映画感想を中心とした管理人の戯言です。
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【18-113】かぞくいろ -RAILWAYS わたしたちの出発- ★★★☆☆
category: 2018年の映画レビュー | author: moeru-movie
2018年のレビューを書き終わらないうちに年を越してしまったが、年末にかぞくいろ -RAILWAYS わたしたちの出発-を観た。

奥薗晶(有村)は急死した夫の連れ子を伴って、夫の故郷・鹿児島で鉄道の運転士をしている義父・節夫(國村)を訪ねる。
節夫は、長い間顔を合わせていなかった息子の死、初めて会う嫁、そして孫の存在に困惑するが、行くあてがないという二人を家に住まわせることにする。
生活のため仕事を探す晶は、亡き夫の夢でもあった鉄道運転士の試験を受ける。


ん〜、いわゆる「心温まる感動作」なんでしょうけど、何と言うか、幾つかのツッコミどころがある(後述)のはご愛嬌だけど、話全体として起伏が無いと感じてしまいました。
血の繋がらない息子を連れて、見ず知らずの義父を訪ねて・・・という事で、爺さんと孫はまだしも、その他は他人同士が「家族」になれるのかって話なんだけど、パートナーの急逝により残された連れ子との生活なんて話は、それこそ「池中玄太80キロ」という感動TVドラマが何十年も前にあったので、今さら感満載です。

それでもテンプレートに沿って無難に進んでいきますが、やっぱり「運転士になる」と決意する動機がねぇ。「夫が電車好きだった」っていうだけで運転士目指しますかね?
それに加えて、やっぱり「夫が急逝⇒住む所もままならなくなる⇒見ず知らずの義父をアテにする」っていう展開が雑だし、「おいおい、何の連絡もせずにいきなり鹿児島まで突撃かよ!義父がもう住んでないとか病気で不自由とか、そういう状態だったらどうすんだよ」と、何かおかしいぞとツッコんでしまい、いまいち感情移入できませんでした。

更に印象的な場面として「半成人式」がありますが、幾らなんでも親を亡くした子への配慮が無さすぎ(後に「産休教師との引継ぎができてなかった」という言い訳をかましてましたが)で、これもこの映画の否定要素となってしまいました。

前述の通り、全体的には典型的な「血の繋がらない家族をテーマにした感動作」なので、よほどの事がなければ大ハズレになる事もなく、手軽にお客さんを泣かせる事もできるでしょうけど、だからこそ細部に拘って安心して泣ける内容にして欲しかったものです。
桜庭ななみ先生の話も、何か綺麗事に描かれてるけど、不倫の末に出産⇒シングルマザーなんて状態で小学校教師を続ける事は相当な逆風も濃厚なんだけど、そういうネガティブな方向に倒すわけにも行かず、特に尺も取らずにちゃっかり出産して幸せそうにしちゃってる。これもなぁ・・と深読みしてしまう自分が野暮なのでしょうか?

ただ、役者の芝居は平均点以上で、子役の芝居も高レベルなのは評価できます。
更に、自分は全く興味ないけど、鉄ヲタをはじめ、地方の電車に興味があるなら、この映画の題材にもなっている「肥薩おれんじ鉄道」なんかは興味を持って観る事ができたんじゃないかな。
あまり「ご当地宣伝感満載」な作りでなかったのも好感が持てます。
まあ、ご家庭で気軽に見られる(逆に言うとわざわざ劇場で観るほどではない)1本ではないのでしょうか。

◆パンフレット:720円

かぞくいろ -RAILWAYS わたしたちの出発-

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