映画感想を中心とした管理人の戯言です。
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【17-091】君の膵臓をたべたい ★★★★★
category: 2017年の映画レビュー | author: moeru-movie
金曜初日につき舞台挨拶はパスした君の膵臓をたべたいを公開2日目に鑑賞。

高校の同級生・山内桜良(浜辺)がひそかにつづる闘病日記「共病文庫」を偶然見つけた僕(北村)は、彼女が膵臓の病気で余命わずかなことを知り、一緒に過ごすようになる。
彼女の言葉をきっかけに母校の教師となった僕(小栗)は、桜良が亡くなってから12年後、教え子と会話をしていた際に、桜良と過ごした数か月を思い出す。
一方、結婚を控えた桜良の親友・恭子(北川)も、桜良との日々を思い返し……。


タイトルだけ聞くと、カニバリズムのホラーかよ!と思ってしまうが、「ヒロインが病気で余命僅か」という情報のみ知っていたので、安心して鑑賞しましたよ。
で、「現在」の男が「過去」の彼女を回想するというスタイルで進む話は「世界の中心で、愛をさけぶ」と同じだなと思ってたら、まさに「現代版セカチュー」みたいな触れ込みになってたんですね。

で、内容の方ですが、もう満点です。
何故って、この手の映画は「泣けるかどうか」でしょ?
話はベタでも何でもいいんです。泣かせたもの勝ちだと思うのですが、そういう意味では、この映画の涙腺破壊力はなかなか凄いです。
そりゃあ中には色々な引っ掛かりポイントがあって泣けない人も居るでしょうけど、少なくとも自分が観た回は、場内のあちこちからすすり泣く声が聞こえました。

「どこで泣けるか?」はあえてここでは触れませんが、セカチューとは違って「病気」という事を全然押し出していないのが特徴です。
普通なら、倒れるとかだんだん弱っていくとか、「病気」を上手く使って涙を誘うのが邦画のあざとい「泣ける映画」テンプレートなんだけど、この映画は、ほとんど「病気」を感じさせるシーンがありません。
辛うじて検査入院しているシーンはあっても、ベッドの上では割と元気そうだしね。
そして、もう1つ特徴的なのは、病気ヒロインの家族が全く出てこない事です。
自宅に行っても両親不在。入院中でも病室に家族無し。
「病気の若者と家族」というベタなピースすら排除しているのです。
そうなると、そもそも話自体が「難病もの」ではなく、むしろ「甘酸っぱい青春初恋ストーリー」なんじゃないかと誤解するほどです。

そしてクライマックスは遂に彼女が病に倒れて・・・・とはならないのです。
最終的に彼女はこの世から消えますが、それは意外な形で突然訪れます。
この結末については、否定的な意見も目立ちますが、自分は「僅かな余命であっても、その残された期間は保証されていない。だから1日1日後悔の無いように過ごさないと」というメッセージは素直に受け止めたいと思いましたよ。

そしてもう1つの賛否両論エピソードが「現在の"僕"と恭子ちゃん(北川景子)をめぐるエピソード」です。
原作には無いシーンだけに、こちらも否定的な意見も目立ちますが、自分はシーンとしては「まあアリ」と許容しております。
ただし、そのプロセスに関してはちょっと出来過ぎな気がしてしまい、残念な気分もありました。
とにかく手紙の隠し方・見つかり方がトリッキー&出来過ぎです。
あれじゃあ「手紙は見つからずに闇の中」の確率の方が遥かに高いでしょ?
もしああいうトリッキーな手段で手紙を隠すなら、「彼なら絶対に見つけられる」という説得力を持たせないといけないのに、半ば偶然に近い形で、ドンピシャのタイミング(恭子ちゃんの結婚式直前)で手紙が見つかるのはとにかく出来過ぎです。
そもそも、恭子ちゃんへの手紙を"僕"に見つけさせるというのが不自然なんだよな・・・・。
まあ、その後に当の手紙を使った泣かせ所があったおかげでまんまと許してしまう自分も単純なんだけどね。
※ちなみに、「図書館」「図書カードに書いた絵」から岩井俊二監督の名作『Love Letter』を思い出したのは自分だけでは無いはず。

さて、女性キャストですが、とにかく浜辺美波でしょう。
奇しくもセカチューの長澤まさみと同じく「東宝シンデレラ」なんですが、とにかくカワイイです。
「咲 -saki-」でも見ていましたが、それよりも更に可愛くて屈託のない姿は、「難病ものヒロイン」である事を全く感じさせません。
劇中の「桜良」は、見ようによっては「わがまま」だったり「男を手玉に取る小悪魔系」とも見えるので、そのキャラに引っ掛かりを覚える人も居るかもしれませんが、まあこの映画をきっかけにブレイクする可能性を感じさせるだけの存在感はありました。

もう1人、恭子ちゃん(JK時代)の大友花恋ちゃんも印象に残ります。
っていうか、自分でこのブログを「大友花恋」で検索したら、「大人ドロップ」(2014年)と、「金メダル男」(2016年)で俺様レーダーに既に引っ掛かってるやんけ!
この子もまた浜辺美波とは違った可愛さがあるので要チェックです。

そういう訳で、とても満足したので、ヒット御礼舞台挨拶が当たる事を期待してもう1回観るかもしれません。
果たしてネタを知った上でもベタ泣きできるでしょうか・・・??

◆パンフレット:A5判背綴じ(劇中の「共病文庫」のブックカバーと同じデザイン)・52頁・720円

君の膵臓をたべたい

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