映画感想を中心とした管理人の戯言です。
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【19-077】 どすこい!すけひら ★★☆☆☆
category: 2019年の映画レビュー | author: moeru-movie
舞台挨拶が当たったというだけでどすこい!すけひらを鑑賞。

ぽっちゃり体型の綾音(知英)は、チョコレート好きが高じてイタリアに移住した後に事故に遭い、昏睡状態から目覚めるとモデルのようなスタイルになっていた。
帰国してエステティシャンとして働き始めた彼女は、恋愛には無関心でチョコレートとゲームに夢中だった。
ある日、エステサロンの客で人気アイドルの湊拓巳から食事に誘われる。


元々は超デブだった女子が激ヤセして・・・という話で真っ先に思い浮かべるのが「カンナさん大成功です!」です。
原作は日本のコミックという点も同じですが、先に映画化された韓国版の方が「デブでブスな自分」と「痩せて綺麗になった自分」との対比と、外見は変わっても内面は変わらない事による葛藤が上手く描かれており、とても面白かった記憶があります。
一方、遅れて映画化された日本版では、どちらかというとコメディ路線に走った形だったおかげで、さほど心には残らなかった1本でした。

そしてこの映画。結論から言うと、薄っぺらい話で全然面白くありませんでした。
外国で昏睡状態に陥り、気付いたら激痩せという強引な流れには目を瞑るとしても、元々デブだった自分をそれほど卑下しておらず、男の子にフラれたといっても、そんな事は太って無くても良くある話なので、そもそも「太ってた時代」自体がベース話として弱過ぎる所からしてつまらない要因です。

そして痩せた後も、もともと「F4」(FAT_4。デブ4人組)と呼ばれる友達とも変わらず仲もいいし、エステ店にもすんなり勤める事ができて、全く「太ってた時代との対比」要素が出て来ません。
そこからアイドルの拓巳が客として現れ・・・という話に至っては、もはや普通の安い恋愛ものと言ってもいい流れです。
まあ、途中から拓巳の彼女に「高校時代はデブだった」事がばらされますが、だからといってそれほど大きくストーリーも膨らまず、全くの中途半端な展開です。
その後、高校時代に自分をフッた男が拓巳と同じ事務所で・・という強引な設定に乗って新たなエピソードが展開すると思いきや、こちらもさほど膨らんでいきません。
セオリーから言えば、痩せた自分に対する態度を見て、「人を外見でしか判断しないクソ野郎」という事が分かって・・・っていう流れなんだけど、そういうヒール的な性格を持つでも無い男じゃあ存在意義がありません。
かと言って、コメディとして観て面白かったかと言うと、りゅうちぇるとの絡みで少し面白い所があった以外は場内でも笑いが起きる所も無く、静まり返っている始末です。

前述の通り、この映画は原作がコミックと言う事ではありますが、映画としてあまりにも起伏の無い話で内容が薄い上に、特に若い男優陣の下手な芝居や、何故か知英主演映画だと出てくる竹中直人のワンパターン芝居もテンションが下がります。
まあ、映画自体が面白ければ、そういった事も気にならないんでしょうが、何か色々とあらさがしみたいな感じになっちゃったのが不本意です。。。

最後に、この映画ではデブの頃も痩せてからも「キットカットを食べる」シーンが目立ちます。
一歩間違うと「キットカット食うと太る」というネガティブなイメージがつきそうですが、まあ劇中の綾音ちゃんは毎度毎度とても美味しそうに食べてたので、それはそれで良かったのかな・・・

◆パンフレット:1000円(頁の半分がコミックスの1巻試し読みで、コスパが極めて悪い)


どすこい!すけひら

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