映画感想を中心とした管理人の戯言です。
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【18-066】友罪 ★★★☆☆
category: 2018年の映画レビュー | author: moeru-movie
何となくといった程度のテンションで友罪を鑑賞。

ジャーナリストを目指していたが挫折し、生活のため町工場で働くことになった益田(生田)は、同時期に働き始めた鈴木(瑛太)という男と出会う。
鈴木は周囲と交流せず、過去を語ろうとしなかったが、同い年の二人は次第に打ち解け友情を育んでいく。
しかしあるきっかけから、益田は鈴木が17年前に世間を騒然とさせた連続児童殺傷事件の犯人ではないかと考え……。


重くて暗い内容です。
特に例の神戸の事件をテーマにしているという事では無いようですが、主人公は明らかに「酒鬼薔薇聖斗」を連想させます。
自分もどうしても酒鬼薔薇として観てしまう。
そうなると、もうどうしたって主人公には1ミリの同情心も沸かず、むしろ排除したい気持ちでいっぱいになります。

では、映画のスタンスとしては主人公をどう描いているのか?
ハッキリ言って「どっち付かず」に感じました。
もはや普通の人として生活する事は難しい(どこで何をやっても「あの少年だ」とバレればその地を去るしかない)し、かと言ってそういう境遇を同情的に描いているかと言うとそうでもない。
こういうテーマだからね。「娯楽」にはし辛いですよ。そうなると「面白い」と感じさせる要素は極力排除されると思うのです。
夏帆とのエピソードも、個人的には今イチすっきりと落ちていないと感じたし、極めつけは富田靖子の心情ですよ。
裸を描かせるというエピソードはハッキリ言ってやりすぎだし、全体的に犯罪者に対する接し方がどうにもこうにも偽善者っぽくも感じてしまい、全然共感できません。
少年刑務所的な所で虐められてた子が逆襲に転じて暴れている所に出てきて、一瞬で言葉だけで沈静化させるシーンに至っては全然説得力を感じませんでしたよ。

この「酒鬼薔薇もどき」とは別に、交通事故で人命を奪ってしまった息子の事件をきっかけに家族離散させた一家の話も並行して描かれるが、こちらはかなり話が極端な印象。
被害者の親がかなりの年月が経過していると思われるのに加害者の父親の勤務先に押し掛けるとか、一家離散もそうだし、当の息子が結婚するという話に激しく反発する姿は過剰に見えます。
逆に、当の加害者である息子の方のエピソードがほとんど無いのもアンバランス。
ひたすら父親が過剰な落とし前をいつまでも周りに強要しているようにも見えてしまいます。

そんなわけで、テーマ的に面白要素を入れられない上に、必要以上に重苦しいエピソード・演出を重ねられたので疲れました。
つまらなくはないですが、何とも評価しづらいです。
夏帆の地味で暗くて、いかにも男にDV受けてる感じや騙されてAV出ちゃう薄幸な女は好演でしたが、主役であるはずの生田クンは少々印象薄かったかもしれません。
少なくとも天気の良い休日の昼間に観る映画じゃないような気がしました・・・・。

◆パンフレット:800円

友罪

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