映画感想を中心とした管理人の戯言です。
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【17-110】ユリゴコロ ★★★☆☆
category: 2017年の映画レビュー | author: moeru-movie
公開初日のユリゴコロを鑑賞。

父が余命宣告され、さらに婚約者が突如失踪した亮介(松坂)は、実家で「ユリゴコロ」と書かれた1冊のノートを見つける。
そこには人間の死でしか心を満たすことができない、美紗子(吉高)という女性の衝撃的な告白がつづられていた。
亮介は、創作とは思えないノートの内容に強く引き寄せられ……。


個人的にはこういう話は大好きなんですよ。
人間のダークサイドとかエキセントリックな生き方とか孤独とか運命とか入り混じる重い話ね。
この話も「根っからの殺人者」であり、一般的に見ればサイコパスなクソ野郎ですよ。どう考えても感情移入の余地はありません。
そんなクソ女を「ユリゴコロ」繋がりというわけでもないだろうが吉高由里子が演じるんですからね。感情移入できなくても興味津々でした。

でも、結果的に今ひとつ乗り切れませんでした。
それは叙述トリックを用いた原作が大きく改変(叙述トリックを実写化する際にはある意味仕方ない)されたからではなく、「偶然が多発しすぎる」「有り得ない描写が多い」という事に冷めてしまったからです。

ネタバレ回避して書くのが難しいですが、前者(偶然多発)は、「松山ケンイチと吉高由里子は実は過去のあの出来事で出会ってた」「木村多江が松坂桃李のカノジョと知り合い」「事件現場には必ず"ひっつき虫"ことオナモミが残されてる」(その割には警察は動いてない)といったエピソードであり、後者(有り得ない)は、「清野菜名の元旦那が実はヤクザと後で知った」「木村多江の恐るべき情報収集能力(清野ちゃんの拉致現場を易々と突き止める)」、そして極めつけは「清野ちゃんを拉致している極道一味を皆殺しにするほどの戦闘能力を持つあの人」ですよ。
その後で「感動のラスト」があるという触れ込みですが、自分はラストでは心は動かなかったのは、それまでの一連のシーンで心が離れていたからかもしれません。
吉高のキャラもなぁ・・・・まだ少女時代の清原ちゃんなんかは見た目にもヤバい感じが出てたけど、吉高パートになってからは残虐非道というよりも、むしろちょっと可哀想な女に見えてしまい、松山ケンイチとの愛も「禁断」な感じがあまりしませんでした。

そんなわけで、映画は今イチ自分にはハマりませんでしたが、原作小説には大いに興味があるので、機会があれば読んでみたいと思います。
映画の方は、佐津川愛美(これもサイコパス度が高い)によるリストカットシーンがかなりえげつない(というか、ズバリ痛い!グロい!手首切るのに肉を切る効果音被せるな!)ものなので、グロ耐性が低い方は注意が必要です。

最後に、少しだけ気になった所を・・・・
・子供時代の美紗子が女の子を溺死に追い込むシーンでの子供の溺れる芝居がやけにリアルすぎて怖いよね・・。
・ダムの所で吉高が飲んだ薬は誰もがあの青酸カリだと思うんだが、実際は違うの?ただの睡眠薬とかなの?
・昨今、テレビや映画で動物を傷める事は動物愛護の観点から御法度だけど、ムカデとか虫はめちゃくちゃ踏み潰してもいいのね?
・ショートヘア好みの自分だが、佐津川愛美のモンチッチみたいなショートは全く似合ってないと感じた。
・左利きの吉高に合わせて松坂も左利きを演じていたが、むしろそれで2人の関係が早々にネタ割れしちゃうのはどうなのだろうか・・?

はい。良くも悪くも色々と気になる所が残る作品でした。
有料で観ようとは思いませんが、WOWOWか何かでオンエアされれば改めて深読みしながら観たいと思います。

◆パンフレット:やや小型ジャケットサイズ・28頁・720円

ユリゴコロ

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