映画感想を中心とした管理人の戯言です。
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【20-051】人間解剖島 ドクター・ブッチャー ★☆☆☆☆
category: 2020年の映画レビュー | author: moeru-movie
ずっと観たかったのだが、円盤発売を機に、1週間限定で劇場上映される人間解剖島 ドクター・ブッチャーを観てみた。

とある病院の一室で、職員の1人が死体の内臓に喰らいつこうとして捕まり、果てに飛び降り自殺してしまうという事件に居合わせた女医のローリー(アレクサンドラ・コール)は、その不気味さに異常な興味を抱く。
ところが危険はローリー自身にも迫ってきており、彼女はピーター・チャンドラー博士(イアン・マッカロック)に相談した末、彼の助手のジョージ(ピーター・オニール)とその女友だちスーザン(シェリー・ブキャナン)の4人で、調査のために南米の島に向かうことを決める。


【「食人族」+「ゾンビ」+「マッド・ドクター」と、1粒で3度美味しい】
【スタッフやロケ現場が「サンゲリア」の使い回し】
【やっつけ感が凄いめちゃくちゃで雑な脚本】
でお馴染みの映画です(笑)
日本公開当時は、「人喰族」と2本立てでロッポニカで上映されてたというマニアには堪らない映画でした。

ある病院で死体から内臓(心臓)が抜き取られたり、体の一部が切り取られたりと言う事件が続発する事が発端だが、捕えた犯人は自ら窓をブチ破り、投身自殺。
低予算の映画なので、投身シーンに安っぽい人形を使うのはアリだが、このシーンでは地面に叩き付けられた男の人形が、その衝撃で腕が脱落して飛んでっちゃうという脱力シーンが語り草です。
(予告編でもバッチリ映ってます。当然その後の遺体検証シーンでは腕はありますww)
ちなみにこの序盤で主役の女(女医ローリー役ね)が、あまり意味も無く着替えシーン(まだ下着止まり)を見せます。
そしてその女の部屋には、何故か「いけにえに使うナイフ」が飾られてますが、何者かに押し入られて盗まれます。

さて、自殺した男が死に際に発した「キートー」という語を元に、男の出身の諸島に行ってみようという事になります。
警察でも無い男女4人が、何だか怪しげな島に向かう・・・というシチュエーションも「サンゲリア」の2番煎じです。
(ただし、ここでは半裸の女とサメ、そしてサメとゾンビの戦いはありません)
で、最初は何も言って無かったのに、いざ諸島に行くとなったらローリーが「私はそこに両親と住んでたの」とか言い出します。
んなら最初から言えよ!って突っ込みたい所ですが、とにかく4人で諸島を目指します。
そして島に着いて、オブレロ博士に迎えられます。
するとローリーがまた唐突に着替え(今度はおっぱい全開)を始めるや、窓から誰かが覗いていますww。
その後、更にシャワー上がりには全裸(毛も丸出し)とサービス全開にですが、そんな全裸にシャツ1枚だけ着てベッドを見ると、蛆虫だらけの人頭が!
「きゃぉあぃ#%っ☆」と驚いた声に集まる仲間たちですが、ローリーさんはノーブラノーパンでケツ丸出しのシャツ姿のままなのが笑えます。(きっとお股も見えちゃってる)

翌日、キートー目指して船を出す一行(ガイドのオヤジが案内します)だが、途中で船の調子が今イチという事で、最寄りの島に上陸します。(実はこの島がキートーだったという強引な持って行き方)
すると夜のキャンプ中に1人の同行若者が姿を消したため翌朝捜索すると、いよいよ食人族の登場です。
そこで1人の若者が犠牲になりますが、とりあえず何人か撃ち殺して退散させます。
するとその夜にまたしてもキャンプ場所に潜り込む食人。
ローリーの枕元にヌッと出て来ますが、鉈か何かを振り下ろされてあえなく昇天。
何かちょっと覗きに入っただけで脳天カチ割られて可哀想な食人です。
そして翌朝、今度は本格的に食人族に襲われる一行。
スーザンは拉致され、ジョージは生きたままはらわたえぐられ、更には目玉もほじくり出されます。
出来はさておき、グロ度は増して来てワクワクですが、そこにおもむろにゾンビが登場するや、食人族は恐れおののいて逃げて行きます。
一行も何とか小屋まで逃げ込むと、そこでオブレロ博士と合流。
博士に「ボートで逃げろ」と言われ、海辺のボートの所まで来ますが、「何かおかしい」「何か隠してる」と気付き、帰ろうとしないチャンドラー博士。
そこでも襲ってきた(と言うか、ノソノソと近づいてきただけ)出っ歯のゾンビをボートのモーターで顔面破壊すると、拉致されたスーザン発見!・・・と思ったら、スーザンの頭皮を纏ったゾンビでしたwww。
肝心のスーザンはと言えば、頭髪ズル剥けハゲにさせられ、オブレロ博士に捕えられています。何やら脳を移植するのだとか。
血を抜かれ、声帯までも切り取られて散々なズル剥けハゲのスーザン・・・。

