2016.12.09 Friday/00:29 |
【16-135】ブレア・ウィッチ ★★★☆☆ |
category: 2016年の映画レビュー | author: moeru-movie |
尺も90分と短いので、ポイント無料鑑賞でブレア・ウィッチをチィスです。
アメリカのメリーランド州にあるブラック・ヒルズの森で、魔女をめぐるブレア・ウィッチの伝説を追うグループが消息を絶つ事件が発生。
それから20年後、グループの一員だった姉の消息を確かめようとするジェームズ(ジェームズ・アレン・マキューン)は、カメラを持って友人のピーター(ブランドン・スコット)や映画学科で学ぶリサ(カリー・ヘルナンデス)とブラック・ヒルズの森に潜入することに。
地元に暮らすレイン(ウェス・ロビンソン)らの案内で森に入る一行だが、思いも寄らない恐怖が待ち構えていた。
言わずと知れた「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」(以下BWP)の続編です。
「ブレアウィッチ2」という「続編」もあったけど、この映画も続編?
まあ、日本でも「リング」シリーズなんかは枝分かれした複数の続編があるし、気にしない事にしておきましょう。
で、そのBWPですが、公開当時しっかり観ていた自分は「何じゃこりゃ。くだらん・つまらん。ブレブレ映像だらけじゃねーか!」と大いに憤慨したものです。
記録を取ってないけど、恐らくその年のワーストにするくらいの駄作と認定したもんです。
その後の「ブレアウィッチ2」も観ていないのに今作は観ちゃうと言うのが割れながら意味不明だな・・・。
そんな忌々しいBWPと同じく、またしても若者たちが森の中に「捜索」に出かけるわけだが、早々に女の1人が足の裏をザックリ切る(靴も履いてるのに、川を渡る過程で何故か足の裏ザックリ)というネタで少し間を持たせています。
これがまた相当深く切れてるようなんだけど、包帯を少し巻いてそのまま歩かせると言う無謀な展開により傷はどんどん悪くなります。
っていうか、その描写自体は魔女とは全然関係ねーぞ!
でも、テント張って野宿すると、いよいよ不気味な物音とか謎の人形ぶら下がりとかで「何かいる」感を醸し出していますが、そういう「怖がらせ」よりも音による「驚かせ」の方が強く、その手の音には全く驚かない(だってバレバレだし、タダの音じゃん)自分には全く響きません。
我ながらホラー慣れし過ぎちゃって、どうしようもない厄介な「怖がらないホラー好き客」です。
あ!でも、その足の裏の傷口から何か蠢くモノが見えるシーンはなかなか気持ち悪くて良かったぞwww。
ありゃ何だったんだ!?何か寄生虫状の虫に見えたけど、どっちにしてもそれも魔女とは全く関係ありません。
(その後、別の傷口からは百足状の何かが出てくると言うwww)
そしてそして、終盤にはBWPで出てきた「あの家」が再び登場。
若者数人がその家に入る訳ですが、ここまで来ると「続編と言うよりBWPそのまま(つまりリメイク)じゃねーか!」という気持ちになってきます。
今回せっかくドローンという現代アイテムを登場させたのに、飛ばして見りゃあ林しか映ってないし、大事な所でアッサリ墜落とか、かなり脱力です。
オマケに、件の「足の裏の大怪我からにかがウニョウニョ」の女が木の上に引っ掛かってるドローンを取ろうとして木に登るんだけど、「これ、絶対途中で枝が折れて落ちるだろwww」と思ったら案の定でやっぱり脱力です。。。
話し戻って、不気味な家ですが、なーーんかちょいちょい映ってるような気もするし、目の錯覚なような気もするけど、「何か」に追われる感じで勝手にパニックになっちゃってます。
(その割には、POV映像がアングル的に「ずっと自撮りなの?」に見えちゃってると言うwww)
この家が「けっこう中は広いのか?」「あの地下の穴みたいなのは結局何だ?どこがどう繋がってるんだ!?」と混乱してしまいますが、何か勢いだけで見せられます。
結局、この映画もBWP同様に肝心な所は良く分からないまま終わってしまいます。
まあ、下手に魔女っぽい化け物が姿を現したりした日には、もはやモンスター映画になっちゃうし、何よりもお金がかかる(笑)ので、想定の範囲内でした。
それにしても、本家BWPが作られて20年近く経つって言うのに、まだPOVだファウンドフッテージだという映画を作っちゃう姿勢には辟易します。
自分は手ブレ画像には強い方なので、酔いはしなかったけど、やっぱり観辛い映像はただただ不快です。
※「すげー揺れる」「酔った」という人が多いみたいですね。
そんなわけで、特筆すべき所も無いBWPセルフパクリ映画ですが、全く期待ぜずに観たおかげで「まあ普通だな」くらいのダメージで済みました。タダ鑑賞だしね。
それにしても、あの黒人女の傷口にいるムカデ状だったり何かの幼虫状のキモチ悪いアレは何だったか、もう少し観たかったぞwww。(魔女関係無いけど、単純に気持ち悪くて面白かった)
POV映像に弱い方(酔い易い方)にはお勧めしませんが、「何だか良く分からないファウンドフッテージもの」でよければどうぞ。
◆パンフレット:A4判・24頁・720円
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アメリカのメリーランド州にあるブラック・ヒルズの森で、魔女をめぐるブレア・ウィッチの伝説を追うグループが消息を絶つ事件が発生。
それから20年後、グループの一員だった姉の消息を確かめようとするジェームズ(ジェームズ・アレン・マキューン)は、カメラを持って友人のピーター(ブランドン・スコット)や映画学科で学ぶリサ(カリー・ヘルナンデス)とブラック・ヒルズの森に潜入することに。
地元に暮らすレイン(ウェス・ロビンソン)らの案内で森に入る一行だが、思いも寄らない恐怖が待ち構えていた。
言わずと知れた「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」(以下BWP)の続編です。
「ブレアウィッチ2」という「続編」もあったけど、この映画も続編?
