映画感想を中心とした管理人の戯言です。
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【18-103】心魔師(ネタバレあり) ★★★☆☆
category: 2018年の映画レビュー | author: moeru-movie
ポスタービジュアルの印象のみで小粒なサスペンス系の心魔師を鑑賞。

犯人確保に失敗し謹慎処分を受けていた捜査一課の刑事今村(生津)は、謹慎が解けて現場に復帰する。
復帰後最初に担当した事件は、血液の凝固を止める薬品を被害者に注入して失血死させるという猟奇殺人だった。
被害者の下山の自宅には、睡眠薬と「カンガエテハイケナイ」という意味深なメモが残されていた。


知名度のある俳優は少なく(竹中直人が1シーンのみ登場するが)、特撮とかロケにお金がかかっている訳でも無い典型的な低予算小規模映画です。
しかし「カメラを止めるな!」のように、予算は少なくても面白い映画ならウケる事が分かった2018年。この作品は・・・。

結論から言うと、予想よりは楽しめました。
もっとも、肝心の猟奇殺人については掘り下げも浅く、今イチなんです。
むしろ捜査の過程で浮かび上がった謎の精神病院の患者たちと刑事との怪しい空気感の方が見ものとも言えます。

被害者たちが出入りしていたと思われる精神病院のような施設。
そこには「バス事故で複数の死者が出た中、唯一助かった少女」をはじめ、性別・年齢・職業等異なる数人の入院患者らしき人たちがいて、そこに医師と看護師のオバサンが居るという構図。
自分もこの手の設定の映画を何本も観ているので、この数人の入院患者が食卓のような場所で一堂に会して食事しているシーンを見て「あ、これって多重人格モノだろ」とすぐに感じちゃったのです。
正確には、「バス事故で亡くなった他の人の精神が自分の中に残っちゃっている生き残り少女」が真崎かれん演じる夕子という事なんですが、じゃあ彼女が一連の猟奇殺人の犯人なのかと言うとそうでもない所がちょっと拍子抜けする所です。

その殺人のカラクリについてはここでは伏せておきますが、この多重人格のそれぞれのキャラにしても、もう少し「運命」に幅を持たせると面白くなったと思うんだよね。
自分はこの設定を観て、アン・ハサウェイの「パッセンジャーズ」を思い浮かべたのですよ。
あの映画では、飛行機事故で亡くなった(主人公自身も実は死んでいた)人の精神が生者のように主人公の前に現れるけど、いわゆる「成仏した」状態になると消えていくという設定が興味深かったのです。
そのまま真似ると、それはパクリになっちゃうけど、夕子の中でどうしても生き続けたい「生への執着」の度合いを表現しても良かったと思いました。

一方、それを追う刑事側。
正直、不眠症設定も今イチ生かされていない(睡眠薬をもらいに精神病院へ・・って事で精神病院と繋げるネタにはなってるけど)し、何か必要以上にやさぐれた感じにしている必然性もあまり感じられません。
ズバリ言うと、主人公としてのキャラ的な魅力と言うか興味度があまり上がりませんでした。
おかげで、クライマックスは「今度はあの刑事が犠牲者に・・??」という所が見せ場なんですが、何か自分の中ではあまりハラハラ度は高まっておりませんでした。
何かこう、もっと夕子自身がキャラ変して何をしでかすか分からなくなっちゃうとか、そういう感じがあればまた違ったのかもしれませんが、むしろ淡々と進んでいるように感じてしまったんですよね。

と言う事で、少々不満があり、更に「ホラーじゃないじゃん!」とも言える作品でしたが、悪くは無かったです。
・小橋めぐみが脱いでないけどエロい。
・柳憂怜の石頭サイコー。
・結局「カンガエテハイケナイ」って何?
というワンポイント感想で締めます。
不思議な作品ですよ〜。

◆パンフレット:販売無し

心魔師

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