映画感想を中心とした管理人の戯言です。
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【13-051】旅立ちの島唄 〜十五の春〜 ★★★★☆
category: 2013年の映画レビュー | author: moeru-movie
密かに楽しみにしていた旅立ちの島唄 〜十五の春〜を鑑賞。

14歳の優奈(三吉)は、島内に高校がない南大東島で父親(小林)と2人で暮らしている。子どもたちは進学のため15歳で島を出るため、彼女の母親(大竹)も姉(早織)の進学と共に那覇についていったきり戻って来ない。優奈は少女民謡グループ・ボロジノ娘のリーダーを任されたものの、進路のことで思い悩んでいた。

南大東島と言う所をググってみると、沖縄本島より更に飛行機で1時間もかかる所にある「孤島」と言ってもいい島な事が分かる。
なるほど高校も無いというのも分かるし、進学するためには南大東島を離れて本島に生活を移さなければならないのも必然でしょう。
そんな「卒業」までの1年間を描いた今作は「沖縄」という舞台もあってさぞかし泣ける人情ムービーなんだろうなと期待しておりました。

結婚してた姉が出戻ってきて、何やら離婚しそうな雰囲気。
そして母は本島に行ったきり帰ってこない。
そんな中、隣の北大東島に住む彼氏が出来たが、家の事情で家業を継ぐ事にし、一緒の高校に通えなくなる。
そして自身の進学。
こうやって文章にすると多感な年頃に加えて生活面でも色々起き過ぎてドラマが盛り上がりそうだが、全体的にドライな感じと言うか過度に盛り上げる事をせずに俯瞰で捉える感じで物語は進む。

その物語の中心に居るのはもちろん15歳(撮影当時はリアル15歳だった)の優奈(三吉彩花)である。
15歳なのに出戻り姉の心配はするし、お父への気遣いもする。とにかくいい娘です。
それでも、本当のお母を訪ね、家に行くと他の男が・・・と言う場面では受け入れられずに家を飛び出してしまう。
そりゃそうだよね。14〜15歳が見ず知らずのオッサンを前にどうしろと言うのか。

そんな優奈のドラマのクライマックスは2つ。
1つは高校の面接で島に一人残す事になる父親への思い(心配)を吐露する所と、ラストでの島の卒業コンサートでの「旅立ちの島唄」を唄う所である。

面接シーンはそれまでの優奈の心情が分かるシーンでもあり、とても印象に残る所だが、ここも過度に「泣かせ」には走っていない。
そして島唄のシーンも、完全な「泣かせ所」であるにも関わらずとてもドライなのだ。
「この唄は泣いて歌っちゃダメだ」と教えられた為とは言え、あそこまで能面のような無表情で歌わせる事も無いだろうに。
泣きそうになる所を「泣いちゃダメ」と頑張って涙をこらえて歌い上げるという演出はできなかったのだろうかという点が残念である。(そこが減点ポイント)

それはさておき、「アバヨーイ」というその島唄。この唄の歌詞は、その歌う人の家庭環境に合わせるかの如く優奈の家庭にマッチした内容で、あんなのを15歳の娘に歌い上げられたら両親はボロ泣きでしょう。
実際、この場面は自分も完全にお父さん目線。前述のような演出があれば涙腺大崩壊していた事でしょう。
※三吉彩花ちゃんは、実際に三線も弾き、歌も歌っています。(歌は後録りか?)

さて、キャスティングだが、まずはお父の小林薫。
全編通じて抑えめだが、それがまたいい味を出してる。
台詞にしなくても態度や目線で思いは伝わります。

次いでねえねえの早織。
いかにも「お姉さん」っぽいキャラで、あまり主張し過ぎずに物語に存在しており、絶妙なスパイスになっていたよ。

次にお母の大竹しのぶ。
役柄的にはちょっとマイナスのイメージも持たれるかもしれないが、最後に優奈の髪を結いながらの会話は静かながらも胸を打ちます。

そして何と言っても三吉彩花である。
この映画を観ようと思ったのも主役が三吉彩花だからである。
もう冒頭で画面に出てきた瞬間から、その可愛さは周りのどの子からも浮いて分かる程神々しい。
「んな大袈裟な」「贔屓目もいい加減にしろ」と思うかもしれないが、実際に見てみれば分かる。どこに居ても何をやっても、どんなヨレヨレの普段着を着てても神懸かり的に可愛いのである。
物語の大半はツインテールという所も萌えるが、島唄を唄う時のきちんとメイクをした顔も更に可愛い。
ちなみに、特にこの島唄のメイク姿だが、えくぼが出る所も含めて「あれ?多田(愛佳。現HKT48)に激似だな」と思ったのは自分だけか??
とにかく、一度「三吉彩花」をチェックしてみなさい!と言いたい!!(←若干キモいなww)

そんな訳で、三吉彩花を推している人は「グッモーエビアン」に次いで必見です。
そうでない方も、じんわりと感動したいのならぜひ観て欲しい作品です。
あ、物語の中では当然「沖縄の言葉」が多数出てきますが、所々、何言ってるか良く分からない所があります・・・。

しかし、沖縄で一度舞台挨拶を見てる「クロユリ団地」じゃなく、こっちの舞台挨拶にすれば良かったと若干後悔だなぁ。

◆パンフレット:B5判・28頁・600円

旅立ちの島唄 〜十五の春〜

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