映画感想を中心とした管理人の戯言です。
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【17-129】泥棒役者 ★★★☆☆
category: 2017年の映画レビュー | author: moeru-movie
舞台挨拶が外れたので観るのをやめようと思ってたが、気を取り直して泥棒役者を鑑賞。

泥棒だった過去を隠し、恋人と幸せに暮らす溶接工員の大貫はじめ(丸山)は、かつての泥棒仲間・則夫(宮川)に脅され渋々盗みを手伝うことに。
絵本作家(市村)の豪邸に忍び込むも次々と人に見つかり、出会った人から豪邸の主人、絵本作家、編集者と勘違いされてしまう。
泥棒であることを隠すため、はじめは各人物に成り切ってその場をしのごうとするが……。


いかにも舞台劇な作りです。てっきり舞台劇風な「密室コメディ」と思ってました。
ところが実際に観てみると、「舞台劇風の映画」というよりもわざわざスクリーンの中で舞台劇をしているように見えました。
舞台劇は舞台でやるから舞台劇としての面白さがあり、映画の見せ方とは別物と思っているのですよ。
だから舞台劇をそのままスクリーンの中でやっても、それは単なる「舞台のライブビューイング」でしかありません。
上手く言えないけど、何か映画らしくもなく、かと言って舞台劇の臨場感があるわけではない。どこかモヤっとしてしまったのです。
同じ密室劇の舞台風の『キサラギ』はあんなに面白かったのに何がどう違うんだろうか・・・・

と言うモヤモヤの一端は話の内容にもあります。
前述の通り、序盤はあり得ない「勘違い」の連鎖によるコメディ風に進んでいきますが、それで最後まで通すのはさすがに無理があるのか、途中でネタはバレ、そこからは人情ドラマ風に進んでいきます。
まあね、「結局いい話かよ!」というのは悪くないんだけど、結局そこに至るまでのプロセスが凡庸なだけに、最後の最後で泣かせる展開が空回りしている印象です。
実際、「タマとミキ」の絵本タイトルに込められた意味は「ほほぅ」とは思うものの、何でそんな回りくどい伝え方をするのかが納得できないために「ほほぅ」で終わっちゃう。
そんな結末なので、エンドロール後にあるオマケシーンも今ひとつ心に刺さらないのです。

で、自分としてはもう1つ気になったのがユースケ演じるセールスマンです。
ユースケと言えば前述の「キサラギ」にも出演しているとても芸達者で笑わせられる人なんですが、「油絵用具のセールス」っていうのがあまりにも現実感が無い(んなモノ売れるわけない)上に、「油絵」という設定がさほど生かされておらず、油絵シーンになるたびにクソつまらない気持ちになってしまいました。
隣家のユーチューバーもその強烈な個性の割には、言うほど話への絡みは薄い(あの絵本作家の家の出来事とYouTubeがどう絡むのかと思ってたら全く触れ合わず)ので、キャラだけが浮いちゃってる。

そんなわけで、つまらなくも無いのですが、さして盛り上がる事も無いまま終わった印象です。
市村&丸山&石橋のキャラと芝居は良かったんですけどね・・・・。
(石橋杏奈は、あの清水富美加の代役だとか!)
むしろ、出番は極端に少ないのに、犯罪的に可愛くていい娘の高畑充希が素晴らしすぎるのが救いでした。

これ、実際にこの映画を観てみないと、この感じ(一見面白いと思いきや、舞台劇中継を観ているようでどこか違和感たっぷり)は分からないと思います・・・・。

おっと、監督の作品である「小野寺の弟・小野寺の姉」の2人(向井理と片桐はいり)が最後の方で一瞬だけノンクレジットでカメオ出演してますので、最後まで良く目を凝らして(そこまで必死にならなくても気付くレベルですが)観てみましょう。

それにしても、最後にもう1回言おう。「高畑充希は可愛すぎる!」

◆パンフレット:A4判・36頁・720円

泥棒役者

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