まあ、日本でも「リング」シリーズなんかは枝分かれした複数の続編があるし、気にしない事にしておきましょう。
で、そのBWPですが、公開当時しっかり観ていた自分は「何じゃこりゃ。くだらん・つまらん。ブレブレ映像だらけじゃねーか!」と大いに憤慨したものです。
記録を取ってないけど、恐らくその年のワーストにするくらいの駄作と認定したもんです。
その後の「ブレアウィッチ2」も観ていないのに今作は観ちゃうと言うのが割れながら意味不明だな・・・。
そんな忌々しいBWPと同じく、またしても若者たちが森の中に「捜索」に出かけるわけだが、早々に女の1人が足の裏をザックリ切る(靴も履いてるのに、川を渡る過程で何故か足の裏ザックリ)というネタで少し間を持たせています。
これがまた相当深く切れてるようなんだけど、包帯を少し巻いてそのまま歩かせると言う無謀な展開により傷はどんどん悪くなります。
っていうか、その描写自体は魔女とは全然関係ねーぞ!
でも、テント張って野宿すると、いよいよ不気味な物音とか謎の人形ぶら下がりとかで「何かいる」感を醸し出していますが、そういう「怖がらせ」よりも音による「驚かせ」の方が強く、その手の音には全く驚かない(だってバレバレだし、タダの音じゃん)自分には全く響きません。
我ながらホラー慣れし過ぎちゃって、どうしようもない厄介な「怖がらないホラー好き客」です。
あ!でも、その足の裏の傷口から何か蠢くモノが見えるシーンはなかなか気持ち悪くて良かったぞwww。
ありゃ何だったんだ!?何か寄生虫状の虫に見えたけど、どっちにしてもそれも魔女とは全く関係ありません。
(その後、別の傷口からは百足状の何かが出てくると言うwww)
そしてそして、終盤にはBWPで出てきた「あの家」が再び登場。
若者数人がその家に入る訳ですが、ここまで来ると「続編と言うよりBWPそのまま(つまりリメイク)じゃねーか!」という気持ちになってきます。
今回せっかくドローンという現代アイテムを登場させたのに、飛ばして見りゃあ林しか映ってないし、大事な所でアッサリ墜落とか、かなり脱力です。
オマケに、件の「足の裏の大怪我からにかがウニョウニョ」の女が木の上に引っ掛かってるドローンを取ろうとして木に登るんだけど、「これ、絶対途中で枝が折れて落ちるだろwww」と思ったら案の定でやっぱり脱力です。。。
話し戻って、不気味な家ですが、なーーんかちょいちょい映ってるような気もするし、目の錯覚なような気もするけど、「何か」に追われる感じで勝手にパニックになっちゃってます。
(その割には、POV映像がアングル的に「ずっと自撮りなの?」に見えちゃってると言うwww)
この家が「けっこう中は広いのか?」「あの地下の穴みたいなのは結局何だ?どこがどう繋がってるんだ!?」と混乱してしまいますが、何か勢いだけで見せられます。
結局、この映画もBWP同様に肝心な所は良く分からないまま終わってしまいます。
まあ、下手に魔女っぽい化け物が姿を現したりした日には、もはやモンスター映画になっちゃうし、何よりもお金がかかる(笑)ので、想定の範囲内でした。
それにしても、本家BWPが作られて20年近く経つって言うのに、まだPOVだファウンドフッテージだという映画を作っちゃう姿勢には辟易します。
自分は手ブレ画像には強い方なので、酔いはしなかったけど、やっぱり観辛い映像はただただ不快です。
※「すげー揺れる」「酔った」という人が多いみたいですね。
そんなわけで、特筆すべき所も無いBWPセルフパクリ映画ですが、全く期待ぜずに観たおかげで「まあ普通だな」くらいのダメージで済みました。タダ鑑賞だしね。
それにしても、あの黒人女の傷口にいるムカデ状だったり何かの幼虫状のキモチ悪いアレは何だったか、もう少し観たかったぞwww。(魔女関係無いけど、単純に気持ち悪くて面白かった)
POV映像に弱い方(酔い易い方)にはお勧めしませんが、「何だか良く分からないファウンドフッテージもの」でよければどうぞ。
◆パンフレット:A4判・24頁・720円
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