映画感想を中心とした管理人の戯言です。
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【17-054】暗黒女子(ネタバレあり) ★★★★☆
category: 2017年の映画レビュー | author: moeru-movie
公開初日から暗黒女子を鑑賞。

聖母マリア女子高等学院で、経営者の娘で人気者だった白石いつみ(飯豊)が校舎の屋上から落下して死亡した。
彼女の手にはすずらんの花が握られており、自殺、事故、他殺と、その死をめぐってさまざまな憶測が飛び交う。そして、いつみ主宰の文学サークルの誰かによって殺されたといううわさが立つ。
いつみに代わってサークルの会長となった澄川小百合(清水)は、彼女の死をテーマにした自作の朗読会を開催。メンバー各自が、物語の中でいつみ殺害犯を告発していくが……。


内容以外の所で大いに話題になってしまったと言う幸運何だか不運何だか良く分からない状況だけど、自分は例の騒動前から非常に楽しみにしていました。
可愛い顔して腹黒い女の子の話なんてワクワクするじゃないですか。

物語は自殺したいつみについて、自作の小説を各自発表して行くと言うスタイルで進む。
(闇鍋を皆で頂きながら発表する)
★以下、超ネタバレ注意!!★

各小節の場面には、それぞれ重なる所もあるけど、各自の視点から「こいつのせいでいつみは死んだ」と告発しているかのような内容になっている。
※以下、役名で無く演者の名前で記す事にする。
・平祐奈は、清野菜名が飯豊の父親を誘惑していた事を語る。
・小島梨里杏は、平祐奈が飯豊の家からたびたび物を盗んでいた事を語る。
・玉城ティナは、小島梨里杏が作る料理(お菓子)に毒を混ぜて弱らせていた事を告発。
・清野菜名は、玉城ティナがヴァンパイアであり、飯豊に呪いをかけたりしている所を見たと告発。

この各々の「妄想半分」なエピソードは、それはそれでフィクションとしては面白いけど、どれも「それが飯豊の死に繋がるほどのものか!?」という風に説得力は薄いので、いかにも「前振りです」と思えてしまうのは残念か。
それで、結局誰のせいで飯豊は死んだんだ!?という所に興味が行くが、ここで清水富美加が読み上げるのが「飯豊まりえ本人の書いた小説」なのである。
その小説には・・・・・
・清野菜名が書いて新人賞を受賞した作品は海外の無名小説のパクリだ。
・小島梨里杏の実家の料亭が火事で焼失したのは、小島梨里杏による自作自演放火だ。
・平祐奈は老人相手のボランティアと称して実は援交まがいのエロ行為で老人から金を巻き上げていた。
・玉城ティナは、自分が日本に来たいばかりに本当は来日予定だった姉に故意にけがをさせていた。
・飯豊まりえ本人は、密かに付き合っていた教師(千葉)との間に子供を宿していた。
 産むつもりだったのに、誰かが父親に密告した為に強制的に堕胎させられてしまう。
  ・旅先での飯豊&千葉のラブラブ現場を見ていた玉城ティナは2人の仲を知っていた。
  ・小島梨里杏食の好みが変わった事で妊娠した事に気付いていた。
  ・老人相手のボランティアで病院に出入りしていた平祐奈は飯豊の腹部エコー写真を持ち出せた。
  ・飯豊の父と懇意にしていた清野菜名が父親に密告した。
上記のように、どいつもこいつもクソな奴らばかりなので、腹いせで死んでやった。

と、「第5の小説」が読まれるが、これも動機としては全然説得力が無い(と言うか強引すぎる)ので、実際それほど驚くと言う事はありません。
しかし、次の展開は別の意味で驚愕しました。

飯豊まりえは実は死んでいません。生きていました・・・・。

いやいや、それはやり過ぎでしょ。人1人死んだ事にするって(しかも学校で自殺ですよ!?)、そんなのは実質無理ですよ。
でも、まあフィクションなお話だからついて行こうと思って見ていると、最後は清水富美加の独白シーンになる。
(飯豊の偽装自殺も清水富美加のアイデアだった)

実は生きていた飯豊は、千葉先生とも密会継続しながら自分を裏切った4人に復讐を誓う。
そしてこの日ふるまわれた闇鍋に毒を盛った・・・。
4人は逃げ出そうとしたり大騒ぎになるが、何故か誰も死なない。

(ここから清水の回想)
実際に毒が盛られたのは闇鍋で無く、飯豊が飲んだ紅茶だった。
「自分の方が主人公にふさわしい」
そんな理由で飯豊を毒殺。
これを聞いた4人だが、それぞれの弱みも握られて居るため告発する事もできない。
そんな4人が囲んでいた闇鍋からは、飯豊がしていた指輪が出てくる。
煮込まれていたのは飯豊の・・・・・(うぎゃぁぁぁぁぁぁぁ)

それからは、清水を頂点とする新しいカーストが出来上がっていた。
そしてまた新入生が1人、サークルに勧誘される・・・・

はい。清水富美加が「嫌だった」と語っていた「人肉喰い」は、『東京喰種トーキョーグール』なのかと思いきや、実はこっちだったのか!?とも思えるようなグロい結末でした。
全体通しては、まあまあ楽しめたんですが、やっぱり何度も書いているように、「殺す」という所まで行きつくような動機なのか!?というのが納得行かなかった所が減点です。
「すずらん」をめぐる伏線の数々が分かり難いとか、玉城ヴァンパイアの牙の跡があったとされる首の傷は結局何だったんだ!?とか細かな不満もありますが、暗黒さは伝わりました。

キャストですが、個人的に良かったのは「清水富美加」「清野菜名」「玉城ティナ」でした。
清水と清野はさすがの演技力。そして玉城ティナは「ホラー顔」のインパクトが強すぎました。
一方の主役の飯豊まりえなんですが、どうも彼女の容姿は「サークルの頂点に君臨」とか「腹黒い」とかそういうキャラとは程遠いんですよ。
程遠い人が腹黒いから面白いんでしょうけど、どう演じても彼女の「可愛くていい人」感が抜け切れていないんです。
(その点、清水富美加は完全に一線を越えてる事がしっくり来ています)
まあ、屋上での「い〜や〜だ!!」は小憎らしくてムカつきましたが、どうしても悪人に成りきれていなかったといった感じです。

そしてエンディング曲は「Charisma.com」による「#hashdark」。
Charisma.com自体は自分は好きなユニットなんですが、ハッキリ言って映画のテイストには合っていないのが残念です。

と言う事で、若くて可愛い次世代な女優が大好きな自分のような半変態な男子や、飯豊まりえ、玉城ティナといった有名な可愛いモデルのお芝居を見てみたいと言う同世代女子まで、「出演者に興味がある」と言う方はぜひどうぞ。

◆パンフレット:B5判・24頁・540円(東映作品だけどクレジット表記有りで、料金も良心的!)

暗黒女子

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