2013.10.06 Sunday/23:01 |
【13-105】謝罪の王様 ★★☆☆☆ |
category: 2013年の映画レビュー | author: moeru-movie |
初日舞台挨拶を逃した謝罪の王様を1週遅れで鑑賞。
依頼者たちに代わって謝ることで、彼らが抱える多種多彩なトラブルを収束する東京謝罪センター所長、黒島譲(阿部)。ヤクザの車と追突事故を起こし、法外な賠償金の支払いを迫られていた帰国子女・典子(井上)は、彼に助けられたのがきっかけでセンターのアシスタントとなる。二人は、セクハラで窮地に陥った下着メーカー社員の沼田(岡田)、あるエキストラの起用で外交問題を起こしてしまった映画プロデューサー・和田(荒川)など、さまざまな顧客に降り掛かる問題を謝罪で解決していく。
自分は、「観る」と決めている映画のレビューを鑑賞前に目にすることはありません。当然ですが、変な先入観を持たないようにするためです。
そして鑑賞後は、レビューをチェックしつつ、自分が感じた事と差を楽しみます。
割と捻くれた見方をする事が多いので、世間一般と合わない事も珍しくないのですが、この映画に限っては、まさに皆が書いている事と全く同じ事を思いながら劇場を出ていました。。。。。
まあ、ざっくり書いちゃうと
・おもろくない
・前半はまだしも、後半のマンタン王国の下りがダメダメ
・何じゃあのエンドロールは!?
の3点に集約されるでしょう。
その中でも、やっぱり2番目だよね。
ヤクザの車にぶつけたとか、セクハラで訴えられたと言う話は現実的には「あるある」ネタなんだけど(その解決法は「ないない」だけど)、このマンタン王国話だけは全く現実感も無く、その上「ワキ毛ボーボー」で引っ張り過ぎているが為に、客席からは何の笑いも起きていないのに、あたかもウケまくっているかの如くワキ毛連呼。
いや〜、滑ってるギャグを繰り返し見せられるこっちの身にもなって下さいよ
AKB横山由依が観てたら「謝って下さい」ってマジレスするよ、きっと。
いやね、本当に、まだCASE.3あたりまでは見られたし、「謝罪」という行為に対する鋭い見解なんかもさりげなく入ってたりしたんだけどね、このマンタン王国のパートに関して言えば、星は1か0かのレベルですよ。
全く現実離れをした話に乗せて、寒いスベリギャグを連呼されちゃあ、前半で少しは面白かった部分も吹っ飛ぶと言うものです。
それなら、開巻早々ぶっこんできた映画「ヘルシー・スケルトン」初日舞台挨拶での金髪女優の「別に」を始めとする暴言トークの方がまだ面白かったぞ!
(何とこの沢尻をDisってるかのような1シーンの為だけに川口春奈をキャスティングすると言う贅沢)←あれを川口春奈だと分からない人も結構いるのでは?
と、既に本編内容の事を語るのを止めてキャストの方に話を変えているが、まあ阿部サダヲは無難ですよ。
この手のコテコテのバカ話には似合ってるね。
でも、やはり目が行くのは女優陣。
井上真央は、今までに無い頭の弱そう(その割には態度は大きいSキャラ)な女を演じきっていました。
いや〜、あんなピンクのレオタード着られちゃあ「おっ!」って思いそうだけど、何かあのレオタードってエロ度はゼロだったよね。。。
そしてこの映画での数少ない収穫が尾野真千子。
(松雪泰子+尾野真千子)×水田監督と言えば「Mother」だけど、今までこんなコメディ系の芝居をした事ってあったっけ?
メガネ女子姿も良く似合ってるし、眉間に皺を寄せまくったドアップ顔など、やっぱり何をやらせても上手い。
「そして父になる」と同日公開となったが、芝居内容は全然違うのが見所です。
そしてもう一人の「女優」であり、もう一人の「井上」なのがワキ毛ボーボー踊りを披露した井上琳水(りんな)ちゃん。
AKB48「桜の木になろう」PVで、優子の娘役でブランコ押してもらってたあの子(当時は4歳)です。(マニアック過ぎる!)
何か微妙にむかつくksgkなのが良かったね。
そしてそして、最後にあのエンディング。
うん。個人的には好きですよ。「PVとして」はね。
※踊り自体も、微妙に「ワキ毛ボーボー」の振りも組み込んでたのも面白い。
でも、どんな大人の事情だかバーターなのか知らんが、「CASE.7」なんて出しておいて延々アレは無い。
本当にエンドロール出終わってからの「オマケ映像」的な見せ方ならまだ良かったのにね。
ちなみに、このPVの主でもある「E-girls」って、全然知らなかったけど、Dream+Happiness+Flowerの混成なの?
