映画感想を中心とした管理人の戯言です。
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【15-122】レインツリーの国 ★★☆☆☆
category: 2015年の映画レビュー | author: moeru-movie
【フリーパス2本目】
もうすぐ終わってしまいそうな映画を優先的にフリーパスで観ようということでレインツリーの国を鑑賞。

高校時代に夢中になって読んでいた本「フェアリーゲーム」について、何となくインターネットで検索をしてみた伸行(玉森)。「レインツリーの国」というブログに書かれた「フェアリーゲーム」の感想に興味を持った彼は、その管理人を務めるひとみ(西内)にメールを送付する。それを機に、メールをやりとりするようになる二人。実際に会って話がしたいと考える伸行だったが、ひとみはその申し出を拒否し……。

いや〜、こういうジャニ系アイドルが主演のラブストーリーって書き辛いなぁ。
そもそも、ターゲット客層は明らかにジャニ好き女子なわけで、それをおっさんが真面目に観て語っちゃうってのもおかしい訳です。
主人公(ジャニ男)がちょっとしたきっかけで障がい者と出会い、ぶつかりながらも彼女との恋を成就させるって話なんだから美談ですよ。胸キュンでしょうよ。
しかし、冷静に客観的に観ると、かなりのトンデモ話だよね?ジャニ好き女子も薄々気づいてるよね???
って事で、所々突っ込みながらレビューしてみましょう。

物語の発端は、家で本を整理していたら、昔好きで読んでいた「フェアリーゲーム」の下巻だけが無い事に気付く。
それで何の気なしにネットでこの本のレビューを検索(このツールとしてiPadがしつこいくらいに登場して大活躍)して巡り合ったのが「レインツリーの国」と言うサイト。
そこに出ていたレビューが胸に刺さった伸行は、そのサイトの管理人にいきなり熱いメッセージをメールで送りつける。

いやね、この掴みも突っ込み所満載でしょ。
そもそも「フェアリーゲーム」も下巻が無い事に気付かないくらい長らく読んで無くて、話も忘れてるじゃん。
だからレビューサイトに行き着いたわけだけど、そのレビューを読むと急に色々思い出したのか、いきなり「メール」ですよ。
おいおい、管理人とのコンタクトがメールですか?スパムとかヘンなサイトへの転載とかヤバいでしょ。普通はコメント欄でしょ・・・という所ですが、相手が何者かも分からずに凄い行動力ですね。
「どないしよう、気持ち悪がられたら・・・」って、本人にも自覚有るみたいだけど、客観的に観たらキモいでしょ?
どうですか?これが玉森くんだから成立するけど、おいらがやったらメール拒否されますよwwwww。
でも、さすが玉森くん。顔は見えなくても、きっといい奴だという事が伝わったのか、順調に文通で親密度を上げて行きます。
「熟成させればさせる程うまくなる。リミットは9時」とか訳の分からない恋愛論(だいたいハズれてる)をうそぶく先輩をよそに、イタいメールを連発させながらも「会いたい」っていう返事をもらっちゃいます。
おいおい、会っちゃうのかよwwww警戒心薄いなぁ・・・と言うのは余計な心配です。
経理部のチャラいお姉ちゃんとの「懇親会」(と言う名の合コン)をしながらも、なぜかまだ見ぬサイト管理人の事で頭がいっぱいの伸行くんは、電車の中でもiPadを見つめてブツブツと何かいいながらメールチェックに余念がありません。
いやいや、これってやっぱり客観的に見たら異常にキモい男でしょ。玉森くんだから成立してるけど・・・。

一方の管理人の「ひとみ」ってのは、実は「人見」っていう苗字の女だそうな。
いや〜、苗字でも何でもいいけど、西内まりやで良かったね、玉森クン。
もしかしたら人見さんっていうムサいおっさんだったかもしれないし、「ひとみ」を名乗るネカマだったかもしれない。
でも西内まりやですよ。さすが玉森くん。引きが強いです。

で、この2人はめでたくオフラインの世界で会う事に。
待ち合わせは、本屋の「フェアリーゲーム」のコーナーです。
もう新刊でも何でも無い感じなんだけど、コーナーがあるのか?と思いながらも、無事出会える2人。
こんなイイ男とイイ女が出会えるって、ネット社会って素晴らしいですね。
そして続けて初デート。
食事をするにも「騒がしい所より静かな所がいい」と言う時点ではまだ何も気付かなくても仕方ありません。
しかし、その後の映画で頑なに字幕を主張する利香っていう所で何か気づきそうなもんだけど、鈍感男は気付きません。
ってか、せっかくiPadで上映スケジュール調べたなら、その場で座席指定しろよ!何劇場まで余裕かましてんだよ!!おかげで満席になって残念な事になってるじゃねーか!!!まるで劇場のオンラインチケットシステムの宣伝だぞ!!というツッコミ所をはさんで、つまらない字幕映画を観て悶々としたままエレベーターに乗って帰ろうとする2人。
すると重量オーバーになったので、降りようとしても全然降りない利香ちゃん。
思わずキツ目に手を引っ張って下ろして、いきなりブチ切れて罵倒しまくりです。
いやいや、どっちかというと鈍感なおいらでも何か変だって気付く所なのにブチ切れ伸行は気付きません。
これって客観的に見たら、許せない男でしょ!?優しさの欠片も無いDV予備軍のダメ男でしょ。玉森くんだから観れても、どうなんですか!?こういう男は。

