撮るのは初めてで、完成した時に褒めてもらって、そんなの小学校の時のソフトボール大会以来だったんです。そんなハッピーを味わいました」

次は北川さん
「脚本の鈴木おさむさんの大ファンでした。出来上がりはどんな人にも楽しめると思います。今まで精力的にキャンペーンをやってきました。自分が出てるのを見て、冒頭から入り込めてコメディなのに感動できます。今年一番!と確信できた事が初めてでした」

次は佐田さん
「台本を読んで爽快感があり、笑いも涙もあって、すごく新しい感じがしました。あとは心くすぐられる曲が多かったんですが、私の時代の曲なので、すぐにカラオケに行きたくなりました。今回谷原さんとラブシーンがあったんですが、監督が興奮してて、カットがかかった後に「良かったよーー!」と駆け寄ってきたらハナミズが出てました(笑)」

次は佐々木さん・・・・と言った所で大島に行きます。
「飛ばさないでよー。喋りたいのに」とブー垂れてます。
「今日は天気も良く、目覚めも良く、こりゃスゲーなと思いました。きっとたくさんの人に見てもらえると思う。ダンナの脚本に出るのが初めてだったんです。バラエティとかはあったんですが、緊張で荷が重くて。。。。今回初めて「映画ヒットしろ!」と思いました」

次は佐々木希チャン。またしてもMCが順番を間違えると「しっかりしろ!台本あるんだろ!」と大島のダメ出しが飛びます。
「心温まる映画ですが、見てもらえて嬉しいです。演技が初体験だったのですが、みんな優しくて頑張る事ができました」

次いで山本くん
「今年始めに撮影してやっと公開になりました。初体験は2つあって、1つは映画が初体験と言う事。もう1つは、撮影の真っ最中に監督が笑うんですよ。普通は声が入らないようにシーンとすると思うんですが、音声さんビクビクしてました。そんな監督は初めてです」

そして鈴木おさむ
「今日はレッドクリフとかがある中ありがとう。まぼろしの邪馬台国もあるのに。今日後ろで見てたんですよ。まずエレベータが来ないのにビックリしました。笑う所やグっと来る所、思った通りに見て頂けたようです。妻(大島)の台詞を書くのが今回初めてで、コネで突っ込んだと思われたくなくて前日に家で練習しました。あの幸せさがしのシーンは朝4時まで特訓しまして、結構難しいんですが、僕が塚地さんの台詞を読んで。そしたら撮影に1時間遅刻してしまいました」

と一通り回った所でもうおしまいです。(さすが素人MC)
最後に客席のみんなと一緒に「レッツ・ハンサム!」と唱和して終わりましょうという事になりましたが、登壇者からも「撮ってるわけじゃないよね?」「ただやるだけ?」「ちょっとした罰ゲームですね」といろいろツッコミが入った後に「レッツ・ハンサム!」とやりましたが、案の定声量は少なく、ハッキリ言って失敗でしたね。。。。

大島を除く女性陣はモデルばかりなのでかなり映えた感じがしましたが、やはり主役の2人が居なかったせいで、やや盛り上がりに欠けておりました。

◆バラエティ・ジャパンの舞台挨拶記事はこちら
◆ORICON STYLEの舞台挨拶記事はこちら

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【117】ハンサム☆スーツ ★★★★☆
category: 2008年映画レビュー | author: moeru-movie
ファーストデイの本日はハンサム☆スーツを鑑賞。

食堂を営む琢郎(塚地)は人はいいが超ブサイク。そんな琢郎の食堂にバイト希望でやってきた寛子(北川)に惚れてしまった琢郎は、決心して告白するも玉砕。寛子ちゃんは店を辞めてしまう。変わりにバイトに来たのはブサイクの本江(大島)だった。
ガッカリする琢郎だったが、友人の真介(池内)と久恵(本上)の結婚式に着ていくスーツを買いに行った先の店でハンサムになれるスーツを勧められる。試着品を試してみると、ハンサムな杏仁(谷原)に大変身。
モデルとして活動する杏仁と琢郎という2つの人格で生活し始めるが・・・


まあ、言うまでもなく、テーマは「人間は外見じゃないよ!心だよ!!」というもの。そういったテーマは特に目新しくも無い。
自分に無かった外見を手に入れるが、それと引き換えに心を失い、大切なものを失うというような筋書きも何度か見た事があるような気がします。
最近だと「カンナさん、大成功です!」なんてのも同じテイストだよね。

この映画も、そういったベタなテイストに程よいお笑いを混ぜた1本ではあるが、話の中身はまあまあ手堅く纏まってはいます。
見所はハンサムな谷原章介の弾けた3枚目描写でしょうか。
思ったよりも思い切っていたので、見ていて楽しかったですね。
あとは、美人なのに内面を見て欲しいが故に地味な服&メイクの北川景子。
相変わらず芝居はアレだが、「サウスバウンド」の時と同じくらいナチュラルメイク(に見える)のお顔はカワユイです。
(おさげ髪&セーラー服はちょっと無理があったような気はするが。。。)
ただし!北川&谷原と言えばTV「モップガール」みたいだし、北川&塚地と言えば「間宮兄弟」みたいなので、何か今ひとつしっくり来ませんでした。
でも、全体的に登場人物がみんなクセがあって楽しい面々である事は間違いありません。
個人的にはパンクな感じの本上まなみと温水洋一あたりは大ヒットのキャラクターですね。

あとは、テーマ曲の「My Revolution」をはじめとした80年代のJ−POPの名曲の数々は懐かしい所。
「DA.YO.NE」が流れるシーンで「ま、いっか」とつぶやくシーンはトムさんのアドリブだそうな。(分かる人には分かる)

「洋服の青山」がやたらと目立ちすぎるのは会場でも失笑モノだったが、まあ手軽に楽しめる「映画の日」向きの1本でした。

なお、エンドロールの後に1シーンだけオマケのシーンがありますので最後まで席を立たぬように!

ハンサム☆スーツ

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