映画感想を中心とした管理人の戯言です。
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【16-139】ぼくは明日、昨日のきみとデートする(ネタバレあり) ★★★★★
category: 2016年の映画レビュー | author: moeru-movie
2016年の最後の1本はぼくは明日、昨日のきみとデートするです。

京都の美大に在籍する20歳の南山高寿(福士)。ある日、彼は電車で大学に行こうとしたところ福寿愛美(小松)という女性に出会い、瞬く間に心を奪われてしまう。
高寿は愛美に声を掛けるが、高寿のある一言を聞いた途端に愛美は涙を流す。その理由を尋ねることができずにいた高寿だったが、その後二人は付き合うことになる。
周囲からもうらやましがられるほど順調に交際が進み、幸せな日々がいつまでも続くと考えている高寿。だが、愛美から思いも寄らなかった秘密を打ち明けられる。


「うわ、また三木監督か。と言う事は、少女コミックを10代の少女向けに甘く味付けした感じか!?」などと脊髄反射でネガティブなイメージを持ってしまい、鑑賞にあたってはの心境としては逆風でした。

しかし!!

主人公たちのお父さん世代のおっさんのクセに何かが刺さって涙がボロボロでした。これはやられました。参りました。2016年最後にいい映画が観られました。

予告編でも小松菜奈が「隠してる事がある」という場面はあったし、タイトルからして「何か時空を超えたファンタジー系か?」とは予想してました。
それならそれで完全にフィクションとして楽しめると腹を括れましたが、タイトルの「明日、昨日のきみとデート」の意味は鑑賞前は良く分かりませんでした。

途中まではその時空ネタを想像しながら観てましたよ。でも分からない。
ヒントと言えば、たびたび小松菜奈がヘンなタイミングで涙を流す事。
これが中盤で謎解きされ、終盤の「愛美視点の話の展開」になると、もうかなりの高確率で涙腺が崩壊してしまいます。

これねぇ、普段は頭が悪いと嘆く事が多い自分は、今回はハッキリと完璧にからくりが分かったんですが、ネットのレビューを見ると、意外と「分からない」という人が多いんですね。
個人的には、あれを「愛美は毎日少しずつ若返って行く」みたいに思っちゃうと意味が分かり難くなると思うんですよ。
つまり、高寿の時間軸に愛美の人生をハメちゃうから分からない。
高寿の人生の時空と愛美の時空は別々にあって、それぞれ逆向きに進んでいるんだよ。
それが5年周期で円を描いていて、5年に1回、1ヶ月だけその円が接触する(同じ世界に生きられる)という変則パラレルワールドと言っても分かり難いかな・・・。

「僕にとっての"初めて"は彼女にとっての"最後"」というのがとにかく切ないですよ。
序盤、初めて愛美に声をかけて、「また会えるよね」という当たり前の何気ない会話が高寿から愛美に向けられるんだけど、愛美にとってはその時が「20歳同士の2人が会える最後の日」であり、次に会う時は愛美は25歳(その時、高寿は20歳の愛美の事なんか知らない15歳の少年と言う事になる)という切ない状況に泣き崩れる・・・いやホント切ないです。

言ってもタイムパラドックスものなので、よーーく考えるとおかしな所(疑問なところ)もあるかもしれない。
でも、この手の「時空モノ」には付き物だし、この映画の切なさを体験する上での障害にはならないはずです。
真面目な「科学映画」じゃなく、「SFファンタジー混じりのフィクション」なんだからさ、あまり詮索しない方がいいと思いますよ。
(少なくとも自分はそういった時空の矛盾をツッこむ気は起きませんでした)

そしてエンドロールで流れるback numberの歌がまたいいね。
歌詞もどことなく映画の内容とリンクするところがあるし、やっぱりエンディング曲は大事ですよ。
(自分はもちろんエンドロール終了まで席を立たない派なので、聞き惚れる事ができるエンディングは大喜びです)

小松菜奈は、最近も「溺れるナイフ」で観たりしたけど、こっちの役の方が断然いいね。
というか、今まで出た恋愛ドラマ系映画の役の中で一番いいんじゃないのかな。
15歳の頃の愛美役の清原果耶も、これからのブレイクが期待できますので、記憶に留めておくとしよう。

それでは今年も1年ありがとうございました。
2016年回顧は時間が出来たら2017年にアップします。

◆パンフレット:A4弱の背綴じ・36頁(ネタバレ注意の折り込み頁あり)・720円

ぼくは明日、昨日のきみとデートする

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