映画感想を中心とした管理人の戯言です。
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【16-094】THE ROOM ★★☆☆☆
category: 2016年の映画レビュー | author: moeru-movie
キネカ大森のホラー秘宝祭りからTHE ROOMを鑑賞。

東京にあるマンションで恋人と暮しているユミ(伊藤)。恋人は出張でニューヨークへ渡り、2人はその間、スカイプで連絡を取り合うことに。
しかし、ネットでのやり取りを続けるうちに、2人の間に溝ができてしまう。また、ユミは恋人の部屋に幽霊が存在すると信じていたが、その幽霊の存在が事態を思わぬ方向へと進めて行く。


これ、この間観た「アンフレンデッド」に似た作風で、まあ映画の殆どは「Skype画面」なんです。
アンフレンデッドは複数人で、画面も完全にパソコンの表示ししていたのに対してこちらの作品は「パソコンの画面」というわけではありません。
但し、アングルは「パソコンカメラ」のもので、終始定点カメラに向かっての芝居(実質独り芝居)で押し通します。

最初は男女の何でもないSkypeなんだけど、とにかくこの女がイライラする。
何かあるとすぐ男につっかかる(何してたの?誰と居たの?どこに居るの?とうるさい)し、言ってる事は自己中だし、かまってちゃん状態でもあるし、「うわ〜、面倒臭ぇ女だな」と思った時点でその後のホラー描写に身が入りませんでしたよ。

この女が、ニューヨークに仕事で出張してる彼氏の留守をにその彼氏の部屋で過ごす(彼氏のPCでSkypeもしてる)んだけど、まあホラー描写ってのが、要するに「その部屋に何か居る」ってやつです。
だけど、とにかくこの映画は「音で驚かせる」のが多くて辟易します。
男に部屋に何か居るっていうのは、どうやら元カノが関係しているらしい・・・って展開なんだけど、終盤部屋に呼ばれた彼氏の友達とのいざこざにより、肝心の話の方は完全に「男女の痴話喧嘩」なだけになります。
もうね、短尺の映画なんだけど終盤になると「早くこの面倒臭い女は死んでくんねーかな」と思うありさまで投げやりな気落ちになります。
彼氏の方も彼氏の方で、どうやらニューヨークに居るってのは嘘で、何かいけない事をしているらしいのです。
(ウザ女の「女の勘」ってのが凄いのだけは認めてあげよう)

結局、最後の最後に「それらしいもの」がちょっとだけ映って映画は終わるんだけど、冒頭では「押収した映像は加工した形跡がある」「未だに謎」みたいな事を言っていただけに、全く何が何だかスッキリしないで終わります。
ほとんど一人で出ずっぱりで芝居し続けた伊藤歩さんはご苦労さんでしたが、すみません。映画は面白く無かったです。
ホラー慣れしていない人は、突如出る大きな音にビクビクして緊張感があるかもしれませんが、ホラー麻痺してる馬鹿な私には通用しません。
アイデアはいいと思うんだけどねぇ・・・(それでも「アンフレンデッド」の後だと、パクリ呼ばわりされてもおかしくない)

ほぼ残酷描写は無いので、BSで放送されるとかDVDでも借りたるか!と言う方はそれでいと思います。
※TCGメンバーズカード使って1000円で済んだのが自分的には救いでした・・・

◆パンフレット:販売無し

THE ROOM

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