映画感想を中心とした管理人の戯言です。
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【17-123】ゲット・アウト(ネタバレあり) ★★★★☆
category: 2017年の映画レビュー | author: moeru-movie
ちょっと変わったテイストのホラーを期待してゲット・アウトを鑑賞。

ニューヨークで写真家として活動している黒人のクリス(ダニエル・カルーヤ)は、週末に恋人の白人女性ローズ(アリソン・ウィリアムズ)の実家に招かれる。
歓待を受けるが、黒人の使用人がいることに違和感を覚え、さらに庭を走り去る管理人や窓に映った自分を凝視する家政婦に驚かされる。
翌日、パーティーに出席した彼は白人ばかりの中で一人の黒人を見つける。古風な格好をした彼を撮影すると、相手は鼻血を出しながら、すさまじい勢いでクリスに詰め寄り……。


「人種差別」「ホラー版『招かれざる客』」などと言われている作品だが、終わってみれば『招かれざる客』はまだしも、人種差別に関してはさほど強くは感じない内容でした。
とは言え、黒人を「人」でなく「器」として利用している様は、やっぱりどこか差別めいたものも感じるのも事実です。
いや、差別じゃないんだよなぁ。黒人の肉体的なクオリティの高さを認めているんですよね。だからその肉体を奪って、年老いた自分の爺さん婆さんの脳を移植しちゃう。
そうする事で、再び若々しい人生を送りなおす事ができる。。。。って、おい!肝心の脳だって衰えるだろ!肉体は若々しくなっても、頭がボケてちゃいかんだろ!と突っ込んだのは自分だけではないはずですが、そこはそこ。

で、この映画、観た後に色々とレビューを漁ってみたけど、「振り返ってみると、あのシーンにはそんな意味もあったのか!」と唸らせるような伏線が目白押しだったんですね。
どこがどうかはここでは書きませんが(人様のレビューのパクリになっちゃうし)、2回目を最初から見ると、あの純情そうで人の良さそうな白人カノジョの腹黒さも良く分かるってものでしょう。

肝心のホラー度ですが、今風のスプラッター的なグロいシーンも終盤ちょっとだけあるけど、全体的にはシチュエーションホラーの色が濃く、キャッチコピーではないが「何かがおかしい」という違和感がジワジワと不安感を高め、黒人メイドの「笑いながら涙をこぼす顔」にドキっとさせられ、終盤のカノジョの豹変ぶりには戦慄を禁じえません。
描き方をちょっと変えれば『悪魔のいけにえ』的なキチガイ家族のようにもなったとは思いますが、そういう系統ではなく、サスペンス色の強いマッドドクター系とでも言えばいいでしょうか。(家族ぐるみでマッドだったという・・)
そんな映画は、主人公クリスの友人でもある人のいいデブによって終止符が打たれます。
このデブ兄ちゃんがとてもいい味出してます。ホラーなのに彼のところはちょっとコメディっぽいしね。

と言う事で、ジワジワ来る怖さを味わいたいならもってこいの映画です。
ホラーというよりもサスペンス/スリラーと思って気軽に見てみましょう。
気軽なのは最初の何分かで、あとはどこか何かがヘンという違和感をもってドキドキしながら観る事ができます。
う〜ん、もう1回ネタが分かった上で観たいなぁ・・・。

◆パンフレット:A4判・28頁・720円

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