一方のチャンドラー博士も遂にオブレロに捕えられます。
しかし、チャンドラーが近くにあった刃物を取ろうとするも失敗して色々とガシャーン!とひっくり返してもオブレロは気付かず、何とかメスを手にしたチャンドラーは「左手で持ったメスで左手首の拘束革を切る」という芸当で脱出を図ります。
ここもモソモソと拘束革を切ったり、半分起き上がったりしても、脳移植手術に夢中のオブレロ&助手は全然気づかないと言うヘッポコぶりが笑えます。

その裏でローリーはと言うと、食人に捕えられた挙句、何故か全裸にされて全身に花か何かのペインティングを施されます。
でも、特に嫌がるふうでもなく、何故かモデル立ちで大人しくペインティングされるローリーww。
その全裸のまま、大の字型にくり抜かれた石に連れてこられると、アラ不思議。サイズぴったりでその型に収まります。
まあ大の字型に全裸でハマるわけなので、お股も全開なんですが、「あれ?毛が無いぞ?」と思ったら、どうやら前貼り的な物をしているのか、肝心な所は見えません。(それとも肌色モザイクだったのかな・・??)
そこに登場するのが、序盤で部屋から盗まれた「いけにえに使うナイフ」です。
どうやらこのまま儀式で殺されそうな勢いです。

そうこうしてるうちに、チャンドラーの方は拘束を解きますがオブレロに飼い慣らされたゾンビに捕えられます。
この場面のゾンビ、「あ″〜」とか言ってノッソリとしてたかと思えば、急に機敏な動きで走り始めたり、何だか良く分からなくなってきてますwww。
そしてゾンビの1人を火炎処刑にして優勢のチャンドラーに加え、何故かローリー率いる食人族もなだれこんできます。
序盤ではゾンビを見ただけで尻尾を巻いて逃げてたくせに、今度は圧倒的な人数でゾンビをやっつける食人軍団・・・最初からそうしろよ!
って言うか、何でローリーはいけにえ儀式を回避して、いつのまには服も着ちゃって戻ってきてるのか、サッパリ分かりません。
そんなバトルロイヤルの中、オブレロはゾンビもろとも火の中に。
そして小屋全体も火に包まれますが、そんな小屋を苦々しい顔で見つるチャンドラー&ローリーの姿を映しながら急に「THE END」ですww。

いや〜、この終盤の雑過ぎて意味不明な展開は語り草ですね。
そして食人さんも、何故かアジア系(ベトナム人エキストラらしい)の見た目の奴が多く、体は意外とお肌スベスベな感じで原住民感ゼロです。
更に酷いのはゾンビの方で、こちらも顔には爛れたメイクをしているものの、激しく動くシーンでめくれた服から見える脇腹とかは非常に血色の良いスベスベお肌ですwww。

映画が終わって思い返してみても・・・
・序盤で内臓を盗んでた奴は、要するに食人出身なので食人欲が爆発しちゃったって事?
 (いやいや、食人が病院に就職してんのかよ!?ww)
・ローリーはなんで「いけにえナイフ」を持ってたの?
・誰がそのナイフを盗んだの?何でローリーがナイフ持ってるって知ってたの?なんで今頃取り返しに来たの?
・島に上陸したローリーのベッドに蛆虫だらけの首を置いた意味は何だったの?
・何で食人族はゾンビに対して異常に怯えて逃げ出してたの?
・何でローリーのいけにえ儀式は中止されたの?
と、説明のつかないテキトーな描写も目立ちましたが、そこはB級イタリアホラー。
「細けぇ事はいいんだよ。面白かっただろ?」と言われりゃあ渋々頷くしかなくなっちゃう。そういう映画なんです。

はい。そういう訳で、まともに採点すると星1つなんですが、この映画は元から「トンデモB級ホラー」として観ているわけで、そういう意味では期待通りの星1つ(つまり褒め言葉)という結論です。
まあ、B級ホラー好きが集まってツッコミながら観るのに最適ですので、興味とお金がある方は、9/9発売のブルーレイ「パーフェクト・エディション」を購入してみよう!

◆パンフレット:販売無し

人間解剖島 ドクター・ブッチャー
※左は初公開時のもの。

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