映画感想を中心とした管理人の戯言です。
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【20-032】スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼 ★★★★☆
category: 2020年の映画レビュー | author: moeru-movie
前作はちょっと微妙だったけど、スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼を観てみた。

長い黒髪の女性が狙われた連続殺人事件が解決してから数か月後、同じ現場から新たな身元不明の死体が見つかる。
事件を追う刑事・加賀谷(千葉)はかつて自分が逮捕した連続殺人鬼・浦野(成田)を訪ねると、獄中の彼は自身が師と仰ぐ「M」という人物の存在を明かす。
やがて恋人の美乃里(白石)が何者かに狙われていることを知った加賀谷は、やむなく浦野に捜査協力を依頼する。


またまたIT系を題材とした映画です。
この手の映画はデフォルトでITツッコミモードに入ってしまう自分ですが、今回のレビューではあまりそこは取り上げないでおきましょうか。
と言うのも、先日の「AI崩壊」ほどのツッコミ所は無く、定番のツッコミどころ(どんなサーバーでも「天才ハッカー」の一言で簡単に何でも出来ちゃう設定とか)ばかりだったし、「フリーwifi詐称」という出来事はリアルでも十分に有り得る話で、そこが良かった点でもあります。

で、そう考えると、全体的には「エンタメ映画」と思って割り切って観れば、まずまず満足できる内容だったかなというのが自分の感想です。
いかにも「羊たちの沈黙」を思わせるような「刑事とシリアルキラーとの関係」から、「M」なる人物の謎に迫る展開はそれなりに緊張感を持って観る事はできます。

ただ、「それなり」レベルに留まってしまう要因として、意図的かどうか分かりませんが、1つの要因として、まいやん演じる美乃里という女が何だかお高く止まっていると言うか、鼻につく所が挙げられます。
最初は「結婚に向けて煮え切らない彼氏にしびれをきらす女」という共感を呼びそうな設定でありながら、自分からその場を去っておきながらも後になって「追いかけてこない」と不満を漏らしてたり(何か、自分の思い通りにならないと機嫌が悪くなる馬鹿女に見える)、極めつけはそんな彼氏が秘密にしているであろう母親が入所している施設を突然訪れちゃう所とか、更にはその母親にトラウマを抱えている彼氏に対して面会強要とか。
そんなに彼の全てを把握してなきゃ気が済まないのか?とドン引きしてしまいました。
そんな事なので、ラストの「そばにいて欲しい」という申し出に対して返す言葉が「断る理由が無いわ」というのも何か上からに感じてしまい、もっと素直に「はい。喜んで」とか言えないのかね?と思っちゃう。
実際は「この台詞なら刺さるだろ」という脚本のせい(実際、その台詞が良かったと思う人も相当数居るとは思うが)で、仕方ないが、スベって無いですか?

その他、
・JK16の正体がただのリア充女で「ホワイトハッカー」に見えない。
 しかもアッサリと身バレしてアッサリと殺されるとか脱力。
・お笑い芸人を何人も使い、癖を出し過ぎて笑うに笑えず、サイコサスペンス映画の中では浮いた描写になってる。
   ・署内でエロ動画見ちゃうバカ刑事(いちおうサイバー室の室長らしいww)のずん飯尾
    (死体見て腰抜かしてるし・・・)
   ・借金まみれの挙句、便器で溺れ死にさせられるという悲惨なクズ刑事のアルピー平子
    (凶悪な連続殺人犯の監視がこのクズ刑事1人だけとか・・)
   ・身ぐるみ剥がれてブリーフ1枚の姿を晒すポンコツ刑事のアキラ100%
    (いや、ブリーフ穿いてたら90%か?)
・井浦新の存在は、もはや「Mの正体をミスリードするための存在」でしかなく、行動がおかしい。
 顔の火傷の後について一切触れないのも、「異常なヤツ」という印象を与えてミスリードするための設定でしかない。
 おかげで「公安の刑事が護衛中の刑事と乱闘になり、おかげで美乃里が危険な目に遭う」という滅茶苦茶な話になっちゃってる。
・スプリンクラーが一斉に作動した程度でみすみす浦野(銀髪の警察官姿でいかにも不自然)に余裕で逃げられるのが無能警察過ぎる。
・警視庁のホストがハッキングされたという理由だけで警察署に殺到してる群衆っておかしくない?マスコミが押し寄せる場面の方が良いと思うのだが、結局それも浦野がドサクサ紛れに逃げるってシーンの味付けでしかない。
・加賀谷母が入所している施設の職員(今田美桜)が夜になってデート中の加賀谷に母親の事を直談判しに訪れるってのも「そこまでするか?」という行動であり、結局「加賀谷に別の女が?」と思わせる為のエピソードでしか無い。

あぁ・・・せっかくIT関係でのツッコミどころが控えめなのに、結局肝心な本編に対してツッコミまくってる自分が居ました。
それでも4点付けたのは、ひとえに成田凌の怪演が冴えてた事が挙げられます。
もはやこのシリーズは浦野主役のサイコスリラーにした方が良いです。
はい。色々とツッコんでますが、その割には楽しく観てたのも事実です。
「ザ・娯楽」と思って割り切れば、そこそこですよ。

最後に、白石麻衣について。
正直、芝居はまだまだ全然です。前述の通り、キャラがどこかムカつく女だった事もあり、共感ゼロでした。
が、本職はアイドル歌手なんだから仕方ない。これからの伸び代に期待です。
そして問題の「レイプ未遂場面」ですよ。
特に胸をはだけてブラからおっぱいが出そうになるくらい迫られる場面が衝撃的ですが、自分はその場面は「ボディダブルだ」と思っています。
ええ、パンフに「そのシーンは頑張りました」的な事が書いてあったのも知ってます。
だけど、パンスト破られる所はまだしも、おっぱいピンチなシーンは自分は代役だったと確信してるんですが、まいやんファンはどう見たでしょうか?
(やっぱりさあ、おっぱいは画面に出てても、同じ画にまいやん顔が映って無いってのが不自然。本当に体張ったなら、顔も同じ画に入れるはずです。そうでないと体張った意味ないじゃん!!)
ブラ&背中シーンはまさにまいやん本人だっただけに、あそこが限度でしょうね・・・。

あ、エンドロール後に1シーンだけ続きがあるので帰らないで見てね。

◆パンフレット:820円(前作に続いてネタバレ多し)

スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼

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