映画感想を中心とした管理人の戯言です。
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【17-041】一週間フレンズ。(ネタバレあり) ★★★★☆
category: 2017年の映画レビュー | author: moeru-movie
初日舞台挨拶は朝早いのでパスし、その後の舞台挨拶も気付かなかった一週間フレンズ。を普通に鑑賞。

クラスメートの藤宮香織(川口)にひそかに思いを寄せる、高校2年生の長谷祐樹(山崎)。
彼女との距離を縮めようと友達になってほしいと声を掛けるが、香織はどんなに仲良くなってもその相手を毎週月曜日には忘れてしまうという記憶障害を抱えていた。
それでも彼女の記憶がリセットされる1週間ごとに声を掛け、交換日記もスタートさせる祐樹。
ところがある日、香織の過去を知っている生徒が転校してきて……。


「友達との記憶が一週間で無くなる」と言う何とも都合の良い(友達以外の記憶は普通に継続している)設定だし、「んな病気あるかよ」と思いそうな所だが、まあフィクションの世界なので、そこはそこ。設定も含めて楽しみましょう。

それでだ!

この手の話だと、まあ一週間しか記憶が継続しない女の子に献身的にアタックして、ついに結ばれる(彼女の記憶障害も治っちゃう)ってのがベタ中のベタでしょう。
なので、この映画でも、例え「はじめ君」(九条くん)とくっついても、最終的には長谷くんとくっついてハッピーエンドになるのだと思ってましたよ。だからこそ交換日記を焼いちゃっても、もう卒業と言う時期になっても「最後に逆転ホームランがある」と睨んでいました。
案の定、ブ厚い本に描かれたパラパラ漫画(「鉄拳かよ!」と突っ込んだのは自分だけではないはず)を見た香織が長谷くんを探して走り回ります。
「うんうん。そこでくっつくんだな」と思っていたのですが・・・・・

「友達になってください」

えっ???またそのパターンですか??
これでも「ハッピーエンド」と捉える方も居るでしょう。それは観た人の受け止め方なので自由です。
しかし、自分は何と残酷な結末なんだ!と唖然としました。

考えてみれば、香織が記憶障害中でもその存在を忘れなかった九条くんとヨリを戻し、長谷くんは完全失恋⇒思い出の日記も焼く・・と言う展開を経てから1年が経過した卒業式(この「1年経過」があまりにもアッサリとする―され過ぎているのは不満でした)では「絵が上手なんですね」と今さらな事を言われ、卒業アルバムに書いてもらったメッセージは「卒業おめでとう」的な超無難なメッセージしかもらえない。
そのメッセージを書いてもらうために渡したペンが交換日記用に使ってもらってたものと言う事にも気づいてもらえず・・・と言う具合に、未だ記憶障害は完治していない(でも九条くんとの記憶は消えない)香織と「一週間で忘れられ、毎週ふりだしに戻る友達関係」と言う細い糸のみで辛うじて繋がるだけ。これは残酷ですよ。
ラブラブな彼とはラブラブが継続し、自分に対しては、毎週「あんた誰?」から始まるなんて、自分なら耐えられません。
「それでもいい」と言う道を選ぶ長谷くんの一途さは凄いけど、果たしてその思いはいつまで続くのでしょうか??

そしてそして、その陰でもう一人、かなりのダメージを負う不幸な子。それが沙希ちゃんです。
もう最初っから長谷くんに気があるのがミエミエなのにも関わらず、香織に舞い上がる長谷くんには振り向いてもらえない。
香織が九条くんとくっついて落胆している長谷くんに「今しかない」と言うタイミングで告白するも瞬殺で断られちゃう。
いやいや、この子も長年の思いが結実しないで卒業を迎えるというホントに泣くに泣けないバッドエンドでしょう。

と言う具合に、完全に自分の読みが外された展開ですが、決してそれが「不満」とか「けしからん」と言う事ではありません。
でも「切ない」を通り越して「残酷すぎるだろ」と言うオチに自分は思えたため、後味は決して良くはありませんでした。
パラパラ漫画までは良かったんだけどね・・・・。

さて、演者ですが、山崎クンは本当にこの手の恋愛ドラマに良く出るね。
今作では、3枚目的なキャラだったけど、良かったんじゃないかな。
他の男子生徒たちも、一部「高校生には無理があるな」と思っちゃうのはこの手の映画・ドラマではもうしょうがないでしょう。

対する女子。
まあ、ハッキリ言って川口春奈は可愛く撮ってもらってるし(正直「あれ?川口春奈って、こんなに可愛かったっけ?」とまで思えましたよ。特に序盤の困り顔は個人的にはツボです)、キャラにも合ってたと思いますよ。JK姿もイケてたよ。
そして前述の爆死キャラこと高橋春織ちゃん。
この子は「めっちゃカワイイ」と言う程でもなく、何かこう・・ホントにリアルにクラスに居そうな陽気でちょっとブサカワな感じの子と言う所がとても親近感がありました。
そして最近立て続けに見ている古畑星夏。
正直言うと「人狼ゲーム ラヴァーズ」「-咲-」で見せた可愛さがこの映画では感じられませんでした。
何だろう?髪型のせいなのか、ちょっと太ってパンパンになりそうな顔のコンディションなのか分からんが、とにかくちょっと残念でした。

と言う事で、良くも悪くもラストの展開に驚かされましたが、それまでの話は決して「つまらん」「眠い」と言う事はなく、むしろ楽しめました。
原作漫画は全く知らないので、比較をする事もできませんが、少なくとも1本の映画として、あくまでも「少女コミック原作」と言う事を少し頭の片隅に置いて(そうしないと「有り得ぇ〜」って冷めちゃう)観てみるのもいいかもしれません。

◆パンフレット:B5判・32頁・720円

一週間フレンズ。

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