結局、難聴という事が分かってLINEで修復を試みる伸行くんだけど、何気に利香ちゃんの返信が辛辣で戦慄させられます。
それもそのはず。利香ちゃんの職場(旅行代理店)では、利香ちゃんは「障がい者枠で入社してきた邪魔者」的な扱いで、先輩らしき女社員から有り得ない酷い対応を日々食らっていて、そりゃあストレスも溜まるわって話です。
そんな利香ちゃんに出したLINEが「喧嘩するならちゃんと喧嘩しよう。その達成目標はリベンジデートだ!」っていう訳の分からぬ自己中なもの。
どうなの?これって・・・・。客観的に見たら、ふざけんなって話でしょ。玉森くんだから成立してるけどさ・・・。

そんなこんなでリベンジデートに出掛けりゃ出掛けたで、いきなりバカップルに「邪魔なんだよ!」って突き飛ばされて転倒させられる利香ちゃん。
いやいや、どう見ても普通に歩いてる女の子にあんな暴言は無い。有り得なさすぎる。
しかも、バカップル女の方も、「弁償すりゃいいんでしょ」だってwwww。もう有り得なさ過ぎて笑うしかない。
そんなバカップルを見た伸行くんは「彼女が難聴だからってふざけんな」と公衆の前で彼女が聴覚障がい者である事をブチ切れ発表。
「みんな見てる前でやめて!!」って悲しむ利香ちゃんの反応も当然です。
まあね、バカップルが有り得ない事を差し引いても、やっぱり客観的に見て伸行ってダメ男でしょ。玉森くんだから成立してるけどさ。
自分も父親が病に倒れて、その後遺症で家族の中で自分の事だけを思い出してくれないからどうのこうのという不幸話を披露するも、もはや言い訳にしか聞こえません。
そして転倒した利香ちゃんの破けたストッキングを買いに行かせたスキに現場から居なくなる利香ちゃん。
何気にベンチに伸行のバッグを残したまま消えるってのもなかなか陰険ですね。

そんな傷心の利香ちゃんだけど、さすが有り得ないブラック職場です。
委託の人と言う事で何故か職場に配属となったエロジジイが、利香ちゃんは口もきけないと思っていきなり残業時間帯に職場で押し倒してエロい事をしますが、別に声は普通に出せる利香ちゃんに騒がれて、あえなく警備員に連行されます。
普通なら「あのエロオヤジ最低よね。大丈夫!?」って心配する所だけど、さすがブラック旅行代理店。
件の先輩女は「何も警察に突き出す事は無い。酷い」と陰口を叩き、上司も「もう残業しなくていいよ。空気読んで定時で帰りやがれ」という事を遠回しに指示します。
凄い!!凄すぎる!!こんな職場辞めちゃえよ、利香ちゃん・・・・。

そんなブラック会社の生活とは裏腹に、伸行くんは例の合コンで知り合ったチャラいミサコさんとも接触。
う〜ん、正直言って、障がい者は抜きにしても、陰気な利香ちゃんよりもチャラいけど可愛くて、胸もボリューミーでやらせてくれそうなミサコさんの方がいい(←俺も最低だなwww)と思うんだけど、何故か最後の一線は超えません。

そんな感じで色々とありながらも、結局は仲直りデートにこじつける伸行くん。
彼女をいきなり大阪の実家(母親が美容院を営んでいる)に連れて行って髪をバッサリ切らせちゃいます。
まあ利香ちゃん自身も切りたかったような事は言ってたけどさ、いきなり大阪の普通の街中の庶民的な美容院に連れていかれて髪を切られちゃうってのは女子としてどうなんだ!?
と言う心配をよそに、出来上がりは短めのボブになってかわいいです。高畑淳子母の腕がいいのか、西内まりやと言う素材がいいのか、そこはどっちでもいいでしょう。
その後ですが、髪型に似合う服を買おうって事で、利香ちゃんを洋服屋に連れ回し、あれ着せてコレ着せてと着せ替え人形状態です。
どうなんですか?女子的には。
あんな一方的に自分好みの服を着せ替えさせられるって、客観的に見たらやっぱり嫌でしょ。玉森くんだから成立してるけどさ、普通の人だったら嫌でしょ。
でも、ここでもさすが西内まりや。結局は可愛く似合ってしまいます。
まあ、そんな感じで仲直りした2人は当然ハッピーエンド(原作とは違う終わり方らしい)って事です。

このラスト以外は原作に忠実だという事だけど、自分としてはやはり「キレ易く自己中に見える伸行という男」と「あまりにもブラック過ぎる利香ちゃんの勤め先」ってのがもう受け入れられ無さ過ぎてダメでした。

利香ちゃんの耳もさ、いちおう低音は静かな所なら聞こえる感じで、全く聞こえない訳じゃ無い。
(それが証拠に、伸行が手話で会話を試みるシーンは確か1つも無かったはず)
外見だって補聴器が付いてるだけでしょ。
自分も聴覚障がい者と関わった事もあるし、補聴器を使用している知人もいるけど、何かこの映画を観てると、ことさら聴覚障がい者を不幸者扱いしているのが気になっちゃったかな。

そんなわけで、恐らく玉森くん目当てで観た女子たちは満足したんだろうなと思いながらも、自分は「客観的に見たら有り得ないシーンやキャラ」の違和感が最後まで拭えず(そう言いながらも、内心では突っ込みまくってそれはそれで楽しかったんだけど)、この採点となりました。

もう公開から日が経ってるので、お客さんの数は少な目でしたが、それでも場内からはすすり泣く女子の声も聞こえました。
色々レビュー記事を見ると、まずまず採点も高めなようです。
ホントに!?・・・・やっぱりおじさんには合ってないんでしょうね・・・・。

◆パンフレット:買ってないので分かりません。

レインツリーの国

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