映画感想を中心とした管理人の戯言です。
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【13-073】讐 〜ADA〜 絶望篇(ネタバレ) ★★★★☆
category: 2013年の映画レビュー | author: moeru-movie
先ほどの戦慄篇に続いて讐 〜ADA〜 絶望篇も当然鑑賞。

進学塾として名高い閃光塾に入ったものの、その異様な授業風景に恐れをなしてしまった市川美保(仙石)。そんな彼女に田村遥(相楽)が、優しく声を掛け、手を差し伸べてくる。安らぎを感じる美保だったが、かねてから閃光塾に対して反抗的だった遥を模範塾生の渡辺夕子(佐藤)が敵視するようになり、ある事件が起きてしまう。それがきっかけで遥という親友を亡くした美保は、復讐代行業を営むサクラ(村上)の協力を得て報復を開始。最終ターゲットである夕子に迫っていく。

第一部の戦慄篇では「何が美保をあそこまで憎悪の塊にしたのか?」「美保がした『酷い事』とは何だったのか?」といった肝心な所が明かされないまま映画は終わった。
そしてこの絶望篇ではその謎がキッチリ明かされる。

虐められてた経験を持ち、塾にも馴染めなさそうな美保に声をかけて気遣ってくれた遥。
美保にとって初めて出来た「友達」なのに、その遥と敵対していた夕子一味によって処女だったのに輪姦されてしまった遥。
心配して訪ねてきた美保に「明日から塾に行くから」と言ったその日に自ら命を絶ってしまった遥。
やっと出来た大切な友を奪われた美保はレイプに関わった5人(当然夕子も含む)を殺そうと動き始める訳だ。
一部では「理不尽な暴力に晒されて可哀想な女の子」的なキャラだった夕子だが、実はとんだ性悪女で、暴力殺人魔の頭のおかしな奴と思っていた美保の方が辛い目に遭っていたと言うように話が逆転しています。

そして映画は間もなく美保らが塾に侵入してからの一連の展開に突入します。
一部では常に夕子の側からのPOV映像でしたが、今度は反対側、つまり美保の側から夕子とカメラ(塾のPR撮影用カメラね)を普通の撮影法(当然手ブレ無し)で撮っている点も逆転している所です。

それ以降は概ね一部で描かれた話を視点を変えてひたすら復習します。
全く同じシーンなのに「事件の前」(遥の自殺まで)を描いている事と、塾侵入以降のカメラ視点が変わる事で全く異なる印象を持たせています。

まあね、細かい事を言っちゃうと突っ込み所は少なく無いんですよ。
特にサクラね。
遥を回しちゃった男(顔にあざがある男と首筋にクモのタトゥーがある男)をあっという間に見つけちゃうし、まあそれは「ネットを駆使すれば簡単に割れるかもね」と思う事にしたのでいいのですが、夕子の母ちゃんを襲うのはまだしもアジトにどうやって運んだんだ?とかね。
はい。ナンセンスなツッコミでした。反省。

そんな訳で、第一部を見ていると、「1つの事件でも、色々な背景によって全く違った見え方になる」というふうに楽しめます。
この映画に関しては、NGパターンは
・一部だけ観てやめる⇒これでは意味がありません!一部は(時間軸では二部より後だが)二部の序章に過ぎません。
・二部から先に観て、それから一部を観る⇒二部を先に観ちゃう時点で一部も観ているようなものなので意味が薄い
でしょう。
それならむしろ「二部だけを観る」方がまだマシではないかと考えます。

そして一部もですが、この映画は割とグロいシーンもあります。
もちろんホラー慣れ(またはグロ麻痺)している自分には温すぎるグロですが、結局最後に主役の夕子(佐藤綾乃)がかなりエグい殺され方をするのは加点要素です。
ホラー映画においてアイドルが美しく死んじゃいけません。
可愛い子ほど残酷にグチャグチャにしてやるのがいいんです。(毎度毎度のドS発言に対する苦情は受け付けません)
アイドルがアイドルを捨ててやり切る事が大事なんですよ!
そういう意味では佐藤綾乃ちゃんは頑張りました。

あ、そうそう。相楽樹ちゃんも出番は少なめだったけど「遥△」と心の中で拍手しました。
色んな葛藤があって最後に「死」に向かったと言う役は、その「死」は直接描かれないだけに芝居としては難易度が高いと思いましたが、頑張って演じてたんじゃないかな。個人的には好評価です。←少し贔屓入ってる。

そんな訳で、一部単独では採点が低かった所ですが、二部で盛り返して、トータルでは3.5点前後です。
アイドルホラーとしても及第点であるとしておきましょう。
白石監督の次のホラーにも期待!

◆パンフレット:販売無し

讐 ADA

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