映画感想を中心とした管理人の戯言です。
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【20-052】僕たちの嘘と真実 Documentary of 欅坂46 ★★★★☆
category: 2020年の映画レビュー | author: moeru-movie
行ってきました前夜祭。上映を心待ちにしていた僕たちの嘘と真実 Documentary of 欅坂46ですよ。

まず結論から書きます。
良く出来てたか?ダメだクソが!だったか、どっちなんだと聞かれたら前者だったと思います。
ただ、これは100人が観れば100通りの意見がありそうだし、いつから欅を見ているか、推しメンは誰か、平手に対してどういう風に思っているか・・・といった要素によって刺さる所も変わってくると思います。

全体的な印象としては「楽曲シーンが多め」とか「割とオーソドックスなドキュメンタリー映画の形ではあるが、所々踏み込んでる所もある」という感じではあり、正直言って自分は全く眠くもならずに画面を凝視して息を飲んだまま137分を終えました。
そんな映画なので、「出来は良くない」とは言えないでしょう。
でも、案の定、満点は付けられません。
その最大の要因は、やっぱり「平手自身の声が無い」と言う事と、「他のメンバー(2期生含めて)が本音を語って無い」という事でしょう。
話の中心は、「平手離脱」なんですよ。
離脱と言うのは、怪我であったりメンタル的な物であったり、2020年になっての脱退だったりするが、外から見える客観的な状況は見えても(それとて全体から見ればごく僅かとも思える)、当の平手が何を感じ、何をきっかけに何を溜めこんでいたのかは全く分かりません。
そしてそれを取り巻くメンバーの心の声もあまり聞こえてこない。
唯一、小林だけは何か腹の中には言いたい事(自分の考え)を持っているようではあるが、それも「言えない」としてしまう。
2期生だって、欅が好きで入ってきて、欅の一員として力になろうと頑張っていたにも関わらず、全く楽曲参加もできずに今に至ってしまった事に対して、色んな思いがあるはずなんだけど、そもそも2期生ストーリー自体が極薄なのです。

と言う不満点はあるが、実はそれらは事前に予測はしていた事でもあるので、まあしょうがないか(言いたくても言えないし、もっと闇場面があっても表に出せない)と思いましたよ。
それ以上に良い所もたくさんあったのも事実です。
「良い所」というか、中には「観てられない場面」とか「酷いな」と思えるシーンとか、色々とあるんですけどね。
その中心はやっぱり平手ですよ。
この映画の中心は何と言っても平手なんです。当たり前です。平手こそが欅坂なんですから。

序盤、いきなり2018年アリーナツアー最終日の「平手ステージ落下」から始まり、最後は脱退、そして欅坂終了・改名へとなりますが、時系列としては行ったり来たりする所もあり、あまり詳しく無い人が見ると、ちょっと混乱するかもしれません。
※シングルの発売順とか、いつどんなライブをやったかを分かってると時系列も混乱せずに観られると思います。

そして内容ですが・・・・う〜む、どこまで書こうか。エピソードごとに感想書いてたら大変な事になっちゃうので、とにかく平手について語ってみよう。
(ちなみに、私は平手推しでも無ければアンチ平手でもありません。普通に「欅坂の大センター様」というふうに映っているだけです。

最近のどっかのインタビュー記事でも読んでたけど、平手自身は2017年末で欅を離れるという選択をしていた。
それは知らなかった事でしたが、それから結局2年以上も引き留められ、ましてやセンターに立たせ続けられた。
もはやライブなどの楽曲披露のたびにボロボロになり、東京ドームに至っては廃人みたいになって「嫌だ」と言いながらも無理矢理ステージ上に放り出されて歌唱させられる。
平手はステージに上がったからには自分なりに気力を振り絞ってパフォーマンスしてたけど、正直言って観ていられなかったですよ。
そんな状態で歌う「黒い羊」(武道館ライブ)とか「不協和音」「角を曲がる」の歌詞が痛々しくて仕方なくなります。

そんな平手に対するメンバーの思い。
多くは「自分は平手の代わりになんてなれない」「バックダンサーで良い」みたいに引きまくっちゃってる。
これを「やる気が無い」「プロ失格」「平手1人に背負わせてるだけ」と批判する意見も多いだろう。
実際、スタッフからも「平手が居ないと何もできないのか?」とハッパをかけられる場面もあるが、自分はメンバーの思いを批判する事はできなかったですよ。
それだけ平手が突出してたし、欅の為を思えばむしろ自分は黒子に徹するという考えも理解できる部分もあるんです。
もちろん中には「じゃあ自分がやる」と思ってたメンバーも居ただろうし、この映画では何故か大きくフィーチャーされてた小池の「セゾン間奏ダンスを即興でやった」場面もあった(ちなみに、小池の選抜落ちも1人だけ大きく取り上げられており、小池推しの人は必見です)わけで、何度も「脱平手」のきっかけはあったと思うんだけど、現実は幻の9thシングル(選抜制になってからの曲ね)まで担ぎ上げられ、結果としてMV撮影をボイコット(劇中では平手が「表現できない」という理由で撮影に来なかったと描かれているが、要するにボイコットだと自分は解釈しました)するに至って、もはや修復不可能な状態になってしまったのはメンバーよりも運営の責任の方が大きいと思っております。

そんな感じで1つ1つのエピソード語ると長くなるので、他の見どころは箇条書きで・・・(映画の登場順とは異なります)
・平手ステージ落下直前のセンターステージでのダンスは平手のアドリブだったとは!
・名古屋でのライブを平手が欠席する事になった事を知らされた齋藤冬優花脱走事件
・平手がメンバーに「離れようと思う」と告白した2017年のシーンの隠し撮り的な映像(誰の姿も映って無い。声だけ)は色んな意味で必見。
 「離れないっていう選択は無いんですか?」と泣きながら敬語で引き留めるメンバー(守屋かな?誰だろ)が印象的。
・卒業生については今泉とねるだけはちょっとだけ触れられていたが(ホントにちょっとだけね)、その他の卒メンは全くの空気。これもまた闇なのか・・・
・選抜発表の裏側が少しでも見られたのは良かった。「名前を呼ばれなかった人は退室して」はあまりにも辛すぎる。
・「黒い羊」MV撮影の最後のカット後、倒れ込む平手を囲むメンバーを仁王立ちしながら冷ややかに見下ろす鈴本が怖い。
・幻の9thシングルMV(10月のプールに飛び込んだ)の森田がキレッキレ。
・生歌部分が目立つガラ割れと和音(歌詞以外の色んな声が聞こえる)

他にもあったかもしれんが、夢中で観てたので思い出せません。
楽曲シーンは映画館の迫力音響重低音もあって素晴らしい事もあり、ぜひ映画館で観て欲しいものです。

今回鑑賞した前夜祭はムビチケが使えなかったので、まだ手元に未使用ムビチケが残っています。
日向のドキュメンタリーは小ネタ探しも兼ねて2回観ましたが、欅も2回目観るかどうしようかな。
内容知ってて再見するにしても、やっぱり観るのが辛い箇所もあるし、でもライブ映像は映画館でもう1回観たい。
ちょっと考えますわ。

それにしても、どこかで平手が本音を語ったくれたらね・・・。
その後にこの映画を観ると、全く違った感想になるかもしれません。
そんな日が来るのでしょうか・・・??

◆パンフレット:1100円

Documentary of 欅坂46

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