映画感想を中心とした管理人の戯言です。
Sun Mon Tue Wed Thu Fri Sat
   1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728293031 
<< July 2020 >>




RECOMMEND
<< 【20-040】ランボー ラスト・ブラッド(ネタバレあり) ★★★★☆ | main | 【20-042】ドラゴン怒りの鉄拳(ブルース・リー 4Kリマスター復活祭2020)★★★☆☆ >>
【20-041】アングスト/不安 ★★☆☆☆
category: 2020年の映画レビュー | author: moeru-movie
連日満席が続いているアングスト/不安を観てみた。

少年時代から数々の暴力事件を起こし、老女を拳銃で撃ち殺して刑務所に収容されていた異常者・K。
釈放された彼はたまたま屋敷にいた一家をターゲットに、新たな殺戮を開始する。


宣伝の煽りが凄いしポスタービジュアルも強烈。話は「異常な殺人鬼」でR15+であれば、かなりのキチガイ度の映画だと胸躍らせる人も多いかと思います。
実際、自分もその1人だったわけで、数多くのシリアルキラーやサイコパス野郎を観てきた者としては、その記憶の上を行く事をも期待しておりました。
が、ハッキリ言いましょう。映画的には期待外れで退屈な場面も多いです。
言うほどグロい場面もありません。(個人的にはこれでR15+は厳し過ぎ)

映画の大半は、とある一軒家に押し入った「K」と、その家に帰宅した母娘+車椅子でアレな息子の3人を殺害するシーンになっております。
出所してすぐに強盗殺人するってのは確かに異常だけど、殺害シーンに関しては、婆さん=絞殺、車椅子息子=風呂場で溺れさせる、娘=刺殺という形で、言う程の「異常」感は無いわけです。
で、この「K」ってやつも、冷酷無情な殺人鬼化と思いきや、押し入ってもウロウロして何したいんだか分からないし、殺した後も右往左往するだけのシーンも多く、かなりポンコツ臭が漂うキャラ。
車で逃げるのかと思ったら裏手に付けるだけとか、その車の出入り口の扉を閉めたかと思ったら結局その扉をブチ破って出るとか、行き当たりばったりの行動も多い。
ある意味、それはリアルなのかもしれないけど、映画としてそれを見せられると、正直キツい。
そこに映画的な演出とか編集はほとんど無く、長回しも含めて、良く言えば淡々とリアルに、悪く言えばダラダラと見せ場も無く進んで行きます。
劇中の台詞もほとんど無く、ほぼ全編に渡って「K」のモノローグで進む所も退屈感を増加させる要因になってると思います。

もう1つ、この映画の特徴としてカメラワークが挙げられます。
自撮り的な構図(GoProを腰に付けて撮ってるような感じ)が多いため、酔いそうな場面もあるし、そうかと思えば今で言う所のドローン撮影みたいな撮り方(この映画の製作当時はもちろんドローンなんてありません)もある。
それはそれで、製作当時としては斬新と言えるかもしれませんが、果たして採点結果を大幅に持ち上げる要素とまでは言えません。

「オーストリア1週間で上映打ち切り」=つまらなくて客が入らないので打ち切り
「ヨーロッパ全土で上映禁止」=公開しても客が入らなそうなのでオクラ入り(又は障がい者を殺すシーンがヤバくて公開できない)
「イギリス・ドイツでビデオも発売禁止」=発売しても売れないと思われたから未発売

というのが宣伝文句の真実なんじゃねーか?と自分は思うほど「過度な期待は禁物」な作品です。
自分には全くハマらなかったこの映画。果たして「刺さった」人はどれくらい居るんでしょうかね・・・。

#婆さんの化粧が濃すぎる
#犬はかわいい
#Kに懐いたおかげで無事な犬
#フランクフルトに添えられたカラシが多過ぎ
#Kは誰の服に着替えたのか

◆パンフレット:700円

アングスト/不安

よろしければポチっと投票お願いします。⇒
comments(0) | - |PAGE TOP↑ -






SELECTED ENTRIES
CATEGORIES
ARCHIVES
RECENT COMMENTS
RECENT TRACKBACK
LINKS
PROFILE
OTHERS
SEARCH