映画感想を中心とした管理人の戯言です。
Sun Mon Tue Wed Thu Fri Sat
  12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
27282930   
<< September 2020 >>




RECOMMEND
<< 【20-008】人面魚 THE DEVIL FISH ★★☆☆☆ | main | 【20-010】ブラインデッド ★☆☆☆☆ >>
【20-009】シライサン(ネタバレあり) ★★★★☆
category: 2020年の映画レビュー | author: moeru-movie
2020年になって初めて「のむコレ」「未体験ゾーン」以外の映画と言う事でシライサンを鑑賞。

眼球が破裂した遺体が立て続けに発見される。彼らの共通点は、死ぬ前に何かに取りつかれたような状態にあったことだが、死因は全て心臓麻痺だった。
目の前で親友を失った大学生の瑞紀(飯豊)と、同様に弟を亡くした春男(稲葉)は一緒に事件の真相を探る中で、詠子という人物にたどり着く。


まず、この映画に自分は何を期待したかと言うと、「飯豊まりえ」ですよ。
個人的に好感度の高い娘なんだけど、ここ数年、彼女の出演作を観られていなかったので、久々の姿を楽しみにしておりました。
結果、この採点結果はあくまでも「飯豊まりえ満足度」と思ってもらってよいです。

肝心の本編の方ですが、もうゴリゴリの都市伝説ホラーで、「口裂け女」+「リング」みたいな感じで、要するに「きっと何かの恨みでもあるであろう怖い女が"出る"」ってだけです。
終わってみれば「シライサン」が何者で、何を目的に"出る"のか、「目を逸らさなければ襲われない」と言う対処法の裏にはどんな理由があるのか等、割と細かい事は放置ばかりで話としては深みがありません。
あんな眼球破裂の末に突然死という衝撃的な出来事が続いたのに「心不全で片づけられた」というのも雑だし、素人の若者2人が順調に謎を解明していくのも予定調和が過ぎるとは思いますが、もともと「B級ホラーだからね」というつもりでいたので、もうそこはしょうがないやとおおらかな気持ちでスルーしました。

しかし!

どうにもこうにも頂けないのはシライサンの容姿です。
ハッキリ言って、雰囲気自体は怖いのに、顔が良く見ると怖くないのです。
「目が人より大きい」というのが特徴なんだけど(この目の大きさや眼球破裂させる事から"目"になにかありそうなんだけど、そこも深掘り無し)、「うははは。プリクラで目が大きく写るやつみたいやんwww」と内心笑ってしまうようなビジュアルなんです。
こんな顔でも、やっぱり怖いと思う人も居るのかな・・・・

そしてオチもミエミエの定番ネタで意外性はありません。
・オチ1:主人公(飯豊)が頭を打った後遺症で記憶喪失になったおかげでシライサンの難から逃れる。
  ⇒頭から血を流しているシーンを観た瞬間に「あ、これって記憶無くすオチだろ」って分かっちゃったよ・・・。

まあ、シライサンに襲われる最大の要素は「シライサンの事を知っている人」ですからね。
で、自分の所にシライサンが来る確率を下げようとしたライターの男が妻に向けて「原稿をネットに上げろ」と指示する。
これが何万人もの目に触れればリスクが分散されるだろうと考えたのはいいとして、この指示電話が電波が悪くてきちんと伝わったかどうか分からない・・・でオチ2に行くと・・・。
・ライターの元には結局シライサンが来る。
・ライターの妻は行方不明になってる。
と言う事で、この描写からは明らかに
・妻は原稿をネットにアップできなかった。そのおかげでライターの夫の元にシライサンが来ちゃった。
・その妻自身もシライサンを知ったので消された。
と考えるのが自然です。

なのに、ウケを狙ってエンドロールで余計な事をしちゃってます。
何かと言うと、脚本の所に「間宮冬美」ってクレジットしちゃった。
この間宮冬美ってのがライターの妻の名前なわけで、要するにこの映画を観たお客さんに、「シライサン」を知ったお前が次の番だ!と言いたいんだろうけど、それだったら本編では間宮夫婦は何事も無く日常を過ごしてないといけないはずなんですよ。
「何であの2人は普通に暮らせてるんだ?」と思わせておいての「脚本:間宮冬美」じゃないと辻褄が合わないと思うんだけど、こういった所も実に雑なのは脚本が映画人としては素人に近い乙一だからかなぁ・・・。
(原作はあるが、さすがにこの「エンドロール」は映画オリジナルと勝手に推測しての意見です)

そんなへっぽこな所も散見されるこの映画だが、最大のへっぽこ底抜けシーンは、シライサンと対峙した2人(飯豊&稲葉)がシライサンから目を離さずに膠着状態になるのはいいとして、次の場面では夜が明けて眠りから目を覚ます2人のシーン(そこらへんの寂れた空き地に寝てますww)になる所です。
いやいや!目を逸らしたらシライサンに襲われて死ぬのに、2人とも寝落ちしてたんかーーい!!ってか、それで何でシライサンに襲われて無いの??と完全脱力してしまいましたよ・・・。

はい。それでもいいんです。飯豊まりえは可愛かったです。
吊り橋効果でも何でもいいので、稲葉くんのように幸せなひと時を過ごしたいもんです。

むしろ、本当の恐怖は、封切り直後の日曜日だというのに、観客がかなり少なかった事・・・では無く、そんなに少ない客なのに、自分が指定していた座席(座席指定時点では回りには全く人が居ない事を確認して席を取ってます)のすぐ隣におじさん(と言うか、もうお爺さんに近い)が座ってた事でした。
こんなにガラガラの場内で、何故か見ず知らずのオジサンと隣同士でいい雰囲気で映画を観る・・・そんな恐怖体験はまっぴらごめんです。
どうせ場内ガラガラなので、全く人の居ないゾーンに移って映画を観たのは言うまでもありません・・・。
(あえてどこの劇場かは書きません・・・)

と、全然本編と関係ない話のままさようなら。

◆パンフレット:820円

シライサン

よろしければポチっと投票お願いします。⇒
comments(0) | - |PAGE TOP↑ -






SELECTED ENTRIES
CATEGORIES
ARCHIVES
RECENT COMMENTS
RECENT TRACKBACK
LINKS
PROFILE
OTHERS
SEARCH