映画感想を中心とした管理人の戯言です。
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【17-119】猿の惑星:聖戦記(グレート・ウォー)(ネタバレあり) ★★★☆☆
category: 2017年の映画レビュー | author: moeru-movie
時間的な都合で仕方なく割増料金を払ってIMAXで猿の惑星:聖戦記(グレート・ウォー)を鑑賞です。

猿と人類の全面戦争が始まってから2年が経ち、シーザー(アンディ・サーキス)が率いる猿の群れは、森の奥深くのとりでに姿を隠していた。
ある日、奇襲によってシーザーの妻と息子の命が奪われる。
シーザーは人類の軍隊のリーダーである大佐(ウディ・ハレルソン)に復讐するため、オランウータンのモーリス(カリン・コノヴァル)らと共に旅立つ。


リブート版の猿シリーズも旧5部作同様にしっかり見てきており、「創世記(ジェネシス)」は5つ星、2作目の「新世紀 ライジング」も4つ星と、自分の中では珍しくかなり高評価なお気に入りシリーズとなっております。
そんなリブート版も「RISE」「DAWN」というやや前向きな接頭語を経て、今作は「WAR」ですよ。
今までの2作も、旧5部作で言うと「征服」「最後」のあたりと思っていましたが、このWARも「最後」の後くらいか?と思って観てました。

う〜ん、色々と見応えはありましたよ。
冷静で争いを好まないシーザーが大事な家族を殺され、「新世紀」のコバのように私怨をもって人間と戦う姿は痛々しいし、一方の人間の方も、最初は好戦的なヒール(悪役)的な位置付けと思わせるが、リーダーの大佐の方にも彼なりの信念を持って戦いを率いている。
シーザーという猿軍団のリーダーの生き様を描いた映画と思えば満足度は平均点以上だったんですよ。

しかし!

何か、映画全体として観ると、どこかポンコツで雑な所が散見され、いちいち「えっ!?」と冷めてしまう所が自分的には減点材料になってしまったのです。
特に終盤。
猿が捕らわれている所に地下トンネルを使って救出に向かうシーンは「大脱走」を思わせる面白シーン・・・と思ったけど、良く考えるとあんな所に都合よくトンネルがあり、それがちょうど猿の拘束場所の下を通ってるのはご都合主義過ぎるし、あれほど大量の猿が逃げ出すのに全然気づかない人間も不自然。
そもそもあの基地みたいな所は、見張り厳重に見えても、ノバがスタスタと普通に入って行ってシーザーのいる檻の前まで苦も無く到達してしまう時点で猛烈におかしく、そんなシーンを見せられるもんだから大脱出シーンだって全然緊迫感を感じません。

そして極めつけはクライマックスですよ。
あんなに爆撃され、弾が飛び交う中、何故か全く無傷のタンクローリーみたいな車の存在自体が既に不自然なんだよな〜。。。
んでもって、最後の最後は雪崩で人間様は全滅なの!?雑過ぎないかい!?
当のシーザーは、その前に矢で体を射抜かれていながらも雪崩を避けて無事(というか、猿たちは高い木の上に素早く逃げて大半が無事)というのが「不死身かよ!!」と突っ込みどころになったかと思えば、安息の地に着いたら急に具合が悪くなるとか、もう無理矢理過ぎます。

シーザーの息子がコーネリアスとか、口のきけない少女が「ノバ」とか、旧作とのリンクを思わせるけど、何だか小ネタを何とか旧作と結びつけただけな気がして、ちょっと納得感は薄かったです。
むしろリブート版なんだから無理に旧作とリンクさせようとせずにパラレルワールド的な話にしてしまった方が気持ちよかったかもしれません。

はい。まあIMAXだっただけに、細かい理屈は抜きにすれば最後の雪崩シーンとかは迫力がありましたよ。
見た目は派手っぽくて面白いシーンもありました。
シーザーに着目して観れば見所は十分でした。
でも、映画全体としては何か腑に落ちないというか何かがおかしくて満足感が高まらないという不思議な感覚で観終えました。

これでシーザーは伝説となり、ひとまずリブート版も一区切りの完結となる。
何だかんだ言ってもリブート3部作(というよりシーザー3部作)としてはとても楽しめたシリーズだっただけに寂しい気もする。
全面CGで描かれる猿たちのクオリティもまた見たいけど、ここでズルズルと無理矢理続けるのは止めて欲しいとも思う。う〜ん、複雑・・・・。

最後に、自分は思わず唸った隠れた名シーンはオープニングの20世紀FOXのタイトルでした。何かあれだけですごくワクワクしたので、20世紀FOXのオープニングを山ほど見てきたマニアの方はぜひ注目して欲しいです。

◆パンフレット:A4判・32頁・720円(至って普通のパンフに見えても、割と満足度の高い内容でした)

猿の惑星:聖戦記

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