映画感想を中心とした管理人の戯言です。
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【13-059】奇跡のリンゴ ★★★★☆
category: 2013年の映画レビュー | author: moeru-movie
公開初日の奇跡のリンゴを鑑賞。

1975年、秋則(阿部)は青森県弘前市で妻の美栄子(菅野)と共にリンゴを栽培していた。彼は、年に十数回にわたり散布する農薬が原因で皮膚に異常をきたしてしまい、寝込むこともある妻の体を心配して無農薬でリンゴを育てることを心に誓う。だが、農薬を使わないリンゴ栽培はその当時「神の領域」ともいわれ、実現するのは絶対無理だと思われており……。

実話なんですよね。こういう映画は評価しづらい。
何かネガティブな事を書けば、実在の人を否定する事にもなる。
だけど、あくまでも「映画」として客観的に評価する事も必要だと思うのです。
と、そう書くと何か酷評するんか?と思われるかもしれませんが、そうではありません。一応は全体的には良かったと言う印象ではあります。

しかし、この映画の柱は何だったんだろうか?
「プロジェクトX」的な「無農薬リンゴ成功物語」なのかというとNOだろう。
きっと木村ファミリーの絆ストーリーがメインなんだよね?
それにしては、ファミリーと言う「族」ではなく、木村秋則という「個」にスポットを当てすぎていたのが少々アンバランスに感じたのです。
いったい東京で野宿中に襲われ盗まれるエピソードを入れる意味がどこにあるのだろう?
そういう「個」のエピソードでなく、夫婦の、父娘のストーリーを見たかったです。
それに、貧乏っぷりを散々描いていたが、結局リンゴが収穫される何年後かまで何とか食いつないでいけたのなら、あそこまでの貧乏アピールも尺の無駄に感じましたよ。

そんな絆ストーリーの弱さが目についてしまったが故に、リンゴ成功物語の方も、何だかなぁという気持ちが出てしまったのは自分の中でも残念でした。
と言うのも、無農薬化決断のきっかけも古書店で偶然見つけた1冊の本だし、土に気付いたのもハッキリ言って偶然。
それ以外は、特に根拠もなく、色々な液体をかけて様子を見るの繰り返し。
こんな無計画な事を延々と11年も繰り返していた事については、正直な所イラつきました。
もちろん、一介の田舎の農家の話なんだから、そんな壮大な物語や科学的な分析は出来ないのは分かっている。
あくまでも映画の話としてどうなのよ?と感じたのです。

そんな違和感を感じながらも、最終的にはまずまず満足して(時には涙さえ流して)見終えたのは、ひとえにキャストの好演があったからでしょう。
中でも抜群に心に響いたのが山崎努さんの演技。「素晴らしい」その一言です。
菅ちゃんも相変わらず上手いね。予告編でもある「むのうやぐ〜?」という方言も微笑ましい。
阿部さんはいつも通りでさほど印象が残らなかったのは、山崎&菅野の父娘が素晴らし過ぎたからか。
その菅ちゃんのJK時代を演じた飯村未侑ちゃんが出番は少なかったけど可愛さ抜群でした。
更に、3人娘の長女がどこかで見た子だと思ったら、「パーマネント野ばら」で菅ちゃんの娘だった子で、同映画の舞台挨拶でも見ていた畠山紬ちゃんではないか!
(更に言うと、「はやぶさ/HAYABUSA」では竹内結子の子供時代も演じていた)

そんなわけで、皆さんは自分のように捻くれた見方をしなくていいです。
ご家族で、夫婦で親子で観に行ってはいかがでしょうか。とりあえず泣けるとは思いますよ。

◆パンフレット:小型ジャケットサイズ・36頁・600円

奇跡のリンゴ

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