映画感想を中心とした管理人の戯言です。
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【20-062】空に住む ★★☆☆☆
category: 2020年の映画レビュー | author: moeru-movie
久しぶりに多部ちゃんの映画が観たくなって空に住むを観てみた。

両親が急死した現実を受け止めきれない直実(多部)は、叔父夫婦が用意してくれた都心の高層マンションで、長年の相棒である黒猫ハルと暮らすことになる。
喪失感を抱えたまま日々を過ごしていたが、同じマンションに住むスター俳優・時戸森則(岩田)と出会ったことで彼女の運命は一変。
彼と逢瀬を重ねながら、直実は仕事や人生、そして愛について思いを巡らす。


ん〜、正直言って掴み所が無くて何だか良く分からない映画でした・・・。

両親を亡くした娘が叔父の投資目的の持ち物であるタワマンにタダ住まいさせてもらう所から始まるのだが、まあ何で投資目的だからタダで住まわせるのか謎(賃貸で貸し出せば少しの収入にはなると思うが)というのはいいとして、この多部ちゃん演じる主人公(直実)の人物像が良く見えません。
「葬式でも泣けなかった」事に戸惑いを覚えつつも、それがあまり深掘りされるわけではなく、同じタワマンに住むイケメンモデルとの絡みも、直実はイケメンに気があるのか?そこそこ男経験もあるのので微妙に誘ってるのか、それともただの無防備女が都合よくやられちゃってるだけなのか、何だか良く分かりません。
そのイケメンにしても、ただの遊び(もっと言うと、口は堅いけどやらせてくれそうな女)と思って誘ってるのか、それとも直実に何か惹かれて多少本気度も入ってるのか、これもハッキリしません。
そんな話を重ねながら、終盤は何故かペットロスの話になり、特にオチがある訳でも無く終わります。

直実を取り巻くキャラも、同じ職場の後輩は不倫相手の子を身ごもりながら、それを隠して別の男と結婚しようとしているという設定なのだが、何か憎めない設定にしようとしている節が見えるが、どう考えても性悪クソ女で、あの女に共感する奴は居ないんじゃないかな。
そんな中、直実の家の近くの路上で破水してしまい、「救急車を呼ぶ」という直実に対して「ダメ!ここ(路上)で産む!」と言い張る意味も良く分かりません。(結局病院で出産してニコニコしてるし)

そして直実の叔父の年下嫁(旧名ミムラ)も、元々自分たちの持ち部屋だからっていつでも勝手に鍵空けて室内に入ってくる様は原題では考えにくい事で、いくら「幸せそうな夫婦」像を見せても、あの無神経さを見るとやっぱり共感は出来にくいでしょう。

他にも、台詞のいくつかが如何にも「名セリフでしょ」的な現実味の無い言い回しだったり、平民を気取ってる割にはワインを日常的に嗜み、部屋でも靴は脱がない欧米セレブ風を吹かせる直実に違和感を感じたり、そうかと思えば直実が務める「出版社」が片田舎の旧家みたいな一般家庭みたいな所という変な設定だったり、思わせぶりに出てきてキーパーソンか!?と思わせた柄本明が「異動になります」でアッサリと消えたかと思えば終盤の1シーンの為に永瀬正敏がキャスティングされてたり(正直、自分は柄本さんと永瀬さんの無駄遣いと感じた)、色々と「?」と思う事が多かった映画でした。
この話、どうやら原作とはオチが違う(と言うか、原作のオチをばっさりと切り落としている)そうで、そうなると「空に住む」という題名の意味すらハマらない事になっていそうです。

そんなわけで、実際の多部ちゃんは30を超して人妻になってるとは思えないほど前と変わらぬ存在感で、それは良かったんだけど、逆に言えば「それだけ」だったかな。
岸井ゆきのも、ある意味あの性悪女を憎めない女のように演じたのは良かったかもしれないが、何かあんな役は外でも観た事あるような・・・。

まとめ:良く分からん。おいらの頭が悪いのか?いや、そうではないはず?

◆パンフレット:850円

空に住む

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