映画感想を中心とした管理人の戯言です。
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【20-043】ロード・インフェルノ ★★★★☆
category: 2020年の映画レビュー | author: moeru-movie
特典チラシがもらえる訳でも無いのに、本能が未体験ゾーンに吸い寄せられる・・・って事で、上映延長されたロード・インフェルノを鑑賞です。

妻のディアナと2人の娘を連れて、自動車で実家へと向かうハンス。用意に時間がかかり出発が遅くなったことにイラつく彼は、少しでも早く実家に到着しようと制限速度100キロの道を140キロ以上のスピードで飛ばしていた。
そんな中、前方を走る白いバンがゆったりと走るのに腹を立てた彼は、クラクションを鳴らし車間距離を詰めてあおった果てに追い抜く。
その際に運転する老人に向けて挑発的なポーズも取って意気揚々となる彼だったが、その白いバンはどこまでも追いかけてくる。


「煽り運転」をきっかけにしたサスペンス的な映画と言うのは今の日本ではタイムリーな内容だと思います。
もっとも、「理不尽な煽りを受ける善良な市民」みたいな話かと言うとそうでもありません。

高速道路を制限速度ぴったりで走る1台の車。
その車に迫るのが夫婦と幼い娘2人を乗せた車。この一家は急いでいるにも関わらず、制限速度ぴったりで前を走られたもんだからクラクションやパッシングを浴びせ、追い抜きざまに開いてドライバーに挑発的な態度を取ってしまう。
そう、煽ったのは「善良な市民」の方なんです。
この一家の親父ですが、とにかく余裕が無くて終始イライラしてる上に、自分も悪い所があるのに謝ろうともしない。

一方の煽られた側のドライバー。
良識人みたいな所もあるけど、とにかく粘着質です。
あの「激突!」と同じように、相手の車を執拗に追尾します。
もちろん追いかけるだけでなく、相手の車を捕えると、除草作業?害虫駆除?の業者なのか、防護服+エプロンみたいな服をまとって薬品のタンクを背負って(このタンクに薬品を詰めるシュコシュコという音がポイント)それを噴霧するサイコパスな所もあります。

物語はひたすらこの2台の追いかけっこなんですが、ダンナは前述の通りイライラばっかりな上に嫁の方もパニクって住宅街を大爆走する始末。
娘2人は怖くて泣き叫ぶばかりだし、普通ならこの一家の方に感情移入して、サイコパス男が完全ヒール(悪役)になりそうな所、むしろ一家の方の因果応報っぷりが気持ちよくなる時すらあります。

そしてスマホを奪われたのをきっかけに、一家が向かう予定だったダンナ実家に舞台が移ります。
一家4人と実家の老夫婦VSサイコパス男という戦いがクライマックスです。
その結果は・・・まあそこは観てのお楽しみと言う事にしておきましょう。
1つだけ言っちゃうと、ラストのラストは音のみで前述の「シュコシュコ」音で終わるのがなかなか不気味で良いです。

おっと、冒頭は別のチャリンカー相手にサイコパス男が車で体当たり食らわせて追い詰めた挙句にシュコシュコ薬物噴霧というシーンから始まりますが、そうなるとむしろワザと煽られるような運転をして獲物を捕らえて、その獲物がすんなりと謝らないと見ると執拗に追いかけて噴霧刑に処するというやっぱりのサイコパスだと言う事が分かります。

正直、それほど期待値を上げずに観たのですが、シンプルな筋書きなのに割とストーリーには飽きはなく、でも特に誰かに感情移入する事も無く、高みの見物みたいなフラットな目線で90分弱のお話を楽しむ事ができます。
まさに未体験ゾーン的な1本ですが、現実でこういう事が起こらないとも限りません。
車は心に余裕を持って運転しましょうね。

◆パンフレット:販売無し

ロード・インフェルノ
※残念ながらチラシは出ていません。

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