映画感想を中心とした管理人の戯言です。
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【12-131】たとえば檸檬(ネタバレあり) ★★★★☆
category: 2012年の映画レビュー | author: moeru-movie
月曜メンズデーで1000円なのに前売り券を買ってたという悲報にもめげずに、たとえば檸檬を鑑賞。

母親からの過干渉や暴力にさらされ、つらい日々を送っているカオリ(韓)。
石山という男に惹かれた彼女は、それを機に母親のもとを離れようと決心する。
一方、大手企業の役員秘書として働く、香織(有森)。
彼女は引きこもりの娘を持ち、自身も万引きや行きずりの情事を繰り返すなどの問題を抱えていた。彼女は河内という刑事と出会ったのをきっかけに、自分が境界性パーソナリティ障害ではないかと考える。
カオリと香織、関係のないように思える二人の運命が意外な形で重なり合っていく。


序盤から、カオリと香織の話が並行して描かれていく。

母(室井)からの暴力を受けながらも、その母の為に食事を用意して宝飾の学校に出かけるカオリ。
お金が欲しいが為に変な店に連れて行かれ、そこで関わったチーマーの若者が刺されている現場に出くわした上に、若い警官にその現場を見られた事をきっかけに、その警官から好意を寄せられ、初めて作った指環も巡り巡ってその警官の手に渡る。
そして、その変な店で知り合ったイシヤマ(綾野)と急速に親しくなっていく。

一方、日中は普通の会社の役員秘書をしている香織は、精神を病んでいる娘が家で引きこもる中、自身も万引き常習犯とSEX依存症、そして過食嘔吐、境界性パーソナリティ障害・・・。
毎度毎度万引きで警察に捕まる香織を見かねた河内刑事との関係が・・・・

くっそー、終わってみれば、すごく簡単な謎解きなのに、かなり終盤まで気付かなかったよ!!!
香織の娘が実在していない(香織の妄想)というのは想像ついてたんだけどね。
河内刑事がカオリの指輪を出すまで気付かなかったんだなぁ。

そうなんです。
並行して2つの壊れた母娘ストーリーが描かれていると思いきや、実は20歳のカオリの20年後の姿が香織だったのです。
そうだよなぁ。カオリの時代に生きていたイシヤマは「バブル」とか「渋谷にディスコ」とか言ってたもんなぁ。明らかに時代が古いよね。
香織の母は首を吊って死んだと言っていたが、その母親がカオリの母親であった室井滋の事だと全然気づかぬ鈍感っぷり。恥ずかしいですね・・・。

そしてこの「カオリ」と「香織」以外にも、アノ人とあの人が同一人物とか色々あった事を知ったのは、上映後のトークショーと言う有様。(この後のネタバレ満載のトークショーレポ記事をぜひ参照ください)
まったく、年間100本以上見ておきながらこの体たらく。ぽんこつ過ぎて凹むわぁ。。。
2時間20分くらいという長めの尺に正直言って少し飽きてきた頃に、急に2つのストーリーが繋がったもんだから、急激に盛り返してなかなか満足できました。

役者陣は、相変わらずの綾野剛の芸風は安定している所に絡む韓ちゃんの芝居もいいね。
韓ちゃんと言えば「疾走」「memo」が良かったけど、この映画は韓ちゃんベスト3に入れたい出来です。
(「アジアの純真」を見てないのは頂けないな・・)
そして注目すべきは有森也美の狂気の芝居です。そういうイメージの女優では無いだけに、あの壊れっぷりは天晴でした。

母娘の間の歪んだ関係と、受け継がれる歪んだ愛情表現。
その先に待ち受ける破滅までの「カオリ・サーガ」の物語を堪能せよ!!

◆パンフレット:A4判・40頁・800円(後ろの頁は「アジアの純真」のパンフになっている)

たとえば檸檬

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