映画感想を中心とした管理人の戯言です。
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【15-025】ソロモンの偽証<後篇・裁判> ★★★★☆
category: 2015年の映画レビュー | author: moeru-movie
前篇に続いてソロモンの偽証<後篇・裁判>を鑑賞。

男子中学生・柏木卓也(望月)の転落死以降、殺人を告発する目撃者からの手紙、過熱報道、連鎖していく事件により学校は混乱していたが、大人たちは保身に走る一方だった。生徒の一人・藤野涼子(藤野)は自分たちで柏木卓也の死の真相を突き止めようと動きはじめ、学校内裁判が開廷される。人間の底知れぬエゴや欲望、悪意が渦巻く中、少女が学校内裁判の果てに見たものとは……。

前篇は約2時間。そしてこの後篇は約2時間30分と、続けて観るにはボリューミーな尺です。
しかし、結論から言うと、思ったほどの長尺を感じさせない面白い作品でした。

と言っても、さすがに前篇も公開前なのに後篇のネタをバラす訳には行かんよな・・・・。
記事に「ネタバレ」と入れるだけで閲覧カウントが上がるのは分かっていてもこの記事ではネタバレは自粛します。

まずサブタイトル通り、この後篇の筋立ては、概ね「学校内での生徒主催の裁判」を中心に進みます。
※ちなみに、特に前篇の復習シーンもなく、普通にフワっと後篇は始まります。
ここで「現実には有り得ない」と突っ込んでしまったらこの映画は成り立ちません。
現実には有り得なくとも、もし生徒がガチ裁判に匹敵する「裁判ごっこ」を行ったら・・・という空想で楽しむのが吉と言うものでしょう。
実際、この「裁判ごっこ」には、柏木くんの捜査を担当している現職警官(田畑智子)や校長(小日向)、目撃者や生徒が日替わり(裁判は足掛け5日に渡って行われます)で「証言台」に立って色々喋りますが、現実的にはそれは無いでしょう。
その証言を元に、事件前後の出来事が回想されるという形です。

元々この裁判は「クソ不良の大出が柏木くんを突き落して殺害したのか?」というのがメインでしたが、ネタバレはしませんが、この「裁判ごっこ」によって、一応は綺麗に決着します。
う〜ん、少しはこの決着に関してレビューしたいんだけどなぁ・・・・ネタバレ無しにすると何も書けないですよ。
まあ、一つ言うなら「意外性も無く、想像の範囲だったな」と言う事です。
裁判の最終日には、意外な人物が証人喚問されるという展開はあったものの、その伏線は前篇から張られてた事もあり、さほどの驚きはありません。

まあこの裁判篇は、単に「真相は何か?」を突き止めるサスペンスではありません。前篇と同じく「人間ドラマ」ですよ。
特にこの後篇では、柏木くん自身や、クソ不良の弁護を買って出た榊原くんといったキャラも更に深掘りされ、それはそれで楽しめます。

しかし!!!

何と言っても、樹理ちゃんと松子ちゃんですよ。
前篇で事故死してしまう松子ちゃんが死の直前に樹理ちゃんと会って何が話されたか?と言う事が、樹理の「証言」で明らかになりますが・・・・・涙腺超崩壊のドツボにはまって号泣です!!!
もうね、松子ちゃんが可哀想で可哀想で、悲しくて切なくてね・・・。
樹理ちゃん役の石井杏奈も松子ちゃん役の富田望生も、揃ってこの後篇上映前の舞台挨拶で「松子の最期のシーンが見所」としていたけど、いやいや、予想の遥か上を行く涙シーンに思わず「もうこの2人のシーンだけで5つ星あげたろか」と思ったほどでした。

更に!!!

榊原くん(大出の「弁護士」です)による大出への「尋問」(繰り返しますが、榊原くんは大出の弁護士です!)シーンもね・・・これも泣けます。
前篇の記事で書いたけど、自分より弱い者に暴力をふるっていたクソ不良の悪行を糾弾するその内容は、まさに川崎の中1殺人事件とオーバーラップして、ホントに辛いの切ないので大変です。

そんなわけで、意に反して泣けるシーンが複数あったと言う意外な展開でしたが、まあやっぱり裁判自体はさすがにリアル裁判(リアル検事・リアル弁護士・リアル裁判官・リアル陪審員)でない「裁判ごっこ」だっただけに、さほどの意外性も無かった(でも退屈と言う事では無いですよ)所を迷いに迷って減点としました。

そしてこの後篇が終わってエンドロールに流れるのは、U2の「ウィズ・オア・ウィズアウト・ユー」。


う〜む、名曲だよね。(木村拓哉と中山美穂のドラマ「眠れる森」の主題歌でもありました)
好きな曲なので、うっとりと聴き入って余韻に浸って・・・と言いたいけど、長時間の鑑賞を終えてさっさと帰る人の波にその余韻がかき消されたのが残念でした・・・

この後篇の公開は4月11日です。
3月7日公開の前篇から1ヶ月以上先になりますが、まあ前篇を観た方は必ず後篇も観る事でしょう(前篇だけで止めたら何もなりません)から、よく前篇の内容を心に刻んだ上で後篇に臨んでください。

最後に・・・小日向校長と、松重豊先生は素敵過ぎる!!

◆パンフレット:本日は未発売

ソロモンの偽証

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