2017.12.10 Sunday/02:49 |
【17-131】FOR REAL −必ず戻ると誓った、あの舞台へ。− ★★★★☆ |
category: 2017年の映画レビュー | author: moeru-movie |
昨年は公開後だいぶ経ってから観たベイスターズのドキュメンタリーですが、今年は初日からFOR REAL −必ず戻ると誓った、あの舞台へ。−を観ましたよ。
はい。今年も「ベイスターズによるベイスターズファンのためのベイスターズドキュメンタリー」です。
昨年は3位からCSファイナルに進むも広島に完敗して悔し涙を流しましたが、今年は同じく3位からCSファーストとファイナルを勝ち進んで悲願の日本シリーズ進出と言うシーズンでした。
今年はこのベイスターズの戦い自体がドキュメンタリーとして優良な素材だったためか、昨年にも増して良くも悪くも「ベイスターズと言う野球チームの普通の王道ドキュメンタリー」という作りになっています。
といいつつ、序盤は「山崎クローザー降格→パットンが新守護神になるも不調→山崎クローザー復帰」だったり、桑原が開幕から絶不調→スランプ脱出、そして筒香も序盤は今イチ調子が上がらず、そうこう言ってるうちに脇腹を痛めて・・みたいな「不調」を題材にした個人エピソードが続きます。
ただ、山崎復活については「抑えに戻りました」でエピソードが終わっているし、桑原も5/20の巨人戦で24打席ぶりのヒットがタイムリーという所だけで終わっちゃうし、筒香も「ホームラン出ました」くらいで終わっちゃう所が実にアッサリし過ぎています。
しかし映画は途中からは完全にチームの戦いを主眼にした流れに変わります。
個人的にも今年のベイの戦いを象徴した1週間とも言える「8/18〜8/20の巨人戦3連敗」(特に8/18に三上が炎上した逆転負けは俺様的2017年ワースト試合)からの「8/22〜8/24の広島戦3連続サヨナラ勝ち」はガッツリと描かれており、ベンチ裏の模様も含めて見所十分です。
そしてそしてCS争いが激化する中、「残り10試合」で主将の筒香が取った行動は・・・からのCS進出決定!
そのCSは、あの「甲子園の泥沼の中での野球」から、勢いで敵地広島でも「勢いに乗って勝ち上がり」ですが、このCSはややアッサリしたふうにも見えました。
最後は日本シリーズです。
ここでタイトルにもある通り、横浜に戻ってきたベイスターズが地元で2勝返して福岡に乗り込み、6戦目も1点リードで最終回の抑えは山崎・・・・の後は知っての通りです。
ここで日本シリーズも3連敗からの4連勝で劇的な優勝でもすればドキュメンタリーとしても嘘みたいな最高の締めくくりになったとは思いますがそこは残念です。
映画も最終戦負けてアッサリとエンドロールに入ります。
そういうわけで、「ベイスターズの2017年を振り返る」という意味では手堅く纏まっています。
しかし、もう少し泣かせる演出とか盛り上げとかあってもいいのでは?という気もします。
(コレ、度が過ぎると白けちゃって台無しになるので難しいですけどね)
最後に、個人的なこの映画の面白MVPは・・・・今永投手です!
終盤に何度か流れるベンチ裏等での「かけ声シーン」での今永の面白さったら「そういうキャラなの?」というギャップも含めて意外性もあって必見です。
来年はぜひ「ドキュメンタリーにするとつまらないくらいの強さでペナントも日本シリーズも圧勝」という映画を見せてください。
◆パンフレット:1000円でしたが買ってないので詳細不明
よろしければポチっと投票お願いします。⇒
はい。今年も「ベイスターズによるベイスターズファンのためのベイスターズドキュメンタリー」です。
昨年は3位からCSファイナルに進むも広島に完敗して悔し涙を流しましたが、今年は同じく3位からCSファーストとファイナルを勝ち進んで悲願の日本シリーズ進出と言うシーズンでした。
今年はこのベイスターズの戦い自体がドキュメンタリーとして優良な素材だったためか、昨年にも増して良くも悪くも「ベイスターズと言う野球チームの普通の王道ドキュメンタリー」という作りになっています。
といいつつ、序盤は「山崎クローザー降格→パットンが新守護神になるも不調→山崎クローザー復帰」だったり、桑原が開幕から絶不調→スランプ脱出、そして筒香も序盤は今イチ調子が上がらず、そうこう言ってるうちに脇腹を痛めて・・みたいな「不調」を題材にした個人エピソードが続きます。
ただ、山崎復活については「抑えに戻りました」でエピソードが終わっているし、桑原も5/20の巨人戦で24打席ぶりのヒットがタイムリーという所だけで終わっちゃうし、筒香も「ホームラン出ました」くらいで終わっちゃう所が実にアッサリし過ぎています。
しかし映画は途中からは完全にチームの戦いを主眼にした流れに変わります。
個人的にも今年のベイの戦いを象徴した1週間とも言える「8/18〜8/20の巨人戦3連敗」(特に8/18に三上が炎上した逆転負けは俺様的2017年ワースト試合)からの「8/22〜8/24の広島戦3連続サヨナラ勝ち」はガッツリと描かれており、ベンチ裏の模様も含めて見所十分です。
そしてそしてCS争いが激化する中、「残り10試合」で主将の筒香が取った行動は・・・からのCS進出決定!
そのCSは、あの「甲子園の泥沼の中での野球」から、勢いで敵地広島でも「勢いに乗って勝ち上がり」ですが、このCSはややアッサリしたふうにも見えました。
最後は日本シリーズです。
ここでタイトルにもある通り、横浜に戻ってきたベイスターズが地元で2勝返して福岡に乗り込み、6戦目も1点リードで最終回の抑えは山崎・・・・の後は知っての通りです。
ここで日本シリーズも3連敗からの4連勝で劇的な優勝でもすればドキュメンタリーとしても嘘みたいな最高の締めくくりになったとは思いますがそこは残念です。
映画も最終戦負けてアッサリとエンドロールに入ります。
そういうわけで、「ベイスターズの2017年を振り返る」という意味では手堅く纏まっています。
しかし、もう少し泣かせる演出とか盛り上げとかあってもいいのでは?という気もします。
(コレ、度が過ぎると白けちゃって台無しになるので難しいですけどね)
最後に、個人的なこの映画の面白MVPは・・・・今永投手です!
終盤に何度か流れるベンチ裏等での「かけ声シーン」での今永の面白さったら「そういうキャラなの?」というギャップも含めて意外性もあって必見です。
来年はぜひ「ドキュメンタリーにするとつまらないくらいの強さでペナントも日本シリーズも圧勝」という映画を見せてください。
◆パンフレット:1000円でしたが買ってないので詳細不明
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