映画感想を中心とした管理人の戯言です。
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【17-087】ハローグッバイ ★★★☆☆
category: 2017年の映画レビュー | author: moeru-movie
萩原みのり&久保田紗友のダブル主演となると観ずにはいられないという事で、ハローグッバイを初日から鑑賞。

クラスの中心的存在のはづき(萩原)と優等生の葵(久保田)は、同じ教室にいながら一切関わることがなかった。
葵は多忙な両親に構ってもらえず家では常に孤独で、はづきは妊娠したかもしれないと思いもんもんとした日々を送っていた。
ある日、認知症のおばあさん(もたい)と出会った二人は……。


独特な作風です。
全体的にはJK2人を中心とした青春ストーリー・・・と思いきや、どことなく陰鬱な雰囲気すらあり、登場人物と関わる人たちとは心が繋がっているようで、実はそれは上辺だけだったり無理してたり・・という事で、登場人物の誰もが「孤独」であると言えます。

友達と楽しく接していながら、その笑顔は愛想笑いであり、自分のいない所では陰口を叩かれ、LINEとかでも心にも無い事を無難に返す子。
クラスでも孤立し、家に帰っても両親はいつも不在。その反動で万引きを繰り返す子。
そして既にボケも始まっており、昔の記憶はあっても自分の家すら忘れてしまって家族から煙たがれている老婆。
それぞれがそれぞれの孤独を埋めるかの如く自然に知り合い、仲良くなったかと思いきや、割とドライにまた元の世界に戻っていく。
(そこが「ハローグッバイ」たる所以と感じました)

「それじゃあ娯楽映画としては面白くねーじゃん」とも思えます。
実際、「面白い!」と高まったり、映画として山場があるかというとそれほどでもありません。むしろ終始淡々とした感じです。
「お婆ちゃんの手紙の相手探し」とか「妊娠の行方」とか「万引きバレる!」といったエピソードをことさら膨らまそうともしていませんが、それはそれでこの映画のテイストには合っていると思います。

まあ、こういった作風だと好き嫌いは分かれるかと思いますよ。
自分は今回たまたま「まあ嫌いじゃないな」と感じた事+「萩原みのり+久保田紗友」という事もあり、悪い点にはならずです。

しかし、良い点にもならなかったというのは、幾つも「自分が思う展開」との差異があり、微妙に自分の好みの展開とのズレがあったからなのです。
自分としては、やはり主役2人の本当の心の声が聞きたかったというのが1つあります。
萩原みのりに関しては、元カレ(妊娠疑惑の相手)や上辺だけの友達に対する本音。
久保田紗友に関しては、両親に対する本音。
そういった陰鬱としたものに対する気持ちが知りたかったという所もありました。
「そこを押し殺したまままたいつもの生活に戻る」というのも1つの見せ方なので、これは完全に自分の好みの問題だと感じます。
※はづきと葵が急接近するでも無く、むしろ以前と同じく「ほぼ口も利かない関係」に戻るというオチは評価していますよ。

そしてもう1つ、いつも「委員長」としか呼ばれていなかった葵の事を、はづきが「葵」と呼ぶシーン。
ここも個人的にはもう少し溜めて溜めて、最後に「葵」って呼んで欲しかったなぁ。何か唐突にサラッと「葵」って呼んじゃってたようにも感じられました。
ま、これも完全に個人的な好みの問題ですけどね。

「友達ってなんですか?」

この映画のコピーが意外と深いものだと感じます。
そもそも、自分が「友達」と思っている関係の人とは、本当に「友達」なのでしょうか?
そういった微妙な関係を再認識し、本当に自分にとって大切なもの(人)は何なのかを再確認したくなります。
結果、また「1人」という道を選ぶのも選択肢の1つ・・・というのは悲しい事なのかな??

と、おっさん目線で語っていますが、リアルJKが見るとまた全然違った感情が出る事と思います。
舞台挨拶でもたいさんが言っていたように「性別や年代によって感じ方が違う」とはまさにその通りですね。

萩原みのり&久保田紗友の2人もキャラが立ってて良かったです。
これからいろんな映画で色んな役に挑戦してほしいものです(完全に親目線っぽいww)

◆パンフレット:B5判・24頁・値段は忘れた・・(本体に表記無し・普通の値段でした)

ハローグッバイ

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comments(3) | trackbacks(0) |PAGE TOP↑ -
管理者の承認待ちコメントです。
by - (2017/07/23 2:45 PM)
いつも楽しく拝見しております。
実は最近パンフレット集めにはまっておりまして、数年前の記事、管制塔のパンフレットを探しております。
なかなか手に入らないのですが、映画が好きな方ならなにかアドバイスあればと思いコメントさせて頂きました!

※メールアドレス表記を削除して管理人が転記しました。
by こー (2017/07/23 10:26 PM)
ここ以外でも管制塔のパンフを探している人をたまに見かけます。

しかいs、「管制塔」は確か都内でもバルト9のみで短期間だけの上映だった事もあり、パンフを購入・所有している人は少ないと思います。

山賢人も今のようなブレイク前(6年前ですからね)という事もあり、今ではお宝化しているパンフと言えるでしょう。

これは正直言ってオークションとかで出るのを気長に待つしかないのでは?

そういう自分が持ってる管制塔パンフは、いったいどこにしまってあるのか、もはや捜索困難な状況かも・・・・
(もはや万単位の冊数なので、探すのが難儀です)
by 管理人 (2017/07/23 10:32 PM)






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