映画感想を中心とした管理人の戯言です。
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【13-064】俺はまだ本気出してないだけ ★★☆☆☆
category: 2013年の映画レビュー | author: moeru-movie
公開初日の俺はまだ本気出してないだけを早速鑑賞。

子持ちで離婚歴がある42歳、大黒シズオ(堤)。ある日、彼は「本当の自分を探す」と何も考えずに会社を辞めてしまう。だが、ゲームばかりの毎日を送り、同居する父親の志郎(石橋)から怒鳴られてばかり。そんな中、本屋で立ち読みをしていたシズオは漫画家になろうと決意し、志郎と娘の鈴子(橋本)に熱く夢を語る。しかし、出版社に原稿も持ち込むも不採用。さらに、生計を立てようとファストフード店でバイトするが、ミスを繰り返し、さらにはバイト仲間から店長というあだ名を付けられてしまう。

「本気出してないだけ」と言いながらもグダグダし、「本気出した」と言いながらも手ぇ抜いてるダメオヤジの映画です。
ハッキリ言って、こんなグダグダしたちゃらんぽらんな中年の姿を1時間45分も見せられて苦痛でした。つまんないよ。

この映画の主題は何なんでしょう?
堤は結局ちゃんとしたデビューを飾った訳でも無く、「本気出したら凄いんだぜ」という証明にもなってない。
堤&橋本の親子にしても、橋本が不自然なくらいにしっかりしてるかと思えば高校生なのに風俗でバイト?無理ありすぎでしょ。
で、「あんなバイトやめろ」と言っただけで、あとは「お父さん」と呼ばれた事に感激して涙が・・・・出ねぇぇぇぇぇ!!
っつーか、あの一家の収入源は何だったんだ?親父(石橋)の年金とJK娘の風俗バイト代?笑えません。
生瀬&水野の話も本編とは何ら関係無い上に、唐突に仲が戻っているのも納得が行かない。
山田孝之にしても、あれだけのコミュ障の暴力男がアッサリ真人間になりすぎ。(まあ、これは面白かったからまだいいけど)
結局、一番面白かった(場内が最もウケてた)のは、エンドロールも最後まで出終ってから映し出された字幕(ファーストキッチンのアレね)というのも情けない話です。

ひょっとして、これは製作する側も本気出してないって事?
観る側も本気出して観ちゃダメって事?と勘繰りたくもなりました。
福田監督と言う事で、ムロツヨシや池谷のぶえ(メグたんって魔法つかえるの?)が出ているのは恒例だけど、まさか「ミューズの鏡」の縁で起用した指原が公開直後には総選挙センターになってるとは思ってもいなかったでしょう。(ちなみに、撮影当時はあのスキャンダル直後とかwww)

福田監督は、「コドモ警察」や「変態仮面」は面白かったけど、キャストの格が上がって無理したのか、そもそもこの原作を映画にした事自体に無理があったのか・・・・いずれにしてもガッカリしました。
ゆるい笑いは好きなんだけど、この映画のカラーが合わなかったって事ですかね・・・・。

◆パンフレット:A5判冊子タイプ・42頁・700円

俺はまだ本気出してないだけ

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