映画感想を中心とした管理人の戯言です。
Sun Mon Tue Wed Thu Fri Sat
     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31      
<< March 2024 >>


RECOMMEND
<< 【17-076】劇場版 屍囚獄 起ノ篇(ネタバレあり) ★★☆☆☆ | main | 【17-078】コール・オブ・ヒーローズ 武勇伝 ★★★★☆ >>
【17-077】ラプチャー 破裂 ★★★☆☆
category: 2017年の映画レビュー | author: moeru-movie
未体験ゾーン映画っぽい内容ゆえにHTC渋谷での上映がよく似合うラプチャー 破裂を鑑賞。

クモが嫌いなシングルマザーのレネーは、知らない男たちに拉致され不気味な隔離施設に連れていかれる。
そこで目を覚ました彼女は、被験者が最も嫌う物を与え続けるという異様な人体実験の被験者にされてしまう。
拘束されて体を動かすことができない中で、執拗なクモ責めを受けるレネー。恐怖と絶望のうちに、彼女の肉体は思わぬ変化を見せ始め……。


意味も分からず拉致されて拷問されてそれでそれで・・・っていう変態映画なんだと思ってましたよ。
これまでも、それ系のホラーは何本かありましたが、さんざんいたぶった後に女が逆襲に転じるというテンプレートだと勝手に思ってました。

しかし!

正直、期待外れでした。

「人体実験」というので、さぞかし痛々しいものを想像してましたが、思ったより全然大した事無い。
拉致した側も、さほどキチガイ感は無く、意外と静かな感じで恐怖感はあまり感じません。
むしろ、拉致された女の方が頼もしく、脱出は絶対不能と思われる部屋からちゃっかり出たり戻ったりする始末です。

で、問題は「何で拉致されたのか?」って事なんだけど、恐怖が極限に達してそれが「破裂」すると、見た事も無いような何かが起こるらしいんです。
その「何か」を出す為に、その被験者が最大級に嫌いなものをお見舞いするっていうっていう展開なんですが、この拉致された主人公の女はひたすら「蜘蛛」が嫌いって事で、序盤ではタランチュラ系の気持ち悪い蜘蛛を固定された腕の上で這わせるという仕打ちです。
でも、それでは恐怖にまだ余裕があったようです。

と言う事で、クライマックスは予告編にもある「透明なファイスマスクを被らされ、そのマスクの内側に多数の小さい蜘蛛を混入させる」(外からはマスクのせいで触れない。ひたすら顔面中を多数の蜘蛛がわさわさ這い回る気持ち悪さに悶え続ける)という仕打ちをお見舞いすると、いよいよ何かが破裂するみたいです。

さあ破裂だ!何が起こるんだ!?って思ってると・・・・う〜ん、「それがどうした!?」みたいなガッカリ感に包まれます。
あの「特殊能力」って、何の役に立つの?あの女は、破裂を機に別人のようになってしまったけど、それも何の意味があるのか良く分かりませんでした。

そんなわけで、「マーターズ」的な拷問映画を期待するとガッカリする確率が高いでしょう。
でも、自分も比較的蜘蛛は苦手(百足とかゲジゲジ系が苦手なので)なので、少しは嫌な感じが伝わったという事で平均点にしておきます。

◆パンフレット:B2サイズを8つ折りにしてB5にしたもの(計16面に記事あり)・500円

ラプチャー 破裂
右が入場者特典(数量限定)の海外ビジュアルチラシです。

よろしければポチっと投票お願いします。⇒

JUGEMテーマ:映画館で観た映画

comments(0) | trackbacks(0) |PAGE TOP↑ -






この記事のトラックバックURL : トラックバック機能は終了しました。
SELECTED ENTRIES
CATEGORIES
ARCHIVES
RECENT COMMENTS
RECENT TRACKBACK
LINKS
PROFILE
OTHERS
SEARCH