映画感想を中心とした管理人の戯言です。
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【11-065】アリス・クリードの失踪 ★★★☆☆
category: 2011年の映画レビュー | author: moeru-movie
上映劇場が少なかったが、アリス・クリードの失踪を鑑賞。

刑務所仲間のヴィック(エディ・マーサン)とダニー(マーティン・コムストン)は、着々と誘拐の準備を進めていく。
新聞でダーゲットを富豪の娘アリス(ジェマ・アータートン)に決めた2人は、白昼堂々彼女を路上で連れ去る。アリスは準備されたアパートの一室に運び込まれ、ベッドに両手両足を縛り付けられ身動きが取れなくなる。


登場人物は、最初から最後まで犯人2人と人質の女の合計3人のみ。
そして舞台となる場所の大半は監禁している家のみというシチュエーション・サスペンスに多大な期待をかけていたのだが、終わってみれば期待が大きすぎた為か、拍子抜けでした。

何かね、節々のシーンで「えーーっ!?」「何じゃそりゃ」「ないない。そりゃーない!」と思う事しばし。
こっちもね、何も闇雲に粗探ししようとしてるわけじゃあ無いんだけど、やたらと気になっちゃったのですよ。

例えば、「うんこがしたい」というアリスに背を向けたヴィックが、あまりにも無防備に拳銃を持った手をぶらーんと降ろしてて、アッサリと銃を奪われる・・・・って、アホすぎる(; ̄Д ̄)

例えば、薬莢を隠そうと右往左往するヴィック。トイレに何度流そうとしても流れない。様子がおかしい事に気付いたダニーがドアをノックするが出てこないヴィック。
「クソしてた」というヴィックに対して「臭いがしない」と最もな疑問をもつダニーだが「俺のクソは無臭」という素晴らしい言い訳で終わり・・・ってか、何であんなに必死に薬莢を隠そうとジタバタしなくたって、最初の通りにポケットに入れておくじゃダメなのかい??

例えば、せっかく銃を奪って、しかもヴィックを手錠で繋ぐという脱出への絶好のチャンスを手に入れながら、これまた比較的アッサリと銃を奪い返されて形勢逆転させられちゃうアリス・・・こいつもアホだ。
何かね、どいつもこいつも肝心な場面になるとヘタレというかアホ炸裂で、見てて情けなくなりましたよ。
そんな場面を持ってして「二転三転・・」なんて言われても、自分の中ではあまり盛り上がりませんでした。

身代金の受け渡しなんかは、少キャストとの兼ね合いもあって意図的に省かれているようだけど、それが故に、実に簡単に金をGETしてきちゃってるようにも見え、誘拐サスペンスとしては緊張感が失われた感じもしました。
色々話題になってる「オープニング10分」は、評判通りのスリリングな感じがして良かったんだけどね・・・・。

まあ、そんなわけで、自分の評価は、あくまでも普通レベルの少キャスト・シチュエーション・サスペンスでした。
あ、アリスは結局うんこをしないまま過ごしてた事になるが・・・・←そんな所が気になるんかい!

◆パンフレット:A5判・32頁・600円

アリス・クリードの失踪

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映画「アリス・クリードの失踪」意外な展開の密室劇
「アリス・クリードの失踪」★★★☆ ジェマ・アータートン、マーティン・コムストン、 エディ・マーサン 出演 J・ブレイクソン 監督 101分 、2011年6月11日, 2009,イギリス,ロングライド (原作:原題:THE DISAPPEARANCE OF ALICE CREED)         
soramove (2011/07/09 10:03 AM)
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