映画感想を中心とした管理人の戯言です。
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【17-130】覆面系ノイズ ★★☆☆☆
category: 2017年の映画レビュー | author: moeru-movie
観ようか観るまいか迷った末に覆面系ノイズを鑑賞。

歌うことが何よりも好きな有栖川仁乃(中条)は、子供の頃一緒に歌っていたモモとユズという少年たちと離れ離れになった過去を持っていた。
二人と交わした約束を胸に日々を過ごしてきた仁乃は、6年後高校でユズ(志尊)と再会し、彼が所属する人気覆面バンドのボーカルに誘われる。
彼女は、自分の歌声が初恋相手のモモ(小関)届くことを願い、精いっぱい歌い続け……。


ダメだ!
やっぱりオッサンが少女コミック原作の映画を観てもダメなんだ!!
と毎度学習能力も無く後悔する過ちを繰り返して数年。またやっちゃいました。

少女コミック+バンド+恋愛(初恋とか三角関係とか)みたいな話は「NANA」「BECK」「バンデイジ」・・・調べりゃもっと出てきそうだけど、もはや一つの手堅いテンプレートになってるよね。
この映画も、やれ初恋の相手だとか憧れているとか疎遠になってたのに再開とか、そういうシチュエーションを元に面倒くさい男女の面倒くさい恋愛話がダラダラ続きます。

「面倒くさい」と書いたのは、ヴォーカリスト(女2人)が揃いも揃って「男と繋がるための手段」として歌を歌っているように見えて仕方ない事と、男は男で「君のために書いた曲だ」「君に歌ってほしい」なんていう具合に、楽曲を「女を自分に振り向かせるための道具」として使っているように見えてしまう。
そんなメンバーで構成されたバンドだからね、あっという間に初代ヴォーカル女は好きな男が自分に気が無い事を察して脱退するし、二代目ヴォーカルは幼馴染2人を振り回した挙句にあっちに行ったり戻ってきたりとバンドの事なんか二の次。
これ、主役の3人(ニノ、ユズ、モモ)以外のバンドメンバー(モモはイノハリのメンバーじゃないけど、まあ関係者という事で)はたまったもんじゃないでしょ。
結局、自分には「どいつもこいつも幼い頃の恋心を思春期になっても引きずってる良く言えば一途、悪く言えば気持ち悪い奴らばっかりやな」と冷めた時点でもうダメなんです。

と、それよりも自分が気になって仕方ない設定(それが冷めた最大の要因)だったのがモモですよ。
この小僧は何者なの!?
ニノとかと同級生設定なんだよね?って事は高校生(しかも高1?)なんだよね?
なのに何であんなに大物プロデューサーぶってオーディションでデカい顔しちゃってタワーマンションか何かに住んじゃってるの?
しかも、一応は理由があるにしても、仮にも幼い頃に仲良しだった女の子相手に、あのやさぐれ加減は異常ですよ。
女の方も普通なら、あんな態度を取られたら何年もの思いなんて一気に冷めてしまうと思うんだけどね・・・。

一方のイノハリの面々も、カリスマバンドみたいな(まあ少女漫画でバンドものだと、たいていがカリスマバンドなんだが)設定の割には普通の高校生活を送って、放課後に練習して・・・みたいなザ・「バンドやってる普通の高校生」感が満載なんですよね。
まあ、「リアルな芸能界はそんな甘くないぜ」的な事を言うのはナンセンスだし、そういうカリスマ性と天性の才能を持った子たちなんだろうと割り切る事が肝心と分かっていてもやっぱり引っかかってしまう。

そんな感じで色々と設定や展開に疑問符が付く上に、ニノの最後の選択も結局何が決め手なのかが今イチ伝わらず、単に気まぐれで回りを振り回すプッツン女にしか見えない内容に辟易しました。
そもそも何でわざわざラストライブの直前にあんなに面倒くさい事に自らハマりに行ってるのか、ジャーマネが何度も電話をしているのに全く出ないのは何故か(そういう細かい事はどーでもいいのか!?)とか、そもそもプロのバンドとしてビジネスをしているはずなのに自分たちの色恋沙汰での突発的な感情だけで「解散」→「ラストライブ決定」って何じゃその急展開はwwwとか、色々とおかしな所も散見され、観ている自分がオッサンである事を差し引いてもやっぱり何か理解できない点が多いと感じましたよ。
※最も理解できなかったのは、部室でうたた寝してる間にマスク取られてキスされてるってのに全く起きないニノです。うたた寝と言いながらどれだけ爆睡してんだよwww

しかし、バンドものの命とも言える楽曲についてはなかなか良かったと思いますよ。
音楽監修の「MAN WITH A MISSION」というのは自分は良く知りませんが、楽曲単独では好きなタイプなので、ライブシーンとかはけっこう楽しめました。
中条あやみの歌も、思ったより上手で良かったですよ。

最後に・・・・少女コミックなんだから「そこに突っ込んじゃオシマイよ」なんですが、登場人物の名前がどいつもこいつもキラキラ通り越して爆発ネームなのが凄いですね。
男なのに「桃」とか、「杠(ゆずりは)花奏(かなで)」とか・・・。
「仁乃」って名前が普通に感じてきちゃうね。

◆パンフレット:B5判・36頁・720円

覆面系ノイズ

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