映画感想を中心とした管理人の戯言です。
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【13-031】ヒッチコック ★★★☆☆
category: 2013年の映画レビュー | author: moeru-movie
今イチ観たい映画が無いような感じなので、思いつきでヒッチコックを鑑賞。

1959年、作品の高評価とは裏腹に監督としてはアカデミー賞に縁遠かったアルフレッド・ヒッチコック(アンソニー・ホプキンス)は、後にサスペンス映画の金字塔と称される『サイコ』の製作に着手。しかし独創的かつ奇抜であるがゆえに資金繰りは難航し、数々の困難に見舞われてしまう。さらに、常に彼を支え続けてきた最大の理解者である妻アルマ(ヘレン・ミレン)との関係までほころびが生じてきて……。

まず、この映画を観る為には、当然の事ながら「アルフレッド・ヒッチコック」という監督がどういう風貌で、どういう映画を撮ってきた人なのか?と言う事は知っておく必要はあるでしょう。
そして絶対に不可欠なのが「サイコ」を観ている事。「サイコ」を観ていない人(あのシャワールームのシーンすら知らない人)が観ても、全然面白くないでしょう。
その「サイコ」の前作が「北北西に進路を取れ」であり、次作が「鳥」である事もこの映画を楽しむ為には必要な知識だ。
ついでに言うと、ヴェラ・マイルズ(「サイコ」でジャネット・リーの妹役を演じた人。この映画ではジェシカ・ビールが演じる)とヒッチコックとの「因縁」についても知っておくと尚良い。

まあ、ヒッチコックを知らない人が「ヒッチコック」と言う映画を観に来る事は無いんだろうなと考えると、上記のような心配は無用なんだけど、とにかく「ヒッチコック」、及び「サイコ」を中心としたドキュメンタリーと言うかメイキングと言うか、そんな作品です。

で、そんな「ヒッチコック・ストーリー」及び「メイキング・サイコ」が面白かったのかと言うと、後者は興味深く観たものの、正直な所、前者については今イチ「映画」としてはちょっと盛り上がりに欠ける内容だった印象だ。
と言うのも、中心は嫁はんの方だし、ヒッチの行動も、要するに嫉妬深くて酒に逃げる太っちょ爺さんと言うだけの話で、「ヒッチの成功は内助の功があったからですよ」的な筋だけでは、正直言ってちょっと飽きました。

そんな「飽き」を起こさせない為か、エド・ゲインの亡霊(?)みたいなのを画面に出したりしてるけど、ちょっとこの作品のテイストからは離れる異質なパートに見え、自分の心には刺さりませんでした。

アンソニー・ホプキンスの似てるような似てないような風貌と、とりあえず「ヒッチコック作品と言えばブロンド美女」を見事に再現したスカーレット・ヨハンソンの華は見所ではありましたが、勝手な希望を言うと、「北北西」〜「サイコ」〜「鳥」くらいまでを対象としてくれた方が良かった・・・・のか、かえって散漫になって良くないのか。。。。う〜む、微妙です。

この映画で映しだされる「サイコ」のシャワールームでの殺人シーンを観て飛び上がらんばかりに驚く観客の姿は、スプラッターだJホラーだと、普通に「ホラー映画」というジャンルで語られる現代では「大袈裟な・・・」と思われるかもしれません。
しかし、「サイコ」は1960年の製作です。まだ「ホラー映画」と言うジャンルも存在せず、「怪奇映画」や「スリラー映画」と括られていた時代です。
グサグサ刺して血をドバァァっと出さなくても、モノクロでも、「刺す」と言う直接的な場面を見せなくても、お客さんを驚かせるには十分なシーンでしょう。

おっと、そんなレビューを書いてるうちに「サイコ」を再見したくなってきたな・・・・

◆パンフレット:A4判・32頁・700円

ヒッチコック

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お久しぶりです。

先日、見てきました。
感想というと、管理人さんが批評で仰った
“「ヒッチコック・ストーリー」及び「メイキング・サイコ」が面白かったのかと言うと、後者は興味深く観たものの、正直な所、前者については今イチ「映画」としてはちょっと盛り上がりに欠ける内容だった”
というのが正論だと感じました。

