映画感想を中心とした管理人の戯言です。
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【17-040】フライト・クルー ★★★★☆
category: 2017年の映画レビュー | author: moeru-movie
この日も連続で未体験ゾーン!と言う事で、今度は未体験ゾーンでは唯一の2時間超え映画であるフライト・クルーです。

非常通報を受けたベテラン機長ジェチェンコ(ウラジミール・マシコフ)と訓練生の操縦士アレクセイ(ダニラ・コズロフスキー)の操縦する航空機は、被災した火山島へ乗客の救助へと向かう。
着陸した島では大噴火が起こり、被災者たちはパニックとなっていた。
ジェチェンコとアレクセイは残った2機に分かれて離陸する。
先行のジェチェンコの機は離陸時の衝撃で損傷を受けており、墜落は時間の問題となった。そこで2機は、荒れ狂う上空でワイヤーをつなぎ、搭乗者を移動避難させるという最後の賭けに出る。
乗客、搭乗員たちの運命は、アレクセイの操縦に託される……。


ハッキリ言います。もう無茶苦茶で有り得ない話です。でも、「70年代のパニック映画」的なテイストが「これでもか!」と言わんばかりに詰まりまくっていて、最終的には満腹で大満足しちゃう。そんなある意味豪勢な映画でした。

主人公はイケメンだけど色んな意味で型破りな訓練生。あとはその訓練生とペアを組むベテラン機長。
ハッキリ言って、前半は人物の背景を描いている感じでやや退屈です。
それでも、被災地への救援物資や子供へのオモチャを届ける機に、ムリヤリ「車を運べ!」とワガママな事を言うオッサンに折れて車2台を乗せたら案の定重量オーバーで機がヤバい事に。
「オモチャとか捨てちまえ!」とワガママ放題のオッサン(こういう自分勝手な悪役キャラっていいよね)の意見を聞いてオモチャを捨てる・・・と思いきや、思いっきり車を機から突き落としちゃうと言う「掴み」シーンもあります。
この一件で、「色々問題は有るけど、根はいいヤツ」という色が付いた訓練生ですが、次なる話は、地震と火山噴火で大変な事になっている島に取り残された人を救出しに行こう!と言うお話です。

この島がねぇ・・・もう笑っちゃうくらい阿鼻叫喚の地獄絵図的な大パニックなんですよ。
空港は地震で崩壊状態。その空港に向かっていた車は前後を溶岩に阻まれて絶体絶命(まあ、結局上手いことミラクル脱出するんだけど)と言う見せ場もあります。
滑走路も崩壊が始まってるおかげで「距離が足りない!」って事になり、実際に先発の機が離陸しようとしたけど、離陸前に大破しちゃう。
しかし、ベテラン機長が操縦する貨物機はこれまたミラクルな離陸で無事脱出。
溶岩から逃れたけど輸送機に先に行かれちゃった訓練生は、仕方なく残った人を機に乗せ、炎燃え盛る滑走路に。
そんな滑走路通ったら炎上じゃん!という状況なんですが、ここもミラクルなタイミングで奇跡が起こって何とか離陸。
やったぁ!これで島を脱出してめでたしめでたし。と思ったけど、まだ尺はたっぷり余ってます。

やっと脱出したはずの機ですが、先行の貨物機が機のダメージでエンジン損傷・燃料切れが近付いており、このままでは墜落真免れません。
近くに着陸できる所も無い状況ですが、ここで訓練生操縦の後続機が登場。
貨物機に接近してワイヤーで繋ぎ、そのワイヤーを伝って貨物機の乗客を後続機に移すと言うのです。
「燃料切れまであと20分」と言う絶望的な時間でしたが、意外とアッサリ両機はワイヤーで繋がれます。
そこから籠のような網の袋みたいなのに数人乗せて、ワイヤーを伝って後続の機に移ります。
仮にも飛行中の飛行機が2機超接近してるんですよ。ワイヤーで繋いでるったって、それ相応の距離があるはずなのに、意外とアッサリと後続機に到着。
これを何度も繰り返して貨物機の乗客を全員移し(と言いながら、何人かは空中に鮮やかに放り出されちゃってるけどwww)、最後の機長も、機を自動操縦にして自分も脱出。
どう考えても燃料切れの20分リミットで移動完了するはずないのに、どう考えても自動操縦にしたままエンジン損傷した機から別の機に綱渡りで脱出なんて有り得ないのに、もはやそんなツッコミは関係ねーよ!とばかりに勢いだけで押し切ります。

大仕事をやり切った訓練生君と、何とか移動してきたベテラン機長。これでやっと帰還・・・と言う最中、管制室みたいな所に居たオッサンが悪魔のような一言を発します。

「前方が嵐です」

そうかぁ。そう言われりゃ、まだ尺が余っとるやんけ!
と言う事で、今度は嵐が吹きすさぶ空港(普通ならとても着陸できる気象状態じゃない)への着陸を試みると言うのが最後の山場です。
訓練では再三に渡って機を墜落させてた訓練生ですが、まあお約束の通り、ミラクルな着陸で乗客を救います。

いや〜、とにかく「これぞフィクション。これぞ作り物。これぞB級パニック」と言える「映画ならでは」の見せ場たっぷりの2時間でした。
このレビュー中でも「ミラクル」「意外とアッサリと」と言う言葉を多用してますが、ホントにそうなんですよ。
「うはは、有りえねぇ〜!」「んなアホな!」「やり過ぎだろ!」と突っ込み所満載なんですが、そんな事を真面目に突っ込むのが最終的には馬鹿馬鹿しくなってしまうような「うるさい!面白けりゃいいだろ!」的なサービス精神で押し切られました。これぞ「おそロシア」ってやつです。
考えてみりゃ、あのパニックものの金字塔とも言える「タワーリング・インフェルノ」だって良く観りゃ(良く見なくても普通に観てても)突っ込み所は満載ですからね。それも含めて「娯楽大作」ですよ。

と言う事で、今年の未体験ゾーンの中ではかなり満足度上位(個人的序列)にランクインできる拾い物でした。
突っ込みながらパニックを楽しみたい方はぜひ!

◆パンフレット:販売無し

フライト・クルー

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