映画感想を中心とした管理人の戯言です。
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【17-132】ビジランテ ★★★☆☆
category: 2017年の映画レビュー | author: moeru-movie
観る予定は無かったけど、衝動的にビジランテを初日鑑賞。

閉鎖的な地方都市で、三兄弟の次男・二郎(鈴木)は市議会議員を務め、三男・三郎(桐谷)はデリヘルで雇われ店長をしており、彼らは全く異なる世界で生きていた。
ある日父親が他界し、行方をくらませていた長男・一郎(大森)が30年ぶりに帰郷する。一郎は、遺産は自分のものだと主張するが……。


色々と「ハッキリと見せない事」が多く、その行間を自分で埋めていく映画だなと思わせる作品です。
何で長男は忌まわしい実家に現れたのか、そして頑なに問題の土地を売るのを拒むのか(爺ちゃんがどうのこうの言ってたが、それに拘る理由が希薄)、チンピラみたいな生活をしている三男も割とまともな所もあるような掴みきれない奴だし、極めつけは篠田麻里子演じる次男の嫁だ。
こいつは要するに「女」を使って裏で暗躍して旦那を支援してるって事だよね?
「悪女」というより「腹黒い」「強か」という表現の方が合っているかもしれない。

そして特徴的なのが全編で渦巻く暴力だ。
まあ土地絡みの事とは言え、アレもコレもチンピラやヤクザが出てきてすぐ殺傷沙汰ですよ。
舞台挨拶で桐谷くんが言ってた「痛いシーン」っていうのが本当に痛すぎて、あれだけでR15+と言っても過言ではありません。
普段ははらわたぐっちょり、手足首チョンパの切株描写上等の自分ですら正視に耐えられないえげつないシーンでした。

で、結局は3兄弟の話なんですよ。
3人ともキャラもバラバラだし、現在の生活ぶりも全然違う。(まあ長男と三男は底辺の生活という意味では近いが)
そんな3人が幼い頃に体験した出来事を経ての現在での再開という展開ですが、う〜ん、何とも屈折した感じで、決して「面白い!」という映画ではありません。
バラバラな3人で、決して同じベクトルにならないんですが、「実家の土地」をめぐって敵対しつつ、どこか絆が残っているかのような・・・上手く表現できませんが、とにかく「観る人がそれぞれ何かを感じとる映画」と言えるでしょう。
まあ、自分はハッキリ言って3兄弟の誰にも感情移入できなかったという事もあり、いい点はつけられませんでした。
ただ、芝居はなかなか見応えがあり、特に桐谷くんの全力の熱演は件の「痛いシーン」も含めて満足できます。

更に篠田麻里子です。
悪女とか濡れ場とか、そういうワードが独り歩きしてますが、そんなに悪く無いです。
そして確かに上映前舞台挨拶でも語られた通り、カーセックスシーンがありますよ。(もっとも、映画的には必然性が今いち不明と思うが・・)
露出こそ皆無ですが、まあ慣れた感じの(笑)喘ぎ声なんか出しちゃって、まあ頑張ってたと思います。

はい。天気のいい休日に観る映画じゃないです。
ダーク&バイオレンス。やや控えめなエロスを埋めるような痛いシーン。
そんなシュールな映画(決して「分かりやすい!」という内容ではないです)が好きな方は劇場にどうぞ。

◆パンフレット:B5判・24頁・720円

ビジランテ

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