映画感想を中心とした管理人の戯言です。
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【18-102】殺る女 ★★☆☆☆
category: 2018年の映画レビュー | author: moeru-movie
知英と武田梨奈が共演という所に興味があったので殺る女を初日から鑑賞。

愛子(知英)は、幼少期に両親を殺され、その際に目撃したサソリのタトゥーが腕にある男を捜し出そうと殺し屋になった。
一方、心に闇を抱える看護師の由乃(武田)は、勤務先の医者に恋をしていた。
ある日愛子は、思わぬ事件に引きずり込まれた元暴力団員・俊介(駿河)の一人娘カナと出会う。


タイトルは「やるおんな」と読みます。親を殺した男(刺青が特徴)を見つけるために暗殺者になったという設定からしてトンデモですが、90分未満と言う短尺なのに、ツッコミどころはかなり多く、まさにツッコミ密度極高の1本でした。

登場人物は極めて少ないです。
女暗殺者の知英と、元暴力団関係ながら足を洗って幼い娘と平和に暮らそうとする男とその妹(陰気くさい)が中心です。
と、この時点で「あの元暴力団兄ちゃんが知英の親を殺したんだろ」とバレバレなんですが、まさにその通りです。
親を殺された自分と、その殺人者の幼娘が重なり・・・という所も想像はつくんですが、とにかく話自体がシンプル過ぎるので、それを引き延ばすために「何だコリャ」な描写が多いです。

まず暗殺者の知英。
孤高の暗殺者と思いきや、何故かリムジン的な車で移動し、アキラとかいう男だか女だか分からない(たぶん女)手下を携えている事が多いんですが、いやいや、暗殺者ってもっと目立たないように世を渡ってないといけないんじゃないかと思うんだけど・・・・

で、殺しのシーンにしても、サイレンサー付けるわけでも無く普通にバンバン撃っちゃってます。
いやいや、それじゃあすぐバレて通報されんだろ!?と別の意味でハラハラします。
かと思えば、元K1ファイターのニコラス・ペタスには素手で立ち向かい、締め落とした挙句にヒールで撲殺・・みたいなシーンはあるんですが、どうみても男の方が強そうなのに、気が付いたら知英ちゃんが勝ってましたよ・・・。
(しかも、大立ち回りを演じていたはずなのに、ドアの外のボディガードは激しいSEXだと思い込んで全く救出にも来ず、何故か裸足のまま出てきた事を不思議に思いながらも易々と逃がしてしまうトホホっぷりです)
このペタスさんとの格闘ですが、特に本編の何かと話が繋がってるわけでも無く、尺伸ばしの為に付け加えられたかのような違和感シーンでした・・・。

そして中盤過ぎには、何故か急に狙撃されて殺されるアキラさんのシーンがありますが、車外で突然撃たれた!ってシーンで始まり、「何が起こったんだ!?」とちょっぴりワクワクさせておきながらも、敵が何のために何を狙って撃ってきたのかサッパリ分からないままこのシーンも終わってしまいます。
知英一味を壊滅させようとする事が目的なら、アキラを殺した後に車内に居る知英にも危機が迫るはずなのに、アキラが撃たれてから知英と最期の会話をして絶命するまで銃声はピタッと止み、誰かが車に迫って来る事もありません。
ようするに、アキラとの別れを入れたいだけだったみたいですね・・・。

一方の元暴力団兄ちゃんですが、その前に妹の武田梨奈ですよ。
何か陰気くさい割には男にホイホイついて行って割と簡単に寝ちゃうという良く分からない女です。
「ヤリマン女だ」と男が電話で話しているのを苦虫を噛み潰したような顔で聞いてますが、まあその通りなんだから仕方ない。
そんなだから恋心を抱いていたイケメン医師(梨奈嬢は看護師です)にも見向きもされないどころか、もっとカワイい看護師に持っていかれます。
って、そんな事はどうでも良くて、せっかく武田梨奈をキャスティングしたんだから何か目を見張るようなアクションを見せてくれるのかと思ったら、何の事は無い、ただのキチガイ通り魔みたいなキャラに成り下がったまま見せ場も無く消えていきます・・・。ガッカリです。
(武田梨奈の「怪演」という新境地が観れたというポジティブな解釈をした方がいいのだろうか・・)

そしてクライマックスは、刺青兄貴と、篠原篤扮する元の悪党仲間、そして知英の三つ巴の戦い・・・となるはずが、篠原篤は何がしたいのか良く分からんし、刺青兄貴は相変わらず娘を危険な現場に連れてきてるし、カオスな感じすらします。
そして女スナイパー知英は、最初こそ離れた建物からライフル的な銃で狙撃を試みますが、上手く当たらない事もあってか、アジトに乗り込みます。
まあそれはいいんだけど、篠原篤を超至近距離で銃を構えあって・・というシーンが緊張感出るかと思ったら、それだけの至近距離にも関わらずお互いの弾はまともに命中しない脱力っぷりです。

しかし最後はやっぱり「幼い娘の前で父親(自分の親を殺した刺青男)を殺せるか!?」って所が山場となります。
どうなるかはここでは書きませんが、特に爽快感も絶望感も感じる事無く終わったように感じたのは、それまでのトホホシーンで既に集中力が薄れていたからでしょう。

と言う事で、終始暗くて台詞も少なくてというテイストも相まって、何とも締まらない作品になってしまいました。
動ける女をキャスティングしながらも勿体ないですよ・・・

◆パンフレット:720円

殺る女

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