映画感想を中心とした管理人の戯言です。
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【20-002】虐待の証明 ★★★★★
category: 2020年の映画レビュー | author: moeru-movie
未体験ゾーンの次は「のむコレ」という黄金B級リレーで虐待の証明を鑑賞。

ペク・サンアは、母親から虐待された後に捨てられ、施設で育つ。
さらに強姦事件に巻き込まれ、加害者の父親によって刑務所送りになった彼女は、出所後も荒んだ毎日を送っていた。
ある日サンアは、ジウンという少女と出会う。空腹で体中にあざがあるジウンを見て虐待を受けていると察知したサンアは、自身のつらい過去を思い出し、彼女を助けようとする。


日本でも「幼児・児童虐待」のニュースは珍しくないし、ましてや我が子をせっかん死させる鬼親すらたびたびある始末だ。
そんな胸糞悪い鬼畜は日本だけでなく、隣国も同じなようで、まさに主人公は「虐待された子」なのです。
結論から言うと、とても「面白かった」という表現は適切では無いのかもしれないが、映画として興味深く観る事が出来ました。

まず、ストーリー自体は非常にシンプルで捻りも無い。
過去に虐待・ネグレクトされた女が、自分と同じような境遇と思われる女の子と出会い、その子を守るために「誘拐」という形を取り、糞親と対峙するというものです。
このシンプルな話の上に、めちゃくちゃ分かり易くキャラ設定が乗っかってます。

心と体に傷を持ってやさぐれている主人公は、もともとは清純系な女優みたいだけど、そういう先入観無く観ればハマってる。
そして虐待されてる子。いやいや、ホントに虐待されてんじゃねーかというくらいの佇まい。すげーよ・・。
そしてそして何よりも、虐待親ですよ。
父親の方はゲームばかりの引き籠り&暴力(何でこんな獣に子供が居るのか?と思うほど)で、女の方もスイッチが入ると凶暴極まりない。
この鬼畜親がとにかく糞過ぎて、観ている人の心をある意味掴んで離さないわけですよ。
勧善懲悪もハッキリするし、完全に主人公に肩入れ出来る。
まさにベビーフェイスVSヒールの図式なんです。

なのに、そういう状況でも役所や警察が全く頼りなく事態を解決する事も出来ない点は良い意味でイライラを増幅させるが、それを緩和するのが主人公女を何かと気に留める男が正義の警察官と言う設定。
イライラさせておいて後で少しホッとさせる。そういう緩急が堪らないです。

話はオーソドックスな展開ながら、この幼児が最初はボロ布のような感じだったのに、普通の服を着せてもらうと可愛くなり、ラストの方では無邪気に学校で笑いながら遊ぶ姿を見せられるという流れは涙腺を刺激させられます。
そんな主人公女と幼児が心を通い合わせるシーンがお風呂のシーンでしょう。
体中痣だらけの幼児を前に自分も背中に大きな虐待の跡(火傷かな?)を見せると、2人とも抱き合って慰め合うという場面になるんですが、本来ならもう1歩踏み込んで2人の入浴シーンまで続けるともっと「本当の親子みたいな絆が生まれる」という場面になると思うんですが、悲しいかなそれをやっちゃうと児ポ法に引っかかっちゃってエライ事になっちゃうよね・・・。

そんなわけで、色々と考えさせられ、完全に主人公に肩入れ出来、クソ親に心底ムカつく事が出来た映画と言う事で少々甘めながら満点計上です。

1点だけ注文があるとすると、下のチラシで見比べると明確なんですが、日本版のポスター・チラシビジュアルって、オリジナルの画像にずいぶんと傷を足し過ぎてねーかい?
盛るのもいいかげんにしないと・・・。

◆パンフレット:販売無し

虐待の証明

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