映画感想を中心とした管理人の戯言です。
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【11-103】猿の惑星:創世記(ジェネシス) (超ネタバレ) ★★★★★
category: 2011年の映画レビュー | author: moeru-movie
10月7日の公開に先立って試写にて猿の惑星:創世記(ジェネシス)を観てきた。

サンフランシスコの製薬会社研究所に勤める神経化学者ウィル(ジェームズ・フランコ)が実験用に観察していた一匹のチンパンジーに驚くべき知能が示された。そのチンパンジーには開発中のアルツハイマー病の新薬が投与されていたが、突如暴れ出し、警備員に射殺されてしまう。だがそのチンパンジーは妊娠しており、ウィルは生まれたばかりの赤ん坊猿を自宅に連れ帰り“シーザー”と名付けて育てることにする。
3年後、ウィルのもとですくすくと育ったシーザーは、家の中を縦横無尽に駆け回るようになった。ウィルとシーザーとの間には強い絆が生まれており、同時に母親のチンパンジーの特殊な遺伝子を受け継いだ彼は、類いまれな“知性”を発揮し始めていく。


いや〜、今さらまた猿惑ったって、どうなのよ・・・とか、仕事終わりの試写会じゃ寝ちゃうだろ!とか、色んな意味で不安だらけの鑑賞だったのですが・・・・

何か凄く面白かったんですけど・・・。

オリジナルの猿惑シリーズで言う所の「猿の惑星・征服」と似たような(年代的な)位置付けで、この映画の主役猿も「シーザー」ではあるが、父母はコーネリアス&ジーラでもなく、最初はちょっと賢いだけの猿だったという点からも「リメイク」という訳ではない。

---以下、猛烈にネタバレしているのでご注意ください---

アルツハイマー治療薬の実験のために薬を投与され、高い知性を得るも、突然乱心した事で射殺された一匹の猿。
その猿は子供を身篭っており、乱心したのも子供に対する危機感だった・・・・
そしてその子供こそシーザーなわけです。
薬によって得た高い知性のDNAは子供にも遺伝し、やはり高い知性を見せていくシーザー。
前半は、急に3年経ったと思ったら、次は5年後と年月を急激に飛ばしながらも、シーザー自体は静かに、しかし着実に知性を高めて行く。
この前半は、見ようによっては退屈かもしれないけど、「猿の惑星」という軸とは別のもう1本の軸が隠されているのだ。
最初のアルツハイマー治療薬に対して、人間はじきに抗体をつくって薬が効かなくなる。
すると、更に改良を重ねた新型薬を開発するが、これが「裏の軸」になるのである。

肝心のシーザーは、慕っていたお爺ちゃん(アルツハイマー治療薬の効果で元気になるも、抗体のおかげでまたボケ始めてた)を守る為に隣人を襲ってしまった事で、猿の収容所みたいな所に連行されてしまう。
そこで酷い事をされ続けるシーザーは、徐々に猿たちのリーダーとして動き始めるわけだが、もう後半になると猿・猿・猿です。
チンパンジーだけでなく、オランウータンなど他の種類の猿とも交流し、ついに収容所を脱出!
ここからは俄然アクション色も濃くなっていきます!

シーザーたちは製薬研究所に連れて行かれた同士を救助し、自然公園を目指す。
それを追う警察やウィルたち。
もうですね、この辺になると、自分の感情は完全に猿ですww。
「危ない!」「逃げろ!」「その人間殺しちまえ!」と、100%猿応援モード。
そんな中、シーザーのために命を落とす同士・・・・
3種類目のチラシに『驚いた ここまで泣ける「猿の惑星」を観ることになるとは」というコピーが踊っているが、まさかの「本当に泣ける」展開・・・泣 泣 泣

そんな泣けるシーンをはじめ、異常に高い身体能力を駆使して、警察の築いたバリケードを突破する猿たち。
すげーよ、猿・・・。最終的には空飛んでんじゃね!?
そして遂に「安住の地」に落ち着く猿たち。。。。

と、これだけではその後に地球は「猿の惑星」にはならない。
そこで効いてくるのが先ほどの「裏軸」である。
改良型のアルツハイマー治療薬は、猿には驚異的な効果を発揮するも、人間に対しては非常に致死率の高い「殺人ウィルス」となっているのです。
後半、その薬を浴びていた研究員が死に、何やら危険な雰囲気を匂わせていましたが、エンドロールが出てからすぐに退出してはいけません!!!
少しエンドロールを見てると、突如鼻血を出しておかしくなってる1人のパイロットの姿が映し出されます。
彼の行く先はニューヨーク・・・・
このパイロットですが、前半のあるシーンで出てきています。
「うぉ!『フライトに行けないじゃねーか!』とか怒ってたあいつか!」とピンとくると思います。

なるほど。
直接は描いていないけど、猿たちはあの地から徐々に勢力を拡大し、一方の人類は、ニューヨークにまで飛び火し、恐らくその後も飛躍的に広まるであろう殺人ウィルスで致命的なダメージを負い、滅びていく事を匂わせます。

いや〜、終わってみれば全然眠くもならず、けっこう夢中で見ておりました。
人間は小憎らしく描かれているが「極悪」という程でもないし、猿は猿で、闇雲に人間に制裁を加えるのでなく、ちゃんと暴力を自制したりもしている。
「猿の惑星」は決して猿が望んで出来た結果ではないんだよ。
しかしながら、結果的に猿は自らが生きる為に人類を「敵」とみなし、人間は人間で「画期的な薬」によって自滅して行く。
映画では猿を応援しながらも、実際は私も人間ですので(笑)、とても複雑な心境に陥りました・・・・

この映画、オリジナルの「猿の惑星」シリーズを知らなくても楽しめると思いますので、気軽に見てみてはいかがでしょうか。
あ、劇中には、本物の猿は1頭も出ていないそうです。(つまり全部作り物・CG)

◆パンフレット:A4判・32頁・600円(10/7更新)

猿の惑星:創世記(ジェネシス)

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