映画感想を中心とした管理人の戯言です。
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舞台『飛龍伝2020』観劇
category: 舞台 | author: moeru-movie
久々の舞台です。
今回は、欅坂46の菅井友香主演の飛龍伝2020です。

春、駿河台方向から聞こえてくるシュプレヒコールの中、一人の少女が進学のため愛と希望を胸にいだき上京した。
四国高松から上京した神林美智子(菅井友香)である。
しかし、時代は学生運動の真っ只中、やがて美智子は、全共闘作戦参謀の桂木純一郎(味方良介)に出会い、その理想と革命に燃える姿に憧れ、恋に落ちる…。
やがて、美智子は全共闘40万人を束ねる委員長に、まつり上げられてしまう。
11・26最終決戦を前に、作戦参謀部長の桂木の出した決断は、美智子を、女として機動隊員の部屋に潜入させる事であった…。
そして、その機動隊員とは、四機の狂犬病の山崎こと、山崎一平(石田明)だった…。
革命の夢と現実と、美智子を愛する者達に翻弄されながら、11・26最終決戦の日は近づいてくる…。


この主人公・神林美智子は、過去7人の女優が演じてきた。
初代-富田靖子、2代目-牧瀬里穂、3代目-石田ひかり、4代目-内田有紀、5代目-広末涼子、6代目-黒木メイサ、7代目-桐谷美玲。
そして8代目が菅井友香である。

話の内容としては、1970年代前半の学生運動をテーマにしたもので、平成の若者たちにはピンと来ない話では無かろうか。
自分はその時代に生まれてはいるものの、学生運動が何たるかを理解する年齢には程遠いクソガキ時代ゆえに、もっぱら映画やドラマでその内容を理解しているクチだが、その最たるものは「実録・連合赤軍 あさま山荘への道程」でしょう。
実際、この舞台でも「総括」という単語も出てくるし、暴力的な場面は無いものの、内容自体は人の生死が多く描かれるシュールなものです。

そんな内容ですが、舞台自体はちょっとした時事ネタ(桜を見る会とか東出とか)を織り交ぜた笑いのシーンや殺陣のシーン、そして菅井様による歌唱シーンもあり、飽きさせない構成にはなっています。
東京公演は千秋楽を迎えていますが、まだ大阪公演が残っていると言う事で内容に関するネタバレは極力控えて感想を書いていきます。

今回、もちろん菅井目当てで観に行った訳ですが、いやいや、とにかく男優陣の熱量がハンパ無かったです。
この上演劇場は、「新国立劇場 中劇場」という立派な劇場で、自分の席は「5列目センター」でした。
しかし、実際に席に向かうと、5列目が最前列で、舞台は目の前。
そんな中で観劇したわけですが、主役級のノンスタ石田/味方良介をはじめ、多くの男優は皆汗びっしょりになって演じているんですよ。
場内、暖房で蒸し暑いと言う事もない環境だし、多少の殺陣は間に入っても、終始激しいアクションという事でもないのにあれだけの汗というのは、よほど全力で台詞(またこの台詞の量が凄いし、それを早口で捲し立てる場面も多い)に力を入れてたかが分かります。
もうね、最前列で見ていたせいか、汗やらツバやらが大量に吹き出しまくる迫力はただただ圧巻です。

そんな激熱の男優陣に対する菅井友香。
けっこうえげつない下ネタをも浴びせられる場面もありますが、心配された滑舌も大丈夫で頑張っていました。
正直、男優陣の圧が凄いので、声質の細さや表現力の違いはありましたが、何よりも感情は思いっきり入っており(時おり涙を浮かべているように見える場面も数度)、そういう意味では色んなものが伝わっては来ました。
例のシーン(乳揉まれたり、キスシーンがあったり)が話題にはなっていましたが、話の流れからは非常に自然なもので、その場面だけが悪目立ちすると言う事もありませんでした。

◆◆以下、少しだけネタバレあり。注意!◆◆
全2時間10分の舞台でしたが、ハッキリ言って結末は超がつく程のバッドエンドと思えるので、決して後味は良くありません。
終わってみれば、やはり菅井の芝居よりも石田の熱演ばかりが印象に残った感じでしたが、自分の頭が悪いのか、ちょっと時間軸に納得が行ってません。
冒頭から「11.26最終決戦」に向けてのドラマになっているんですが、その過程で神林は出産してるわけですよね?
最初は目標の11.26って、せいぜい数か月先と思ってたんですが、出産やそれに至る時間、及び子供が少し育つ時間を入れると、2年はあるわけですよ。(実際、台詞でも「2年」という言葉があったと思う)
そんな期間(妊婦・出産・産後)をはさむと、普通に考えたら何十万人もの学生の頂点に立つ委員長どころじゃ無くなると思うのですが、そこはあまり深く考えない方が良いんですかね・・・??
◆◆ネタバレ終わり◆◆

そんなわけで、欅の冠ラジオ番組の公開録音会場に引き続き、最前列と言う至近距離で菅井さんの芝居を観られて、高い料金(S席9,500円)を十分クリアする程の満足感は得られました。

しかし、ノンスタ石田は、同じつか作品の「熱海殺人事件」で元欅坂の今泉と共演に続いて菅井ですか。羨ましい・・・。


菅井様の歌唱シーンもちょこっと観られます。


飛龍伝2020

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