『サイコ』の製作話としては、シャワーシーンの製作・編集の過程(本作のクレジットにしっかりソウル・バスの役名があったことも嬉しいです)、ヴェラ・マイルズとの確執(こちらも『サイコ2』にマイルズが同役で続投したことを知っている身としては、ちょっとニンマリとしたりも)、最後のヒッチコックの批評家の言葉の“この後の作品が大事”という台詞を言った後のあれの登場とか(ついでに言うと、『サイコ』後の2作目となる『引き裂かれたカーテン』が不評だったことを知ると、すごく皮肉めいています)、マニア心をくすぐられます。
ただ、夫婦愛を絡めた『サイコ』の製作話としてみると、葛藤とかがあまり描かれなくて淡白な作品でしたね。

ただ、アンソニー・パーキンス役のジェームズ・ダーシーとかエド・ゲイン役のマイケル・ウィンコットは実際の本人にそっくりで『サイコ』にまつわる作品を見ているなという満足感は充分に堪能できました。

そういや22日の月曜にBSでその『サイコ』が放送されるのもちょっとベストタイミングで嬉しいです。(一応録画しとこうかと考えてます)

最近はもっぱらCS放送で映画を見ていて、なぜだか70年代のイタリア製作のセクシーコメディものをやけに見てしまってます。
『ラウラ・アントネッリの青い欲望』☆☆☆(この題はCSのものでDVD題はなんか全然関係ないタイトルになってました)
『黄金の七人 1+6 エロチカ大作戦』☆☆☆(邦題は『黄金の七人』ながらシリーズと全然関係ないエロティックコメディ。本家の監督と主演女優が共通してるだけです)
『青い体験』☆☆☆☆(真打はやはりこの作品でしょうか、私は全然、世代ではありませんが、それでも今見ても劣らないムードがあります。現代だと女性(いわゆる腐女子)辺りが見ても案外楽しめる作品っぽい気がします)

後、ももクロchanの地上波放送ばっちり見てます。東海地区は正直、地上波の放送よりもBS朝日の放送の方が早いという環境なので、BSで見てますが・・・。
後はももクロの妹分で地元の愛知で活動している、チームしゃちほこもローカルながら番組を2本持ったので、こちらも楽しみに見てます。(その反面、もう1つの妹分ユニットの私立恵比寿中学の番組は全然、見れないのが残念なんですが・・・)
by キネマ (2013/04/21 10:23 PM)
どわーー!BSでサイコ来るぅぅう。知らんかったよありがとう。

ちなみに「サイコ2」は、当時映画青年だった自分の鑑賞ノートを見ると、滅茶苦茶にこき下ろしてましたwww。
すげーな、自分www。
by 管理人 (2013/04/21 11:59 PM)
>管理人さん

『サイコ』しっかり録画してしまいました。(絶妙なタイミングでの放送をありがとうNHK)

どぁ〜、『サイコ2』映画青年だった管理人さんはあまりお気に召されませんでしたか。
私は、意外とイケた口で、確かに最初は結構舐めて見ていたんですが、ストーリーが進むごとにトム・ホランドの脚本が意外と健闘してるなと感じました。
ノーマンの退院に異議を唱えるライラがノーマンの平穏を乱していくというストーリーがなかなか面白かったです。その上でライラ役にヴェラ・マイルズを起用したのも心憎いなと。
後、アンソニー・パーキンスの鬼気迫る演技ぶりも素晴らしいです。
前作では、あまり意味のなさなかったライらがここまで生かされているという点でも、もっと評価されて欲しい作品だったりします。

『ヒッチコック』のパンフでの鷲巣義明さんの『サイコ』にまつわるコラムも結構、細かく書かれていたので参考になったんですが、『サイコ2』のことは触れられなかったのはちょっと残念でした。
by キネマ (2013/04/22 10:20 PM)
先日、BSの『サイコ』再見しました。

何気に、完全な再見は久々で、結構、忘れているシーンが多かったです。(特にライラのベイツ家の捜索シーンはノーマンの部屋も捜索していたことをすっかり忘れてました)
しかし、シャワーのシーンは何度見ても、展開も分かっているのに、ハラハラしてしまいます。あのカット割とかバーナード・ハーマンの音楽の効果も絶大ですが、あのシーンまでの、“間”も実は秀逸なんだなと感じました。
後、オープニングクレジットも良いですね。(何気に、クレジットでヒッチコックの娘のパット・ヒッチコックを発見して、今更ながらカメオ出演していることに驚いてしまいました)
by キネマ (2013/04/27 10:44 PM)






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