映画感想を中心とした管理人の戯言です。
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【16-137】ドント・ブリーズ ★★★☆☆
category: 2016年の映画レビュー | author: moeru-movie
お正月映画シーズンだと言うのに珍しいホラー系のドント・ブリーズを観た。
※観てからずいぶん放置してました。すみません。

街を出るための資金が必要なロッキーは、恋人マニー、友人アレックスと共に、大金を持っているといううわさの目の見えない老人の家に忍び込む。
だが、老人(スティーヴン・ラング)は、驚異的な聴覚を武器に彼らを追い詰める。明かりを消され屋敷に閉じ込められた若者たちは、息を殺して脱出を図るが……。


目が見えない主人公に悪党が忍び寄る的な話は邦画でも洋画でも過去何本かありました。
代表的なのは、ヘップバーンの「暗くなるまで待って」でしょうが、多くの「それ系」映画では、目が見えないのは女性であり、ただでさえひ弱な女性が更に不利な状況に陥りながらも何とか反撃を試みるというものでした。

それに対してこの映画では、盲人は爺さんである。
しかしこの爺さん、湾岸戦争で視力を失ったと言う事で、とりあえず視力以外はジジイにしてはなかなか屈強な感じ。
しかも舞台となるのは勝手知ったる自分の家。
目は見えなくても物音とか普段はしない臭いとかで異変に気付き、各所に配備された銃器を使って反撃してくる。
更に地下室では電気を落とし、条件は互角に・・・と言うか、もはやそこまで行くと圧倒的に有利な状況に。

こんな感じで、この映画の図式としては、完全に「殺るか殺られるか」の命がけのサバイバルアクション要素も増えて行くものの、当初3人だった「押し入り一味」は早々に1人が敵前逃亡し、1人は爺さんに殺される。
残るお姉ちゃんだが、言っても強盗の悪党である。
「逃げて!」と思いたくても、逃げるついでに金庫を開けて金をくすめて行こうとする性悪っぷりを見せられると、むしろ爺さんサイドに立って「強盗殺しちまえ!」とすら思えます。
そうこう言ってるうちに逃げ出してた兄ちゃんが舞い戻ってきて、戦況は2対1に。果たしてこのサバイバルの結末は・・??

まあ、どいつもこいつも、割と痛烈な一撃を受けて「こりゃ死んだな」と思ったら、意外と普通に生きてるパターンが多いのはご愛嬌だし、犬が必要以上に凶暴すぎたり、突っ込み所はあるけど、それはそれで楽しめます。
それなら☆4つはあげてもいいだろと思いましたが、展開自体はワンパターンであり、88分の短尺で凝縮されてたとは言え、もう一息意外な展開が欲しかったと言う厳しめの評価です。
(短尺で前売券発売無しゆえにTOHOシネマズでポイント無料鑑賞した分際で勝手な事書いてますな)

レンタルとかでも充分楽しめるとは思いますので、DVDリリースされたらぜひどうぞ。

◆パンフレット:A4判・24頁・720円

ドント・ブリーズ

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