まあ、Dreamと言っても、自分の知っているDreamは長谷部優が居た頃だし、Flowerっていうのは「何!?水野絵梨奈がリーダーだとっ!!」と驚かされたり、Happinessに至っては全く分からん。
アイドルだかダンスユニットだかパフォーマーだか知りませんが、このような形で存在が知られると言うのも良いんだか悪いんだか・・・。
なお、冒頭で「初日舞台挨拶を逃した」と書いたが、抽選に申し込んでいたのは2回目(上映前)の舞台挨拶。
全然知らなかったのだが、この2回目は登壇者が変更になり、キャストは阿部サダヲのみというトホホ加減。
「登壇者が変更になりました。誠に申し訳ございません」というお詫びだけじゃなく、そこは土下座でしょ・・・。
◆パンフレット:A4判・36頁・600円
よろしければポチっと投票お願いします。⇒
依頼者たちに代わって謝ることで、彼らが抱える多種多彩なトラブルを収束する東京謝罪センター所長、黒島譲(阿部)。ヤクザの車と追突事故を起こし、法外な賠償金の支払いを迫られていた帰国子女・典子(井上)は、彼に助けられたのがきっかけでセンターのアシスタントとなる。二人は、セクハラで窮地に陥った下着メーカー社員の沼田(岡田)、あるエキストラの起用で外交問題を起こしてしまった映画プロデューサー・和田(荒川)など、さまざまな顧客に降り掛かる問題を謝罪で解決していく。
自分は、「観る」と決めている映画のレビューを鑑賞前に目にすることはありません。当然ですが、変な先入観を持たないようにするためです。
そして鑑賞後は、レビューをチェックしつつ、自分が感じた事と差を楽しみます。
割と捻くれた見方をする事が多いので、世間一般と合わない事も珍しくないのですが、この映画に限っては、まさに皆が書いている事と全く同じ事を思いながら劇場を出ていました。。。。。
まあ、ざっくり書いちゃうと
・おもろくない
・前半はまだしも、後半のマンタン王国の下りがダメダメ
・何じゃあのエンドロールは!?
の3点に集約されるでしょう。
その中でも、やっぱり2番目だよね。
ヤクザの車にぶつけたとか、セクハラで訴えられたと言う話は現実的には「あるある」ネタなんだけど(その解決法は「ないない」だけど)、このマンタン王国話だけは全く現実感も無く、その上「ワキ毛ボーボー」で引っ張り過ぎているが為に、客席からは何の笑いも起きていないのに、あたかもウケまくっているかの如くワキ毛連呼。
いや〜、滑ってるギャグを繰り返し見せられるこっちの身にもなって下さいよ
AKB横山由依が観てたら「謝って下さい」ってマジレスするよ、きっと。
いやね、本当に、まだCASE.3あたりまでは見られたし、「謝罪」という行為に対する鋭い見解なんかもさりげなく入ってたりしたんだけどね、このマンタン王国のパートに関して言えば、星は1か0かのレベルですよ。
全く現実離れをした話に乗せて、寒いスベリギャグを連呼されちゃあ、前半で少しは面白かった部分も吹っ飛ぶと言うものです。
それなら、開巻早々ぶっこんできた映画「ヘルシー・スケルトン」初日舞台挨拶での金髪女優の「別に」を始めとする暴言トークの方がまだ面白かったぞ!
(何とこの沢尻をDisってるかのような1シーンの為だけに川口春奈をキャスティングすると言う贅沢)←あれを川口春奈だと分からない人も結構いるのでは?
と、既に本編内容の事を語るのを止めてキャストの方に話を変えているが、まあ阿部サダヲは無難ですよ。
この手のコテコテのバカ話には似合ってるね。
でも、やはり目が行くのは女優陣。
井上真央は、今までに無い頭の弱そう(その割には態度は大きいSキャラ)な女を演じきっていました。
いや〜、あんなピンクのレオタード着られちゃあ「おっ!」って思いそうだけど、何かあのレオタードってエロ度はゼロだったよね。。。
そしてこの映画での数少ない収穫が尾野真千子。
(松雪泰子+尾野真千子)×水田監督と言えば「Mother」だけど、今までこんなコメディ系の芝居をした事ってあったっけ?
メガネ女子姿も良く似合ってるし、眉間に皺を寄せまくったドアップ顔など、やっぱり何をやらせても上手い。
「そして父になる」と同日公開となったが、芝居内容は全然違うのが見所です。
そしてもう一人の「女優」であり、もう一人の「井上」なのがワキ毛ボーボー踊りを披露した井上琳水(りんな)ちゃん。
AKB48「桜の木になろう」PVで、優子の娘役でブランコ押してもらってたあの子(当時は4歳)です。(マニアック過ぎる!)
何か微妙にむかつくksgkなのが良かったね。
そしてそして、最後にあのエンディング。
うん。個人的には好きですよ。「PVとして」はね。
※踊り自体も、微妙に「ワキ毛ボーボー」の振りも組み込んでたのも面白い。
でも、どんな大人の事情だかバーターなのか知らんが、「CASE.7」なんて出しておいて延々アレは無い。
本当にエンドロール出終わってからの「オマケ映像」的な見せ方ならまだ良かったのにね。
ちなみに、このPVの主でもある「E-girls」って、全然知らなかったけど、Dream+Happiness+Flowerの混成なの?
まあ、Dreamと言っても、自分の知っているDreamは長谷部優が居た頃だし、Flowerっていうのは「何!?水野絵梨奈がリーダーだとっ!!」と驚かされたり、Happinessに至っては全く分からん。
アイドルだかダンスユニットだかパフォーマーだか知りませんが、このような形で存在が知られると言うのも良いんだか悪いんだか・・・。
なお、冒頭で「初日舞台挨拶を逃した」と書いたが、抽選に申し込んでいたのは2回目(上映前)の舞台挨拶。
全然知らなかったのだが、この2回目は登壇者が変更になり、キャストは阿部サダヲのみというトホホ加減。
「登壇者が変更になりました。誠に申し訳ございません」というお詫びだけじゃなく、そこは土下座でしょ・・・。
◆パンフレット:A4判・36頁・600円
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