映画感想を中心とした管理人の戯言です。
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【11-128】マネーボール ★★★★☆
category: 2011年の映画レビュー | author: moeru-movie
楽しみにしていたマネーボールを鑑賞。

元プロ野球選手で短気な性格のビリー・ビーン(ブラッド・ピット)は、アスレチックスのゼネラルマネージャーに就任する。チームはワールド・チャンピオンになるには程遠い状態で、優秀な選手は雇えない貧乏球団だった。
あるとき、ピーター・ブランド(ジョナ・ヒル)というデータ分析にたけた人物との出会いをきっかけに、「マネーボール理論」を作り上げる。


不思議な映画である。

オークランド・アスレチックスという実在の球団のGMを務めるビリービーンという人の実話であり、劇中の野球選手も実名。
もちろん野球シーンも多く、一見すると「貧乏球団が一人のGMの手腕で強くなって行く話」という野球映画なのかと思ってしまう。
事実、野球(特にMLB)を全く知らないよりも知ってる方がいいとも思えるし、アスレチックスは今年は松井が所属した球団という事くらいは知っててもいい。
そして何よりも「GMとは何ぞや」という事も知っていた方がいい。
折りしも、巨人でGMとクソジジイの痴話喧嘩が取りざたされているが、その報道の中ででも、何となくGMの役割と言うものを理解しているとなお良い。
でも、この映画は「野球映画」ではありません。実際は、ビリー・ビーンという人のパーソナルな話と思ってもいいでしょう。

日本で言うと、アスレチックスって広島カープみたいな感じに思える(貧乏という訳じゃなく、年俸が高騰すると、FAとかで他球団に移りやすい所とか)が、そこに「マネーボール理論」という独自の考えを持ち込んでCP(コストパフォーマンス)のいいチームを作り上げる。
とは言え、そんなに簡単に事が進むわけでもなく、反発やモチベーションの低下もあり、なかなか上手く行かない。
ビリー自身が激しい気性の持ち主だったりドライだったりという所も絡んで、ビリーと同じようにイライラモヤモヤするんだな。

でも、他球団では過小評価(故障持ちだったり年齢だったり)されているけど「数字を持ってる選手」を上手く使って遂には20連勝だったりプレーオフ進出だったりと言う所まで達するというのは勉強させられるよね。
我々の仕事・職場でもいるんじゃないかな?いいモノを持ってるのに何故か冷や飯食わされている人とか。

映画的には、アスレチックスの20連勝達成だったりプレーオフ進出を山場にしてもいいと思えるのだが、野球映画じゃないので、そこに山場は無いです。
むしろ20連勝達成に至るプロセスめいたものは薄く、結局ワールドシリーズにも進出できない所からしても、野球映画としては気持ちよく終わっていない。

じゃあ何が映画のオチなのか?
それはビリーの「選択」と、娘の歌でしょう。
いいよなぁ、娘のあの歌。
おかげでビリーは未だアスレチックスの現役GMだもんな。
(アスレチックス自体は低迷気味だが)

そのビリー・ビーンを演じるのはブラッド・ピット。
「格好良すぎだろ!」とも思えるが、実際のビリーも歳の割にはナイスミドルな感じで、あながち美化しすぎという事も無く、充分に見られるキャスティングだ。
その他注目は、実在の野球選手を演じた人々。
多くのキャストが野球経験者との事だが、20連勝を決めるホームランを打ったハッテバーグ役のクリス・プラットは、野球未経験だそうな。
それにしても、みんなまさに「MLBの選手そのもの」のプレイっぷりだし、体つきもガッチリと作り上げてる感じで違和感が無い。
似たような話の「もしドラ」の野球シーンとは天と地以上の差があるよな。。。。

という事で、自称・人並み以上に野球には詳しい自分にはとても楽しむ事ができました。
実際の「マネーボール理論」もパンフにちょっと書いてあったので読みましたが、全面的とは言えないまでも「なるほど!」と思えるもので興味が湧きました。
実際は、川崎球場で東海道線カラーのユニフォーム着た「大洋ホエールズ」の頃から、現在の横浜ベイスターズのファンな自分ですが、来年からは新親会社、新GM、新スタッフに生まれ変わりそうなので、ぜひ自分の目の黒いうちにもう一度「日本シリーズ進出」を決めてほしいと思います(それは夢と分かってはいるが)

◆パンフレット:A4判・36頁・700円

マネーボール

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映画「マネーボール」自分の考えを貫くことの厳しさと喜び
「マネーボール」★★★☆ ブラッド・ピット、ディミトリ・マーティン、 フィリップ・シーモア・ホフマン、ロビン・ライト 出演 ベネット・ミラー 監督、 133分、 2011年11月11日公開 2011,アメリカ,SPE (原題:Moneyball ) >→  ★映画のブログ★どんなブ
soramove (2011/12/01 8:04 AM)
マネーボール
JUGEMテーマ:洋画&nbsp;アスレチックスのGMであるビリー・ビーンの実話を元にして作られた作品です。 何をした人なの?? って思う方もいるでしょう。 セントメトリックス(うるおぼえです)という考え方で、野球を統計学的な観点でとらえたものです。 打者でいえば
映画鑑賞&洋ドラマ& スマートフォン 気まぐれSEのヘタレ日記 (2011/12/10 9:15 PM)
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