映画感想を中心とした管理人の戯言です。
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【15-117】人狼ゲーム クレイジーフォックス ★★★★☆
category: 2015年の映画レビュー | author: moeru-movie
前作『人狼ゲーム ビーストサイド』が個人的に高評価だったが、今度は人狼ゲーム クレイジーフォックスを鑑賞です。

生死を懸けた「人狼ゲーム」に否応なく参加することになったわたし(高月)は、狐のカードを引き当てる。その札はゲーム終了の時点で生き残るか、人狼と村人が同じ人数になった時点で彼女の勝利となるものだった。逆に狐は、予言者の占いの対象になると死亡するという。そんな状況の中、彼女はある少年(柾木)に好意を抱く。

桜庭ななみの「人狼ゲーム」(★★☆☆☆)⇒土屋太鳳の「人狼ゲーム ビーストサイド」(★★★★★)と来てこの作品です。
※番外「リアル人狼ゲーム 戦慄のクラッシュ・ルーム」は☆☆☆☆☆でその年の日本映画自己ワーストでしたが。

前作と同じく、人狼と村人以外に「預言者」「用心棒」は居ますが、「共有者」は無くなってます。
その代わり、「霊媒師」(処刑された者が人狼だったのか村人だったのか分かる)と「狐」(人狼でも村人でもない。人狼に襲撃されても死なないが、預言者の占いの対象になると死亡)というキャラが加わっている。
この「狐」が非常に重要な設定なのは誰が見ても分かるでしょう。
人狼・村人どっちから見ても、相手を全滅させても狐が残ってたら狐の勝ちだし、人狼と村人が同数になっても狐の勝ちなのだ。
しかも人狼から襲撃されても死なないという強力な特典付きだ。
自分はこの設定を聞いた時、「まず最初にする事は、予言者が狐を見つけ、殺す事」が最優先だと思いましたよ。
しかし、ある意味当然だが、狐は主役の高月だと言う事が最初から明かされる。
「こりゃあ狐は死なないな。やっぱ主役だし・・・」と少々ガッカリします。

まあ仮にこんな状況になったら、小僧小娘たちなら冷静に分析できないのも当然。
最初は要するに「何だか気に入らないヤツ」「何となくその場の流れで」という感じで投票で選んで死なせていく。
一方で、3人居るはずの人狼から2人はやっぱり最初から「人狼だ」という状況を画面には映し出してくる。
そのうち1人は予言者として名乗りを上げていた者だ。
この事で、予言者が誰かもだいたい分かる感じになる。

このへんの「この人は何者?」という推理は比較的易しめに出来ている感じで、慌てずに考えればだいたい分かります。
こういうのは、あまり難しくしすぎたりヒントが乏し過ぎると謎解き興味が湧いてこないし、簡単すぎても面白くないので、個人的にはちょうどいい感じでした。
ただ、終わってみれば「用心棒」「霊媒師」の出番がほとんど無かったので、駆け引きが多少単純になってた所は勿体なかったかな。

そして最後は人狼2人、村人2人、予言者1人、狐1人が残っての投票になる。(預言者は村人でもあります)
こうなると、結末は以下の3通りの1つになる。
・人狼が選ばれると人狼が1人死に、ゲーム継続
・村人(予言者含む)が選ばれると、人狼も村人も同数になるので、狐を残して全員死んで終わる。
・狐が選ばれると、狐死亡でゲーム継続。
ここで「村人に投票」は絶対にしてはいけない行動なのは明らかなので、狐を殺さないといけないのだ。
少なくともこの時点で誰が人狼なのかはバレてるのだから、村人3人が狐と思われる者、あるいは自信がなければ人狼である事を告白済みの者を指名すればとりあえず死なないはずなのだが、前作同様にある者が意外な指名をする事
で意外な結末を迎える事になる。

前作同様の展開ではあるが、今回の方が「寝返る理由」が今いち薄い気がするんだよね・・・。
誰がどういう理由で寝返るのかは劇場で確かめて欲しいが、自分には「これは無理やりにでもどんでん返ししたいだけだろ」とちょっと白けました。
やっぱりちゃんとした動機が無いとどんでん返しも成り立たないと思うんですよね・・・・。

そしてもう一つ、この映画では主人公の高月がある男の子に一目惚れしている設定なのだが、今ひとつその設定が生かされていない気がします。
そもそも、高月が「彼と生き残りたい」と呟くが、狐と誰かが一緒に生き残るって事は不可能なんだから、その葛藤ももう少し入れても良かったと思いますよ。

とは言え、全体的にはまあまあ頭も使えるし、程よく謎解き(誰が何の役か)も楽しめると言う事でこの採点です。
そしていつものように女の子採点です。
・高月彩良:まずまず頑張ってた。最後の「何見てんだよ!!」も気合入れてるが、劇中は思ったほど印象に残って来ないか?
・冨手麻妙:ある意味、高月よりも美味しい場面はあった。それはやっぱり人狼ゆえに「殺人シーン」があるから。ホラー的にはやっぱり必要な要素です。
・萩原みのり:「神さまの言うとおり」では美味しい場面をもらっていたが、この作品では可愛いだけでした。
・村上穂乃佳:「〜ッスけど」という喋りが印象的。もっとヒール(悪役)的な性悪な感じが出たら面白かった。今度は普通の女の子役で観てみたい。
・藤井武美:殺されっぷりが良かったのが見所だったが、キャラとしてはちょっと弱かったかな。
・山根綺:せっかくスパイシーな役柄だったのに早々に死んでしまって残念。可愛かったのになぁ。

まあ、ハッキリ言って若手俳優ばかりの低予算映画ですよ。
でも、家でレンタルで観るレベルであれば十分に面白いです。
映画館は無理って人でも、ぜひ前作「ビーストサイド」も合わせて観てみて欲しいです。

ところでこの映画、「R15+」なんだけど、まあ血は少しは出てるけど、言うほどの残酷シーンは皆無だと思うので、グロ耐性が低い人でも大丈夫だと思いますよ。

◆パンフレット:B5判・16頁(主題歌CD付きだが、パンフ自体はペラッペラの薄紙)・756円

人狼ゲーム クレイジーフォックス

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