映画感想を中心とした管理人の戯言です。
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【13-115】ばしゃ馬さんとビッグマウス ★★★★☆
category: 2013年の映画レビュー | author: moeru-movie
公開2日目のばしゃ馬さんとビッグマウスを鑑賞。

次々と脚本コンクールに応募するものの、一次審査すらも通らない34歳の馬淵みち代(麻生)。そんな彼女と同じシナリオスクールに通う26歳の天童義美(安田)は、自分の作品をほとんど書いたことがない割には、常軌を逸した毒舌で他人のシナリオを酷評する。そんな彼らが出会ってしまい、何と天童がみち代にほれてしまう。嫌味な自信過剰男だと自分を嫌うみち代に認めてもらおうと、ついにシナリオを書くことを決意する天童。意外な彼の真摯な姿に、みち代も心を開き始めるが……。

まず最初に、この映画は舞台挨拶付きではありません。
先週の『人狼ゲーム』上映回とこの映画のチケット発売が被ってしまったのでしゃーないです。

さて、この映画は『純喫茶磯辺』『さんかく』の吉田監督の新作です。
前述2本は自分もお気に入り(共に★4つ)なので、楽しみにしていました。
今回の映画は、自分をモデルにしている所も多いそうだが、『努力は必ず報われる』『夢は叶う』という某グループの某誰かさんが大好きな言葉に対する「現実」を描いているとも言える。
ちなみに、その某グループの元メンバーが、舞台挨拶で「別に」と発言する女優役(実名)で出ていますwww。

話としては、基本的には「頑張ってるつもりなのに、ちっとも上手く行かない」という流れでずっと続きます。
現実としては、全くもってあの通りであり、本当の成功者と言うのは一握り・・・いや、一つまみしか居ないんでしょう。
でも、吉田監督自身は「成功した人」の部類に入るでしょ。
だからと言って映画も最後に「成功」で終わるのもあざといし、結局芽が出ずに終わると言うのも救いが無い。何か微妙な気持ちでしたよ。
最後のシーン(授賞式のシーン)は「お!やったか!?」と思ったんだけどね。。。でも、もうあのシーンでは吹っ切れてる感が出てたのが救いです。

そんな「努力する」→「応募する」→「全然引っかからない」→「また書く」の繰り返しだけだと単調になるからね。
そこで天童との絡みと、元カレ(岡田)との絡みを入れ込んでアクセントは付けています。
まずは天童こと安田くん。
うーん、男の自分から観ると、チャラいっぽいし能書きばかりのお調子者な所がうざいかな。
もちろん、そういうキャラ設定だからこそ終盤の描写が生きるって事も分かるんだけどね。
それならばむしろ元カレとのエピソードの方が色々考えさせられる。
俳優の夢を諦めて介護施設で働くカレの家に転がり込んでからの長回しシーン(からのラブシーン)はなかなか良いシーンでした。(何と29テイク撮ったそうな)

そしてそして麻生久美子です。
既に『純喫茶磯辺』でも素晴らしい撮り方をしていた吉田監督ならではで、「麻生久美子の見せ方を分かってるな〜」と感心しました。
正直言って、この映画の中の麻生久美子は格好悪いです。泥臭いです。でも精一杯生きてます。
派手さの無い麻生久美子ならではのハマり役では無いでしょうか。

『叶う人の何十倍も諦めている人が居る』
『夢を叶えるのが難しい事は分かっていたが、諦めるのってこんなに難しいの?』

うんうん、「夢を諦める」っていう方にもドラマがあるよね。
ま、夢という夢なんて持って無かったダメな自分には分からないところですが・・・・。

◆パンフレット:B5判・24頁・600円(封筒入り)

ばしゃ馬さんとビッグマウス

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