2013.11.20 Wednesday/00:05 |
【13-122】サプライズ ★★★☆☆ |
category: 2013年の映画レビュー | author: moeru-movie |
やっぱりホラーが上映されていると観てしまう性が炸裂し、サプライズを観てみた。
両親の結婚35周年をみんなで祝福するため、息子のクリスピアン(AJ・ボーウェン)と恋人エリン(シャーニ・ヴィンソン)をはじめ、久しぶりに家族が顔を合わせる。だが、彼らの一家団らんの時間は、ヒツジやキツネやトラのマスクをかぶった集団が押し入ったことにより突如終わりを告げることになる。いきなりの襲撃に誰もがパニック状態に陥るが……。
まあいわゆる「侵入系不条理ホラー」なのかな?と思いましたよ。
「ファニーゲーム」及び「ファニーゲーム U.S.A」、「ストレンジャーズ 戦慄の訪問者」「スペイン一家監禁事件」など、似たような作品は何本もありました。
だいたいそういうのはシアターNで上映されるような位置付けなんですが、この映画は、何とTOHOシネマズ六本木ヒルズで観ております。
シアターNテイストのB級ホラーが六本木ヒルズって・・・(; ̄Д ̄)
そして「マスク」と来れば、もはや殺人キャラには欠かせないアイテムです。
ところがこの映画で使われるマスクは安物っぽくて視界も悪そうで、パッと見は先日公開された邦画の「JUDGE ジャッジ」とよく似ているので、何だか色々な所で二番煎じ感が拭えません。
(作られたのはJUDGEよりもこちらの方が先なんだろうけどね)
さて、話の方は、前半の家族団欒・・・と思いきや、兄弟間の仲が悪い所などをダラダラと流してホラーらしくない展開ですが、ちょっと興味を持って観ていると、侵入犯が何者なのかが分かるヒントがあったりします。
そんな事には気も留めずに観ていると、いよいよ動物マスクの一味がボウガンを使って遠隔攻撃したり、家に侵入を試みたりします。
いったい誰が?何の目的で??・・・・こういった映画の場合「理由なんか無い。襲いたかっただけ」という不条理なものから「ターゲット人物への怨恨」などの「しっかりとした動機」があるものまで色々ですが、この映画については後者になるのでしょうか。
何度か音でビックリさせるばかりで目新しさは無いかと思ってたら、家族の中の大人しそうな女性が実はサバイバルキャンプを経験していて、まるで女ランボー並みに相手に反撃を開始します。
この戦いの図式で見えるのが「覆面侵入男たちは意外と弱い」という事で、サバイバルを経験しているお姉ちゃん1人に徐々にやられていきます。
何かこうなってくると「侵入ホラー」と言うよりも「ホラー版ホーム・アローン」みたいです。
グロ度で言うと、それ程でも無い(俺様基準なので、普通の人は十分グロいと感じるかも)が、とにかく「痛い」と思わせる殺し方・傷つけ方がある意味爽快です。
刃物で首を切り裂くとか、張られたワイヤーに向かって走って行ったおかげで首スパーっ!とか、足の裏に五寸釘グッサー!とか、何かすごくゴツくて重そうなもので顔面ボコボコとか・・・・ごちそうさまです。
そして終盤は意外な黒幕が・・・・って、その頃にはだいたい予想がついちゃうようなオチです。
「サプライズ」なんていう勝手な邦題を付けてますが、自分は全然サプライズにはなりませんでした。。。。
そんな訳で、終わってみれば直球ドストライクなホラーだけど、その反面、邦題とは裏腹に意外性と言う面では期待値よりも低かったのでこの点数です。
結局、冒頭で殺された隣人は何で殺されたのか今イチ分からない(動機が無いような・・)けど、映画の掴みで殺されただけと勝手に解釈します。
そしてラストは「ナイト・オブ・ザ・リビングデッド」へのオマージュだったのでしょうか・・・・??
◆パンフレット:B5判・24頁・700円
よろしければポチっと投票お願いします。⇒
両親の結婚35周年をみんなで祝福するため、息子のクリスピアン(AJ・ボーウェン)と恋人エリン(シャーニ・ヴィンソン)をはじめ、久しぶりに家族が顔を合わせる。だが、彼らの一家団らんの時間は、ヒツジやキツネやトラのマスクをかぶった集団が押し入ったことにより突如終わりを告げることになる。いきなりの襲撃に誰もがパニック状態に陥るが……。
まあいわゆる「侵入系不条理ホラー」なのかな?と思いましたよ。
「ファニーゲーム」及び「ファニーゲーム U.S.A」、「ストレンジャーズ 戦慄の訪問者」「スペイン一家監禁事件」など、似たような作品は何本もありました。
だいたいそういうのはシアターNで上映されるような位置付けなんですが、この映画は、何とTOHOシネマズ六本木ヒルズで観ております。
シアターNテイストのB級ホラーが六本木ヒルズって・・・(; ̄Д ̄)
そして「マスク」と来れば、もはや殺人キャラには欠かせないアイテムです。
ところがこの映画で使われるマスクは安物っぽくて視界も悪そうで、パッと見は先日公開された邦画の「JUDGE ジャッジ」とよく似ているので、何だか色々な所で二番煎じ感が拭えません。
(作られたのはJUDGEよりもこちらの方が先なんだろうけどね)
さて、話の方は、前半の家族団欒・・・と思いきや、兄弟間の仲が悪い所などをダラダラと流してホラーらしくない展開ですが、ちょっと興味を持って観ていると、侵入犯が何者なのかが分かるヒントがあったりします。
そんな事には気も留めずに観ていると、いよいよ動物マスクの一味がボウガンを使って遠隔攻撃したり、家に侵入を試みたりします。
いったい誰が?何の目的で??・・・・こういった映画の場合「理由なんか無い。襲いたかっただけ」という不条理なものから「ターゲット人物への怨恨」などの「しっかりとした動機」があるものまで色々ですが、この映画については後者になるのでしょうか。
何度か音でビックリさせるばかりで目新しさは無いかと思ってたら、家族の中の大人しそうな女性が実はサバイバルキャンプを経験していて、まるで女ランボー並みに相手に反撃を開始します。
この戦いの図式で見えるのが「覆面侵入男たちは意外と弱い」という事で、サバイバルを経験しているお姉ちゃん1人に徐々にやられていきます。
何かこうなってくると「侵入ホラー」と言うよりも「ホラー版ホーム・アローン」みたいです。
グロ度で言うと、それ程でも無い(俺様基準なので、普通の人は十分グロいと感じるかも)が、とにかく「痛い」と思わせる殺し方・傷つけ方がある意味爽快です。
刃物で首を切り裂くとか、張られたワイヤーに向かって走って行ったおかげで首スパーっ!とか、足の裏に五寸釘グッサー!とか、何かすごくゴツくて重そうなもので顔面ボコボコとか・・・・ごちそうさまです。
そして終盤は意外な黒幕が・・・・って、その頃にはだいたい予想がついちゃうようなオチです。
「サプライズ」なんていう勝手な邦題を付けてますが、自分は全然サプライズにはなりませんでした。。。。
そんな訳で、終わってみれば直球ドストライクなホラーだけど、その反面、邦題とは裏腹に意外性と言う面では期待値よりも低かったのでこの点数です。
結局、冒頭で殺された隣人は何で殺されたのか今イチ分からない(動機が無いような・・)けど、映画の掴みで殺されただけと勝手に解釈します。
そしてラストは「ナイト・オブ・ザ・リビングデッド」へのオマージュだったのでしょうか・・・・??
◆パンフレット:B5判・24頁・700円
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